[最終更新日]2017/03/13
女性の薄毛は、遺伝なのでしょうか?実際に、薄毛になってしまった女性からすると、少し気になる部分ではあります。
しかし、もし遺伝するとしたら、それはその遺伝子を引き継いでしまった時点で諦めるしかないことなのでしょうか?
薄毛遺伝子の存在や、薄毛遺伝子を引き継いでしまった際に、薄毛を回避する方法についてお伝えしていきます。
女性の薄毛・遺伝との関係
薄毛は遺伝すると言ってしまうと、身も蓋もありませんが、科学的にそれは証明されています。
ただし、100%ハゲるとも言い切れませんし、100%ハゲないとも言い切れません。
薄毛になりやすい人もいればなりにくい人もいるという程度に捉えておくと良いでしょう。
男性よりはリスクが少ない
薄毛の多くは、男性型脱毛症と呼ばれる脱毛症です。
その名前の通り、男性に多く発症する症状です。
なぜ男性に多く発症するのかというと、その原因が男性ホルモンであるテストステロンが変質した悪玉ホルモン、ジヒドロテストステロンだからです。
女性は、そもそも男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が少ないので、男性型脱毛症になりにくいのです。
ただし、閉経後の女性や、薬品の使用・食生活などによってホルモンバランスが崩れた場合、女性であっても男性型脱毛症が発症する可能性はあります。
女性の4人に1人は遺伝的要因による薄毛
薄毛になりやすい遺伝子というのは、X染色体の中に存在しており、そのX染色体の影響で、ホルモンの影響を受けるアンドロゲンレセプターという受容体の感受性が決まります。
そして、アンドロゲンレセプターの感受性が高ければハゲやすく、低ければハゲにくいと言われています。
少し難しい話になるので、簡単に言うと、「X染色体の中に薄毛遺伝子がある」と考えてください。
そして女性の場合、父親のX染色体と母親のX染色体の両方に薄毛遺伝子が存在していた場合、自身も薄毛になりやすくなるそうです。
確率的には4分の1。
4人に1人の女性は薄毛になりやすい遺伝子を持っているということになります。
自分の家系に薄毛がいたら?(それ以外の要因を断ちましょう)
しかし、女性の場合は、もしその薄毛遺伝子を受け継いでいたとしても、必ずハゲるとは限りません。
女性の場合、遺伝子以外にも様々な要素が重ならなければ簡単には薄毛になりません。
そのため、遺伝以外の要素で薄毛になりそうなところをしっかりとケアしていけば、薄毛を防ぐことができます。
また、すでに薄毛が進行してしまっている方でも、この対策をとることによって回復する可能性があります。
遺伝でもあきらめる必要はない!?AGA専門の病院で治療しよう
もし、女性で男性型脱毛症にかかってしまい、様々な対策を取ったが収まらないという場合、最後の手段として、AGAクリニックに通院するという方法があります。
AGAクリニックは、男性型脱毛症を治療する専門の病院です。
診察してくれる方はすべて医師免許を持った本物の医師です。
そのため、医学的に最も可能性の高い方法で発毛を促進してくれます。
女性の場合、男性に比べて使用できる薬品に制限があり、効果的な治療が難しい場合がありますが、最近では女性にも有効な育毛成分が多数開発されています。
医療保険がきかないので、全て実費ということになり、お金はかかりますが、最も可能性の高い方法で薄毛を治療することが可能になります。
薄毛は遺伝よりも女性ホルモンのバランスに注意
前の項目でお伝えした通り、ホルモンのバランスが男性型脱毛症を引き起こします。
遺伝よりも、むしろそちらの方を注意したほうがよさそうです。
女性ホルモンのバランスが崩れる理由
女性の体は、妊娠や出産、そして閉経や毎月の生理など、男性に比べるとホルモンに関係する大きな変化が、日常的に起こっています。
それは常にホルモンに影響を与えています。
特に、高いストレスかかる環境に長時間いたり、睡眠不足だったり、食生活が偏っていたりすると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
閉経後は要注意
閉経後の女性は、女性ホルモンの分泌量が著しく減少します。
すると、男性型脱毛症の原因となるテストステロンの分泌量が増え、抜け毛が起こりやすくなります。
実際、薄毛に悩む女性の多くは閉経を迎えた後の、女性ホルモンが減少したことによる副作用で男性型脱毛症になり、悩んでいます。
女性ホルモンと薄毛の関係
男性ホルモンと女性ホルモンは、そのバランスを体内で保っています。
女性ホルモンが減ることによって薄毛が促進されるわけではなく、女性ホルモンが減ることによって男性ホルモンの分泌量が増え、男性ホルモンの分泌量が増えることによって脱毛が促進されるのです。
男性ホルモンのテストステロンは、5αリダクターゼという還元酵素と結びつくことによって悪玉ホルモンであるジヒドロテストステロンに変わります。
このジヒドロテストステロンが脱毛を促進させてしまうのです。
本当に遺伝?女性の薄毛は基本を見直すだけで改善するかも?
女性の薄毛の原因は、遺伝だけではありません。
その他の様々な要素を見直せば、薄毛になった後でも、その症状を改善することができるかもしれません。
汚れをきちんと洗い落とす
頭皮には、様々な汚れが付着しています。
外出すれば埃や排気ガスにさらされ、ただ生活しているだけでも分泌された皮脂が毛穴に詰まったり、古くなった角質が、頭皮にこびり付いていたりします。
これらの汚れをシャンプーによってしっかりと洗わなければ、頭皮環境は悪化し、最悪の場合、雑菌が繁殖して炎症を起こしてしまう可能性があります。
炎症が起きると、炎症の原因菌が毛根を攻撃し、脱毛が促進されてしまいます。
まずは頭皮を清潔に保つということから始めてみましょう。
髪の重みによる負担を減らす
女性は男性に比べると髪の毛が長いです。
髪の毛が長いということは、それだけ髪の毛自体の重さもあるということです。
髪の毛が重いと、それを支える毛根にかかる負担も大きくなります。
そのため、ロングヘアの方は一度髪の毛をバッサリ切ってショートヘアにしてみてはいかがでしょうか。
ロングヘアよりショートヘアのほうが薄毛が目立つにくいという長所もあります。
頭皮をマッサージ
1日に数分間で構いませんので、頭皮をセルフマッサージしてみてください。
マッサージすることによって、血行が促進され、髪の毛が成長するために必要な栄養が運ばれやすくなります。
頭皮を保湿
頭皮の乾燥も炎症の原因となります。
頭皮に塗るための美容液なども発売されていますので、そういった商品を使用して頭皮の湿度を保つようにしましょう。
薄毛の遺伝する家系に生まれても、女性のほうが薄毛は改善しやすい
女性は、そもそも男性に比べてテストステロンの分泌量が少ないので薄毛になりにくいです。
薄毛になりにくいということは、一旦薄毛になってしまった後でも回復がしやすいということでもあります。
薄毛治療薬「パントガール」
パントガールは、女性用の育毛剤として海外で30年以上使われ続けてきた歴史を持っています。
パントテン酸カルシウムやシスチン、セルロース、ポビドン、ステアリン酸マグネシウムなどの成分が配合されており、女性に多い「びまん性脱毛症」に効果があります。
育毛剤というと、頭皮に塗るというイメージがありますが、このパントガールは、服用するタイプの育毛剤です。
成分の内容的に、サプリメントに近いものなので、即効性はなく、半年から1年程度の長期服用が推奨されています。
ただし、成分がサプリメントに近いということや、女性用に作られているということで、ホルモンに働きかける影響がなく、副作用も起こりにくいのが特徴です。
ノーニードルメソセラピー
育毛メソセラピーとは、AGAクリニックで施術してもらうことができる薄毛の治療方法の一つです。
ミノキシジルなどの育毛に役立つ成分と成長因子を薄毛が気になる頭皮に直接注入していくという育毛方法です。
短期間に効果が現れやすいという特徴があります。
昔は注射器を使って成分を頭皮に注入していましたが、現在では針を使わずに電気やローラーを使って成分を注入させる、ノーニードルメソテラピーという方法が主流になっていますので、痛みもほとんどありません。
食事療法
髪の毛に良い成分というものがあります。
それらを積極的に摂取していくと良いでしょう。
例えば、髪の毛を構成する成分であるたんぱく質、そしてタンパク質をケラチンタンパク質というタンパク質に変質させる性質を持つ亜鉛、そして血行を促進させるビタミンB 群など、様々な成分があります。
特殊なものは少ないので、緑黄色野菜や肉類を積極的に食べていれば、不足することはないでしょう。
髪の毛に良い栄養素の中でも、現代人に不足しやすいと言われているのは亜鉛です。
亜鉛は、牡蠣に多く含まれているので、機会があれば積極的に食べましょう。
まとめ
- 女性は男性より薄毛の遺伝が少ない
- 基本を見直すことで薄毛は解消できるかも
- 同じ家系でも男性より女性のほうが改善する可能性が高い