2013年8月31日
2013年8月30日
2013年8月28日

虫歯になり易い部位 その3


上顎の前歯です。
きれいに磨けているのがわかります。
この状態を維持するのは大変なことです。


一生懸命磨いていたにもかかわらず
裏側から歯と歯の間に虫歯ができてしまいました。
この部位は歯ブラシだけでは歯間の汚れが取りきれずに虫歯になり易い部位なのです。
この部位は歯ブラシの毛先が届かないのでフロス(糸ようじ)が効果的です。
毎食後のフロスが大変ならば就寝前だけは必ず行いましょう。
フロスで汚れをかきだした後に歯ブラシをしましょう。



2013年8月27日

虫歯になり易い部位  その2の2


その2と同じ所が虫歯です。
他院にて10年以上前に治療した記憶があるそうです。
今では使用しない銀合金を詰めた為に銀イオンが象牙質に入り込んで
黒く変色しています。


銀合金その物も腐食してぼろぼろに欠けた状態です。
除去した後、その周囲の虫歯になった歯質も整理します。



エナメル質表面は再石灰化します。
因って極力エナメル質は温存します。
結果、一部分に黒変した歯質が残っていますがそのままで充填しました。


金属イオンの無いレジン系のセメントを充填しました。
今後、再発しないかどうか定期検診でチェックしていきます。


2013年8月26日

虫歯になり易い部位 その2


上顎前歯を裏側から見たところです。
真ん中の歯の隣の歯が左右ともに虫歯になっています。
この部位は窪みがあって汚れが落ちにくく磨きにくい部位です。
窪みが深く中まで裂溝が続いている歯もあります。
検診では当然ながらこの部位もチェックしますので窪みが深く虫歯になり易い
状態が見つかったら予め予防処置を施す事もあります。

左側の虫歯が特に深くまで進行していました。
定期検診の重要性を再認識させられる症例です。
早期発見早期治療が必要ですが、それよりも大事な事は虫歯の予防です。
いずれにせよ定期検診の必要性はいうまでもありません。



2013年8月24日

歯石が付着し易い部位


歯石は歯面ならどこでも付着します。
その中で特に付着し易い部位があります。
下顎前歯裏側と上顎第一大臼歯頬側面です。
この部位の近くに唾液腺の開口部があり常に唾液が出ています。
この唾液中のカルシウム等のミネラルがプラークを石灰化して歯石になります。

この写真は下顎前歯裏側です。
定期的に来院されてスケーリングする事をお勧めします。




2013年8月23日

虫歯になり易い部位


以前にも何回か書きましたので過去の記事も参考にしていただけると幸いです。
下顎第一大臼歯の頬側面には縦に走る裂溝があります。
この溝はけっこう深く窪んでいて磨くのが困難な箇所です。
因って萌出直後に虫歯になってしまう子がいます。
第一大臼歯の萌出時期はおおよそ6歳です。
この写真の子は15歳で萌出から9年経過しています。



奥が第二大臼歯でその手前が第一大臼歯です。
上から見ると第二大臼歯に比べて第一大臼歯は頬側面が窪んで裂溝があるのが判ります。




2013年8月21日

萌出間もない永久歯の虫歯


手前が乳歯、奥が永久歯です。
奥の永久歯は第一大臼歯で六歳頃に萌出してきます。
萌出して間もないのに既に虫歯で穴が空いています。
手前の乳歯は虫歯で治療した痕があるにもかかわらず再発しています。
プラークコントロールができていない口腔内環境では萌出直後の永久歯は
直に脱灰してしまいます。
幼弱永久歯のエナメル質は結晶構造が粗く脱灰しやすいのです。
エナメル質は唾液中のカルシウム等のミネラル分を取り込んで結晶構造が緻密になります。
よって年齢を重ねる程、耐酸性が向上して脱灰しない硬いエナメル質に成長していきます。



2013年8月20日

50歳成人の歯並びの矯正


下顎前歯の歯並びが凸凹していている事が気になって矯正希望です。



下顎全体に虫歯と歯周病の予防がきっちりできています。
お口の事にはかなり気をつけていらした中で、歯並びがずっと懸案だったそうです。
今回、思い切って矯正治療に踏み切りました。

前歯だけの部分矯正です。
歯をワイヤーで結擦して矯正力を加えます。

約4ヶ月で終了です。
裏側のワイヤーは後戻り防止のための固定です。




2013年8月19日

拡大装置による順調な歯列拡大

矯正治療について良く聞かれる質問の一つに治療の開始時期、タイミングがあります。
歯の萌出力、骨格の成長発育の力を利用してその中で自然に歯並びを整えていくのが
生体に無理なストレスを加えずに行えるベストなタイミングです。
よって個人差がありますのでその子の成長期、歯の萌出時期を様々な角度から診査、診断してベストな時期を探って行きます。


この方はベストなタイミングで拡大装置を入れました。
よって短期間で、生体に過剰な負担をかける事無く順調に理想的な歯並びになりました。


乳歯が抜けた後は充分な萌出スペースがあるので永久歯へ生え変わりは自然になるでしょう。



2013年8月10日

永久歯が左右対称的に生えて来ないのは何故


永久歯の萌出時期がずれています。
結果左右対称ではなく不揃いの歯並びです。
何か原因があるはずでレントゲン写真を撮ってみたところ、左側の乳歯の奥に過剰歯が埋伏
していました。
この埋伏過剰歯が永久歯の萌出を妨げていたのです。
この乳歯と埋伏過剰歯を抜歯するときれいに生え揃うはずです。
その結果は後日ブログに記載します。



2013年8月 9日

歯ブラシによる歯ぐきの退縮


自己流で歯ブラシを使っている方が大半です。
それなりに磨けているのですが中には歯ぐきを傷つけたり、歯の表面のエナメル質や象牙質を
磨耗させたりしている方がいます。



下顎前歯の写真です。
歯ぐきが下がって歯根表面が露出しています。
歯根表面は磨耗して窪んでいます。
下がった歯ぐきは帯状に膨らんでいます。
原因は歯ブラシの使い方にあります。
強い力で横磨きをするために歯ぐきが下方に押しやられているのです。



このような歯磨きを続けていると歯根の磨耗と露出がひどくなる一方です。
適切な歯ブラシの使い方を学びましょう。
虫歯や歯周病の予防法は歯ブラシが教えてくれます。



2013年8月 7日

インプラントの治療手順・流れ


保存不可能な根っこがあります。
抜歯と同時にインプラントを即時に埋入します。
これなら外科処置が一度で済みます。


約3ヶ月間の治癒期間を置きます。
その間にインプラントは周囲の骨と結合して咬合力に耐えられまでに強固になります。



3ヵ月後にインプラント周囲の歯肉をきれいに切除して整えます。
型(印象)を採取して次回クラウンをセットします。


ネジ止め式のクラウンを装着します。
ネジ穴は仮封しますので日常生活には支障ありません。
ネジ止め式にする理由は取り外して完璧なメインテナンスが可能だからです。



2013年8月 6日

オールセラミッククラウンで自然な色・形の前歯が復活


前歯が不自然な感じで気になるので自然な感じにきれいに治したいという理由で来院されました。
歯並びが気になるのかと思い聞いてみたら、八重歯ではなくその手前のクラウンをきれいにしたいという事でした。
八重歯が目立つのは我慢できるのですが、手前の歯の根元の変色がより気になるので何とか
したいという思いで来院されたのです。

よく見るとクラウンの境界が黒くて、根元が膨らんでいます。

オールセラミッククラウンで修復しました。
メタルフリーなので金属色の境界は無くなり自然な色合い、形態になりました。

希望が叶って喜んでもらえました。


2013年8月 5日

汚れ(ステイン)が付着しにくいセラミッククラウン


この方の嗜好品がタバコとコーヒーです。
歯の表面にはタバコのヤニ(ニコチン、タール)、コーヒー等の色素(タンニン)が沈着して汚れてきます。
自分の歯の汚れ(ステイン)とは対照的セラミッククラウンは白く輝いています。

歯にステインが沈着するのは?

エナメル質表面は唾液が付着して作られるぺリクルという膜で覆われています。
その膜の上にコーヒー、お茶のタンニン、タバコのニコチン等が唾液中のカルシウムや金属イオンと結合してできたものが沈着してステインになります。


セラミッククラウンがいつまでも白いのは?
セラミッククラウンの表面にはぺリクルが存在しないからです。
従ってステインは沈着しません。



2013年8月 3日

透明で目立たない矯正装置


前歯が出ているのと歯のすき間が気になって来院されました。
横から見ると前歯の傾斜とすき間が良くわかります。



目立たない矯正装置を希望されましたので
このように透明で取り外しのできる装置を入れました。
この装置は月に一度来院してもらい装置を新たにします。
歯の移動とともに歯型を取り、歯の移動を予測した新しい装置を入れます。


見える矯正装置(ワイヤー&ブラケット金具)よりは治療期間が若干長くなります。
期間が長くなりますが装置が目立たない分、治療に対するストレスは軽減されるようです。

お望みのきれいな歯並びになりました。


2013年8月 2日

上唇のスジ(小帯)が張っている その2


7月24日の続きです。
本人、保護者同意の下に外科処置をしました。
術後の腫れや痛みも無く経過良好でした。
1週間後の治癒の状態です。
張っていたスジは無くなり、口唇は自由に伸びるようになりました。

歯間に存在する小帯の繊維性組織をしっかり掻爬しました。
すき間が無くなり、ぴったりとくっ付いてきれいな歯並びになる事でしょう。



上唇が自由に動くことにより発音障害等の機能障害は無くなります。
歯ブラシも上手にあたって磨きやすくなるでしょう。