梅雨が明ければ、ギンギンギラギラ、太陽の季節の到来です。

電車の冷房にホッとするも、駅舎を一歩でるとサウナの雑踏。
汗腺よ騒ぐんじゃない!と心を緊張させ、平静を装って歩く。
職場にたどり着くと緊張がゆるむのか、どっと汗が噴き出す。

梅雨が明けるとグングン気温は上昇し、蒸し暑い夏が始まります。
思い出しましたか….昨年の夏を。

美肌よりも、暑さが気になる。
肌にとって、イイ夏?それとも危険な夏?

 
 

C子
厭だネー、今でもイヤなんだよ。それがまだまだ暑くなるのさ。
思うだけで今日の雨のように鬱陶しいね。
昼間は家で静かに暮らす夏。これで決まりだね。

A子
子供の頃は夏が大好きでした。
主人と出会うOL時代も、なぜか夏は楽しい季節のイメージが。
ところが今では、汗!汗!汗!の夏。
育児中の主婦って、目が回るほど忙しいのです。

B子
私暑いのも寒いのも大好き!いつも同じだと退屈でしょう。
汗で崩れた化粧を直すのも楽しいし、冬の帰り道、コートの襟を立てて歩くのも素敵だと思わない?
ネー、おばさん。
楽しいとも素敵だとも思わないね。聞いただけでゾッとするよ。
(ムムッ、できるなB子……旬の味わい方があたしを越えてる)

サッポー先生
ハイ、授業を始めましよう。
 
 

夏のケア・まとめに入る前に

 
 

単純明快に夏のケアのポイント・結論だけを列挙していきます。
“なぜなら”や“背景”まで考えていたら、さらに蒸し暑くなる季節です。
真夏はもう目の前。考えている時ではありません。

ケアのポイント・結論を列挙する前に、夏のケアが持つ影響だけは確認しておきましょう。
夏のケアの巧拙は、スキンケアにおける洗顔のようなもの。
スキンケアの効果に後々ずーっと影響する大切な時期なのです。

 
 

あなたにあてはまる問題点がいくつあるか、チェックしましょう

以下の10項目は、一年を通じてチェックすべき肌の症状です。
このようなトラブルの原因を作るのが夏であり、逆にトラブル改善のスタート・ベースを作るのも夏のケアにかかっているのです。

  1. 洗顔したらつっぱり感がある。年齢とともに強くなってる..?
  2. 以前は乾燥なんて気にならなかったのに、しっとりさに不足を感じるように…年かしら?
  3. どうしてこんなに乾燥肌なの?
    冬場は粉を吹く時があるし、夏だって乾燥気味。
    身体の肌は乾燥肌じゃないのに…?
  4. 「22・3才を過ぎてまだニキビができるのはあなたの管理責任」
    …と言われてもねー。できるものはできるの (>_<)
  5. 以前はニキビなんて全く縁がなかったのに……。
    大人のニキビは今の流行?..だからしかたないの。
  6. 加齢とともに肌理が粗くなったり、毛穴が目立つようになるのはしかたないと聞いたけど..違うの?ホントはね、気にしてるの。
  7. Tゾーンは次第にオイリーさが強くなり、逆に頬やフェイスラインは乾燥が進んでる。混合肌が進行してるのよ!
  8. 普通のシミなのになかなか消えてくれない。良いといわれたことはたいていしたけど。既に数年が..、諦めるべきなの?(=_=)
  9. 色が黒くなったわけではないけど……透明感がなくなってるみたい。
    そういえば、柔らかさやハリも……。
  10. 肌の健康には自信があったのに、いつからか時々肌に過敏さを感じる時がある。体質が変わったから?
 
 

いかがですか?あてはまるものがありましたか?

全て、角質のターンオーバーが速くなった肌に現れる症状です。
そう、湿度の高い日本の夏は、角質のはがれが亢進していても気づくことなく、問題を感じることもなく過ごせる、肌にとってはぬるま湯的環境の季節なのです。

あなたのトラブルも、いつかの夏をきっかけに常態化したものかも知れません。
深刻な夏のニキビを除けば、ほとんど秋・冬・春に自覚するトラブルです。
逆に夏のケアが成功すると、このようなトラブルを解消する、肌の土台を作ることができます。
乾燥が始まる秋になってからでは、大きな後れを取ることになります。
危機を作る夏、チャンスを作る夏、あなた次第というわけです。

 
 

夏のケア・まとめ~紫外線への対応

 
 
  1. SPF値やPA値にこだわるのは止め、必要な時の紫外線対策を忘れないことにこだわりなさい。
  2. 日常の紫外線対策は、肌に優しい製品であることにこだわりなさい。
    (紫外線反射剤タイプ…パウダー配合型のファンデや下地クリーム)
  3. 外出の多い人は日焼け止め下地とパウダーファンデのダブルガードを基本にしなさい。
    汗に強い、崩れにくい等にこだわってはいけません。
  4. 汗で大変な特別時は、紫外線吸収剤使用の高耐水性、肌フィット力に優れた製品を使用しなさい。
    対策製品の肌への影響より、紫外線の影響を重視する時です。
  5. 紫外線を多く浴びた日は夜の洗顔を早めに行い肌の酸化ダメージを少なくする習慣を持ちなさい。

つまり、紫外線に対しては肌に優しいもので、丁寧に、こまめにガードし続けることを本旨と心得ましょう。
しかし、特別対応が必要な時はガードすることを優先させないと、恐い紫外線の影響を受けてしまいますよ。

……美肌づくりの紫外線対策の秘訣はこのような理解でイイですね。

 
 

夏のケア・まとめ~冷房の風への対応

 
 
  1. 閉鎖空間であるビル冷房は、一般家庭の冷房に比べ、極端に乾燥した環境だと心得、保湿・保護の程度は、冬の乾燥時と同じだと考えなさい。
  2. 冷房の風は乾燥効果の高いものと心得、直接冷房風に当たり続けることは、冬の北風以上のダメージを肌に与えていることを知りなさい。
  3. 汗で濡れた肌を冷房の風で乾かすことが、最悪のダメージを肌に与えることを知りなさい。
    汗を拭き取り涼むことを、せめてもの習慣にしなさい。

夏は湿度が高く、肌が乾燥ダメージを受けていても気づくことがありません。
それだけに、実行するのが困難とも言えます。
実行できた人とそうでない人では、秋を迎えた肌に大きな差ができています。

 
 

夏のケア・まとめ~汗・あせ・汗の対処

 
 
  1. 汗を肌に貯めると角質がふやけ、剥がれやすくなり角質のターンオーバーを狂わせることを知りなさい。
  2. 汗を肌に貯めない対策は、ただただ拭き取る。こまめに拭き取る。この習慣を身につけないと、多くの汗を貯める不覚を防ぐことはできません。
  3. 汗をかいた肌の角質は傷つきやすいことを知り、優しく拭き取る術を身につけなさい。
    布を優しく肌にあて吸い取るのがベストと知りなさい。
    (擦ってもダメ、強く押し当てるのもダメ)

夏の便利製品として、汗に強い製品群がありますが、角質には優しくない製品群でもあります。
普段のケアは“角質に優しく”を徹底しましょう。
角質が良い状態に整い、維持されていたら、汗に強い化粧ができるようになります。
汗そのものが肌に貯まらなくなるからです。
目指す肌はこちらですね。

 
 

夏のケア・まとめ~洗顔の対処と心得

 
 
  1. 汗をかき、皮脂も多くなる夏は、さっぱりさせる洗顔に気持ちが傾き、洗顔料も、洗う指の力も強くなりがち。
    逆効果であることを知りなさい。
  2. 毎日の洗顔は朝夜の二回を基本とし、不必要に洗顔料を使用しての洗顔を増やすのは、角質を予定より早くはがす行為だと心得なさい。
  3. 肌(角質層)を傷めても気づきにくい季節。
    角質を剥がさないクリームタイプの化粧落としと、肌に界面活性能が残らぬ石けん洗顔が大切な時。

夏の誤った洗顔は、角質のターンオーバーを早める最大原因です。
角質が育たぬ最も大きな原因です。
育った角質は保湿能に優れ水分が多いので、夏でも爽やかな肌を維持できる…この事実をしっかり覚えておきましょう。

 
 
 
 
以上、夏に注意すべき重要な大項目を列挙してみました。
全て角質が育つ、美しい肌が育つための注意になっていましたね。
分かりにくいところはバックナンバーで細目を見直してください。
それでも分かりにくいところは、遠慮なくご質問ください。

夏の肌をどう過ごさせるか。
トラブルを改善し、美肌が育つベース(土台)を作れるか、余裕のある夏にベース(土台)を食いつぶすか。
あなたの“夏のケア”が決め手になっています。
あなたの肌にとって、ぜひイイ夏にして下さい。

ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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