デリケートゾーンの黒ずみを撃退したい!

監修:Doctors Me 医師

女性にとって、デリケートゾーンの「黒ずみ」は悩みの一つですよね。実はデリケートゾーンの黒ずみは肌の性質上、日本人にとっては仕方がないことなのです。しかし可能であれば、黒ずみを消したい、また予防したいと思う女性は多いでしょう。
そこで今回は、デリケートゾーンの黒ずみの原因と、その予防策について医師に聞いてみました。

「黒ずみ」の原因は摩擦や乾燥

デリケートゾーンにできる黒ずみは、下着による摩擦や刺激、皮膚の乾燥が原因です。

●デリケートゾーンが黒ずむ流れ
1)デリケートゾーンはメラニン色素の活動が活発

2)デリケートゾーンが下着によって摩擦を受けたり、擦れてしまうだけで、メラニン色素が発生する。

3)下着は1日中着けるものなので、メラニン色素が常に活発な状態に。

4)デリケートゾーンが黒ずんでしまう。

こういった流れから、デリケートゾーンは黒ずんでいきます。
肌は常に外部からの刺激から守ろうとする性質をもっています。そのため、何らかの刺激を皮膚が感じると、肌を保護するためにメラニン色素が活発に働きます。デリケートゾーン、乳首、脇に存在するメラニン色素は、ほかの場所に比べより活発で、しかも色素沈着しやすいのです。そのため下着による刺激を受けると常にメラニン色素が活発な状態になり、黒ずみを発生させてしまうのです。

しかし私たちの肌にはターンオーバーと呼ばれる再生力があり、約28日かけて新しい皮膚を作りだします。通常であれば、シミや黒ずみはこのターンオーバーによって、元の皮膚へ戻っていきます。加齢乾燥、そしてホルモンバランスの乱れなどによってターンオーバーが阻害されると、シミや黒ずみが残ってしまう場合があります。

「黒ずみ」を撃退する3つの予防策

デリケートゾーンの黒ずみを軽減するには、刺激となる要因をできるだけ取り除き、外部からの刺激に対して保護できる肌環境を維持することが大切です。

●下着による刺激を軽減する
自分の下着が、皮膚の刺激になっている可能性があります。下着は化学繊維のナイロン製ではなく、肌に優しい綿100%オーガニックコットン、シルク素材が理想です。

●肌環境を整える
刺激に対して少しでも強い肌であることが大切です。
化粧水や保湿クリームなどで乾燥肌にならないようにすることで、皮膚のバリア機能が保持され、ターンオーバーによって肌は再生されます。専用のクリームや石鹸が販売されていますが、使用の際には十分気付けましょう。デリケートゾーンと呼ばれるだけあり、自分の肌に合わないこともあります。オススメはワセリンです。肌にも優しく、十分な保湿力があるだけでなく、リーズナブルなのも魅力ですね。

●食事
食べ物で身体の中から肌に栄養を与えることも大切です。細胞を作るたんぱく質や保護する脂質、そしてビタミンをバランスよく摂取しましょう。

ホルモンバランスの乱れも「黒ずみ」の要因に?!

女性ホルモンは、妊娠、出産、加齢によって大きく乱れ、それによって黒ずみにつながってしまいます。なぜかというと、メラニン色素の生成が活発となり、ターンオーバー(新陳代謝)に乱れが生じてしまうからです。
黒ずんでしまう原因はそれぞれチェックしてみましょう!

●妊娠による黒ずみ
妊娠によりデリケートゾーン、乳首、乳輪、脇の黒ずみが強くなるのは、出産に備え母体の肌を守ろうとする働きにより、メラニンが活発になるからと考えられております。

●出産による黒ずみ
出産経験が増えていくと、メラニンが活発になり、色素沈着も繰り返されていきます。その結果、黒ずみとして残る可能性が高くなるのです。

●加齢による黒ずみ
30代あたりからターンオーバー(新陳代謝)の周期が徐々に遅れ始め、50代では2、3週間ほど遅れてきます。(通常のターンオーバーの周期は28日)

ホルモンバランスは妊娠、出産、加齢だけでなく、日常生活におけるストレスや生活習慣などが原因になることも多いので、ライフスタイルを見直すなどすることも黒ずみに効果的です。全女性にとって、ホルモンバランスは切っても切れない関係なので、ごく自然な事として黒ずみを気にし過ぎないことも大事です。

デリケートゾーンのケア・3つのポイント

(1)お風呂のケアで清潔な状態を保つ
専用の石鹸や弱酸性のボディーソープなど刺激の少ない石鹸を使って泡立て、優しく洗って清潔な状態にします。生理のときには、便座に設置されている「ビデ」を使用しましょう。

(2)きちんと保湿して乾燥を避ける
専用の保湿材やワセリンなど刺激の少ないクリームで保湿してください。夏だからといって保湿しないのは、皮膚の再生を阻害してしまうだけです。

(3)刺激を避けるために正しい下着を選ぶ
化学繊維のナイロン製ではなく、肌に優しい綿100%やオーガニックコットン、シルク素材が理想です。狭い下着も避けましょう。

医師からのアドバイス

黒ずみは“色素沈着”と聞くと諦めてしまいがちですが、予防や対処法としてできることはたくさんあります。デリケートゾーンは見えないところであり、意識を向けにくい部分でもありますが、日頃からしっかりケアしていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)
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デリケートゾーンについて