母乳育児でも体重が減らないのはなぜ?
2015/09/06
妊娠すると、ほとんどの女性は平均で10キロくらいは体重が増えます。
中には15キロ~20キロくらい増える人もいますので、臨月の時期の体重には自分でもびっくりしてしまいますよね?
そんなママ達は「出産したら、妊娠中に増えた体重を元に戻すぞ!」「産後ダイエットするぞ!」と意気込んでいることでしょう。
産後は、赤ちゃんのお世話が始まりますし、母体の回復も最優先に考えなければなりません。
食事制限や激しい運動によるダイエットをすることはできませんよね?
そんな産後のママの体重を減らすのにピッタリなのが「母乳育児」です。
「母乳をあげると痩せる」「母乳で激やせ」「母乳ダイエット」などと言われているのを、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
母乳のおかげで、産後ダイエットに成功した芸能人も、数多くいます。
しかし「母乳を出すと痩せる」と言われている一方で「母乳をあげているのにぜんぜん痩せない」「逆に太ってしまった」という声もあります。
今回は「母乳育児は本当に痩せるのか?」「母乳育児でも痩せない原因」について調べてみました。
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産後に痩せたいなら母乳育児がお勧め?
母乳を作り出すには多くのエネルギーが必要です。
平均で、一日500~800キロカロリーも余分に消費されるのです。
通常よりも消費カロリーが増えているわけですから、摂取カロリーが大幅に増えない限り、産後のママの体重は自然と減って行くことが考えられます。
つまり「産後に痩せたいなら、母乳育児は効果的」と言えるのです。
母乳育児はいつから痩せる?
★産後すぐから痩せ始めて産後6か月くらいで停滞するケース
赤ちゃんの月齢が小さいうちは、一日の授乳回数が多いため、母乳に取られるエネルギー量が多いと考えられます。
母乳が出始めてからしばらくは、乳房が張って痛くなるほど、母乳の分泌が過多になることもあり、これも消費エネルギーが増える原因でしょう。
夜間の授乳もあって、肉体的にも疲れやすく、太りにくいことが考えられます。
★産後6か月くらいから痩せ始めるケース
赤ちゃんの月齢が小さいうちは、まだ母乳を飲む量が少ないので、母乳に消費するエネルギーが少ない場合です。
赤ちゃんが成長するにしたがって、母乳を飲む量が増えると、痩せ始める方もいます。
★産後1年くらいから痩せ始めるケース
赤ちゃんの運動量が活発になるのに伴い、ママの運動量も増えます。
よちよち歩き出す赤ちゃんからは目が離せませんし、お散歩など外出する機会も増えるでしょう。
「子供と一緒によく動くようになったら痩せた」というママもいます。
母乳育児で痩せない原因は?
★食欲に任せて食べ過ぎる
母乳育児をしていると、より多くのカロリーを消費しているので、痩せやすいのは確かです。
自分でも驚くくらいの食欲が出る方が、ほとんどです。
「母乳で育てているから」と言って、食べ過ぎていませんか?
たとえ、母乳を作り出すために多くのエネルギーが必要だとしても、トータルの消費カロリーを上回るカロリーを摂取している場合は、痩せることができません。
「間食を減らす」「夜20時以降は食べない」「洋菓子より和菓子にする」「油ものは控える」「飲み物はノンカロリーのものにする」など、少し意識してみましょう。
また、家族や周りの人に「赤ちゃんの分まで食べなさい」と勧められて、断れずに食べ過ぎてしまうこともあります。
★食べることでストレス発散している
赤ちゃんのお世話や、睡眠不足などで、産後はストレスが溜まりがちです。
さらに、自分一人の時間を持つことも難しい間は、ストレスを発散する場がなく、どうしても「食」に走りがちです。
家の中にこもりがちなので、常に何かを口にできる環境も原因の一つです。
「ストレス食い」「どか食い」など、たくさん食べることが習慣になってしまうと、母乳育児をやめた後が大変です。
ストレス発散方法や、「食」以外に関心が行くものを、今のうちから探しておきましょう。
★食事の時間がゆっくり取れない
赤ちゃんのお世話をしている間に食事を取るのですから、ゆっくり食べられないのは事実です。
しかし、早食いは、満腹感を得られず、食べ過ぎの原因になります。
★乱れた食生活
産後は、赤ちゃん中心の生活となり、自分のことは全て後回しになりがちです。
「朝ごはんを食べない」「食事のタイミングを逃して、代わりにお菓子を食べてしまう」「間食が多い」「夜間の授乳時に何かつまんでしまう」など、食生活が乱れていませんか?
偏食だったり、食生活が乱れている場合は、知らず知らずのうちにカロリーを取り過ぎていることが考えられます。
★何を食べても乳腺炎などのトラブルがない
何を食べても乳腺炎などのトラブルがない人は、うらやましい反面、太りやすい、という危険があります。
なぜなら、油ものや甘いものなど、食欲に任せて、何でも食べることができるからです。
母乳トラブルになりやすい人は、高カロリーなものや甘いものを控えた食生活をしている場合がほとんどなので、痩せやすい傾向にあるようです。
★飲み物でカロリーを摂取している
母乳をあげていると、体から水分が奪われますので、非常に喉が渇きます。
気を付けたいのが、喉が渇くたびに、ジュースや牛乳など、糖分やカロリーが含まれる飲み物です分補給をしていると、カロリーの取り過ぎに繋がってしまうこと。
水分補給の際は、水、番茶、たんぽぽコーヒーなど、ノンカロリー・ノンカフェインの飲み物を選びましょう。
★年齢
年齢とともに、基礎代謝が落ちて行きます。
一人目より、二人目以降の出産後の方が、体重が減りにくくなる場合があります。
★筋肉量が落ちている
妊娠してからの運動不足によって、全身の筋肉が衰えている可能性があります。
筋肉量が低下すると、基礎代謝が低下するので、消費カロリーが少なくなります。
産後の筋肉の落ちた体は、太りやすく痩せにくい状態なのです。
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母乳育児で痩せるためには?
母乳育児中は、食事制限を行うダイエットは禁物です!
母乳の出が悪くなるだけでなく、栄養不足でママの健康を損なう恐れがあります。
では「母乳を出しているのに痩せない」「授乳中でも体重を減らしたい」という場合、どうしたらいいのでしょうか?
★食生活を見直す
まずは、食事内容を見直してみましょう。
例えば
・お菓子でお腹を満たさない
・甘いものを食べるなら、市販のスイーツより旬の果物
・ノンカロリーの水分を多く摂る
・ゆっくりよく噛んで食べる
・低カロリー&高タンパク質を心がける
・インスタント食品、冷凍食品は控える(高カロリーなうえ、添加物も多く、味付けが濃いものが多い)
・間食を控える
など、心がけてみることが大切です。
★筋肉量を増やす
筋肉量が減ると、基礎代謝が落ちて、消費カロリーが少なくなってしまいます。
妊娠中からの運動不足によって、筋肉量が落ちている可能性が高いので、まずは、筋肉を付けることを意識してみましょう。
一日に何度も行う「赤ちゃんの抱っこ」は、立派な腕の筋トレになります。
抱っこしながら、腰を回したり、スクワットをするだけでもいいと思います。
まずは、産褥体操や簡単なストレッチから始め、徐々に腹筋なども取り入れて行きましょう。
★骨盤矯正する
産後は骨盤が開いた状態です。
骨盤が開いていると、骨盤周りの筋肉が落ち、太りやすく、お腹周りに脂肪が付きやすくなってしまいます。
さらに、骨盤の歪みは、腰、足、首、お尻など、全身の骨の歪みに繋がり、全身の不調を引き起こします。
骨盤ベルトなどのサポートグッズを利用して、骨盤ケアを行うことをお勧めします。
赤ちゃんがある程度大きくなったら、ママも散歩やストレッチなどを行い、食事管理と併せて、新陳代謝をあげて行くようにしましょう。
まとめ
「母乳は痩せる」というのは、全ての産後ママに当てはまるものではありません!
「産後は母乳で簡単に痩せられる」と思っていた方は、思うように体重が減らないことでストレスを感じてしまうのではないでしょうか。
確かに母乳を出すことは、消費カロリーが増えますので、ダイエットできるように見えますが、産後の体は基礎代謝が落ちていますので、本格的に体重を減らすのが難しい時期なのかもしれません。
くれぐれも、赤ちゃんのためにも「食べないダイエット」はやめて下さいね!
授乳中に食事制限を行うと、体力が落ちてしまい、老化に繋がる場合もあります。
母乳育児中の底抜けの食欲を満たすために、お腹いっぱい食べつつ、尚且つ太らないようにするには「何を食べるか?」が重要だと思います。
「体重を元に戻す」「体重計の目盛を気にする」ことよりも、健康的な食生活をし、母体を回復させ、基礎体力を付けることが、痩せるための第一歩ではないでしょうか。
ダイエット法を「母乳育児」だけに頼らず、母乳育児を終えてからでも通用するやり方を、今のうちから考えておくといいですね。
私の目標は「腹八分でやめる」ことですが、なかなか実行できません…。
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