目のクマの治療は何科に行けばいい?眼科?それとも美容外科??
目の下のクマがなかなか治らない!
病院に行こうと思っているけど、何科に行けばいいの?
目のクマの原因は色素沈着や皮膚の凹凸などによる影など、体調不良以外でもクマが発生してしまう原因はいろいろです。
目の不調はないけど、眼科へ行っても治療してもらえるの?
っと思う方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながら皮膚の凹凸による影や色素沈着によるクマは眼科では治療してもらえないでしょう。
今回は目の下のクマを解消したいから病院に行ってみたい!っという方向けに何科に行けばよいのか症状のケースごとに記事を書いてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目のクマの他にこんな症状が出てませんか?
目の下のクマは別記事でも書きましたが、主に青クマ、茶グマ、黒クマ(影クマ)に分類できます。
この3つのうち青クマについては目の血行不良が原因の可能性が高く、目のクマの他に眼精疲労やドライアイの症状が出ている可能性があります。
眼精疲労を患うと、目の違和感はもちろん全身に不調をきたします。
まず、青クマの方は以下の症状が出ていないかチェックしてみましょう。
- 目が痛い、目が充血する
- 視界がぼやける、かすむ、視力が低下する
- 眼が乾燥しやすい
- 目の中がゴロゴロする
- ピクピク痙攣する
- 頭痛
- 首が凝る、肩が凝る
- 吐き気がする
- 眠れない
これらのうち、いくつもの症状が出ている人は眼精疲労やドライアイの可能性がありますので、一度眼科で診てもらいましょう。
眼精疲労で病院に行くなんて・・・と思う方もいるかもしれませんが、近年、スマホやPCなどの利用頻度が高くなっているのもあって、眼精疲労やドライアイの患者も増えています。
改善しないまま症状が重度になってくると目の裏側に強い痛みが出てきたり、吐き気がしたりすることもあり、さらに進行すると抑うつや不安感など自律神経関連の症状も出てきます。
特に十分に休んだりしても疲れ目が取れない場合、症状が悪化しないうちに一度眼科へ行くことをお勧めします!
なお、最近では眼精疲労やドライアイの専門外来のある眼科や専門のクリニックもあるので、近くに専門で見てもらえる病院があるのであれば、一度専門家に診てもらうといいかもしれませんね!
病気が原因でできる目の下のクマ
寝不足や疲れている場合、目の下にクマができることが多いのですが、実は病気が原因でクマができていた、ということもあります。
ではどのような病気が目の下にクマができるのでしょうか!?
バセドウ病
この病気は、ノドにある甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されてしまう病気です。
この病気になると、目周辺の脂肪(眼窩脂肪)や筋肉(眼輪筋)が何らかの原因で炎症を起こします。
そしてその部分が腫れることで眼圧(眼窩圧力)が高くなり、眼球が前に飛び出てしまう、という症状が表れるのです。
眼球が前に飛び出すことで、同時に目の下の脂肪も出てきます。するとたるみが生じて黒いクマができてしまうのです。
次のような症状が出ている人はバセドウ病の可能性があります。
- 甲状腺腫(甲状腺が腫れて肥大する)
- 頻脈(脈拍が1分間に100以上ある場合のこと)
- 汗がすぐ出る
- 指先が震える
- 身体がだるい
- 体重が減った
甲状腺内科や内分泌科が向いていますが、もし難しいなら内科でもいいので、気になる方は早めに医師に診てもらいましょう。
うつ病
うつ病の代表的な特徴として自律神経の異常があげられます。
目周辺の眼輪筋と呼ばれる筋肉や口周辺の口輪筋と呼ばれる筋肉への血の流れが悪くなり、血行不良を起こします。
目の周りと口の周りが青白くなるのはこれが原因と言えます。
うつ病かも?と思ったら精神科又は精神神経科で診てもらいましょう。
バセドウ病やうつ病の他にも、クマの原因となる病気があります。
アトピー性皮膚炎や花粉症皮膚炎です。
この場合は目周辺にくすみやクマができてしまいます。
また、肝臓疾患、腎臓疾患などを患った場合は、これらが原因で血の流れが悪くなり目の下にクマができることがあります。
何も症状が表れない場合はどうするの!?
病気が原因でクマができる以外にも、何も症状が出ないのにクマができることもあります。
例えば、目の下の皮膚が比較的薄い人、目の下のふくらみやたるみが原因となって顔に影ができてクマが表れるなどです。
上記のようなケースの場合、眼科ではなく、美容外科へ行って見てもらうのが最適です。
具体的に美容外科で治療をしてもらえるクマ治療の例については下記の通りとなります
皮膚の凹凸による黒クマ(影クマ)
目周辺のしわやたるみが原因で目の下に影ができてクマのように見えるものを影クマと言います。
この影クマは元々の顔の骨格の問題もありますが、それ以外にも年齢を重ねることによって徐々に眼輪筋が衰えたり、涙袋や目周辺のたるみが原因で起こります。
単なるシミの場合はコンシーラーで隠すことができますが、影クマはシミではないのでメイクではなかなか隠すことができません。
影クマの原因は主に次の3つにしぼられます。
- 目の下にできるふくらみが原因で影ができる
- 皮膚にくぼみができて影ができる
- ①②の両方の要因が重なってできる
影クマを治すには、①②③の3つの原因に対する治療を行っていく必要があります。
もし影クマの原因が①だけだった場合、経結膜脱脂法という目の下のふくらみを除去する治療を行えば改善するでしょう。
もし影クマの原因が②だけだった場合、ヒアルロン酸や脂肪を注入して皮膚のくぼんでいる箇所をなくす方法か、皮膚内部に成長因子であるFGFやPRPなどを注入して皮膚そのものの再生を活性化させてよみがえらせる方法で改善できます。
影クマの原因が①と②の両方だった場合、①の経結膜脱脂法と②のヒアルロン酸や脂肪注入などをあわせて治療を行うという方法があります。
または目の下のふくらみの脂肪をくぼんだ箇所に移動させるハムラ法、裏ハムラ法などでも治療が可能です。
いくつも治療の選択肢があるとどの治療法を取ればよいのか迷う人もいると思います。
しかし、どの治療法がよいのかはご自身の症状とどの程度どのような結果にしたいか、によって変わってきます。
治療の方法についても経結膜脱脂法、ハムラ法、裏ハムラ法については取り扱いがあるクリニックとないクリニックがあるようです。
影クマを治したい場合は、できるだけ治療法の選択肢が多いクリニックを選ぶとよいでしょう。
目の下の皮膚が薄くなってクマができる場合
人の顔の中でも目の下の皮膚は最も薄い部分ですが、人によって生まれつきその薄さにも個人差があります。
また、生まれつき以外に目の下の皮膚が薄くなる可能性としては、加齢により皮膚が薄く痩せていく菲薄化の影響も考えられます。
菲薄化がよく表れるのが目の下の脂肪が薄くなる50代以降で、若い方には起こりにくいですが、目の下の皮膚の乾燥や皮膚をゴシゴシこすったことで菲薄化進む可能性があります。
これは若い方でも起こる現象ですので注意しましょう。
皮膚が薄く痩せるのはコラーゲンやエラスチンという真皮層にある成分が少なくなることが原因です。
そのため真皮層のコラーゲンやエラスチンを増やくことができれば、目の下の皮膚が薄くなることを防げます。
最近では、FGFやPRP治療という成長因子を皮膚に注入する治療法が注目されており、FGFやPRPを注入することで真皮層のコラーゲンやエラスチンを作る繊維芽細胞を活性化させる効果が期待できます。
FGFやPRPについては注射で注入するだけで、術後負担も軽く、多くの美容外科で宣伝されています。
ただ、効果のコントロールが難しいかったり、修正が難しいなどデメリットも多いので、当サイトとしてはあまり推奨はしていません。
当サイトとしては皮膚が薄く痩せている箇所に脂肪を注入して皮膚にボリュームを持たせるという治療のほうを選択することがいいと考えいます。
色素沈着しているクマ(茶グマ)の場合
メラニン色素が沈着して皮膚が茶色くなってしまったクマを茶グマと言います。
この治療には、レーザー治療やビタミン点滴が適しています。
目のクマ治療は何科にいけばいいかのまとめ!
目のクマを治したい場合、その部分だけに注目するのではなく、まず身体全体で気になる症状がないかどうかを確認してみましょう。
気になる症状がなければ美容外科に行くことをおすすめします。
美容外科によっても、その考えや治療法、判断などが変わってきます。
目のクマは、症状から原因まで全く同じ人は一人としていません。人それぞれ異なるものですので、当然最善の治療法というのも個人によって異なるのです。
そういう意味でも、治療法をより多く選択できるクリニックに行くとよいでしょう。
そうでなければ、いくつかのクリニックで診てもらい、それぞれどのような治療をどのように進めていくのかを比較検討するのもよいでしょう。最終的に一番納得のいくクリニックを選べばよいのです。