過度なダイエットは下痢を引き起こす原因!
痩せるために行うダイエットですが、早く痩せたいと焦るあまり無理なプランやダイエットに挑戦していませんか?下痢はこうした過度なダイエットによって引き起こされることもあるのです。
過度な食事制限によるダイエットでは体内の栄養に偏りが起きることや、栄養不良を引き起しやすく、このような原因で下痢になってしまうのです。
■そもそも下痢になるのはどうして?役割は?
そもそも下痢になるのはどうしてでしょう?下痢が起こる本来の目的というのは、体内を浄化するためだそうです。
身体が反応し下痢が起こりやすい状況と言うのは、胃や腸が負担を感じるようなものを食べたり、病気(特に風邪)を患ったときです。これらの身体に負担がかかることが起こると、毒素を体内から吐き出す作用が現れ下痢となり、体内をスッキリと浄化させるのです。
一般的に女性は”便秘”に悩んでいる人が多く、下痢についてはあまり知識がない人が多いのですが、上記で述べた、毒素を体内から吐き出すこと以外で下痢が続くと問題アリです。
下痢が起こるのは通常よりも腸が弱った状態なので、下痢が慢性的に続いているのに放置すると大腸の運動が低下することで起こる「過敏性腸症候群」や「痔」になりやすくなります。
ですから下痢は本来の浄化作用の役割を持ちますが、正常に作用するとき以外で引き起こすことは基本的には良くないということなんです。
下痢になりやすいダイエット法はどんなもの?
■糖質制限ダイエットは特に下痢になりやすい!
特に下痢になりやすいと言われている減量方法として糖質制限ダイエットが挙げられます。炭水化物を多く含むパンやご飯などの摂取量を減らし減量を目指す人気のダイエット法・糖質制限ダイエット。しかしこのダイエット法を行うと、腸内の細菌バランスがバラバラに崩れやすくなります。
考えてみてください。これまで普通にパンやご飯などの炭水化物を食べていた食生活から一転し、それらを制限することによって、栄養素が不足します。それにより腸内の保たれていたバランスが崩れてしまい下痢を引き起こすのです。
■糖質制限ダイエットで下痢になった時の対処法は?
糖質制限ダイエットで下痢になってしまった場合、下痢の原因である腸内環境のバランスを整える必要があります。整えるのに効果的なものは食物繊維です。
食物繊維は昆布やワカメなどの水溶性食物繊維と豆類や穀物などの不溶性食物繊維という二つの種類がありますが、二つとも腸を整える作用・効果があると言われています。
ヨーグルトを筆頭に乳製品は腸内のバランスを整えてくれるので、下痢になったさいや常日頃から気にかけて摂取すると効果がありますよ。無糖ヨーグルトを選ぶとカロリーが抑えられダイエット中の方でも抵抗なく食べられます。
下痢では痩せない?!太りやすくなるって本当?
多くの女性は下痢よりも”便秘”に対して敏感で、悩みも大きいと思います。便秘になればお通じが悪くなるため体重が増加したり、吹き出物がでたりと良いことがないですよね。
一方、下痢はお腹に溜まっていたものが一気に吐き出されるため、体重も減り痩せられる、便秘に悩まないで済むと思っている人が多いと思います。しかし、下痢にも便秘と同じくらい女性を悩ます悪い面が多いのです。
特に下痢になると痩せると思っている女性は多いのですが、実はそれは勘違いで、下痢になると人間は逆に太りやすくなってしまうのです。
■下痢になっても痩せられるのは”一時的”
まず、下痢になるとお通じが良くなるため、胃や腸に溜まったものが排出されて痩せられると感じる女性も多いでしょう。たしかに一時的にはスッキリとした状態となるので体重が減ったように感じるかもしれません。
しかし下痢が怖いのは全て出し切ってしまった後。下痢になると一時的には痩せられますが、胃や腸が空っぽになった後は逆に太りやすくなる原因となるのです。そのほかにも、様々な病気が原因で下痢が引き起こされている可能性もあり、百害あって一利なしと言えそうです。
■下痢になると逆に太ってしまう!その理由とは?
では下痢になると身体に蓄積されたものが排出されて一時的には痩せられるのに、結局太ってしまうのはなぜでしょうか?
太ってしまう理由としては”下痢をすることで栄養が身体の中からなくってしまう”からなのです。身体の中に栄養がなくなった空っぽのその状態を脳は「危険」だと認識するんですね。
その認識が脳で下されると、下痢で栄養が満たされていない状態の体内に新たに食べ物を運ぶことで身体はその体内に入った食べ物の栄養をできる限り溜め込もうとします。この溜め込もうとする働きと同時に、それを外に出さないようにするため身体の代謝量が急激に落ち、エネルギー消費も減るのです。
下痢になり体重は一時的に減ったとしても、その後は溜め込む機能が働くために以前より太る=ダイエットの妨げにもなるということなのです。
下痢気味が続いたときは注意しよう!
ダイエット中に下痢になり数日間で治る場合は良いのですが、長く続くと危険です。下痢には急性下痢と慢性下痢の二種類があり、急性下痢の症状は1日何度も水のような便が出るため、体内の水分が不足してしまい貧血を状態になることも。こちらの下痢はウイルス感染の疑いや病気の可能性もあるので病院で検査を受けることが基本です。下痢が止まらなくなる胃腸風邪なんかもこの急性下痢に含まれます。
ダイエット中に下痢を引き起こす場合は、こちらの慢性下痢と呼ばれるものが多いです。こちらは1日に1~2回の軟便という程度の軽めの症状もあれば、お腹が何度も痛くなり下痢を起こすものもあります。急性下痢よりも緊急性は低いのですが、この状態が長い間続いたり下痢と便秘を交互に繰り返す様な症状が出続けるため治すまでには時間がかかります。
■下痢が続く慢性下痢を治すには?
慢性下痢が続いたときは、現在行っているダイエットを一度休憩し、日々の食事に気を配ってください。飲み過ぎや食べ過ぎは絶対に行わないようにしましょう。
糖質制限ダイエットで下痢になった際にもお話したヨーグルトを食べることや、整腸作用や抗菌作用が強い梅やハチミツも摂取してください。下痢によって出されてしまった水分を補うことと同時に食べることで太りたくないと考える人は野菜スープなどのヘルシーで胃や腸に優しい温かい飲み物を摂るようにしてください。
慢性下痢がある程度おさまってきたら、消化の良いおかゆなどを食べ胃や腸を整えましょう。この時期は油分の多い食べ物や辛味の強いもの、アルコールなどは控えるようにしてください。下痢になってしまった場合は、体調の管理面においてもリバウンドで太る原因を取り除くためにも、早く治すことが大切です。
太る原因の下痢を回避しながらダイエットを行う方法は?
下痢は太る原因となるので、罹りたくはないけど、ダイエットは続けたい・・・そう考えている女性は多いと思います。
下痢になりにくい、回避するためのダイエット方法として1番に考えてもらいたいのは、ダイエット開始直後から過度な食事制限やトレーニングは行わないほうが良いということです。1日のうちの1食だけを軽い食事に変更する「置き換えダイエット」をおこなったり、ウォーキングなど軽めの運動から始め、身体自体を徐々にダイエットに慣らしていくことが大切です。
軽めのダイエットでは過度な食事制限やトレーニングよりも大幅な減量は望めませんが、身体への負担を最小限に抑えて、下痢も引き起こしにくくしてくれるので結果的には健康的に痩せることを手助けしてくれますよ!