どんな化粧品や薬を使っても肌荒れが治らない、肌トラブルに見舞われる…そんなお悩みを持つ方は非常に多いでしょう。
肌荒れを解消するためには、肌荒れの根本的な原因を探り、改善策を見出す必要があります。実は、毎日当たり前のようにしている洗顔が肌荒れを進行させているケースも…!
そこで今回は、肌荒れと洗顔の関係性や、洗顔石鹸を使って肌荒れを改善するコツ、さらにおすすめの洗顔石鹸も合わせてご紹介します。
洗顔によって肌荒れしてしまう?肌荒れと洗顔の関係について
肌荒れを起こしてしまう原因は実に様々。
肌内部の水分量や皮脂量が少ないために肌が乾燥状態を起こし、外的刺激を受けやすくなっているパターンのほか、生理周期やストレス、紫外線による肌荒れ、アレルギーや偏った食生活、誤ったスキンケアも肌荒れの原因となります。
しかし、もしもこれらに当てはまらない場合はどうでしょう?もしかすると、毎日の洗顔が肌荒れの原因かもしれません。
本来肌を清潔に保たないといけない洗顔料ですが、汚れを落とすために配合されている合成界面活性剤によって肌に必要な皮脂が奪われてしまい、肌内部の水分がどんどん蒸発します。
界面活性剤の中でも合成界面活性剤は最も強い効果を持っており、特に、ドラッグストアやスーパーなどで安価で大量に発売されている洗顔料は、生産コストの低い合成系界面活性剤を使用しているケースが多いため注意が必要です。
肌荒れでお悩みなら、まずは洗顔料の見直しから始めてみませんか?
皮膚科医もすすめる肌荒れに有効な洗顔石鹸とは
肌荒れで皮膚科に通っている方はなんとなくピンとくるかもしれませんが、皮膚科医が洗顔石鹸を勧めるケースもめずらしくありません。
実際に院内で洗顔石鹸を販売している場合もあるのですが、なぜ皮膚科医は肌荒れに対して洗顔石鹸を勧めてくるのでしょうか?
それは、洗顔石鹸の持つ性質で自らの肌を活性化させることで、肌質の改善が期待できるからです。
固形の洗顔石鹸は弱アルカリ性と言われています。なぜなら、洗顔石鹸は弱酸性と強アルカリの組み合わせによってできる化合物だからです。
洗顔石鹸で顔を洗うことで肌が一時的にアルカリ性に傾きます。これによって肌がつっぱったように感じるのですが、乾燥によって肌がつっぱるわけではなく、洗顔石鹸の成分が肌の表面に薄い膜を張っているのです。
この薄い膜によって、肌のうるおいを守る皮脂膜の形成を促します。
皮脂膜は汗と皮脂が混ざり合ってできる“天然の保湿クリーム”のようなものなのですが、皮脂膜によってうるおいが保たれると、紫外線や乾燥などといった外的ダメージから肌を守る機能が備わります。
洗顔後、皮脂膜が形成されて肌が弱酸性に戻るまで30分ほどかかりますが、肌本来の機能が活性化されるため、肌質の根本的な改善が見込めるのです。
特に、肌荒れ状態だと皮脂量が少ないため皮脂膜の形成も困難です。
洗浄力や使い心地を求めて、合成界面活性剤や合成香料、合成着色料の入っている洗顔料を使い続けてしまうと、乾燥するだけではなく肌そのものの機能が停滞してしまいます。
これでは、いくら化粧水や医薬品の化粧品で肌荒れを解消しようとしても根本的な解決にはなりませんよね。
いろんな方法を使っても肌荒れが改善できなかった人は、まず洗顔料の見直しを行い、毎日の洗顔料を洗顔石鹸にすることで肌の再生力を目覚めさせてあげましょう。
洗顔石鹸にはどんなタイプを使用すべき?
肌荒れには洗顔石鹸が良い、ということはおわかりいただけたと思いますが、洗顔石鹸とはいえ実に様々な種類があります。
大きく2つに分けると、主成分である脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム(石けん素地)が全体の98%以上を占めている「純石けん」、そしてそれ以外の「洗顔石鹸」があります。
まずは商品の成分表を見て確認してください。
純石けんは余計な添加物を一切含まない、“本物の石けん”。
添加物を配合していないことで肌に優しいイメージがあるかもしれませんが、実は他の何よりも洗浄力が高く、泡立ちが弱いという欠点があります。
肌荒れ状態や極度の乾燥肌の場合、肌本来の機能が活性化される以前に肌がピリピリ感じてしまうため、脂性肌や普通肌でない限りおすすめできません。
そこで肌荒れ状態や極度の乾燥肌の方におすすめしたいのは、脂肪酸ナトリウムに保湿成分や美容成分が配合された洗顔石鹸です。
特に肌荒れ状態は肌の油分が少ないため、油分や保湿剤を多く含んでいる洗顔石鹸が理想ですね。
例えば、肌の水分力をキープするセラミド。
これはもともと肌内部に存在する天然成分でもあるため肌馴染みも良く、洗顔料を洗い流す際もうるおいが失われにくいというメリットがあります。
洗い上がりが多少つっぱっても、肌の機能を取り戻しつつ保湿力を上げることができるので、肌荒れしていても負担を感じることなく肌質を改善できる可能性が高くなります。
気になる肌荒れに!おすすめの洗顔石鹸・5つをご紹介
それでは肌荒れにおすすめしたい洗顔石鹸をピックアップしてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
VCOマイルドソープ
85g 2,847円(税抜価格)
ヴァージンココナッツオイルの半分は母乳と同じラウリン酸であり、肌の免疫力を高めてくれます。
さらに、ヴァージンココナッツオイルが持つ天然の気泡力で弾力のある濃密な泡立ちで、たっぷりの泡が毛穴汚れもやさしくとってくれますよ。洗顔時の摩擦を軽減し、肌荒れ状態でもやさしく洗い上げます。
<VCOマイルドソープの特徴>
・インドネシア産高級美容オイルであるヴァージンココナッツオイルを使用
・合成界面活性剤、香料、保存料無添加
・保水力に優れたヒアルロン酸を配合
・枠練り製法で美容成分を豊富に配合
カウブランド赤箱
100g 100円(税抜価格)
ミルク成分を配合した洗顔石鹸。ミルク成分(ミルクバター)が保護成分となり、肌をめらかに整えてくれます。さらに水分キープ力を高めるスクワランを配合し、肌に与えた水分を逃さないように蓋をしてくれるので、うるおった美肌に導いてくれますよ。
クリーミーな泡立ちで使い心地もよく、刺激のない優しい洗顔石鹸です。ちなみに同商品の青箱はさっぱりした洗い上がりで、ドラッグストアやスーパーなどで市販されており、手を出しやすい値段なので、試しやすいのもうれしいですね。
<カウブランド赤箱の特徴>
・発売から90年、時代を超えて愛されている人気商品
・釜だき製法により天然油脂由来の成分を配合
・ミルクバターは新鮮な牛乳から作られている
・低価格なうえ全身使用できる
整肌洗顔石けん・どくだみ
20g 300円/100g 1,200円(税抜価格)
植物成分であるどくだみエキスを配合した洗顔石鹸。どくだみは天然の洗浄成分でありながら、抗炎症作用があるためニキビや肌荒れを防ぎます。
肌にとって不要な汚れ・皮脂のみを取り除くため、肌に必要なうるおいはそのままキープ。
乾燥による肌荒れではなく、大人ニキビによる肌荒れにおすすめする洗顔石鹸です。
<整肌洗顔石けん・どくだみの特徴>
・パラベン、鉱物油、タール系色素、合成香料不使用
・ソフトな泡立ちで過剰な皮脂や古い角質を除去
・枠練り製法により保湿成分を豊富に配合
・100%天然香料によるリラックス効果
・オイリー肌、混合肌、ニキビ肌向き
ヒフミド ソープ
80g 3,000円(税抜価格)
ヤシ油、パーム油、パーム核油を使用した天然の洗浄成分を使用し、これらの配合成分に含まれる脂肪酸がきめ細かい泡だちを実現させ、汚れや皮脂をキャッチ。
肌をリセットさせた上で、バリア機能を正常化させる天然型セラミドや、保湿成分のオリーブスクワランなどが肌本来の機能を目覚めさせます。
<ヒフミド ソープの特徴>
・泡立てネットを使用しなくても簡単に泡立てることが可能
・製薬会社が製造したメディカル化粧品
・厳選された脂肪酸を使用
・敏感肌タイプ
やさしいせおと
100g 249円(税抜価格)
低刺激の無添加石鹸で、敏感になっている肌状態でも使いやすい特徴を持つ「やさしいせおと」。リノール酸やオレイン酸をたっぷり含んだ大豆油や菜種油をブレンドしており、細胞の中に水分をしっかりと閉じ込めてくれるため、乾燥による肌荒れをやさしくケアしてくれます。
泡切れがよく、溶けにくいので保管しやすいというメリットもあります。
<やさしいせおとの特徴>
・植物石鹸成分以外は無添加石鹸
・洗顔としてはもちろんボディ用にも
・低刺激なので肌荒れや敏感肌向け
まとめ
肌荒れを解消する1つの方法としてご紹介した固形の洗顔石鹸ですが、アイテム選び以外にも洗顔時の湯温に注意してください。
この記事を読んでいる人の中には、シャワーを浴びるタイミングで洗顔も一緒に行う人もいるでしょう。
しかし、入浴時に使用する40℃前後のお湯で顔を洗ってしまうと、肌に必要なうるおい成分が流れてしまい、過乾燥状態を招きます。洗顔の際は、32〜34℃程度のぬるま湯を使用するようにしましょう。
アイテム選び、そして洗顔方法を守って、肌荒れ改善を目指してくださいね。