こんにちは!ペリカン病院の尾崎裕子です。
しっかりとお風呂に入って体を洗っているのに、体臭が油臭いニオイがしたりするのはどうして?
実はそれ肝臓の働きが弱くなっているからかもしれません。
今回は油臭い臭いがする原因と肝臓の関係について紹介していきます!
肝臓が弱っていると体臭がする理由。
私たちが食べている食べ物は胃ー>腸ー>肝臓の順に消化や吸収が行われます。
肝臓はこの消化や吸収の時に出てきた老廃物をキレイにして、体の血液に取り込んだ栄養を渡すという役割を担っています。
そして、血液が体のあちこちを巡って吸収した栄養素を届けているのです。
肝臓は体の中で下水処理場みたいな役割をしているというわけなんです!
つまり、肝臓が弱くなっていると処理しきれなかった老廃物などが血液に溶け込んでしまって、それが汗や皮脂から出てきてその臭いが体臭となって体の中から出ててきてしまいます。
肝臓は体の中で下水処理場みたいに、キレイにしてから血液の中に栄養を渡すようにしているんですねえ。
そうよ。
肝臓の機能が弱くなっていると、体の中で臭いがキツイ血液が体の中を巡ることになって、結果的に体臭がキツくなるというわけね。
どうして体臭が油っぽい臭いやアンモニアみたいな臭いがするの??
肝臓の働きが弱くなると体臭が強くなる理由については、肝機能が衰えると体の解毒作用が弱くなってしまうということでした。
ここでは肝機能が弱くなっている時に出てくるアンモニアのような酸っぱい臭いや油っぽい臭いについて紹介してきます。
アンモニアみたいな臭いがする理由
肝臓で解毒される老廃物の中にはアンモニアが含まれています。
アンモニアは腸などでタンパク質などが分解される時に作られて、肝臓で解毒処理されて尿素回路と呼ばれるところを通って尿に変換されます。
でも、肝臓の機能が弱くなっているとアンモニアをすべて解毒することができなくなってしまうんです。
解毒されなかったアンモニアはそのまま血液に混じって体の中を巡って汗や口臭からその臭いが混じって出てくるようになります。
これが体臭がアンモニアみたいな臭いがする原因なんです!
体臭がアンモニア臭い理由はこういうことだったんですね。
そういうことよ。
肝臓の機能が衰えて、体内のアンモニアを処理しきることができないのが原因というわけね。
油っぽい臭いがする理由
油っぽい体臭がする理由は体の中で過酸化脂質や皮脂の油などが酸化されることで発生します。
酸化とは体の中の細胞が外や外から取り込んだ酸素によって錆びさせられる現象のこと。
外に置きっぱなしだった自転車のチェーンが錆びてボロボロになっているなんて経験はありませんか?
酸化とはそれと同じようなことが皮膚表面や体の中で起こっているのと同じです。
過酸化脂質とは体の中の脂質が酸化されることによってできる物質のこと。
この過酸化脂質を放っておくと加齢臭の原因になったり、体臭が油っこい臭いの原因となります。
過酸化脂質や皮脂はどうして増えるんですか??
それは普段の食生活や肝臓が弱くなっていることが原因なのよ。
肝臓の働きが弱くなる3つの原因
肝臓が弱くなっていると体臭が強くなる理由や体臭がアンモニアや油っぽい臭いになる理由に肝臓が深く関係しているということはわかったと思います。
ここではそんな肝臓の働きが弱くなる原因について紹介してきますね♪
肝臓の働きが弱くなる原因は主に次の3つです。
1.ストレスによる自律神経の乱れ。
2.アルコールや食べ過ぎなどによる脂肪肝
3.腸の機能が弱くなっている。
ストレスによる自律神経の乱れ
自律神経には2つの神経があります。
交感神経と副交感神経の2つ。
交感神経はストレスを感じると働く神経のことで、この神経が働くと一時的に身体能力が高くなったりします。
逆に副交感神経はリラックスをしている時に働く神経のことで、この神経が働くことで体を休めることができます。
仕事中暇な時はウトウトしたりしませんか?
その時は副交感神経が働くことで体がリラックスして、ウトウトしてちゃうんです。
でも「暇だなあ〜」っと思っている時に突然急な仕事が来ることを想像してみて下さい。
そんな時は急に眠気が吹っ飛んで「この仕事をやらないと」と焦ったりしちゃいます。
こんな時に交感神経が働きます。
でも、ストレスがずっと続くとこの交感神経がずっと働くという状態がしばらく続くことで自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れている状態だと、体を休めたいと思っても体が副交感神経ではなく交感神経を働かせるので、リラックスして体を休めることができなくなるんです。
例えばですけど、大事な商談がある時や大事な試験がある前日の夜ってぐっすり眠れないですよね?
自律神経が乱れていると毎日同じような状態が続いて不眠症などになりがちです。
こうなってしまうと、体の内臓も休まる時がなくて疲労してしまいます。
そうなるともちろん肝臓も疲労して、本来の機能が衰えてしまうというわけなんです。
ストレスをずっと抱えていることで肝臓の機能が衰えてしまうんですねえ。
そうなのよ。
それにストレスを感じたままだと体内に臭いの原因となる過酸化脂質を増やす活性酸素と呼ばれる物質も大量に増えてしまうの。
実はアンモニア臭がしている人はずっとストレスを抱えている可能性が高いのよ。
脂肪肝
脂肪肝ってことばよく聞いたことがあると思います。
脂肪肝は食べ過ぎやアルコールのとりすぎが主な原因です。
脂肪肝になると肝機能が衰えて、アンモニアや脂肪を燃やす力が弱くなってしまいます。
そうなると、血液に脂肪分の多い成分がなだれ込んで汗や皮脂から出てきた時に酸化されて臭いの強い体臭となってしまいます。
脂肪肝にはどうしてなってしまうの?
脂肪肝になる理由は食べ物のとりすぎ。
肝臓が1日に消化できる量の食べ物を食べてしまうと余った分が肝臓の中で脂肪として蓄えられて、脂肪肝となってしまいます。
まだ若い時は代謝能力が高いので問題ありませんが、30,40代になってくると男性、女性ホルモンの関係などもあって代謝能力が衰えます。
そんな状態で若い時と同じだけ食べているとどんどん消化しきれなくなった分が肝臓に蓄えられてしまうといわけです。
さらに食べ過ぎは皮下脂肪などが増える原因にもなります。
皮下脂肪が増えると皮脂や汗から出て来る脂質の量が増えるので、活性酸素などによって酸化された時に出る体臭の臭いも強くなってしまうので食べ過ぎには注意が必要です。
やっぱり食べ過ぎには注意が必要なんですね・・・。
そうね。
食べ過ぎは脂肪肝だけでなく、皮下脂肪も増える原因となって体臭が強くなるから各年齢にあわせて適切な量を食べるようにしたいわね♪
腸の機能が弱くなって酵素に必要な栄養が取れなくなる
肝臓がちゃんと機能するには健康的な腸の働きが必要というのは知っていましたか?
肝臓では酵素と呼ばれる物質を使って老廃物の解毒や脂肪の消化などを行っています。
この酵素はビタミンB1,ビタミンB2などのビタミンB群から主に作られています。
しかし、暴飲暴食や便秘などで腸の働きが低下すると食べたものからこのビタミンB1やB2を吸収する力自体が衰えてしまうんです。
最初のところで紹介したように、体では胃ー>腸ー>肝臓の順番で食べ物が巡っています。
この腸のところで食べたものの栄養素を吸収されるんですが、腸がちゃんと機能していないと酵素に必要なビタミンが取れなくなってしまうというわけなんです。
酵素に必要なビタミンが足りないとそれだけで、肝臓の力が衰えて本来解毒できるはずだった老廃物などをちゃんと処理できなくなってしまうんです・・・。
便秘などで腸の力が衰えているとそれだけでも、体臭がキツくなるような体質に少しづつ変わっていってしまうんですね・・・。
そうね。
だからこそ、普段から腸に負担をかけないような生活習慣を送ることが大切というわけよ♪
今日のまとめ
肝臓が弱っていると体臭がする理由。
肝臓の働きが弱くなっていると、そこで解毒・消化されるはずだった物質が血液に混じって最終的に体臭となって外に排出されるから。
どうして体臭が油っぽい臭いやアンモニアみたいな臭いがするの??
アンモニアみたいな臭いがする理由
肝臓の機能が弱くなっていると体内で発生するすべてのアンモニアを解毒することができなくなってしまうため。
油っぽい臭いがする理由
肝臓でちゃんと処理されるはずだった脂質が処理されずに血液に混じって、活性酸素などによって臭いの元となる過酸化脂質に変換されてしまうため。
肝臓の働きが弱くなる3つの原因
1.ストレスによる自律神経の乱れ
2.脂肪肝
3.腸の機能が弱くなって酵素に必要な栄養が取れないため。
さて、今回は[アンモニア]や[油っぽい臭い]体臭がする原因が実は肝臓にあったということを紹介したわね♪
やっぱりアルコールやストレス、食べ過ぎは良くないんですね。
そうね。
ほどほどが一番というわけよ。