ワキガは年齢を重ねると発症しやすくなるって本当!?対処法を教えて!

ワキガにはなりやすい年齢があった!しかも年齢を重ねるごとに可能性も増えていく!?今は大丈夫でも先々のために読んでおいて損はなし!ワキガとそれ以外の臭いとの違いは?セルフチェックリストもあり!軽度の方から重度の方まで対策もバッチリ抑えました。

今までなんともなかったのに最近臭う…

人は自分の臭いには意外と鈍感なものです。最近何だか急に周りの様子がオカシイ……もしかしてワキガ?と敏感な方なら真っ先に気になりますよね。臭いやワキガは人に相談しづらいですし、気づいたからといって制汗スプレーや香水を大量に吹きかけるのも逆に迷惑になることが。薄着になる夏も、暖房で汗ばむ冬も気になったら即対処して安心したい!アナタの臭いの正体に迫ってみましょう。

先天性ワキガの原因・何歳から臭う?

遺伝体質

ワキガは体温調節のために出る通常の汗とは違い、「アポクリン腺」という汗腺から出る汗が原因です。成分も通常の汗とは異なり脂肪酸などの栄養が豊富で、皮膚の常在菌がこれらの脂肪酸を分解する時に強烈な臭いの元を作り出します。このアポクリン腺の数や大きさは生まれつき決まっていて、つまり「ワキガは遺伝」なのです。

さらにワキガは優性遺伝といって「ワキガでない」ことよりも形質が表れやすい遺伝の仕方をします。なので片方の親がワキガであれば50%の確率で、両親ともにワキガなら80%の確率で遺伝されてしまいます。もし親や兄弟にワキガの方がいるならば、可能性的にワキガであることがあります。

第二次成長期にアポクリン腺が発達

このアポクリン腺は思春期である第二次成長(性徴)期に体の成長とともに発達し、それに伴い臭いも徐々に強くなってゆきます。今はワキガになっても治療で改善することができるので、もし早めに分かったならそれだけ早く対処ができてラッキーだと思いましょう。

大人の方でも気になるワキガです。思春期の子どもたちがニオイの事でからかわれたりすると、心に受けなくてよい傷を受けることもあります。もし、お子さんが悩まれている時は話を聞いて一緒に解決してあげてください。そしてもしこれを読んでいるアナタが子どもで、もし臭いのことで悩んでいるのなら、信頼できる方に相談してみてくださいね。

平均発症年齢とピーク年齢

このアポクリン腺はわきだけに存在するものではなく、乳輪部や外陰部などにも存在し(退化のため存在しない方もいます)、本来はフェロモンの性質を持っています。なので、哀しいかな一般に「思春期」と呼ばれる一番敏感な年頃に、第二次性徴と相まってその働きが活発になります。最近は子どもの発達も早まっているので、10歳頃から臭いに気付くこともあります。

ワキガの平均的な発症年齢は男性が18歳女性は16歳とまさに思春期真っ只中というデータもあります。ほとんどの方が高校生頃から気になり始め、体の成長・性徴とともにピークを迎えるのです。

アポクリン腺の発達のピーク=ワキガによる臭いのピークとなりますが、これはだいたい第二次成長が終わり、大人の体が完成する20歳前後だと言われています。20歳頃をピークに加齢によってアポクリン腺の働きも低下し、本来であれば中年期には臭いも徐々に収まります。

また、アポクリン腺が存在していても(ワキガ体質であっても)、必ず臭いが強くなるわけではなく、アポクリン腺の数が少ない、細い、常在菌が少ない、などの理由により思春期に臭いが現れないこともあります。このような場合、後述しますが、青年期のストレスや緊張の中で「急にワキガになった」と思われる方が出てくるのです。

手術は第二次成長期が終わってからがベター

では処置のタイミングはいつがベストなのでしょう。処置には様々な方法がありますが、こと手術については大人の体が完成し、アポクリン腺の働きもピークを迎えた後に行うのがおすすめです。ピークを迎えた後は徐々にニオイも弱まってくるので、手術をする必要がなくなることがあるからです。

また、10代の頃は第二次成長期で体とともにアポクリン腺も成長途中。この時期に手術を行ってしまうと、手術後に成長したアポクリン腺が再びワキガの原因となってしまうことがあります。アポクリン腺が成長しきった、発達のピークを迎えた後に行うのが再発の可能性も少なく、効果を感じられることと思います。

ワキガの手術では、手術そのものよりも手術後の後療法が重要となります。手術後の肌の赤味や色素沈着、皮膚の拘縮といって皮膚が硬くなってしまう症状などは、年齢が上がるほど出やすくなります。四十肩や五十肩など肩に悩み(病気)を持たれている方は、術後にわきを固定されることも難点です。手術を検討される方は、若いうちに受ける方が術後の経過や回復によいでしょう。

後天性ワキガとその発症原因とは

急にワキガ体質になるわけではない

大人になってから「あれ、もしかして私ワキガかも」と気になりだした方が、今これを読んでいる方の中にもいるかもしれません。先にも申し上げましたが、ワキガの原因となる汗を出すアポクリン腺の数や大きさは遺伝による生まれつきのものです。なので20歳過ぎて急にワキガになった、というのは厳密には間違いで「大人になってから臭いを発し始めた」「大人になって臭いに気付き始めた」というのが正しい見方です。

ワキガ体質は「持って生まれたもの」。急に臭ってくるのには生活習慣、特に食生活が関係していることが多いようです。つまり急に臭いを感じ始めた人ほど生活を見直すことで改善可能ということ。以下で心当たりを探ってみましょう。

軽度で気づいていなかった可能性あり

ワキガ体質でも必ずしもキツイ臭いがあるとは限りません。軽度であれば臭いが気にならないこともままあるのです。大人になってからワキガを疑い始めた人の場合、1.軽度のため気づかなかった 2.臭いはしていたが臭いが強いため嗅覚の「慣れ(疲労)」によって臭いを意識できなくなっていた、ということが考えられます。

現代病でアポクリン腺が活発化

  1. ストレス 現代はストレス社会と呼ばれるほど子ども時代から壮年期までストレスにまみれた社会です。ストレスにさらされると、体は緊張状態となり汗腺が刺激され汗をかくようになります。緊張によって出る汗は「精神性発汗」と呼ばれます。この汗は気温などによる発汗と違って急激に出てくるため、通常の汗よりもアンモニアや尿素などの成分がろ過されずに出てきてしまいます。その結果強い臭いを伴ってしまうのです。
  2. 欧米型の食事 もともとワキガは食生活との関わりが深く、肉やファーストフードなど欧米型の脂肪分多めの食事を好む方ほど症状が悪化する傾向があります。揚げ物を好んで食べたり、一人暮らしを始めて食が偏りだしたタイミングで臭いに気付くようになることもあります。また刺激の強い食べ物(キムチなど)やニオイの強いもの(ビールなど)も一因となります。
  3. ホルモンバランスの乱れ 思春期に発達のピークを迎えるアポクリン腺はホルモンバランスとも関係が深いのです。思春期に出ると言われるニキビも、大人になってから出てくる方もいらっしゃいます。ホルモンバランスが乱れるのはストレスも一因ですが、生活環境や食生活、睡眠不足などによっても左右されます。

タバコやアルコールの嗜好品でも悪化

タバコに含まれるニコチン。体に良くないとはよく聞きますが、体臭にも影響を及ぼします。ニコチンは体内に入ると中枢神経系を刺激するのですが、そこにある体温調節機能も同時に刺激されるため、タバコを吸うと暑くもないのに要らない汗をかき汗量が増えます。アポクリン腺からの汗量は変わらなくても、通常の汗が増えるとニオイが広がったり、細菌の分解率が高まった結果いつもよりワキガ臭が強くでてしまうというわけです。

またニコチンもアルコールも通常の汗を出すエクリン腺に加え、アポクリン腺をも刺激します。アポクリン腺が活発になるともちろんワキガ臭がより強く出てきますし、加えて通常の汗によってそれが促進されます。さらにアルコールは「臭い成分の塊」と呼ばれるほど、強い臭いを伴っています。(汗でなくても「酒臭い」とか「タバコ臭い」のはとても気になるものです。)血中に入ったアルコールやタバコの成分が汗として出てくるので、ワキガの人がこれらを摂取するとワキガ臭はかなり猛威を奮って襲ってくることになります。

カルナ博士
アポクリン腺を刺激する、エクリン腺を刺激する、臭い成分の汗による表出、というワキガのトリプルパンチが構成されておるのじゃな!

嗅覚の変化でワキガを自覚することもある

その他、出産や更年期など、ホルモンバランスの変化によって嗅覚に変化を及ぼし、今まで平気だったニオイを不快に感じるようになることもあるようです。特に女性はホルモンの変調が嗅覚に影響を及ぼしやすいので、このようなタイミングで気づくことが多くあります。

ひばり
ワキガの発症は男女比ほぼ1:1らしいのですが、月経や妊娠・出産などによってホルモンの変動が激しい女性の方がほんの少し多いと言われています。

ワキガに苦しむのは何歳まで?自然に治る?

性ホルモンの活動減少で臭いも弱くなる

もともとフェロモンの役割を担っていたこともあって、閉経を境に女性ホルモンの分泌が減るとアポクリン腺も委縮し、ワキガによる臭いは収まります。ただその後更年期障害の1つとして汗の量が増えたりすると、逆に臭いが強まることもあります。

男性に関しては女性ほど頻繁にホルモンが変動するわけではありませんが、男性ホルモンによってもアポクリン腺は刺激されます。男性特有のニオイ成分「アンドロステノン」がワキガを促進させることも最近わかってきました。もともとがフェロモンの役割をもっていたということからみても、性ホルモンと関わりがあるのは当たり前と言えるでしょう。

アポクリン腺がある限り腋臭もありえる

ワキガは遺伝的なもので、言ってしまえば「ワキガか、そうでないか」のどちらかなわけです。アポクリン腺が性ホルモンに関係する汗腺なので、思春期にピークを迎えた後は徐々に働きが弱まるともお伝えしました。

ただアポクリン腺がある限り、ワキガ臭が完全になくなるということはありません。何故ならそこにアポクリン腺があるからです。働きが沈静化することはあっても自然に完治する、ということはないのです。なのでたとえ老齢になっても、先程申し上げた様々な要因があれば再び臭いが戻ってくることもあり得るわけです。

年齢的に心配なら「ワキガの見分け方」

「汗臭い」とは違う

エクリン腺から出てくる通常の汗・汗臭さというのは、基本的に暑さによって体温が上昇した時に出てくる汗で、シャワーを浴び、清潔な衣服に着替えて安静にしていることですぐになくなります。

変わってワキガの原因となるアポクリン腺からの発汗は緊張などによって交感神経が刺激されることで起こります。なので涼しいところにいても起こりますし、臭いを気にして緊張するとさらに発汗して悪化することも多いです。つまり暑くなくても、安静にしていても臭ってくるのです。

臭いの違いについてですが、ワキガの臭いは一言で「こんな臭い」とは言えません。人によって様々なのです。ただ、普通の汗臭さとは違うので強弱はあるにせよ、少しでも「普通の汗臭さとは違うかも」と感じたらケアを始めるのも精神的には落ち着いていいかもしれません。

ネット上では タマネギのようなツーンとした刺激臭、ドブのような臭い、鉛筆の芯のような臭い香辛料のクミンのニオイ、使い古した雑巾の臭い、酸っぱい臭い、生乾きの洗濯物の臭い、と形容されていました。

「加齢臭」とも違う

実はワキガとよく混同されるのが、加齢臭と言われています。確かに普通の汗の臭いでなければワキガか加齢臭、ならばそれがどっちかなんてシロートにはわかりませんよね。

ワキガはアポクリン腺から出る汗が原因だというのは何度も申し上げました。では加齢臭は何なのでしょう。加齢臭は通常の発汗をするエクリン腺とそのそばにある皮脂腺が関係してきます。皮脂腺から出てくるノネナールという成分が加齢臭の臭いのもとで、主に頭頂部、耳の後ろ、背中、脇、胸元から出てきます。中でも一番臭いが付くのが首回りと言われていて、この部位もワキガとはちょっと違います。男性でワイシャツの襟汚れが付くあたり、その辺の臭いが強く出るようならばそれは加齢臭とみてよいでしょう。

加齢臭対策としては常に清潔を心がけることと、デオドラントを使用すること。加齢臭も食生活や生活習慣に影響を受けるので、規則正しい生活や脂っこい食べ物を避けるなどして加齢臭対策とすることが可能です。

ひばり
男性の場合、Yシャツの襟元の他、枕が臭う時は加齢臭のことが多いようです。

ワキガ体質かチェック!

ワキガ体質チェック

  • 親がワキガ体質である
  • ワキ毛に白い粉が付く
  • 洋服の脇部分が黄ばむ
  • 耳垢が湿っている
  • 緊張すると発汗する
  • ワキ毛が濃い
  • 自分で臭いを感じる
  • 人から体臭を指摘されたことがある
  • シャワーや入浴後2時間もすると臭う

上位の項目に当てはまるほどワキガである確率は高いです。

まず、ワキガは遺伝であることからどちらかの親がワキガであれば50%の確率でワキガは遺伝します。両親ともであればその確率は80%とも言われます。ワキ毛についた白い粉状のものはアポクリン腺からの分泌物が結晶化したものなので、間違いなくワキガ体質と言えます。

衣服の黄ばみについては、これもアポクリン腺から出た汗に含まれる臭い成分やタンパク質・脂質などの栄養成分による黄ばみなのでワキガ体質の可能性が高いです。またワキガ体質の人の圧倒的多数が耳垢に湿り気のあるタイプと言われています。耳垢に湿り気があるからといって必ずしもワキガということではありません。

アポクリン腺は緊張などによって交感神経が刺激されることで発汗します。緊張状態で汗をかくことが多い方にアポクリン腺がたくさんあるとワキガ臭がすることがあります。

ワキ毛が多いとワキガ、というわけではありません。女性の場合1つの毛穴から毛が2,3本出ているような方はアポクリン腺が多く、ワキガ体質の可能性があると言われます。男性の場合はやわらかい毛が広範囲に生えている方にアポクリン腺が多いようです。

程度(軽度~重度)については、おそらくご自分で判断するのは難しいと思います。このチェック項目の上位にあてはまる、あるいは当てはまる個数が多い方はワキガの可能性がありますので、専門の形成外科、皮膚科、美容外科などを受診してみることをオススメします。

ワキガだったら…対策法を確認しておこう

ワキガかも…まずは病院で相談!

セルフチェックでワキガかもと感じたら、まずは本当にワキガなのかどうか、専門の病院を訪ねてみてください。ワキガでなければ、お金を払って治療を行う必要はありません。もしワキガであればその程度に応じて適切な処置を提案してくれるでしょう。重要なのは第三者本当にワキガかどうか診断してもらえることです。ひとまず受診して落ち着きましょう。そうすることで対策が見えてきます。

軽度

以下、軽度~重度全ての方への対策です。

  • 軽度であれ重度であれ、やるべきは脇を清潔に保つことワキ毛を処理して汗の溜まりをなくすことです。入浴の際は殺菌成分のあるボディーソープや石けんを使って脇を洗い、常在菌を減らします。汗をかいたら清潔な衣服に着替えるようにしましょう。衣服にも細菌が繁殖します。また外出の前にはデオドラントクリームを使用して汗の過剰分泌を抑えることが最も大切です。
  • 毎日着るのに毎日洗い難いブレザーや学ランなどの制服には、1.わき汗パッドの使用 2.消臭スプレー 3.脇のみなど部分洗いであれば毎日 この3つで対処しましょう。
  • 食生活の見直しも臭いの軽減が期待できます。まずは臭いの元になるアルコールや動物性脂質の摂取を控えることトマトやパプリカに多く含まれるビタミンEは抗酸化作用があり、ワキガ臭への効果があるとされています。積極的に食事に取り入れましょう。
  • 普段運動をしない方は、汗腺が正常に働いていないことも考えられます。適度な運動でしっかりと汗を流し、汗に含まれる脂質やタンパク質の濃度を正常に整えましょう。
  • オドレミン(塩化アルミニウム液)をコットンなどに滲み込ませて気になる部位に塗布するのもオススメです。基本は制汗剤でよいのですが、臭いを抑える効果があるので軽度のワキガケアにぴったりです。病院での処方が良いでしょう。
  • 制汗剤やデオドラントは海外製品の方が効き目がよいことがあります。アジア人に比べて欧米人の方が食の嗜好や湯船に浸かる習慣がないことなどから体臭が強く、その対策も進んでいるためです。

子ども肌が敏感な方には「クリアネオ」というワキガクリームもオススメです。配合成分にもこだわって作られた国産のクリームで刺激も少なく、朝1度の塗布で効果があるようです。販売元は株式会社ソーシャルテック、定期便1本税込4,980円です。

外出の際は着替えることが難しく、気にすることでさらに臭いが強まることがあるのでシートタイプのデオドラントがオススメです。スプレータイプと違って汗や菌を拭き取ることができるので、気分もスッキリします。

1.Ag DEO24(エージーデオ24) クリアシャワーシート 銀含有アパタイト(さらさらパウダー)ヒアルロン酸パウダー(保湿)を配合。10枚、26枚、40枚と容量も選べるので家でも持ち運び用にも使えます。資生堂より発売。税込270円~。

2.ビオレ さらさらパウダーシート 薬用デオドラント 殺菌成分が脇に密着するため長時間臭いをブロックしてくれます。家やロッカーに置いておけるボックスタイプと携帯用があります。花王より発売。189円~。

中度

上記の対策を全てやってみて、それでも臭いは気になるけれど手術するほど酷くはないという中程度のワキガ対策はこちら。

  • ボトックス注射 「メスを使わない治療」として人気の注射です。アポクリン腺やエクリン腺の働きを抑えるボツリヌストキシンを利用して、臭いと汗を軽減させます。効果は永続的ではなく、個人差はありますが半年~1年ほど持続します。施術も10分ほどで終わるため、普段のケアは制汗剤、特に臭いが気になる夏や大事なイベントの時にはボトックス注射、など自分の生活スタイルに合わせてフレキシブルに利用できるのが魅力です。お値段は施術するクリニックによってまちまちのようです。
  • レーザー脱毛 黒色に反応するレーザーを使った除毛法です。黒色の毛にレーザーの熱を集中的に与えて毛根から破壊します。毛根から破壊するので、毛の生える周期を超えて照射することで、半永久的に脱毛の効果が見込めます。脱毛することで雑菌の繁殖を防ぎ、臭いの発生を抑えます。「レーザー脱毛をすると臭いがきつくなった」という話もよく聞かれますが、これは毛がなくなった毛穴に皮脂や汚れが溜まることでそう感じる方も一定数おられるようです。該当する方は毛穴のケアを行うことで臭いが軽減されます。

重度

これまで述べた対策を行った上で、まだまだ気になる臭いが残る方は手術を視野に入れてみましょう。

  • 剪除法(せんじょほう)脇の下を3~5cmほど切開し、裏返した皮膚に見えるアポクリン腺を1つ1つt取り除いていく手術法です。アポクリン腺を確実に除去できる反面、手術跡が他の手術よりも大きく残るのがデメリットとして挙げられます。現在最も多く採用されている手術法で、その効果も安定的に認められています。入院の必要はないものの、ガーゼ固定などが必要です。
  • 皮下組織吸引法 脇の下を1cmほどの穴を開けて細い管を通し、アポクリン腺やエクリン腺、皮脂腺などを吸い出す方法です。手術跡は小さく済みますが、1つ1つ目で確認しながら行う剪除法に比べて目視によらないため、吸い残しがあった場合再発の可能性があります。
  • 皮下組織削除法 脇の下を1cmほど切開し、皮膚の表面をローラー付きのカミソリで皮下組織ごと削ってアポクリン腺やエクリン腺を除去します。手術跡は小さく、高い効果が期待できます。術後は入院のうえ1週間ほど脇を固定することが必須で、後療法がとても重要です。回復までの時間が長いのがデメリットと言えます。また手術自体が非常に高度なため、皮膚に穴が開くなどのトラブルを避けるためにもいかに技術に定評のある医師を選ぶかがポイントとなる手術です。

長いお付き合いになるのは避けたいところ

ひと昔前に比べるとデオドラントも質の良いものが増え、対策も効果のあるもが明確になってきました。早い人だと10代前半から気になってくるワキガ。非常にデリケートなことなので、不要に傷つかないためにもできるだけ早めにケアをすることが自分にとっても周りにとってもベストだと思います。長ければ老齢期まで頭を悩ませることにもなりかねません。臭いに気付いたらすぐにできることから始めてみてくださいね。

参照リンク