ニキビにはオイルフリーがよい? ○or× 美肌術…ミクロの視点

 
 

B子
おばさん!この笑顔、判る?何があったか……。

C子
おや、気がかりがとれたようだね。
秋の異動で庶務課に変わったのだけど、いい人ばかりなの!
お喋りも適当にできるし、よその部署にも出入り自由だし……

A子
……で、お仕事の方はどうなの?
以前のお仕事とはずいぶん違うようだけど。
B子の気がかりは、馬が合う合わないが全てかい?
異動は随時あるんだろう。
B子のいう“いい人”でない人が一緒になると、どうするのかね。
あーっ!また不安が……。
おば様にいわれますよ。「鏡を見るんだな。」って。
「自分が変われば相手が変わる。」……でしょう?おば様。
(納得したくない……)

サッポー先生
ハイ、授業を始めます。
 

ニキビにはオイルフリーがよい? ○or×

 
 
サッポーの

視点

季節の変わり目には、トラブルそのものの相談が俄に増えてまいります。
夏から秋にかけての特徴は、春以上にニキビの相談があることです。
でも、今年(※2004年)は特に多くなっています。
一日の気温差が例年になく大きいからでしょうか。

今回はサッポーの洗顔体験企画に参加されている“sae-chan”さんのご相談を紹介します。


■ “sae-chan”さん のご質問・相談

>  こんばんは、サッポーの洗顔石鹸を使い始めて1週間たちま
>  す。相談させていただくのは今回で2回目です。
>  頬の上の吹き出物はずいぶんなくなり、驚いています。しかし、
>  まだおでこや髪の毛の生え際を始め、ぷつぷつや角栓が多くあ
>  るので引き続き、お手入れをしていこうと思います。

>  今日質問したいことは、洗顔後のスキンケアについてです。今、
>  洗顔後化粧水・美容液のあと、主に頬の上の部分に乳液をつ
>  けています。最近洗顔の後気になっているのですが、これらの
>  ケアをオイルフリーにした方が良いかどうか…という点です。

>  今はオイルフリーではないのですが、吹き出物を早くなくすには
>  オイルフリーの方がいいのかな……と考えてしまいます。今生理
>  前のためか、乳液をおでこにつけるとべたべたして、ぷつぷつ
>  が大きくなったように感じてしまうので、頬の上の部分にしかつ
>  けていません。

>  サッポー美肌塾のスキンケア読本にはオイルフリーにこだわる
>  ことはない…といった内容が書かれていたように思うのですが、
>  私のような肌の場合、どちらの方がいいのでしょうか?宜しくお
>  願いします。


■ 相談室からのアドバイス返信

ニキビ肌の改善は、いつも申しておりますが、「二歩前進、一歩後退」、「二歩前進、一歩後退」といった一進一退を繰り返しながら改善されていきます。

この二歩前進が一歩前進ならば、行ったり来たりで、改善はいっこうに進まないわけです。
この二歩の価値を効果的に作っていくのが、サッポーの角質ケアです。
肌を育てるケアですね。美しい角質を育てるケアです。
ある程度のレベルに肌が育つまで、ニキビは出来るときには出来てしまうものです。
この一歩後退した時に、くじけないことです。迷わないことです。

このような一喜一憂のニキビ肌改善過程においての、ニキビとオイルフリー、ニキビと油性化粧品。
迷い道になりやすいテーマですね。

 
 

ニキビにはオイルフリーがよい…?

 
 
サッポーの

視点

ニキビは皮脂(≒オイル)の多いことが原因だから、油性化粧品(オイル)はつけない方が良いという風潮が世間に流通し、多くの方が何となくそうだろうなと思い込むようになりました。

皮脂は確かにニキビを作る要素の一つではありますが、けっして原因ではありません。
原因は皮脂が貯まり詰まることです。

皮脂が多い方でもニキビのできない人はできないし、できる人はできる。
また、皮脂が多くない肌にもニキビはできています。
今、流行り言葉のようにいわれる「大人のニキビ」などは、そのほとんどが皮脂のそう多くない肌です。

『ニキビの本当の原因は、皮脂を詰まらせる肌にある。』
『皮脂の詰まらない肌を作ることが本当のニキビ対策。』

つまり、

『肌が育つケア、健康が育つケア ⇒ 美肌が育つケア』

このように考えましょう。
皮脂がいくら多くても、毛穴や毛穴の出口が柔らかくて皮脂が詰まったり、貯まったりしなければいいのです。

このような皮脂の詰まらない肌作りは、肌がしっかり健康に育つだけで実現します。
ところが、肌が育つケアをしたからといってその場で肌が育つわけではありませんから、しばらくは成果が見えません。
肌が育つには時間が必要です。

肌が育つ環境を作るために、保湿と保護のケアはとても大切なケア条件です。
そして、保護のケアは皮脂やオイルの大事な役割です。

乳液やクリームによる保護は、一年を通し乾燥した環境がますます多くなっているこの国において、肌にとってなくてはならないアイテムです。
皮脂だけでは守りきれない場合が多々あるわけです。
冷房、暖房などによる快適な環境作りが困ったことに肌を乾燥させているのです。
とはいえ、この快適さを否定することは賢くないですね。
今の時代に適応した対応をすればよいことです。

望むべきは、

  • べたつきを感じさせない
  • 傷んだ角質を大切にし、きれいに見せてくれる

それでいて、

  • しっかり保護の役割を果たしてくれる

このような乳液やクリームですね。

 
 

ケア判断の軸足は、いつも「肌を育てる」に

 
 
サッポーの

視点

>  今生理前のためか、乳液をおでこにつけるとべたべたして、ぷ
>  つぷつが大きくなったように感じてしまうので、頬の上の部分に
>  しかつけていません。

乳液やクリームをつけたからといって、プツプツが大きくなることはありません。
実際に大きくなっていたとしても、それは生理前の皮脂分泌の増加によるものです。
皮脂は天然の乳液であり、クリームですから、皮脂の多い部分に乳液やクリームをつけ過ぎるとベタベタが増大することは十分に考えられます。
といって、ベタベタだけを気にしていたら、「快適なオフィスの冷房空間で、しっかり乾燥のダメージを肌に与えていた..」なんてことになります。
こんなことを繰り返していたら、肌は育たず、オイリーな部分は肌を守るためにますます皮脂が活発化し、皮脂の少ない部分はストレートに乾燥肌が進んでいきます。

どの程度つけたらよいか…の判断基準が欲しいですね。

冷・暖房された空間で過ごすことの多い方は、ベタベタ感よりも肌の環境に軸足をおいてケアの判断をしましょう。
肌が育つことをいつも原点においておくことが大切です。
「環境により、ベタベタ感が強くなるかもしれないが、多少は油性の乳液あるいはクリームで保護のケアをプラスしておこう。」といった具合です。

過酷な環境に対抗するため必死に対応していた肌も、環境が安定してくると、過敏に皮脂を分泌しなくなります。
不安定になっていた皮脂機能が落ち着いてくるのですね。

 
 
 
 
いかがでしたか?
様々なトラブルは気になるだけに、その場対策に走りがちです。
また、その場対策を目的にしたスキンケア製品を多く目にします。
しかし、これから永く付き合っていく肌です。
肌改善は基本から行うのが、結果的には随分早い解決になります。
美肌作りは『急がば回れ』なのですね。
ハイ、今日の授業はこれまで。
 
 

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