超音波法によるワキガと多汗症の手術のメリットとデメリット
超音波法(超音波吸引法)は近年人気になっているワキガと多汗症の治療方法になっています。
人気ということで超音波法の手術をしようとしている人もいると思いますが、この手術方法も完全な方法とは言えないのが現実ですが。
ただメリットも結構あるワキガと多汗症の手術方法なのでまずは参考にしてみるといいと思います。
では超音波法とは具体的にはどのような術式になっているのでしょうか。
まずは下記から詳細情報をご覧ください。
超音波法(超音波吸引法)によるワキガや多汗症治療方法とは?
超音波法は腋の下に数ミリの穴をあけてから、そこに超音波発生器を挿入させるという方法になります。
それからそこに、超音波を発生させて汗腺類を破壊して、壊れた汗腺を吸引して除去するという方法になります。
超音波の振動数が自動的にアポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺などを、神経や血管と識別してくれるの短時間で汗腺類を除去することができます。
汗腺にだけダメージを与える周波数を利用することによって、他の組織を傷つけずに行えるということをアピールしている手術方法になります。
こうして見るとワキガ手術の皮下組織吸引法の進化版という感じでしょうかね。
皮下組織吸引法と違って、汗腺組織を超音波で破壊してから除去するという方法なので、これまでの皮下組織吸引法と比べると格段にデメリットが改善されている手術方法といえます。
超音波法(超音波吸引法)のメリット
超音波法(超音波吸引法)は色々なメリットのあるワキガや多汗症手術の方法になります。
そんな超音波法(超音波吸引法)のメリットを下記で一覧にまとめてみました。
- 手術の際の傷口が小さい
- ワキガの再発率が低い
- 手術時間が短時間
- 痛みが小さい
- 後遺症の心配が小さい
具体的には傷口が小さいくて済むというのは非常に大きなメリットです。
超音波発生器を入れるくらいの小さい穴を開けるくらいなので、ワキを大きく切開する必要がないので、傷跡が小さく目立たないのが大きなメリットです。
傷口が小さいということは女性でも利用できるということと、手術後のダウンタイムも短くて済むということになるので、仕事をしている人でも手術を受けることができます。
また、皮下組織吸引法のようにワキガの再発率が高いということもないので、より完成度の高いワキガ手術になっていると思います。
超音波法(超音波吸引法)は最新の手術方法なのでこれまでの手術方法と比べると格段にメリットが多いということは理解できると思います。
ワキガや多汗症の手術をする人は超音波法などの最新の手術方法を選択する人が多いです。
超音波法(超音波吸引法)のデメリット
超音波法(超音波吸引法)は非常に優れたワキガや多汗症手術の方法ですが、まったくデメリットがないわけではないで、選択する前にデメリットもしっかりと理解しておきましょう。
そんな超音波法(超音波吸引法)のデメリットを下記で一覧にまとめてみました。
- 超音波で皮膚が火傷する可能性がある
- ワキガの再発の可能性がある
- 使える場所が限られる
- 費用や料金が高い
超音波法(超音波吸引法)は血管や神経、その他の組織を傷つけることがないと宣伝されていますが、実際には汗腺を破壊するほどの超音波を当てると、発生した熱によって皮膚を火傷してしまったり、組織内水腫の合併症が発生したというケースもあるようです。
メリットもありますが、こういったデメリットがあるということを知っておく必要があります。
無傷でワキガ治るという宣伝やアピールを鵜呑みにするのは危険なのでしっかりと、上記のような場合があるということを理解するようにしましょう。
またアポクリン汗腺の取り残しも結構多いようなので、手術の後に高周波を使った電気メスでアポクリン汗腺を焼いてしまうということをやることもあるようです。
これだと超音波を使った意味がそんなにないように感じるのは私だけでしょうか?
超音波法(超音波吸引法)も汗腺を取り残さないように手術するという意味では経験が必要な手術方法なので、病院選びには気をつけるようにしましょう。
またワキガの場合は手術可能なのでまだいいですが、超音波療法の場合には使える場所が限られているというのも大きなデメリットです。
具体的に超音波療法が使えるのは、ワキの下と乳首、陰部が主な使用場所になります。
つまりは全身性多汗症や手や足の多汗症の治療ができないということになります。
多汗症の場合は手や足の多汗症で悩んでいる人が結構多いのでワキにしか使用できないのは残念ですよね。
なんにしても完璧なワキガや多汗症の手術方法はまだないのが現状と言えるかもしれませんね。
超音波法の術後の注意点とは
超音波療法はワキをぬらさないようにすれば手術当日からシャワーをすることも可能になります。
また術後の日常生活をするのにもこれといって不自由はありませんが、いくつか注意点があります。
患部のガーゼは24時間外さない
24時間ガーゼをはずさないというのは感染予防のためになります。
傷口が小さくても縫合しているので雑菌が入らないようにするために必要な処置になります。
昔の手術方法である切除法などでは、術後しばらくワキを圧迫固定する「タイオーバー」という時間が必要でした。
皮下組織をはがしとるために、皮膚を固定するのに時間がかかったという現実があります。
ただ超音波療法だとそういった時間が必要ないので受け易いかもしれませんね。
ガーゼが取れたら絆創膏で傷口を保護
超音波療法は身体的な負担は少ない手術方法ですが、やはり術後には極端に腕を動かさないほうがいいと思います。
手術の翌日には仕事をしても問題ないが、患部をぬらすことにはなることはできるだけ控えるようにしましょう。
激しい運動はしばらく控える
超音波療法はゴルフやテニス、水泳など腕を激しく使うスポーツは術後1週間は避けるようにするといいです。
ただジョギングなどの軽い運動の場合は、術後3~4日後から始めても問題ないです。
ただ必ず自分の体と相談しながら、徐々に動きをつけていくといいと思います。
超音波療法は傷口が小さく、脇の組織の一部を広範囲に破壊していることは確かです。
回復度合いは人によって違いますが、1週間たてば本調子になると思います。
超音波法(超音波吸引法)で子供のワキガは治療
超音波治療法は使える箇所は限られていますが、体の負担は少ないので、年齢制限もほとんどないと言っていいと思います。
そうは言っても小学校に上がるくらいから行うようにしたほうがいいかもしれないですね。
上限はこれといってないですが、あまり高齢だとしっかりと本人の意思で手術を望んでいるのか確認できるかどうかが問題になってくるかもしれないですね。
小学生に関しても、ワキガは基本的には思春期になるまでは臭いを発しないのが通常なので、治療を受けるとしても中学生くらいまでは待ったほうがいいかもしれないですね。
基本的にはワキガは遺伝で発症しますが、両親がワキガの場合でも80パーセントの遺伝確率なので、遺伝しないケースもあります。
治療は臭いが確認されてから行うようにしましょう。
超音波法(超音波吸引法)のダウンタイムとは
超音波法(超音波吸引法)は体への負担が非常に少ない方法で、数日間のワキの固定は必要ですが、入院や通院の必要はないです。
つまり固定期間が終わったら自分でガーゼなどをはずして普通に生活することが可能だということです。
ダウンタイムは人によって違ってきますが、1週間くらいを想定しておけばいいのではないでしょうか。
※ちなみにダウンタイムは傷が治って普通に腕が動かせる時間のことです。
ワキガ手術の中では非常に体への負担が小さい方法なので、ダウンタイムは他の方法と比べるとかなり小さいと思っていいです。
仕事をしている人でも負担なく行える手術方法なので検討する価値はあると思います。
超音波法(超音波吸引法)の費用や料金・保険適用
超音波法(超音波吸引法)はワキガや多汗症手術の中でも比較的新しい方法なので、多くの病院で保険適用されないと思ったほうがいいと思います。
ワキガ手術で保険適用されるものは、剪除法などの比較的古い手術方式のものが多いので、超音波法などの新しい手術方法は保険適用されないとしても仕方ない部分があります。
超音波法(超音波吸引法)のデメリットの一つが保険適用されないための、手術料金の高さにあるんですよね。
手術費用については病院によって違ってきますが、保険適用さない場合だと大体の相場は25万から35万円くらいを想定しておけばいいのではないでしょうか。
まあ、ワキガ手術の場合には料金も大事ですが、それよりは病院での治療実績を重視して決めた方がいいです。
ワキガや多汗症は再発しやすい症状なので、手術しても再発したら手術自体が無駄になるので、まずは再発率の低い治療実績のある病院選びを行うようにいましょう。
当サイトではワキガ手術や多汗症手術のための病院選びの方法についても載せているので参考にしてください。