肌が弱い方は本当に苦労しますよね!

男のヒゲ剃りによる肌荒れを治す方法



ヒゲ剃りは、成人男性、特にスーツを着用するサラリーマンであれば日常的に行っている手入れの一つです。毎日当たり前のように行っている動作であるだけに、ヒゲ剃りが肌に与える影響などについて、深く考えることは少ないかもしれません。

そこで今回は、ヒゲ剃りが肌や毛穴に与える影響の強さやメリット・デメリット、安全で効果の高いヒゲのお手入れ方法などを中心に解説していきたいと思います。


ヒゲ剃りのメリットやデメリット

日本人男性の場合、ヒゲ剃りにT字カミソリ又は電気シェーバーを使う方が大半です。使用するツールごとにみられる、メリット・デメリットをみてみましょう。

T字カミソリを使ったヒゲ剃りのメリット・デメリット

ヒゲ剃りで用いられるカミソリは、T字型のものが主流となっています。この手のカミソリは誰でも簡単に使用できるだけでなく、安価で使い勝手が良いという特徴があります。

また、日本で販売されているT字カミソリは装着された刃の枚数が2~5枚と複数であるのものが多く、刃の枚数が増えるにしたがって肌へのあたりが柔らかくなり、刺激やダメージが軽減される傾向にあります。

メリット

・深ぞりができるため、体毛が濃い人や伸びるのが早い人でも、きれいにヒゲを処理できる
・細かい部分まで剃れるため仕上がりがきれい
・電気シェーバーより安価なため、気兼ねなく新品を購入できる
・コンビニやドラッグストアなど購入先が多いため便利

デメリット

・刃と肌との間の摩擦が大きく、肌に刺激やダメージを与えやすい
・剃る前に洗顔やシェービングクリームの塗布、蒸しタオルの使用などが必要なため、丁寧に剃る場合は手間がかかる
・慎重にカミソリを使わないと肌を傷つける危険性がある
・頻繁に刃の交換を行う必要がある(標準で週一の交換)


電気シェーバーを使ったヒゲ剃りのメリット・デメリット



電気シェーバーは、本体に装着された外刃を肌に押し当てて髭を押し出し、肌の表面から飛び出した体毛を内刃で剃るという仕組みになっています。

刃の枚数や製造メーカー、お手入れ方法などによっていくつかの種類に分類されますが、肌や毛穴に与えるメリット・デメリットはおおむね共通しています。

メリット

・カミソリと比較すると肌を傷つける危険性が低く、刺激も少ない
・敏感肌など、肌が弱くて肌荒れを起こしやすい人でも使用できる場合がある
・シェービングフォームの塗布や蒸しタオルの使用などの前準備が必要なく、時と場所を選ばず処理ができる
・刃の交換を頻繁に行わなくて良い(内刃2年に一度、外刃1年に一度)

デメリット

・カミソリと比較してザラザラした感触が残りやすい
・カミソリほどではないが、肌に刺激やダメージを与えてしまう
・深ぞりができないタイプが主流のため、髭が濃い人や伸びるのが早い人には向かない機種が多い
・小回りがきかないので、細かい部分や細い毛などが剃りにくい
・シェーバー本体の注油などのメンテナンスが面倒
・T字カミソリと比べると高価でランニングコストもかかる

それぞれに長所・短所がありますが、共通しているのが「少なからず肌や毛穴にダメージを与える」というデメリットがあることです。電気カミソリはカミソリと比較すると刺激の少ないヒゲ剃りを可能にしますが、それでも肌の表面を薄く削る、毛穴を痛めるといったリスクをゼロにすることはできません。

ヒゲ剃りを続ける限り、大小を問わず肌や毛穴にダメージが蓄積しているということを忘れないようにしたいところです。


ヒゲ剃りが原因で起こる肌トラブル



日本人男性の場合、仕事などの関係上、毎日ヒゲを剃って整えているという方が大半であるかと思います。現代日本では、欧米と比較して「ヒゲが生えている=身だしなみが整っていない、不潔な印象がある」ととらえられるケースが多いため、仕方がないことではあるかもしれません。

しかし、小まめにヒゲを手入れしているが故に、肌にダメージが蓄積してしまい、様々なトラブルを引き起こすというケースも非常に多く見られるのです。髭を剃ることで起こりやすい主な肌トラブルには、以下のようなものがあります。

・肌荒れ、乾燥肌
・色素沈着

これらの肌トラブルが何故発生してしまうのか、そして改善方法にはどういったものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

1.肌荒れ、乾燥肌

どんなに処理前のケアや準備が万全でも、ヒゲを剃ると体毛と一緒に肌表面の角質層が削られ、肌のバリア機能が低下してしまいます。その結果、肌の保湿能力の低下や毛穴の炎症、細菌・雑菌による化膿や吹き出物など、様々な肌トラブルが引き起こされるリスクが高まります。

肌荒れや乾燥肌といった問題を予防するには、ヒゲ剃り前後の準備やアフターケアが非常に重要となります。肌の乾燥が気になる方、炎症やヒリヒリした痛みなどに悩む方は、以下のポイントに気をつけ、日頃のヒゲ剃りを見直してみて下さい。

肌ダメージを軽減する処理のポイント

・処理前に蒸しタオルなどを口やあごに当て、ヒゲを柔らかくする
・T字カミソリを使用する際は専用のシェービングフォームを塗布する(石けんは乾燥を助長するのでNG)
・処理後は化粧水や乳液で丁寧にケアをし、保湿を心がける
・カミソリの刃は定期的に新しいものと交換する(週に1~2度)
・カミソリ・電気シェーバーの手入れ・メンテナンスをしっかりと行う(清潔さ、切れ味を保つ)

2.色素沈着

肌は刺激や大きなダメージを受けると保護機能が働き、肌を守るメラニンが大量に生成されます。ヒゲ剃りで肌が刺激を受けた際にもこの防護機能は働くため、毎日の処理の際にダメージケアが十分でないと、メラニンがどんどん蓄積していき色素沈着がおきやすくなります。

カミソリや電気シェーバーを使用する場合は、肌が広範囲にわたって摩擦ダメージが受けやすい傾向にあり、時に「摩擦黒皮症」という色素沈着を起こす場合があります。摩擦黒皮症は字面をみると仰々しいイメージを受けますが、症状的にはそう重いものではなく、放置することでなにか重篤な病気につながるというものではありません。


ただし、放っておくとメラニン色素が肌の奥にまで沈んでしまい、色素沈着を改善するのが難しくなります。摩擦黒皮症(色素沈着)は改善よりも予防の方がむしろ容易なので、肌荒れ、乾燥肌の項でご紹介した「肌ダメージを軽減する処理のポイント」を実践し、肌にできるだけ刺激やダメージを与えないよう心がけてみて下さい。

また、色素沈着は正しいスキンケアを行うことである程度改善ができますが、なかなか症状が良くならない場合は、皮膚科やクリニックで専門医に相談するのも一つの方法です。


肌荒れを防ぐ正しいヒゲの剃り方


1.ヒゲ剃り前の準備

肌に負担をかけない処理を行う際、意外に見逃しがちなのが「毛の流れ」です。肌に負担をかけないヒゲ剃りのコツは、毛の生えている方向に向けて剃ること。特にあごや首回りのヒゲの生え方は個人差が大きいので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

2.ヒゲを柔らかくし処理しやすい状態にする

乾いた肌に生える髭の硬さは、同じ直径の銅線と同等の強度・硬さであると言われています。そのため、乾いた状態でヒゲを剃ってしまうと、肌や毛穴にかかる負担やダメージが甚大となり、様々なトラブルを引き起こす要因を生み出してしまうので注意が必要です。

そういった事態を避けるためにも、処理前にはぬるま湯で丁寧に洗顔を行ったり、蒸しタオルを顔に当てるなどして、肌とヒゲを柔らかくしておきしょう。また、髭が適度に濡れた状態でシェービング剤を塗布すると、髭剃り時の摩擦が軽減される、髭が寄り柔らかくなり肌負担が軽減するなど、より大きな効果が得られます。

3.毛の流れに沿って剃る

シェービングフォームをなじませたら、事前に確認した毛の流れにそってカミソリを軽く滑らすように動かしていきます。剃り始めはやりやすいところからでOKですが、頬やもみあげ辺りからスタートし、太く固い毛が密集するあごや口周りを最後にするのがスタンダードな流れです。

4.アフターケアを十分に行う

処理後の肌は角質層が削られて敏感な状態となっているので、丁寧に保湿ケアを行います。アフターシェービングローションを使用するのも良いですが、自分の肌質にあった化粧水(低刺激のものが望ましい)で肌に水分補給するのもオススメです。

ただし、化粧水だけでは肌からどんどん水分が蒸発してしまうので、肌に水分を与えた後は、乳液やクリームなどで肌表面を保護することを忘れずに。

5.道具を手入れする

ヒゲ剃り後のカミソリや電気シェーバーは、忘れないうちにしっかりと手入れを行いましょう。カミソリの刃が汚れていたり消耗したりしていると、次回処理時、肌にトラブルを招きかねません。使い終わったらすぐに洗浄し、清潔な状態で保管しましょう。



お肌へ負担は軽くなりますが、これを毎日やるとなるとかなりの手間がかかりますよね。毎日このような処理が面倒だという場合は、やはり今から脱毛でヒゲを処理しておくことをおすすめ致します。