「すそわきがを治したい!」と、病院での治療を考えている女性は多くいます。
アソコから感じるわきが臭は、体質的な問題が大きいため、病院での治療が有効です。
いっぽう、費用や術後の傷跡、効果が心配で、すそわきがの治療に踏み切れないという女性は少なくありません。
そこで、この記事では、病院でできる「すそわきがの治療と手術」を解説します。
種類から効果、費用まで、くわしく説明しますので、ぜひチェックしてみてください。
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すそわきがの治療は保険適用外
前提として、すそわきがの治療は保険診療が適用されません。
わきが治療の場合は、医師の判断で保険適用となるケースがあります。
いっぽう、すそわきがの治療は「美容目的扱い」となり、保険が適用されることはまずないと考えてよいでしょう。
すそわきがは、費用が全額自己負担となるため、治療法によっては高額です。
とはいえ、すそわきが臭でつらい思いをしている女性は少なくありません。
症状による精神的苦痛は保険適用の条件に含まれているため、深刻な場合は、皮膚科や形成外科で一度相談してみるとよいでしょう。
すそわきがの切らない治療法
すそわきがの治療法は、「メスを使わない治療」と「切開手術」に大きくわけられます。
まずは、比較的に料金がおさえられたり、手軽に施術を受けられる8種類のメスを使わない・切らない治療法を、みていきましょう。
ビューホット
ビューホットは、日本で開発された、傷をつくらず高い効果が期待できる治療法です。
| 予算 | 350,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 20分程度 |
| シャワー | 当日からOK |
細い針からでる「高周波」をあてることで、すそわきがの原因であるアポクリン汗腺を破壊します。
一度の施術で治療が完了し、翌日から効果を実感できる即効性が魅力です。
また、再発の可能性が低く、ビューホットでのすそわきが治療に満足したひとは95%以上です(参照:青山セレスクリニック)。
個人差はあるものの、腫れや皮下出血、痛みといったダウンタイムは1週間前後です。
ウルセラドライ
ウルセラドライは、密度の高い超音波を肌の上から照射し、汗腺を破壊する方法です。
| 予算 | 350,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 40分程度 |
| シャワー | 当日からOK |
エコー画像をチェックしながら、皮下組織の汗腺をピンポイントで破壊できます。
汗腺をしっかり焼却できるため、効果が高い治療法といえます。
また、照射による治療のため、傷をつくらないメリットがあります。
ただし、ウルセラドライは「川崎中央クリニック」による独自の治療方法のため、関東圏から離れたひとが施術を受けづらくなっています。
ペアドライ
ペアドライは、ビューホットとウルセラドライの施術を両方おこなう治療法です。
| 予算 | 380,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 40分程度 |
| シャワー | 当日からOK |
高周波と超音波の両方で治療をすることで、アポクリン汗腺が残りにくく、再発しづらいのが魅力です。
シェービング法
シェービング法は、1cm程度の小さな穴からアポクリン汗腺を取り除く治療法です。
| 予算 | 200,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 40分程度 |
| シャワー | 3日後からOK |
「湘南美容外科」でおこなえる施術法で、治療費をおさえたいひとにオススメです。
ただし、臭いの除去率は60%ほどで、施術後の24~48時間は厚めのガーゼで患部を圧迫していなければなりません。
根こそぎベイザーシェービング
根こそぎベイザーシェービングは、ベイザー波といわれる超音波でアポクリン汗腺を破壊する方法です。
| 予算 | 430,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 40分程度 |
| シャワー | 3日後からOK |
一般的なシェービング法より費用が高いですが、臭い除去率は80%以上となり、高い効果が期待できます。
ミラドライ
ミラドライは、特殊なマイクロウェーブ(電磁波)を照射することで、アポクリン汗腺を破壊する治療法です。
| 予算 | 300,000~350,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 2時間程度 |
| シャワー | 当日からOK |
脇への施術がメインのため、ミラドライによるすそわきが治療をおこなっている病院は限られています。
電気凝固法
電気凝固法は、毛穴ひとつひとつに針で電気を流して、アポクリン汗腺を凝固・焼却する治療法です。
| 予算 | 150,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 30分程度 |
| シャワー | 当日からOK |
脇への施術は効果が薄いですが、すそわきがには効果が高いといわれています。
効果を感じるためには、2回施術を受ける必要があります。
また、毛穴に電流を送る治療法のため、陰毛が薄くなるケースがあります。
ボトックス治療
ボトックス治療は、注射によりデリケートゾーンの汗をおさえる治療法です。
| 予算 | 50,000~150,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 10分程度 |
| シャワー | 当日からOK |
すそわきがの治療として、もっとも手軽な方法です。
ただし、効果の持続が3~6カ月程度のため、完治できるわけではありません。
ボトックスによる効果は、注射をしてから1週間ほどで感じられます。
重度のすそわきがの場合は、完璧に臭いがおさえられないケースがあります。
すそわきがの切開手術
つぎに、2種類のすそわきが切開手術について解説します。
皮下組織削除法
皮下組織削除法は、切開してアポクリン汗腺を切除する方法です。
| 予算 | 300,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 1~2時間 |
| シャワー | 1週間後 |
皮膚を切開し、カミソリのような器具でアポクリン汗腺を切除します。
切開する範囲はほんの数センチですが、術後は1週間ほど幹部を固定して過ごす必要があります。
超音波吸引法
超音波吸引法は、超音波メスでおこなう手術です。
| 予算 | 350,000円 |
|---|---|
| 施術時間 | 40分~2時間 |
| シャワー | 3日後からOK |
超音波による熱でアポクリン汗腺を破壊し、吸引します。
メスによる切り込みは5mm程度のため、皮下組織削除法よりは傷口が小さくなります。
すそわきが治療で気をつけたいこと
さいごに、すそわきがの治療で気をつけたいことをチェックしていきます。
再発の可能性がある
すそわきが臭の強さによって、臭いを完全におさえられなかったり、再発してしまう可能性があります。
また、切開手術をしたとしても、アポクリン汗腺を完璧に切除しきれず、取り残してしまうケースがゼロではありません。
必ずしも、治療や手術で、100%完治するわけではないと考えておきましょう。
トラブルに悩まされる可能性がある
手術の場合は、切開による皮膚の傷といったダメージが大きく、腫れや皮膚のつっぱりに、数ヵ月間悩まされるというケースがあります。
また、傷口部分の陰毛が、「そのまま禿げてしまった」という口コミもあります。
治療による効果は、個人差があり、「費用のわりに、期待するほど効果はなかった」「臭いはなくなったが、傷跡が残ってしまった」というケースがあります。
また、施術のためにかける「麻酔が痛い」という体験談も多くあります。
治療できる病院が限られている
そもそも、すそわきがを治療してくれる病院は意外と少ないというのが現状です。
とくに男性の場合は、治療可能なクリニックがきわめて限られています。
ただし、男性は、女性にくらべてアポクリン汗腺が少なく、動きが活発ではないため、治療を受けるほど重度なケースが少ないと考えられます。
施術できる地域が限られている
また、治療法によっては、施術できる地域が限定されています。
| ウルセラドライ(川崎中央クリニック) | 神奈川県のみ |
|---|---|
| シェービング法(湘南美容外科) | 新宿本院、池袋西口院、立川院、横浜院、藤沢院、名古屋院、大阪梅田院のみ |
| 根こそぎベイザーシェービング法(湘南美容外科) | 仙台院、新宿本院、渋谷院、池袋西口院、立川院、大宮院、横浜院、藤沢院、名古屋院、大阪梅田院、大阪心斎橋院、広島院のみ |
まずは、住んでいる地域のクリニックで受けられる施術を、事前にチェックしておくとよいでしょう。
すそわきがの治療薬はない
すそわきがに、治療薬はありません。
医薬品として、汗をおさえる薬はありますが、陰部に使えるものはないというのが現状です。
多汗症のひとに処方される「塩化アルミニウム液」といった塗り薬や、「プロバンサイン」といった内服薬は、アポクリン腺による汗をおさえる効果が薄く、かゆみや赤み、めまいなどの強い副作用があります。
そのため、治療薬ではありませんが、医薬部外品のすそわきがに効果があるクリームを使うほうが現実的でしょう。
陰部に塗ることで臭いをおさえるアイテムについては、以下の記事をチェックしてみてください。
食事がすそわきがを強くしている?
食事が、すそわきが臭を強くしている可能性があります。
そのため、自分でできるすそわきがの治療法として、食生活の見直しは有効です。
すそわきがの臭いを強くする食べ物については、以下の記事を読んでみてください。
すそわきがの治療はよく考えて選ぼう
すそわきがの治療方法について解説してきましたが、いかがでしたか?
病院・クリニックでは、すそわきがの原因であるアポクリン汗腺を破壊し、治療できます。
しかし、効果は個人差が大きく、においを完全におさえられなかったり、術後のダメージに悩まされるケースがあります。
しかし、じつは「手術が必要なほど重度のすそわきがは珍しい」といわれています。
すそわきが臭は、セルフケアでじゅうぶん対策できる可能性があります。
すそわきがの治療費は保険適用外で高額のため、まずはホームケアでの対策を考えてみるとよいでしょう。
しかし、臭いが改善されない場合は、ひとりで悩み過ぎず、病院に相談してみてください。