三菱電機の4K対応レーザー液晶テレビ「REAL 4K」を徹底検証!
PR企画液晶テレビの解像度は、ハイビジョンからフルハイビジョンへ、さらには4K(3840×2160)へと精細さを増している。だが、色再現力については、現在の4K対応テレビの主流である白色LEDバックライトでは、今後本格的に始まると見られる4K放送の色域を完全に再現しきれていないのが現状だ。これを改善して、4K映像をより色鮮やかに楽しめるテレビとして登場したのが、三菱電機の4K対応レーザー液晶テレビ「REAL 4K」である。本特集では、広色域を実現した「レーザーバックライト」をはじめとした三菱電機ならではの高い技術が満載された「REAL 4K」の魅力を、画質、音質、デザインの3つの側面から徹底検証していこう。
※1 国内民生用液晶テレビにおいて、2014年11月現在(三菱電機調べ)
※2 三菱電機液晶テレビLCD-50MLW5との比較
「REAL 4K」は、三菱電機が初めて発売する4K対応テレビだ。国内大手テレビメーカーの中では後発となるが、なぜ4K対応テレビの発売までに時間をかけたのか? それは、先行するメーカーには真似のできない、三菱電機だからこそできる技術を盛り込み、より完成度の高い4K対応テレビを世に送り出そうと考えていたからである。
-
三菱電機初の4K対応テレビ「REAL 4K」。赤色レーザー光源採用の「レーザーバックライト」や「DIATONE サウンドシステム」など、三菱電機の先端技術が盛りだくさんに詰め込まれている。今回はフラッグシップモデルとなる65V型モデル「REAL LCD-65LS1」をレビューしていくが、製品ラインアップにはひと回り小さい58V型も用意されている
三菱電機がこだわったもの、それは他の4K対応テレビを圧倒する色再現力だ。4Kならではの精細さとともに、より鮮やかな色を忠実に再現すること。それを可能にしたのが、三菱電機独自(※1)のバックライト技術だった。画面の解像度こそ従来のフルハイビジョン(フルHD:1920×1080)より4倍も高精細になった4K対応テレビだが、採用されるバックライトについては、フルHD時代と変わらない白色LEDバックライトをそのまま使用している。
ところが、白色LEDバックライトでは、残念ながら4K放送の色域範囲の規格である「ITU-R BT.2020」はおろか、フルHD放送の規格である「ITU-R BT.709」ですら完全にはカバーできない。要するに、表現できる色の範囲が狭く、目の覚めるような鮮やかな色や、繊細なカラーグラデーションなどが再現しにくいのである。これを改善するために三菱電機が採用したのが、独自(※1)の赤色レーザー光源とシアン色LEDを組み合わせた「レーザーバックライト」だ。
光の色が赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の組み合わせによって生まれることはよく知られている。色の再現力を高めるためには、この3原色の純度の高さが重要であるが、これを左右するのが「白い光」を生み出すバックライトである。従来の白色LEDバックライトは、黄色い蛍光体と青色LEDとの組み合わせで白を作っているが、これに対し「REAL 4K」に搭載されている「レーザーバックライト」は、赤色レーザー光源の赤とシアン色LEDのシアンによって白を生み出しているのが大きな特徴だ。
しかも「レーザーバックライト」は、赤の光源として赤色LEDではなく、赤色レーザーを使用している。なぜあえて赤色レーザー光源だったのか? 実はここに、三菱電機ならではのこだわりと、他社には真似のできないすぐれた独自技術が隠されている。赤色レーザー光源は赤色LEDに比べて光の直進性や色純度が高く、ほかの色と混じり合いにくい特長がある。その結果、赤色はもちろん、青や緑の色純度も向上するのだ。基本的に3原色の純度が高くなればなるほど、より広い色域を再現できるが、従来の白色LEDバックライトは元の光源である青色LEDの特性で、青の純度は高いものの、厳密に言うと、赤と緑がはっきりと分離されず、緑は黄色っぽく、赤はオレンジがかってしまうところがあった。
これに対し「レーザーバックライト」は、赤色レーザー光源による純度の高い赤、これにシアン色LEDによる純度の高い青・緑を組み合わせることで、広い色域が再現できる。三菱電機によると、白色LEDバックライトを採用した従来製品比(同社製「LCD-50MLW5」との比較)で約145%の色帯域を実現しており、赤はもちろん、深緑やスカイブルーなどの表現力が向上したという。白色LEDバックライトではカバーしきれなかったフルHD放送の色域範囲の規格「ITU-R BT.709」では100%、4K放送の規格である「ITU-R BT.2020」でも80%以上カバーできるというから、現在のテレビ放送の視聴はもちろんのこと、今後本格的に始まる4K放送を楽しむうえでも申し分のない色再現力を備えていると言える。
-
4K放送(ITU-R BT.2020)では、現行の2K放送(ITU-R BT.709)と比べて色域の範囲が約170%広がる予定。従来の白色LEDバックライト方式ではこの4K放送本来の色をすべて表現することは難しいが、三菱電機の赤色レーザー光源を採用した「レーザーバックライト」なら、白色LEDバックライトに比べて約145%も広い色の範囲を表現できるため、4K放送(BT.2020)の色域に照らしても80%以上という広範囲をカバーできるのだ(同社製「LCD-50MLW5」との比較)
色純度の極めて高い赤色レーザー光源をバックライトに採用する「REAL 4K」。テレビのバックライトにレーザー光源を活用できるのは、高い半導体レーザー技術を持つ三菱電機だけの技術だ
-
赤色レーザー光源は、光の直進性や色純度が高く、ほかの色と混じり合いにくい特長がある。「REAL 4K」はそんな赤色レーザー光源をバックライトに採用するが、その純度の高さから、赤だけでなく、青や緑の純度向上にも寄与する。これに対し、従来のテレビが採用する白色LEDバックライトは、赤と緑が混じりやすく、色再現力にやや弱いところがある
今回、「REAL 4K」の65V型モデルである「REAL LCD-65LS1」を視聴してみたが、ビビッドで鮮明な赤や緑の表現力、ベージュなどの薄い色もしっかりと再現する精緻なコントラスト、きめ細かなグラデーション表現などには正直、驚かされた。
ちなみに、「REAL 4K」の液晶パネルには三菱電機独自の光沢コートを施した「Brilliant Dia Panel」が採用されるほか、映像の明るい部分に電力を集中させ、ピーク輝度を上げるバックライト制御技術「輝きダイナミックレンジ」も搭載されている。これによって、映像の明暗がくっきりと再現され、コントラストが高まるのである。
また、「REAL 4K」には、バックライト以外にも映像クオリティを高めるための、さまざまな最新技術が搭載されている。たとえば、映像エンジンには、独自の技術で斜めの線もなめらかに表現しつつ、フルHD映像を高精細な4Kクオリティの映像にアップコンバートする「DIAMOND HD」を、カラーマネジメントには、デジタル放送などで圧縮された色情報を12軸で補正することで、オリジナルに近い色情報や質感を再現する「LASER COLOR CONTROL 12」を、なめらかな動画再生のためには、倍速駆動パネルに加え、バックライトの発光を制御して240Hz(4倍速)相当に向上させる「DIAMOND Scan 240」を搭載している。また、別売の3Dメガネ「EY-3DGLLC2」を使用すれば、3Dコンテンツを立体視で楽しむことも可能だ。
-
「REAL 4K」ならではの鮮やかな色を再現するもうひとつの技術が、カラーマネジメント技術である「LASER COLOR CONTROL 12」だ。デジタル放送などで圧縮された色情報を12軸で補正し、オリジナルに近い色情報や質感を再現する
(※画像はイメージです)
「REAL 4K」なら、高精細な4K対応パネルと、赤色レーザー光源採用のバックライト、直下型シアン色LED、超解像技術「DIAMOND HD」の組み合わせにより、濃い色から明るい色まで、鮮やかで立体感のある映像が楽しめる。写真は左が白色LEDバックライトによる映像、右が「REAL 4K」によるイメージ画像だが、「REAL 4K」の「レーザーバックライト」では、原理上どうしても薄くにじみがちになってしまう色を鮮明な色で描き出せる
4K解像度の写真を「REAL 4K」に映して画質を確かめてみた。左の写真では、カクテルの赤と炎の赤がどちらも鮮明に、しかも美しいグラデーションで再現されている。右のモミジの写真は、コントラストが強くソリッドな赤色が表現されており、その美しさには思わず感嘆してしまった。これだけ鮮明な赤色を再現する4K対応テレビは、記憶にない
-
徐々に暗くなっていく日暮れ間際の風景。空のグラデーション、影の黒、うつろな明かりなど、色再現が難しい画像だが、実に緻密かつ充実に描き出してくれた。影の濃いところはきちんと黒く、ライトが当たっているところはきちんと明るく、コントラストがはっきりして、メリハリも効いている
-
湖の青と森の緑のどちらも、発色鮮やかでグラデーションが美しく、多彩な色を明瞭に映し出している。かといって色乗りがベタベタしているわけでもなく、淡い色も正確に描いていることに感心した
「REAL 4K」のセールスポイントは映像の美しさだけにとどまらない。映像美に負けないほどの圧倒的迫力のサウンドが楽しめるのも大きな魅力だ。
「REAL 4K」のボディは、ディスプレイの両端に円柱型のスピーカーを独立させたユニークなデザイン。この「REAL 4K」の個性を形作っている2本の円柱は、往年のオーディオファンにはおなじみであろう三菱電機のオーディオブランド「DIATONE」(ダイヤトーン)のサウンドシステムだ。
「DIATONE」は、1946年にNHKと共同でフルレンジスピーカーを開発して以来、70年近い歴史を持つ老舗オーディオブランドである。1968年からは一般民生用のスピーカーの開発も手がけ、その高いクオリティによって一時代を築き上げた。そして、「DIATONE」が長年磨き上げてきた高度な技術とノウハウは、その後もテレビ用スピーカーの開発に生かされ続けている。その進化の最先端と言えるのが、「REAL 4K」に搭載されている「DIATONE サウンドシステム」なのだ。
-
「DIATONE」は往年のオーディオファンにはおなじみのブランド。その高い技術とノウハウは「REAL 4K」のスピーカーにも受け継がれている
金属製のエンクロージャーを使用した2本の円柱型スピーカーは、パネルから完全に独立しており、パッと見ると両端に普通のトールボーイスピーカーが置かれているような印象を受ける。スピーカーをあえて円柱形にしたのは、左右の音を円状にきれいに拡散させて、音像定位や音の奥行き感を実現するため。また、スピーカーを左右に配置することで、音の定位がきちんと真ん中に来るようにしているという。
「REAL 4K」には、贅沢にも片側だけでツイーターが2つ、ウーハーが1つ、パッシブラジエーターが2つの合計5つのユニットが使用されている。しかも、回折現象が起きにくい円柱型の大容量(合計6リットル)金属エンクロージャーに収められている。事実上、ピュアオーディオ用のトールボーイステレオスピーカーが付属しているようなものだ。なお、スピーカー前面のネットは取り外しが可能となっている
スピーカーユニットを見ると、まず目に付くのは左右2つずつ搭載されたツイーターだ。通常、スピーカーに2つのツイーターを付けることは滅多にない。それぞれの特性を合わせるのが非常に難しいからだ。しかし、実際に音を流してみると、まるで1つのツイーターからの音が流れているように違和感なく聴くことができる。このあたりにも「DIATONE」の技術力が息づいているのだろう。また、上下に並ぶ2つのツイーターは、上の1つが斜め上を向いている。これによって、横方向だけでなく、縦方向にも音場が広がり、立体的な音が表現できるのだ。
もちろん、ウーハーにも大きなこだわりを持っている。薄型テレビの場合、スピーカーの容積に制約が生じるのはやむを得ないが、ウーハーはその容積が大きくなればなるほど低域を出しやすい。この矛盾を解決するため、「REAL 4K」のウーハーは、コーンユニットの成形プロセスを見直し、磁束密度1万ガウスという強力な大型マグネットを使用することで、楕円ながら、バランスよく強力に動くスピーカーに仕上げられている。
しかも、ツイーターとウーハーの振動板は、チタン並みの伝搬速度と、紙製振動板と同等の内部損失を保つというカーボンナノチューブ配合の「DIATONE NCV(Nano Carbonized highVelocity)スピーカー」。これによってクリアでキレのよいサウンドが実現されているのだ。
このほか、内蔵スピーカーだけでも包み込むような低域が再現できるように、左右に2つずつの大型パッシブラジエーターを装備。これもスピーカーシステムとしては異例の設計だが、2つのスピーカーの共振周波数をずらすデュアルパッシブ方式を採用することで、さらなる大迫力の低域が実現されるという。
さらに、スピーカーだけでなく、それを駆動するアンプにも三菱電機は徹底的なこだわりを見せている。ツイーターとウーハーがそれぞれ別に駆動するように、贅沢にもマルチアンプシステムを採用。しかも総合出力は58W(JEITA 非同時駆動)の大出力だ。ほかにも、オーディオグレードの専用パーツを惜しみなく使い、音声専用電源も設けるなど、ピュアオーディオ機器にも負けないほど本格的な仕上がりになっている。
左右のスピーカーに搭載されたデュアルツイーター。上部のツイーターは斜め上を向いているが、これにより縦方向の音場を拡大させている。振動板には、カーボンナノチューブ配合の「DIATONE NCV」を使用している
-
ウーハーにも、ツイーターと同じく「DIATONE NCV」を採用。磁束密度が1万ガウスという強力な大型マグネットで駆動させるので、非常にキレのある低域が再現できる
-
通常の液晶テレビに搭載されているスピーカーだけでなく、一般的なトールボーイスピーカーでも、映画を見るときなどに低域がもの足りなく感じてしまうことがある。そこで「REAL 4K」は、重低音用に左右2基のパッシブラジエーターを装備。さらに、それぞれラジエーターの共振周波数をずらすデュアルパッシブ方式を採用したことで、テレビ内蔵スピーカーとは思えないほど、厚みのある迫力の重低音が楽しめる
機能面では、テレビ番組からCMに切り替わったときの急激な音量変化を抑える自動音量調整技術「DIATONE Volume」や、サラウンド機能「DIATONE サラウンド 5.1/2.0」「DIATONE サラウンド HEADPHONE」などを搭載。また、Bluetooth接続でスマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどの音楽が聴ける機能も付いている。このあたりは、「テレビだけでなく、音楽もしっかり楽しめるスピーカーシステムとして完成されているのだ」という三菱電機の自信の表れであろう。
そこで、まずはテレビの音ではなく、Bluetoothで接続したスマートフォンの音楽を聴いてみた。すぐさま感じたのは、非常にナチュラルで解像度の高い音だということ。低域のキレがよく、テレビのスピーカーでよく感じるもっさり感がまったくなかった。また、ステージの広がりやボーカルの位置などが、まるでその場にいるかのように実感できる。ボーカルの定位がよく、きちんと正面から声が聞こえてくるので、ドラマやニュースの音声でも違和感なく聴くことができるはずだ。
次にアクション映画の音声を映像とともに試聴してみた。パッシブラジエーターによって必要十分な低域が確保されていることを実感。上向きに付けられたツイーターのおかげか、ヘリコプターの音など縦方向のサウンドも位置通りに聞き取れ、音に包まれるような感覚が心地よい。音のスイートスポットも広く、大勢でテレビを見るときなど、どの位置にいても音の違和感はなさそうである。何より、音のよさと、映像の美しさが絶妙にマッチしているのが非常にうれしいポイントだ。
スマートフォンやタブレット端末に保存した音楽をBluetooth経由で再生することも可能。リモコンの「ワイヤレス音楽」ボタンを押し、モバイル端末側のBluetooth機能を有効にするだけで、「REAL 4K」の贅沢スピーカーで音楽を楽しめる
-
ブルーレイディスクの映画やテレビ番組など、さまざまな映像と音声を視聴してみたが、画面に映し出される映像の美しさはもちろん、そのサウンドも段違いの迫力だった。4K対応テレビとホームシアターシステムがまさに一体化されている印象だ
最後に「REAL 4K」のデザインと各種機能をチェックしていこう。ひと目見てわかるように、「REAL 4K」のデザインは非常にユニークだ。中央で大きなディスプレイが宙に浮かび、それとは分離して両端に2本の円柱形スピーカーが並ぶ。しかも、画面とスピーカー以外のあらゆる構成要素がそぎ落とされた、じつにシンプルなデザインである。
リビングルームでもっとも存在感のあるテレビがデザインを主張しすぎると、空間全体の調和が壊されてしまう。それをなくすために、テレビにとって重要な、映像を映す画面と音を再生するスピーカー以外は極力シンプルにすべきだというデザイナーの考えに基づき、余分なものが徹底的に排除されているのである。
また、通常なら中央部にあるはずのスタンドが両側のスピーカー底部に設置され、画面が宙に浮いているように見えるので、表示される映像に集中しやすいのも「REAL 4K」の特徴であろう。ベゼルが狭いので、画面というより、映像そのものが宙に浮いているようにも感じられる。しかも、両側に立つ2台のスピーカーは、映像に集中する視線に入り込むことなく、映像にマッチしたクオリティの高い音を耳に届けてくれる。まさに、映像と音を存分に楽しむために考え抜かれた機能美が感じられるデザインである。
本体左右に設置された2本の円柱スピーカーが特徴的な「REAL 4K」。特に注目すべきは、パネルの下にスタンドがなく、パネル自体が空中に浮かび上がったように見えるユニークなデザインだろう。今回チェックした「REAL LCD-65LS1」は、奥行(40.2cm)が狭く、設置性の高さにも感心した
左右の独立したスピーカーがスタンドを兼ね、サイドからパネルを支える構造になっている。これにより、正面から見た時にパネルが空中に浮いているように見えるのだ
画面に集中できるように作られた細いベゼル。スピーカーとパネル以外をそぎ落としたデザインは非常にシンプルで、リビングルームの雰囲気とも調和する
機能面では、4K対応テレビながら、2TBのHDDを本体に内蔵しているのがユニークな点だ。リモコンひとつで、テレビ本体に直接番組を録画することができる。4K放送の録画には非対応だが、地上/BS/110度CSデジタル放送対応の3チューナーを搭載しており、2番組同時録画中でも別番組の視聴が可能。もちろん、外付けHDDにも対応しているので、録画容量が足りなくなったら手軽に増設できる。
また、スマートフォンやタブレット端末に無料の専用アプリ「REAL Remote 予約」(iOS 7以降対応)をダウンロードすると、外出先からの番組予約が可能になる。このほか、モバイル端末をリモコン代わりにしてチャンネル選局や音量調整、番組表チェックなどができる無料の専用アプリ「REAL Remote 音声操作」(iOS 7以降対応)も用意されている。
ほかにも、高解像な写真の視聴に適した「写真専用画質モード」や、別売りのタニタ製の活動量計・体組成計などと連携し、歩数やエネルギー消費量をテレビに表示できる機能も付いており、テレビを楽しむ以外のうれしい機能も盛りだくさんだ。
-
フラッグシップモデルらしく入出力端子も豊富に備える。搭載するHDMIポートは4系統あり、そのうち2系統が4K入力(4K/60p入力とHDCP 2.2をサポート)に対応しているなど、将来的な拡張性も抜群。また、外付けHDD用のUSB端子も装備されている。なお、Wi-Fiには対応していないため、ネットワーク機能を使う場合には有線LAN(2系統装備)でルーターにつなぐことになる
待ちに待った三菱電機の4K対応テレビ。国内大手メーカーで後発となったのにはそれなりに理由があるのだろうと思っていたが、満を持して登場した「REAL 4K」の映像美や音へのこだわりを知って、待たされた理由が十分に理解できた。三菱電機独自のレーザー技術で生み出した「レーザーバックライト」による鮮やかな色や、微妙な色の濃淡やグラデーションまでもくっきりと表現する細やかさには、これまでにない感動があった。しかも、中高年のオーディオファンにとって憧れのブランドである「DIATONE」のスピーカーを搭載し、映像だけでなく音のよさも徹底追求したことには、三菱電機のAV機器に対する思い入れの深さを感じずにはいられない。また、パネルとスピーカーを切り離し、スタンドを両端のスピーカーに設置することで、まるでパネルが宙に浮いているようにしたデザインも秀逸である。狭額ベゼルのおかげで、パネルというより映像そのものが宙に浮いているような感覚になり、まるで映像の世界に入り込んでしまったかのようだ。4Kの高精細さだけでなく、そのよさをさらに引き出す色再現性と音、そしてプロダクトデザインに工夫を凝らした点を高く評価したい。まさにオンリーワンとも言える三菱電機の「REAL 4K」は、最近登場した多くの4K対応テレビの中でもひときわ輝く、注目の的となる製品であろう。