DHA・EPAサプリの美容効果は?



DHA、EPAは身体の健康に必要な「必須脂肪酸」として青魚などから摂取することが望ましいものですが、その効果は健康面だけでなく美容面でも期待できるものです。

適切にサプリを飲んでいれば、健康に加えて美容も改善されるので是非ともおすすめしたいものになります。

ここでは、美容効果に絞ってDHA、EPAサプリについて説明していきたいと思います。


DHA、EPAの美容効果について

DHA、EPAには美容効果がありますが、どのようなメカニズムで美容に良いのかを解説していきます。サプリは食事で不足する必要量を補うものですので、適切に飲み続けていれば美容効果も期待できるというわけです。

美容にはDPAよりもEPAが良い?

美容効果が期待できる成分は、DHAよりもEPAです。

これはDHAが主に脳の細胞に対して効果を与えるのに対して、EPAは血管や血液に効果を及ぼすことから、血がめぐっている肌に対してはよりEPAのほうが効果があるということになります。


DHAについても抗アレルギー効果などがありますが、これはEPAも同じこと。わかりやすくいうと、こと美容分野については、DHAの効果はEPAの効果に含まれると解釈してください。美容効果を期待するのであれば、EPAがより多く含まれているものを選ぶことになります。

そのため、ここでは特にEPAの作用としてどのような効果があるのかという視点で解説していきます。

血流の改善とターンオーバー



EPAを摂取することによって、血管が柔らかくなり、赤血球の流れが改善します。このことで、体内の血のめぐりがよくなります。

人間の肌は「ターンオーバー」といって、新陳代謝が常に行われており、健康な人ですと、約30日で肌の細胞が入れ替わります。このことで、肌に傷がついてしまったり、ニキビやシミといった斑点、「できもの」ができてしまっても、細胞が新しくなるため、次第に消えてもとのきれいな肌に戻ります。


この機能は、加齢によって低下していくのですが、それだけでなく、ストレスや体の不調など健康面でよくないと低下していきます。体の働きが活発にならないのです。そして、その原因として血のめぐりがよくないことも挙げられます。

血のめぐりが悪いと、ターンオーバーに必要な栄養や酸素が上手に肌に行きわたることができません。どろどろの血液とサラサラの血液と、どちらが栄養を上手にスムーズに運ぶことができるのか、考えていただいたら答えは明白ですよね。


EPAによって血液がサラサラになることで、栄養が血管を通して全身の肌に行きわたり、ターンオーバーを促してくれます。ターンオーバーが盛んになれば、肌も常に美しい状態をキープできるというわけですね。

ニキビの予防

これは上のターンオーバーとも関連しますが、EPAによって、毛穴に溜まる皮脂を改善します

ニキビは毛穴に皮脂が溜まって、それにアクネ菌などの雑菌や空気中の汚れが混ざり、あのようなできものになってしまうのですが、EPA(あるいはDHA)は、ご存じのとおり、固まりにくい油ですので、動物性脂肪(飽和脂肪酸)や体に悪い油(トランス脂肪酸)を摂取している人に比べると、皮脂が固まりにくいものになるのです。


皮脂が固まらなければ、毛穴に詰まる可能性も減りますので、結果的にターンオーバーとの「合わせ技」でニキビができにくくなるというわけです。

ただし、EPA(とDHA)だけでニキビができなくなるわけではありません。そのほかの栄養バランスやストレス、睡眠時間なども影響してきますので、あくまでニキビができる要素の1つが消えるという認識でいてください。

乾燥肌の予防

EPA(とDHA)には、体内の炎症を予防する効果があります。マクロファージなどの免疫細胞が暴走すると、体中に攻撃しすぎでダメージを与えてしまいます。肌も例外ではなく、これによって肌が荒れてしまい、乾燥肌になってしまいます。

EPAによってその炎症が静まることで、肌の細胞が正常な状態になり、うるおいが保たれます。潤いのある肌は乾燥がなくよい肌ですので、サプリによってその状態を改善することにつながるのです。

アレルギー性皮膚炎の予防



これはEPAだけではなくDHAにもある効果なのですが、アレルギーの原因となる物質を抑制します。花粉症やぜんそく、といった体の内側から出てくるアレルギー症状も改善しますが、アトピー性皮膚炎やじんましんといった肌に出るアレルギー反応も抑えることができます。

そもそものアレルギー反応の原因を絶たないと根本的な解決になりませんが、少しでも症状が治まることで、美容にとっても好ましいことになります。なお、EPA、DHAのもとである青魚にアレルギーがある人がいます。その人は、青魚を食べてしまうと、アレルギー反応で全身に湿疹などができてしまいます。


サプリはそのようなアレルギーの要素は製造段階で取り除いているようで、青魚アレルギーの人でもアレルギー反応が出る可能性は低いようですが、100%大丈夫だとはいえません。事前に医師に相談の上、サプリの成分などを見せて指示を仰いでください。場合によっては、アレルギー検査などを詳しく行うかもしれません。

医師が大丈夫だという判断があれば、アレルギーの人でもサプリを飲むことができますが、何か異常があればサプリの服用をやめて医師の診察を受けてください。

リラックス効果による肌環境の改善

これは副次的なものですが、EPA(とDHA)には、精神を鎮めてリラックスさせる効果があります。

うつ病などのメンタル系の症状の改善が直接的な効果ですが、リラックスることは、ストレスの減少にもつながり、ストレスによってホルモンバランスが崩れたりすることによる肌の荒れを防ぎます。

どこまで関係するのかわからない面もありますが、落ち着いて美肌に取り組むためには、心穏やかになることは悪いことではありませんので、サプリを飲んでいて損はありません。

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以上、美容効果に絞ってDHA、EPAの働きを見てきました。特にEPAは血管に直接作用するので、それが通っている肌に対しては大きな影響を与えます。よりEPAの多いサプリを飲むことで、美容につながればいいと思います。

もちろん、DHAをおろそかにしていいということではなく、美容という観点からはよりEPAを重視したサプリの飲み方にしましょうということです。

両者合わせて1日に1gを摂取するという目標には変わりありませんので、その量を補えるだけのサプリを飲むことが大切です。EPAを多めに摂っても、1gに満たなければ結局あまり意味がないということです。


DHA・EPA以外で美容に効果的なサプリ



美容に効果的なサプリはDHA、EPAサプリだけではありません。

ここでは簡単にほかのサプリについても説明します。飲み合わせが悪くなければ、DHA、EPAサプリと併用しても構いません。

コエンザイムQ10

アンチエイジングに効果がある成分で、コラーゲンなどを作り出すことを助ける働きがあるとされています。

ただし、もともと医薬品から作られたもので、その効果や副作用については意見があります。使用に当たっては、皮膚科の医師に相談するなどしてください。

ヒアルロン酸

美容のために皮膚に直接注入するなどされている成分です。非常に高い保水性や水分維持能力を持つため、加齢によって肌の保水機能が低下するのを防いでくれます。サプリも販売されていて、飲むことで保水機能の向上が期待できます。

プラセンタ

豚などの哺乳類の胎盤から作られるサプリです。胎盤=赤ちゃんがお母さんのお腹の中で成長するための土台ですので、肌の生成に大きな役割を果たします。そこから抽出したこのサプリは、コラーゲンなど肌を作ってうるおいや弾力を維持するのに必要な成分をサポートいたします。

ビタミンC



化粧水などにも入っている有名な美白成分です。水溶性で過剰摂取しても排出されるので問題ありません。短所はすぐに壊れてしまうため、なかなか定着しづらいことです。

化粧水などでは「ビタミンC誘導体」として加工されていますが、サプリで飲む場合はそのままの状態のものになります。美容だけでなく、健康全般に重要な栄養素ですので、サプリで補うのは自然なことです。

アミノ酸

アミノ酸サプリも多く販売されています。美容というよりも、健康や筋肉をつけるためのサプリのイメージが強いですが、ビタミンCと合わせて摂取することによってその効果は高まり、肌を作るための栄養となります。

「必須アミノ酸」という言葉あるように、生きていくために不可欠な栄養なので、積極的に摂取するようにしてください。


以上、サプリの美容効果について見てきました。特にDHA、EPAは1日に1gの摂取が必要とされていて、足りないと健康にとってもそうですが、美容にとってもよくありません。ほかのサプリも合わせて、ご自身に不足しているものを補うためにも、検討してみてはいかがでしょうか。

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