目次
- 目の周りのボツボツ、ニキビじゃないの?
- 目の下のボツボツ、種類と原因
- ボツボツの治療方法
- ブツブツを作らない方法
- 肌を健やかに保つスキンケア
- 赤い&かゆいボツボツは湿疹かも
- 丁寧なスキンケアがボツボツを作らない第一歩
目の周りのボツボツ、ニキビじゃないの?
目の周りにいつの間にかできているボツボツ、目立つので人の視線が気になるし、なんだか老けて見える、鏡で見るたび憂鬱になると悩んでいませんか?ニキビかなとじっくり見ても芯はないし、かゆくもない、一体これは何?すぐに治したいけどどうすればいいの?と思っている人は、きっと多いはずです。
そこで今回は目の周りのボツボツについて、私はるこ先生が種類や原因、治療法や対策などをご紹介します!
目の下のボツボツ、種類と原因
目の下にできるボツボツは、白いものと肌色のものがあります。まずはこの白と肌色のボツボツについて、その正体や原因をご紹介したいと思います。
女性や子供に多い白い稗粒腫
目の周りにできる1~3mmほどの白いボツボツは、稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)と呼ばれています。稗粒腫は皮脂腺の未発達なものや、毛穴の奥にある袋「毛包」に古い角質が溜まることでできると言われ、目の周りにできやすいという特徴があります。その理由は、目の周りは皮膚が薄く毛穴が少ないため、角質をスムーズに排出しにくいからとされています。
稗粒腫ができる明確な原因は、まだ解明されていません。ただ稗粒腫はできたからといって特に痛みやかゆみなどの症状はなく、腫れる、赤味が出るなど悪化することもほとんどないため、放置していても問題はないと言われています。
なお稗粒腫は大きくわけて原発性と続発性の2通りがあります。
- <原発性>新生児と成人女性にできるもので、体質的なものが関係している。
- <続発性>火傷や手術など強い刺激を受けた部分にできることが多く、同じ場所に繰り返しできやすい。
肌色や黄色の汗管腫
白いボツボツの稗粒腫に対して、肌色や黄色のボツボツは汗管腫(かんかんしゅ)と呼ばれています。汗管腫は1~5mmほどで複数できることが多く、それがくっついてまるで水滴のような形になる場合もあります。稗粒腫と同じで目の周りにできやすく、特に痛みやかゆみなどの症状が出ることもなく、体に害を及ぼすことはほぼありません。
なお汗管腫ができる原因には汗を出すエクリン腺が増殖すること、遺伝的な要素が関係している、などがあげられます。ただ明確な原因は、わかっていません。
イボ
目の下のボツボツは、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)、扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)というイボの可能性もあります。どちらもヒトパピローマウイルスに感染したことが原因でできるものなので、気になるからと引っかいたりするとウイルスが広がってイボが増殖してしまいます。
また目の中に白い粒ができている場合は、霰粒種(さんりゅうしゅ)かもしれません。これは別名「ものもらい」とも呼ばれ、まぶたにあるマイボーム腺の出口が詰まって、白いイボのようなものができたり腫れたりします。
ボツボツの治療方法
目の下のボツボツは主に稗粒腫と汗管腫だと思われます。こちらではこの2つの治療方法についてご紹介します。なお稗粒腫と汗管腫は放置していても特に体に害はないので、見た目さえ気にならなければ治療する必要はありません。
また皮膚科で治療を受けたとしても、再発することが多いと言われています。つまり治療といっても今あるものをとるだけで、2度とできないという訳ではありません。そのことは覚えておきましょう。
皮膚科でレーザー
皮膚科や形成外科で受けられるレーザー治療は、ボツボツにレーザーをあてて内容物を取り除いていく治療法です。ボツボツが大量にできている人でも、レーザーなら1度にたくさん取り除くことができるので安心です。なお治療によって保険が適用されない場合があるので、必ず事前に確認しておきましょう。
稗粒腫の場合
稗粒腫にレーザーで穴をあけ、そこから器具を使って内容物を取り出します。レーザー治療は傷跡が残りにくいですが1週間ほどは赤味が残るようで、軟膏や患部を保護するテープが処方される場合もあります。多くの場合、患部は治療後1週間ほどでメイクが可能になるようですが、個人差もあるため自己判断せず必ず医師に確認をとるようにしましょう。
なお麻酔を使用するかしないかは病院によって異なります。どちらの場合もレーザーを照射した時にチクッとした痛みを感じたり、中身を取り出す時に引っ張られるような違和感を覚えたりすることがあるようです。
汗管腫の場合
汗管腫は稗粒腫と比べて数が多く治療する範囲が広いため、治療後に傷跡や赤味が目立つ場合があります。また治療後は患部をガーゼなどで覆うこともあるため、治療を受ける日程は仕事や外出予定を考えて決めた方がいいでしょう。
また個人差はあるものの、治療後の赤味が治まるまで3ヶ月ほどかかる、1度の治療では完全に除去できないことが多い、などのデメリットもあるので、それを踏まえたうえで治療を検討することをおすすめします。
圧出法治療
圧出法治療は針でボツボツに穴をあけ内容物を押し出すという治療法で、皮膚科や形成外科で受けることができます。1つ1つ内容物を押し出すため、数の少ない稗粒腫の治療で行われることが多いようです。治療後は化膿を防ぐための軟膏を塗り、テープを貼って経過を見ることになります。
ピーリング
ピーリングとは、古い角質を取り除くスキンケア方法のことです。稗粒腫は古い角質が溜まることが原因と言われているので、この対策として役立つと考えられています。ピーリングは美容クリニックで行うこともできますが、ドラッグストアや通販で購入できるピーリングジェルやクリームを使えば自宅でも手軽に行えます。
ピーリングを行う時の注意点
使用頻度を守って行う
ピーリングはやればやるほど肌がキレイになる、というものではありません。古い角質を肌から取り除く時に必要な角質や皮脂まで洗い流してしまうこともあり、肌にダメージを与えてしまいます。ピーリングを行う頻度は使用するピーリング剤によって異なるので、必ず確認してから行うようにしましょう。
ピーリングは夜に行う
朝は肌が敏感になっているので、そのタイミングでピーリングを行うと肌に強いダメージを与えることになります。肌へのダメージは少しでも避けるべきですから、ピーリングは朝ではなく夜に行うようにしましょう。
ピーリング後の保湿が重要
ピーリングを行った後は、肌がダメージを受けやすい状態になっています。そのため化粧水や乳液で普段よりもしっかり保湿を行うことが重要です。紫外線によるダメージも受けやすくなっているので、日焼け対策もしっかり行いましょう。
漢方薬のヨクイニン
稗粒腫・汗管腫にはこの薬が効く、とご紹介できたらいいのですが、残念ながらどちらもできるメカニズムがあまり研究されていないため、断言できるものはありません。ただ効果があると言われているものに、漢方薬のヨクイニンがあります。
ヨクイニンとはハトムギの皮を取り除いた種から抽出した成分で、これはイボの治療などを目的として皮膚科で処方されることもあります。このヨクイニンには肌の新陳代謝を高めてターンオーバーを正常化する働きがあることから、イボを含む肌トラブルを改善する効果が期待できるようです。
針でぽちっとはNG
目の下のボツボツを手っ取り早く取りたいからと、やりがちなのが針でぽちっと潰すことですが、これはNGです。稗粒腫・汗管腫に無理やり穴をあけて中身を取り出すと、一時的には消えたように見えるかもしれませんが、雑菌が入って炎症を起こしたり、跡が残ったりする恐れがあります。
更に傷ついた皮膚が色素沈着を起こしシミになる場合もありますし、針など鋭利なものが誤って目に刺さる、というリスクもあります。
ブツブツを作らない方法
目の下のボツボツは明確な原因がわかっていないため、絶対に予防できるという方法はありません。こちらでは確実に効果があるとは言えないものの、ボツボツをできにくくすると言われている方法についてご紹介します。
角質&毛穴ケア
稗粒腫は古い角質が溜まることでできる、と言われているので、角質を溜まりにくくすることが予防に繋がると考えられます。角質を溜まりにくくするには、角質ケアと毛穴ケアを行うのがおすすめです。
角質ケアは肌のターンオーバーを正常化して老廃物を排出しやすくする効果が、毛穴ケアは毛穴をキレイに保つ効果が期待できます。
肌に負担をかけない
肌に負担をかけてしまうと、ターンオーバーが乱れることで乾燥しやすくなり、皮脂が過剰に分泌され角質が厚くなることから、ボツボツができやすくなる恐れがあります。
肌に負担をかけないために注意することには、
- 顔を強くこすらない
- 過剰な洗顔はしない
- メイクの厚塗りは避ける
- 自分の肌に合ったメイク落とし、スキンケア商品を使う
- 紫外線対策をする
- 保湿をしっかり行う
などがあげられます。
油ものは控えめに
油ものをたくさん食べると皮脂の分泌量が増加し、角質が増える原因になります。それがボツボツ発生に繋がる恐れがあるので、油ものは控えめにすることをおすすめします。揚げ物や肉類はもちろん、スナック菓子やファーストフードも控えるようにしましょう。
その他の注意点
- ストレスを溜めない
- 睡眠をしっかりとる
- 目を酷使しない
- 適度な運動を行う
肌を健やかに保つスキンケア
ボツボツを作らない確実な方法は残念ながらありませんが、お肌を健やかに保つとボツボツの予防に効果がありそうです。そこでこちらでは、おすすめのスキンケア商品をご紹介したいと思います。
ビーグレン-クレイウォッシュ
ビーグレン-クレイウォッシュは、ニキビケア商品として高く評価されている洗顔料です。天然のクレイ「モンモリロナイト」を原料に使用しており、泡立てずに古い角質や汚れなどを吸着して落とす「吸着洗顔」で、必要な皮脂まで洗い流してしまうことを防いでくれるでしょう。
必要な皮脂は残し、古い角質や汚れだけを落とすことができれば、過剰な皮脂の分泌や毛穴の詰まりを防ぐことができるので、ニキビだけでなくボツボツをできにくくする効果が期待できます。
ビーグレン-クレイウォッシュ(150g)4,104円(税込)
オルビス-クリアシリーズ
オルビスのクリアシリーズは、ニキビや肌荒れを防いで健康な肌をつくるニキビケア商品です。毛穴に詰まった汚れや皮脂をキレイに落とす「薬用洗顔料クリアウォッシュ」と、浸透力抜群の「薬用化粧水クリアローション」、肌の潤いバランスを整えて乾燥を防ぐ「薬用保湿液クリアモイスチャー」があります。
このうち「薬用化粧水クリアローション」と「薬用保湿液クリアモイスチャー」には、イボに効果があると言われている「ヨクイニン」が配合されています。ボツボツにヨクイニンが確実に効くとは言えませんが、肌の新陳代謝を高めてターンオーバーを正常化する働きがあることから、ボツボツ予防に繋がるのではないかと思われます。
- 薬用クリアウォッシュ(120g)1,404円(税込)
- 薬用クリアローション(180mL)1,620円(税込)
- 薬用クリアモイスチャー(50g)1,836円(税込)
- トライアルセット(3週間お試しセット)なら送料無料で1,296円(税込)
ノブAC(NOV)
ノブACは敏感肌の人向きの低刺激ニキビケア商品です。保湿成分で乾燥した肌に潤いを与え、抗菌作用がニキビを防ぐので、刺激に弱い肌でも負担が少ない形でニキビを改善・予防することができるでしょう。肌の乾燥を防ぐことができれば、皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりも予防できると考えられます。すると古い角質が溜まることも防げるので、ボツボツをできにくくする効果が期待できでしょう。
- ノブACクレンジングジェル(110g)2,160円(税込)
- ノブACウォッシングフォーム(90g)2,160円(税込)
- ノブACフェイスローション(120mL)2,376円(税込)
- ノブACモイスチュアジェル(40mL)2,700円(税込)
- 初めての方限定!1週間分のトライアルセットは送料無料で1,620円(税込)
ヴェルモア
ヴェルモアはイチゴ鼻やデコボコの頬、毛穴のたるみ、テカリなどの毛穴トラブルを解決してくれるオールインワン薬用美白美容液です。これは角質をやわらかくして毛穴に詰まった角栓や古い角質を取り除き、毛穴を引き締めてくれるので、毛穴の目立たないつるんとした肌をつくる効果が期待できます。
毛穴が詰まっていると古い角質がスムーズに排出されないため、ボツボツ発生に繋がる恐れがあります。ヴェルモアは毛穴トラブルをこれ1本で解決し、保湿成分が乾燥も防いでくれることからボツボツをできにくくすることに役立つと思われます。
- ヴェルモア(30mL)8,964円(税込)
ピールローション
ピールローションは、スキンケアの最初に使用する角質ケア化粧品です。肌に残った古い角質を優しく取り除き、毛穴を引き締めてその後の化粧水・美容液を浸透しやすくしてくれるでしょう。ピールローションは古い角質の蓄積や乾燥を防ぎ、肌環境を整える効果を持つことから、ボツボツができにくい肌をつくるのに役立つのではないかと考えられます。
- ピールローション(100 mL)4,200円
赤い&かゆいボツボツは湿疹かも
目の周りの湿疹の原因
目の周りに赤いボツボツができてかゆみがある場合、それは湿疹かもしれません。こちらでは大人の場合の目の周りにできる湿疹の原因と対策について、考えられるものを3つご紹介します。
原因1.乾燥
目の周りの皮膚は薄く、乾燥しやすい部分です。目の周りがカサカサしている、赤く腫れているという場合は乾燥が原因の可能性があります。
<対策>保湿する
目の周りの保湿は忘れがちですが、しっかり行う必要があります。ただデリケートな部分なので、強くこすらないように優しく保湿を行いましょう。
原因2.メイク
新しいメイク用品に替えた、メイクがしっかり落ちていない、濃いアイメイクで肌に負担をかけているなど、メイクが原因で湿疹が出ることもあります。
<対策>自分のメイクを見直す
メイク用品が合っていないなら替える、メイクはしっかり落とす、アイメイクを薄めにするなど、自分のメイクを見直して改善するようにしましょう。
原因3.髪やヘアスタイリング剤による刺激
湿疹ができている部分に髪があたっている場合、その刺激が原因かもしれません。またヘアスタイリング剤などでかぶれを起こしている可能性もあります。
<対策>髪やヘアスタイリング剤があたらないようにする
髪なら切るなどあたらないようにする、ヘアスタイリング剤の場合は、それを触った手で目の周りに触れないようにしましょう。
赤ちゃんの場合
赤ちゃんは大人よりも皮膚が薄く皮脂の分泌も多いため、特に刺激に弱い目の周りに湿疹ができやすいと言われています。こちらも考えられる原因と対策を3つご紹介します。
原因1.アレルギー
ミルクや離乳食などにアレルギー反応を起こしている可能性があります。その場合原因となるものを口にした後や触れた後に赤味が出るなどの反応がみられます。
<対策>小児科を受診する
ミルクを飲んだ後いつも赤味が出るなど、アレルギーが疑われる場合は小児科を受診しましょう。
原因2.アトピー性皮膚炎
肌が乾燥してザラザラしている、赤ちゃんがかゆくて目の周りを引っかくという場合、アトピー性皮膚炎かもしれません。これは肌が長期間に渡って炎症を起こす病気で、はっきりした原因はわかっていません。
<対策>小児科を受診する
素人判断で処置すると、症状が悪化する恐れがあります。できるだけ早く小児科を受診するようにしましょう。
原因3.乳児脂漏性湿疹
これは生後2週間くらいからみられる赤ちゃん特有の湿疹です。眉毛の中や額、頬などに赤い湿疹やフケのようなものができますが、かゆみは強くありません。これは特に珍しいものではなく、生後3ヶ月を過ぎる頃には治まることがほとんどです。
<対策>目の周りを清潔にしておく
赤ちゃんが泣いた後は目の周りを拭くなど、目の周りをいつも清潔にしておくようにしましょう。
丁寧なスキンケアがボツボツを作らない第一歩
目の周りのボツボツは明確な原因がわかっていないため、確実な対策や予防法をご紹介することは残念ながらできません。ただ白いボツボツでも赤い湿疹でも、ターンオーバーが正常で健康な肌ならできにくいと思われます。
つまりボツボツを作らないために大切なのは、毎日のスキンケアです。ボツボツに悩んでいる人はまず普段のスキンケアを見直して、丁寧なスキンケアを心がけるようにしましょう。