(この記事は2017年5月17日に更新しました)
みなさんこんにちは。
元パチンコ店員のYoshikiです。
今回、こちらの記事は
「パチンコ業界で働いてみたいけど、実態を少しでも知っておきたい!」
という方のために書きました。
僕がパチンコ店に勤めた6年間で培った経験を書いてみましたので、少しでも参考になれば幸いです!
◆目次◆
パチンコ店に就職した過去
僕は20歳〜26歳までの約6年間、地方にあるパチンコチェーン企業に勤めていました。
6年というと、出会ったほとんどの人に「長いね!」と言われました。
たしかにパチンコ業界は離職率も高いので、僕も6年間というのは結構長かったと思います。
そんな今回は、パチンコ店で働くことへのメリットとデメリットについて書きます。
これから社員なりアルバイトなりで就職したり、この業界に興味がある人の参考になればうれしいです。
パチンコ店で働くメリット
まずはパチンコ店で働くメリットから。これは3つあります。
その中から、僕が一番のメリットになると思っていることが
①接客業のいろはが身についた
という部分になります。
それこそ、20〜30年前は「ヤクザが経営している」とか「前科持ちで身分証が無くても働ける」というお店が当たり前で、非常にドス黒いイメージがあった業界でした。
しかし、現在は新卒採用をする企業も増えているし、身分証が無い人を雇うことはまずありえません。また、その活動の評価はともかく様々な企業が業界の健全化を目指して活動しています。
スタッフの教育についても、僕がいた会社は「マナー講師」を外部から委託して、定期的に社内研修を行っていました。
ちなみにそこでは、
・挨拶
・言葉遣い
・身だしなみ
・表情
・態度
これらの、いわゆる「接客5原則」というものを叩き込まれました。
今は接客業をしていないので、できるか?と聞かれれば「NO!」と言ってしまうような状態です。
しかし、おかげ様で「挨拶」と「言葉遣い」に関してはどこに行っても「できているね」と言われるようになりました。
そして2つめが、
②数字に強くなった
ということが挙げられます。
パチンコ店で営業していく上では、パチンコ台に関する数字を把握することが、非常に大事になってきます。
ちなみにパチンコ店で代表的な数字を挙げていくと、
・打込数(アウト数)
・払出数(セーフ数)
・集客数
・客滞率
・粗利
・玉利
…などなどがあります。
他にも沢山ありますが、今回はこの辺にしておきます。キリがないので(笑)
ホール責任者は日々、これを見ながら営業をしていきます。
なので、営業に反映される数字の確認は欠かせないものでした。
「今日はお客が〇人来ているから、パチンココーナーに何人、パチスロコーナーに何人配置しておく必要があるな。じゃあ〇時には何人、〇時には何人の休憩を入れて…」
というように、ホールの運営をスムーズに遂行させていくためにも数字の把握というのはとても必要なスキルでした。
僕がいた店では、店長などの管理職になると「調整」というパチンコの釘やパチスロの設定を操作する権限が与えられていました。
そうなると、これら以上に把握しておく数値が増えます。
よく業界を知らない人に思われがちな「ただドル箱の上げ下げをするだけの仕事」ではないんですよね。
ただ、アルバイトぐらいだとドル箱の上げ下げが多かったですが。
③パチンコ店員は痩せる
そして最後の3つめが、
痩せます(笑)
なぜなら、かなりの肉体労働ですから。
ちなみにパチンコ玉が満杯のドル箱は、1つ8kgぐらいの重さです。
なので、パチンコ店に就職するまでろくに運動をしていなかった人ほど、みるみるうちに痩せていきます。
ちなみに、僕は入社してから2ヶ月で15kgほど痩せました。
今は元に戻りましたけどね…(笑)
というわけで、ダイエットをしたい人にパチンコ店はオススメです!(笑)
パチンコ店で働くデメリット
次に、パチンコ店で働くことへのデメリットを挙げます。これも3つあります。
まず一番めは何と言っても、
①腰を壊す可能性が高い
これに尽きますね…。
これが一番可能性として高く、実際に壊した人もたくさん見ました。
前述しましたが、パチンコ玉を満杯にまで入れたドル箱というのは、1つ8kgぐらいします。それをお客さんの手元から下げたり、逆に床に置いてあるドル箱を手元に上げたりします。
入社した当初はまだ平気ですが、これを毎日+何年も繰り返すことを考えてみてください。かなり腰をすり減らすことになりますよ?
実際、コルセットを使っている人も大勢いました。
実際僕も腰に鈍痛がくるようになり、コルセットを使う寸前(使ってはいない)のところまで悪化しました。
現在は腰を使うような仕事をしていないので、あまり痛くなることはありません。
そして二番目のデメリットが、
②耳が聴こえにくくなる可能性が高い
これが考えられます。 実際に僕は入社前より聴こえにくくなりました。
聴こえにくくなる原因は2つありまして、まず1つが
「パチンコホールの中がうるさい」
というのがあります。
パチンコ店に入ったことがある人なら分かると思いますが、本当にうるさいです。
慣れれば平気ですが、 最初は耳を塞ぐ人がほとんどです。
ここで言う「慣れれば平気になる」というのが、一番怖い。
なぜなら、慣れる=すでに聴こえにくくなっているということですから。
そして聴こえにくくなる原因のもう1つが、
「仕事中につけるインカムがうるさい」
というものです。
インカムというのはホールスタッフが耳につけているイヤホンのことです。
あれで店内にいる他の従業員と連絡を取り合ってホール運営をしています。
ホールが広ければ広いほど、アレが無いと仕事になりません。
前述した「ホールはうるさい」ですが、インカムはそのうるさい店内の中でもちゃんと相手の声が聞こえるぐらいの音量にしておかなければなりません。
なので、音量はかなり大きくすることがあります。
僕は生まれつき聴力が良いのか分かりませんが、他の人よりも少ない音量でも周りの声が聴こえていました。
しかし、スタッフの中には大変なことになっていた人も…。
15年ほど勤めていた大ベテランの上司ですが、イヤホンの音量をMAXにしてもなお「聴こえづらい」と言っていましたから。
こうなったらヤバイな……と、いつも感じていました。
ちなみに、僕が自分の聴力が低下していることに気付いたのは、その会社を退職して実家に戻っていた時でした。
たまたま僕がテレビを観ているところに父親が来たのですが、その時に
「テレビの音量が大きすぎるわ!」
と注意され、そこで気付きました。
そして最後、三番目のデメリットです。
これは「タバコを吸わない人限定」になりますが、
③タバコの煙を吸ってしまう
ということです。
いわゆる「受動喫煙」と同じ状態になります。
最近は禁煙・分煙をしているパチンコ店も増えてきていますが、やはりパチンコ店=タバコというのはまだまだ多いでしょう。
むしろパチンコ店は、
「街中で唯一、堂々とタバコが吸えるお店」
になってしまっているのが現状です。
僕もタバコは全然吸わないのですが、かつて勤めていた店でも禁煙・分煙は一切していませんでした。
おかげで、タバコを吸わないのに「ヤニ臭い」と周囲に言われる始末…。
一応、店内に貼ってある壁紙が「タバコの煙を吸い込む素材を使っている」と言われましたが、その効果を体感することはありませんでした。いつもタバコ臭かったです。
それから東京に出てきてからは派遣の仕事を転々としている僕ですが、どの会社に行っても掲げられているのは、
「オフィス内は禁煙!」
の文字でした。
喫煙スペースというと、会社の外や地下や少し歩いたコンビニの前など、どんどん喫煙者の市民権は無くなっているなあ…と思う、今日この頃。
まあ、僕はタバコを吸わないので「構わん!もっとやれ!」という感じですが(笑)
まとめ
メリットまとめ
1:接客マナーが身につく
2:数字に強くなる
3:痩せる
デメリットまとめ
1:腰を壊す
2:耳が聴こえづらくなる
3:タバコを吸わないのにタバコ臭くなる
以上になります。
僕はパチンコ業界を離れて2年以上経過し、一時期ハマっていたパチンコやパチスロも、現在は全くしなくなりました。するとしても、一年に1回ぐらいでしょうか。
その頃を思い返して、
「あの頃はほんと、色々大変だったよなあ…」
と遠い目をしながら、この記事を書いています(笑)
まだこれら以外にもメリット・デメリットはあると思いますが、とりあえず今回はこんな感じでした。
他にも何かあれば、追記や別記事で書いていこうと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
この記事があなたの人生における、よい参考材料になれば幸いです。