体重診断で自分の状態を分析してみよう
ダイエットはただやみくもにやるのではなく、自分の今の体重が理想の体重とどれくらい違うのかを把握して、正しい目標を設定することが大切です。
体重診断は、肥満や痩せすぎの度合いを簡単に求めることができる便利な指標です。体重診断を上手に利用して自分の状態を分析することがダイエットの近道です。
体重診断の種類と計算方法
自分にとってベストな体重が何キロなのかを計算する方法はいろいろあります。計算方法は決して難しくなく、電卓を使ってすぐに計算できるものばかりです。
肥満を解消して健康的な体重になりたい人、もっと痩せてモデルのような体型になりたい人など、ダイエットの目的は人によって違うと思います。
それぞれの目的に合った体重の求め方を知っておきましょう。
■1:標準体重「BMI法」
BMIは標準体重を知るために使われる代表的な数値の一つで、拒食症の診断にも使用されます。計算方法は
(体重kg)÷(身長m)÷(身長m)
です。数値が18.5から25の間なら普通の体重とみなされます。例えば身長160cm(1.6m)で体重が50kgなら、BMI値は
50÷1.6÷1.6=約19.5
となります。
■2:標準体重「ローレル指数」
ローレル指数は子供の発育状況を調べるための数値で、
10×(体重kg)÷(身長m)÷(身長m)÷(身長m)
で計算できます。数値が100から160の間なら標準的な体重とみなされます。例えば身長130cm(1.3m)、体重28kgなら
10×28÷1.3÷1.3÷1.3=約127
となります。この数値は大人には使えませんので注意してください。
■3:健康体重
健康体重とは、BMIを標準値の22として計算した場合の体重のことです。病気になりにくい健康的な体重がいくらかを計算するために使われます。計算方法は、
(身長m)×(身長m)×22
となります。例えば身長160cm(1.6m)の人の健康体重は
1.6×1.6×22=約56kg
となります。
■4:美容体重
美容体重とは、BMI値を少なめの20として計算する体重のことです。BMI値を標準の22とする健康体重は、スタイルの良さよりも健康を重視しているので、ちょっとぽっちゃり目な体重になります。理想のスタイルになる体重を求めるには、美容体重のほうがおすすめです。
計算方法は
(身長m)×(身長m)×20
となります。例えば身長160cm(1.6m)の人なら、美容体重は
1.6×1.6×20=約51kg
となります。
■5:モデル体重
モデル体重とは、BMIを18として計算する体重のことです。美容体重よりもさらに細く、モデルのような体型を目指したいときの体重の目安になります。
計算方法は
(身長m)×(身長m)×18
となります。例えば身長160cm(1.6m)の人なら、モデル体重は
1.6×1.6×18=約46kg
となります。
体重診断方法は無料診断メーカーなどを利用しても◎
サイトやスマホアプリの中には、無料診断メーカーのような、体重診断をしてくれるものがあります。自分で計算するのが面倒くさいという方は、こういったものを利用するのもいいでしょう。
これらはあくまで平均的な数値を求めるものであり、中にはかなり辛口な診断をするものもあるので、目安程度に考えておくようにしましょう。
注意!体重診断だけでは判断できないこと
BMIなどの体重診断法は自分で簡単にできてとても便利なのですが、それだけで自分が健康かどうかを判断できるわけではないことに注意しなければなりません。
体重診断は肥満や痩せすぎの目安にはなりますが、体脂肪率や筋肉量などを考慮していないので、数値が正常でも健康体とはいえない場合もあるのです。
■かくれ肥満度
体重診断はあくまで体重を計算するだけで、体脂肪率は考慮していません。なので標準的な体重だからといって、それですぐに安心していいとは限らないことに注意しなければなりません。
例えば内臓脂肪が多い隠れ肥満の場合、BMIなどを計算すると、数値自体は正常な値が出ることがあります。
■メタボリックシンドローム
BMIなどの体重診断は、内臓脂肪が多くて高血糖で高血圧な状態を指す、いわゆるメタボリックシンドロームを診断するのにはほとんど役立ちません。
メタボリックシンドロームの診断には、中性脂肪の値や血圧などの測定が必要です。なので自分で勝手に判断せず、病院で検査してもらうようにしましょう。
体重診断の活用方法
体重診断はとても便利なものですが、あくまで一つの目安であり、それだけでは判断できないこともいろいろあります。
BMIなどの計算式には身長と体重しか入っていないので、体脂肪率や基礎代謝など、体の健康状態に関することは何も分かりません。
このように体重診断はとても大ざっぱなものですが、それをふまえた上で上手に使うと、ダイエットに有効活用することができます。
ではこういった体重診断を、どうやってダイエットに取り入れて活かしていけばいいのでしょうか。
■ダイエットの目標の目安とする
体重診断は隠れ肥満やメタボリックシンドロームの診断に使うことはできませんが、ダイエットのときの目標体重を決めるための、目安の一つとして使うことはできます。
BMIなどの体重診断を使わずに目標体重を自分で適当に決めると、適切でない体重を目指して無理なダイエットをしてしまうことにもなりかねません。
ダイエットのときに目標体重を決めるときは、面倒くさがらずにきちんと体重診断をしておくことをおすすめします。
■体重だけでなく見た目や体脂肪率にも注意する
健康的にダイエットをするためには、体重だけでなく見た目や体脂肪率などを総合的に見ていく必要があります。体重だけを減らそうと必死になって、無理な食事制限をしたり過酷な運動をしてしまうと、健康を損なう原因になります。
特に中学生など成長期の人は、決して体重診断だけを目標に無理なダイエットをしないようにしてください。
おすすめの体重計3選
体重計の種類は本当にたくさんあるので、一体どれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。ここでは最新の高機能な体重計から昔ながらのシンプルな体重計まで、おすすめの商品を厳選して3つご紹介したいと思います。
■オムロン体重・体組成計
「オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン」は、体重だけでなく体脂肪率や骨格筋率、そしてBMIも自動で計算してくれる、高機能な体重計です。
厚さが3cm弱しかないので、狭いすき間にも収納することができるのも長所です。
■タニタ ヘルスメーター
「タニタ ヘルスメーター」は、体重を計る機能のみの、昔ながらのシンプルなアナログ式体重計です。
体重を表示する目盛りの下の部分に、BMIを標準の22(健康体重)とした場合の表がついています。この表と体重を見比べることで、自分の体重が健康的なのかどうかを判断することができます。
■MAQUINOデジタル体重計
「MAQUINO デジタル体重計」は、本当に必要な機能のみを搭載した、シンプルなデジタル式体重計です。機能がたくさんついているのが煩わしいと感じる人は、こういったシンプルな体重計のほうが便利に使うことができるでしょう。
デザインがおしゃれで、インテリア性が高いのも長所です。
体重診断を上手く取り入れて健康的なダイエットを!
ダイエットは目標がないとなかなか長続きしないのは、誰もが経験していることだと思います。体重診断で正しい目標体重を設定すれば、やる気の維持にも役立ちますし、無茶なダイエットに走ることも予防できるでしょう。
体重診断を上手く取り入れて、楽しく健康的にダイエットしましょう。