化粧水は「サッパリ派!」それってニキビの原因かも?
さまざまなケアを試しても、ニキビがなかなか治らない経験はありませんか?鏡を見るたびにため息が出てしまいますよね。
でもそのスキンケア、間違っているのかもしれません。実は、ニキビを治すには意外な方法があります。
その秘密は、化粧水。
ニキビができる原因やその正しいケア方法を知り、ニキビ知らずの美肌を手に入れましょう。
化粧水サッパリ派はニキビになりやすい!?
「昔も今も、化粧水はサッパリ系が好き」というアンチモイスト派の人は多いのではないでしょうか?
肌にしっとりしたものをつけるとベタベタしてニキビができそうだからと、何となく選んでいるのかもしれません。
でも、サッパリ系の化粧水は、肌にとって物足りなく、ニキビの原因をつくりやすいとされています。
そのワケを詳しく見ていきましょう。
「サッパリ」と「モイスト」の違い
化粧水のサッパリ系とモイスト系では、保湿力に差があります。
単純に肌表面を潤すための処方や肌の内部まで潤いを浸透させる処方のものがあり、メーカー独自で注目した成分を配合し調整されています。
よく耳にする、イソフラボンやヒアルロン酸なども保湿力を高める成分として人気がありますね。これらは化粧水を付けた後の保湿効果の持続感がまず違います。 使用感も「さらっと」や「べたっと」とした感覚の違いがあります。
同じヒアルロン酸配合の化粧水でも「高分子ヒアルロン酸」だったり「低分子ヒアルロン酸」だったりとヒアルロン酸にも色々あります。
化粧品のボトルの裏には必ず成分内容が表示されているので、チェックしてみましょう。
では、それぞれの特徴を紹介します。
サッパリ系スキンケアの特徴
つけた直後からさらっとしてるため、保湿の持続力はあまり続きません。
- 化粧水:さらっとした使用感で、肌につけた後に油分が残らない
- 乳液:ほぼ乳白色の液状のものが多い。
ジェルタイプのサラサラしたものもある
モイスト系スキンケアの特徴
つけてしばらくたってもしっとり感が残り、保湿効果が長く続きます。
- 化粧水:しっとりとした使用感で、肌につけた後に油分が残る。保湿効果がうたわれる成分が、特別に配合されている
- 乳液:主にクリームタイプで、液状タイプではとろみが強め
アンチモイスト派の特徴
思春期の時に頬やおでこにプツプツとニキビが現れて、悩みの原因になったという人は少なくありません。
こうした脂性肌の人は、ニキビが悪化するからベタベタした化粧水は避けようと、使用感のさらっとしたサッパリ系の化粧水を好んで使う傾向にあります。
また、このようなアンチモイスト派の人は、洗顔後のケアは化粧水のみで、乳液やクリームはつけないという人も多くいます。
さらにメイクの際にも保湿を一切行わず、いきなり日焼け止めと粉おしろいを塗ったり、メイク直しにはあぶら取り紙で脂をとるだけで、パウダリーファンデーションを重ねて塗るなんてこともあったり…。
でも、余分な油分でニキビができるのを怖がるあまり、保湿効果の低い化粧水を使い続けると、肌の中の細胞は水分を失い、ひどい乾燥状態で干からびてしまいます。
さらに潤いを失った肌は弾力を失い、毛穴が開いて目立つようになります。
そんな状態でメイクをすれば、開き切った毛穴にファンデーションなどの汚れがたまりやすくなります。
その毎日の積み重ねが毛穴の詰まりに拍車をかけ、大人ニキビをくり返すという悪循環に陥りかねません。
大人になってできるニキビとは?
思春期には身体の成長にともなってホルモンバランスに変化が生じ、女性でも男性ホルモンの分泌が急激に増えると言われています。
この男性ホルモンには、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促す作用があるため、脂分の多い肌環境がつくられます。これは思春期にできるニキビの原因の一つとされます。
でも、思春期の頃にはニキビが全くなかったのに、大人になってからニキビ肌になった…という人はいませんか?
それは、原因が思春期の頃のような肌環境だけではないからです。もちろん、そもそもの体質が脂性の人は、思春期のニキビのように皮脂分泌が過剰になってニキビができます。
でも、大人になると生活環境がガラッと変わり、思春期とは違ったさまざまな原因でニキビができます。
その原因がこちらです。
- 生活習慣の乱れ
- 物理的、精神的ストレス
- ホルモンバランスの乱れによる新陳代謝の低下
- 睡眠不足
- 偏った食生活
- 過剰な喫煙、飲酒
- 紫外線
- 乾燥
- 顔の洗い過ぎや過剰なメイク
- 体質に合わない化粧品などによるアレルギー
など ざっと例を挙げただけでも、これだけの原因が考えられます。そう思うと、大人ニキビの方が厄介といえます。
特に乾燥が大人ニキビの原因になることは、意外に思う人も多いのではないでしょうか?
知らず知らずの間につくられる乾燥肌について、詳しく見ていきましょう。
隠れ乾燥肌がつくられる理由
社会人になり就職をすると、ほとんどの人は会社や店舗の中で1日を過ごすことになります。そうすると、夏には冷房、冬には暖房が効いた部屋の中にずっといるわけです。
実感はないかもしれませんが、その環境に身を置くだけでも、肌の水分はどんどん失われていきます。
夏は汗をかいて水分が出るので、肌表面は湿っているように感じますが、それは大間違い!
熱が放出されるということは、同時に水分も蒸発しているということです。
そして冷房による空気の乾燥で肌は水分を奪われ、知らず知らずのうちに隠れ乾燥肌はつくられていきます。
また、朝から化粧水やクリームなど何もつけずにスッピンで過ごした時に、肌表面がベタベタしてきて、触るとぬるっとした皮脂が出ているのを経験したことはありませんか?
肌表面がベタついて感じるのは、乾燥した肌を潤すために皮脂が過剰分泌しているからです。肌に足りない水分をどうにか補おうとする、肌細胞の自己防衛機能のようなものです。
表面的に潤っているように見えても、実は肌の内部は乾燥してパサパサになっています。それを防ぐためにも、しっかりと肌を保湿することが大切といえます。
現在の肌状態を知って、目指せ美肌!
年齢や環境によって着る物やメイクが変わるように、スキンケアもその時々の肌の状況に応じて変えていく必要があります。
美は一日にしてならずという通り、日々の積み重ねこそが美肌への第一歩になります。
隠れ乾燥肌を見逃さない
脂性肌の人がモイスト系の化粧水をつけると、肌の油分が過剰になり、ニキビが増えたり悪化したります。そのため、脂性肌の人はサッパリ系のスキンケアを選ぶようにしましょう。
でも、あなたの肌は本当に脂性肌ですか?
自分は脂性肌と、自己判断していませんか?
肌の性質は、見た目や触った感覚だけでは分かりません。脂性肌と思いつつも、実は隠れ乾燥肌だった…という女性は多くいます。
肌の状態を知る方法の一つが、化粧品メーカーによる肌のカウンセリングです。
基本的に無料で、知識を持った美容のプロが、計測した水分量をもとに現在の肌の状態を導きだして、スキンケアを基本から見直すためのアドバイスをしてくれます。
肌の水分量を知ると、乾燥状態が実感しやすくなります。また、計測する部位によって水分量に違いがあるので、乾燥が顔全体なのか、一部だけなのかも分かります。
一人で悩まずに、美容のプロにアドバイスをもらうこともおすすめです。
肌に何らかのトラブルを抱えた時、まず知るべきなのは現在の肌の状態です。隠れ乾燥肌の人は乾燥している自覚がないので、保湿不足のスキンケアを続けがちです。 それが大人ニキビの原因になっている可能性もあります。
また、一年前と一年後の肌の状態が全く同じとは限りません。
一回カウンセリングを受けたからと安心せず、定期的に肌の状態をチェックして、適切なスキンケアを心がけましょう。
1に保湿、2に保湿
乾燥が原因のニキビの場合、保湿することで過剰な皮脂分泌を抑え、ニキビができやすい肌環境を改善できます。
また、ニキビに限らず、美肌になるためには肌に水分が満ち足りていることが重要です。 特に乾燥肌の人は、保湿効果の高いモイスト系の化粧水をたっぷり肌につけるようにしましょう。
では、効果的な保湿の方法を紹介します。
- 自分に合った化粧水を用意
- 500円玉ぐらいの量を、手のひらや指先を使って肌全体に馴染ませる
- ステップ2を数回行う
- 化粧水をしっかり浸透させたら、水分が蒸発しないように、乳液やクリームで肌にふたをする
ステップ2~3は、肌を手のひらでパッテイングした時にピタッと吸い込まれるくらいが目安です。
水分が細胞までしっかり浸透すると、肌表面に潤いがよみがえり、もっちりとみずみずしくなります。
しっとりとした使用感が苦手な人は、コットンに化粧水をたっぷり湿らせて、肌全体をやさしくふき取るようにつけましょう。
肌トラブルの少ない健康的な肌というのは、水分と油分のバランスが大切です。
現在の肌状態と解決策を知って適切なスキンケアを行い、ニキビのない健やかな美肌を手に入れましょう。