カテゴリー別アーカイブ:フローリング

- 退去後のフローリング色あせ -

  

   写真は築8年になる大手ハウスメーカーの戸建て物件で、リビングの掃き出しが色あせした状態です。この他にも小キズが15か所位ありました。

どうやらオーナーさんはリフォーム後賃貸で貸すことを考えてみえるようで、この時期ご多分にもれずあまり予算がなく、半人工で何とか見てくれ良くして欲しいとのことで頑張ってみました。

ちょっと時間オーバーし仕上がりも80%位ですが、予算の割には十分見栄えが良くなっていると思います。

これだけできて半人工はかなりお得感があると思いません?

VOL.158     2009.06.19

方向変色の床のキズ

 

 

 

写真は方向変色するフローリング材の引きキズです。

 

木目と垂直方向に80cm。補修屋さんなら分かるでしょうが、かなり辛い作業で、誰もがあまりやりたくない仕事です。それでも1枚のピースの中に集成部材が3片入っており、しかも木目が割とはっきりしているのが救いです。

 

樹脂で埋めた傷口に色を入れる度に向こう側とこちら側の色の見え方をチェックして更に筆を加え、又チェックするという気の遠くなるような作業の繰り返しです。

 

それでも自分的には満足のいく出来にはならないので、極みへの道は遠いと感じます。

まさに『質の追求に限界はない』です。

 

近々HPを大幅にリニューアルする為に、原稿を考え続けています。そのせいもあってかブログがちょっと不規則になっていてすみません。新HPにご期待下さい。

 

VOL.157     2009.06.15

- 床へこみ補修 -

 

  写真はフローリングについたへこみの補修です。御覧の通り高級感ある床材ですが、ビー玉で押し当てたような深さ1mm以下の浅いへこみが一面についています。しかも無垢材の染色仕上げで、方向変色をおこす難易度の高い部材です。

1ピースや2ピースなら何とでもなるのですが、リビングの真ん中にこれだけ集中していると正直あまり手をつけたくない仕事です。さらに入居している建物の為、1日でしかもなるべく短時間で完了させて欲しいとのことで、珍しく二人がかりで補修しました。へこみを埋めるだけで直るはずもなく、木目を描き色をかぶせ、また木目を描くを繰り返し、何とか写真のような仕上がりに・・・・。

二人で5時間かかりました。ウ~ン。腰イタイ~!(*_*)ゝ

VOL.156     2009.06.09

- フローリングのしみ -

  

   今日はスタッフが手がけた補修ネタです。築10年くらいの賃貸マンションです。

リビングの真ん中に何らかの理由で床に継続的に水分が接していて、床の表面のコーティングが剥げてひび割れています。その隙間から水分がしみ込んで、中でカビて黒く変色しており確かに見栄えが悪いです。全体的に床の表面は少しずつ傷んでいるので、他の部分とのなじみを良くするために最少限の補修と隠ぺい力のある色付けで直しています。

集成材で一つのピースが小さくて色が違うため、ピース毎に色を調整しているので多少手間がかかっています。半人工(4時間以内)で御覧の通りです。

VOL.155     2009.06.04

- 掃き出し床の色剥げ -

  

 

今日の補修例は技術部長担当です。

分譲住宅の賃貸マンションで、メールに写真を添付して頂いてのご依頼です。メールによると掃き出しの床が剥げて色落ちしてしまった所を直そうと、ニスを塗ったら余計目立つようになってしまったとのこと。写真にによる概算見積りでは半人工くらいにしたのですが、実際にやってみると剥げているピースの面積が小さかった為、思ったより少なく2時間で済んでしまいました。

赤ちゃんを抱っこした若奥さんは、安く綺麗に直ったので喜んでくれました。

VOL.151     2009.05.18

ドアノブ穴と配管穴

  

  

写真は店舗の改修工事によるドアノブ穴と配管穴です。つき板に染色された部材で、ドアノブの方は穴を隠すため、穴のあった部分を切り取り共材で埋め木されていました。日焼けによる変色でいかにも"埋め木しました候"になっており気になるようです。

もう一方の配管穴の方も埋め木する予定でしたが、どうせ日焼け色補修をしなければならないので、当方が樹脂で埋めることにしました。ドアノブの方も微妙に埋め木の周りに段差があったので、樹脂で段差をなくした上で木目を再現。艶がほとんどなかったことが幸いしてそれぞれ90分位で終了。

他にあったビス穴や画鋲跡、枠の隙間と5時間半くらいと言ったところでした。

VOL.150     2009.05.13

火事寸前!?

  

今日は極めてレアなケースです。と言っても先回のブログも焦げネタでしたが・・。

電気コードのタコ足配線が原因か、コードから発火しご覧の状態でした。オーナーさんが外出から戻ったときには家中煙だらけだったそうで、よく火事にならなかったと思います。スタッフが不慣れで写真のBefore  After の画格が違って分かりにくいですが、、完全に炭化した巾木は成形した方が手間がかかるため、40センチ程切り取り、形は似ているが色が違う巾木を色補正してはめ込んでみました。

床は貼り替える訳にはいかないので、炭化した部分を削り取り2液パテで埋めた後、木目を復元してあります。巾木と床で6~7時間の仕事でした。

花の好きなオーナーさんで、休憩の時玄関先の植木の話題で持ちきりでした。

VOL.146     2009.04.26

フローリングの凹み

  

4月も中旬になり少しずつ現場がこなれてきて、時間的ゆとりが出てきました。繁忙期にやりたくもできなかった仕事を片付ける時期になってきました。弊社のHPも段階的にリニューアルしていきますのでご期待ください。

今日の現場写真は久しぶりに武藤君の補修例です。改修工事で玄関ホールに部材を落としてしまった跡のようで、ボンドコークが埋めてありました。武藤君に補修を任せてお施主さんと話をしていると、子どもの学校の役員の話から始まり、虫捕りや工作の話題まで意気投合してしまい、あっという間に時が過ぎていきました。お施主さんも彫刻や絵画、標本作りなど多才で補修の仕事に興味を持ったらしく、終始一貫して作業を見学してみえました。

VOL.144     2009.04.18

補修の補修(その2)

  

       

この時期どうしても多忙で、このブログも週2ペースを守ることができず、ご愛読頂いている方々にはご迷惑とご心配をおかけしております。何とか体調を維持しておりますが、昨日は花粉症の症状が一気に進み苦しみました。

さて、今日の写真はマンションの床です。これは内覧会の前日の夕方、造作の補修で行った時、組の監督に補修箇所の指示をしてもらっていたとき、同じ部屋の奥で、「やっべ~!補修屋いないか~?」という声が・・・。嫌な予感がしてチラッと横目で見ると、どうやら美装屋さんが床のワックス面がモヤモヤと汚かった所をワックスムラだと思い込み剥離したところ、補修跡だったらしく取れてしまったようです。(ピースのまわりの白いテープは美装屋さんが剥離の為に貼ったものです)

しかも8センチ×10センチ位の特大サイズ。これを直した補修屋さんはおそらくキズが大きすぎて、きちんと平面を復元することができなかったのでしょう。ペーパーをかけすぎて苦労した跡が痛々しいです。樹脂の種類によっては大きい面積のキズに不向きなものもあるので無理もありませんが・・。

試しに一番光の厳しい向きで写真を撮ってみました。かなり完全な形で平面が複元されているのが分かると思います。監督の希望で直しましたが、美装屋さんはとうとう顔を出すこともなく、お礼の一言もなしでした。

絶体絶命のピンチを助けたにもかかわらず、しかもタダで・・・。「ちょっとどうよ~!」って感じでした。キッチンの照明の条件が厳しかったのと、前の補修を取るのに時間がかかったので約1時間かかりました。(ー'`ー;)

VOL.138     2009.03.14

団体施設のザラ板補修

お客さんの紹介で直すことになったのは写真のブツです。下足のザラ板なのですが、横幅600ミリで長さは8メートルくらいあります。特注品らしくケヤキの木目で、本来和室の床の間に使われる部材を使って作ってあります。

納品から4~5年経っているとのことですが、納品直後にテーブルを運んでいて落下させてしまい、大きな陥没になってしまったそうです。キズの大きさは3センチ×13センチ位。新品に穴を空けてしまったショックで、ご自分で埋木をし着色もされ、さらにザラ板のため皆さんが日常的に踏むので、ストッキングを引っ掛けないようにと透明テープで保護したりされたそうです。写真の外側の長方形はそのテープの跡です。

この部材はケヤキの白木を染色仕上げにしたもので、方向変色をおこすため補修が難しいもののひとつです。床の間として使っていれば手前側からしか見ないため調色が楽なのですが、ザラ板として使っているので下足箱以外の3方向から見るため、どの方向から見ても違和感のないように仕上げなければならず補修に3時間かかりました。かなり苦労しましたが、お客さんに喜んで頂けホッとした次第です。

前に一度自作スピーカーの時にヒントを頂いた方で(VOL105)、談笑しながら和やかな雰囲気の中作業できたことも成功の理由の一つかもしれません。

VOL.131     2009.02.15