サッポーの
視点 肌が乾燥するとどうなるのでしょう。 以下、その症状と対策について、段階を追って案内してみます。 1.肌が乾いた感じになり、サラッ~カサッとしてくるこの段階はまだダメージを受けたわけではありません。 むしろこの感覚を好ましいと感じる人さえいます。 しかしこの状態は、肌が育つ環境に黄信号が点滅していることを意味します。 この状態が続くと、黄信号が点滅状態から、点灯段階になるよ…という前触れです。 まだそんなに心配する必要はありませんが、角質の剥がれやすさが作られる前兆です。 今後、角質剥がれのペースが上がると肌の育ちにブレーキがかかるし、角質を大切にするケアと肌管理の改善により、すぐに本来のしっとりすべすべ肌に戻るも可…という微妙な変化です。 2.肌が柔らかさを失い、硬さを感じるようになるダメージが一段進行し、乾きやすさが常態になっている肌です。 しかし化粧水をつけて保湿すると、気にならなくなる段階です。 この段階で気づき、サッポーが勧める標準通りの「肌が育つケア」を行えば、一ヶ月もすると、本来の柔らかさが戻り、しっとりすべすべ肌に回復します。 サッポーとしては、遅くともこの段階で気づいて欲しいと願っています。 労せず回復するのがこの段階だからです。 しかし、気づかないままに次段階のトラブルを呼び込んでいるケースが多いのです。 3.カサカサ・ザラザラ~皮脂・汗の過度な分泌(べたべた肌)- 乾燥肌/インナードライ肌/混合肌の進行
- 毛穴が目立ち、肌理の粗さが目立つ
- 角栓が多発/毛穴がすぐ黒ずむ/皮脂詰まりが頻発
よく見られるおなじみのトラブルです。 肌部位毎の性質により、異なった現れ方をしますが、いずれの現象も肌を作っている細胞の一つひとつが未熟化したことによるものです。 痩せて、薄く乾きやすい硬い角質になっています。 つまり、表皮細胞そのものがよく育たないままに角化するようになっているのです。 未熟な細胞が肌を作り続けています。 細胞や角質が痩せて薄く小さいとどうなるか? 自ら剥がれる能力が備わっていないのに、乾燥で縮むと半分剥がれた状態が現象化します。 角質は乾きやすいため硬く、カサカサ・ザラザラの原因になります。 バリアー層の水分相が減少するためバリアー能は低下し、低下した分、皮脂や汗が過敏・過剰に反応して多く分泌されるようになります。 顔の面積は変わらず角質や細胞が小さくなるので、肌理は粗くなり毛穴が目立つようになります。 乾くと硬くなりやすい毛穴には、皮脂が貯まりやすくなり、ニキビ(皮脂詰まり)が多発するようになります。 痩せた角質が乾くと硬く縮むので、酸化して黒っぽくなった皮脂や化粧品の油脂がこびりついて取れにくくなります。 ここからの対策は、サッポーが推奨するケアを真剣に続けないとなかなか元に戻りません。 真剣に続けても、本来のよく育った細胞が角質を作るようになるまでには、失敗のない数ヶ月の「肌が育つケア」が求められます。 「肌が育つケア」のつもりが、気づかずに間違ったケアが入り込んでいると、一定以上に回復しない状態が通常になっている肌もあります。 このような間違いケアを、肌が育つボトルネックを作るケアと呼んでいます。 またこの状態の肌は弱さがあるため、失敗ケアが与える後退現象が大きいのに、肌が育ち度を上げていくスピードは一歩一歩…という効率の悪い状態にあります。 真剣に取り組まないと、成果が現れにくい段階の肌と言えます。 4.過敏な反応が肌の育ちを邪魔するようになった肌- いわゆる敏感肌、ピリピリ・チリチリ等刺激をよく感じる
- アレルギー症状が出やすい肌、出ている肌
- 赤みの発生、かぶれやすさ、炎症性ニキビなど過敏な免疫反応
このような過敏な防御反応が現れるようになった肌は、肌が育つケアを続けるだけでは、なかなか回復しなくなっています。 肌細胞の未熟化、送り出される角質の未熟化が過度に進行してしまい、極端にバリアー能が低下している状態が続いたために、肌が備えるようになった過敏さが、肌の育ちを邪魔するようになるからです。 ちょっとしたことで自ら炎症反応を促進し全体(生体)を守ろうとするからです。 解決のゴールは育った肌、強いバリアーを備えた肌になることであるのは間違いありません。 しかし、肌が育つ環境を作ろうと化粧品を標準通り使用すると、その化粧品にまで肌が過剰反応する過敏さを備えるようになっているのです。 このような過敏さが解決を難しいものにしています。 そこで、「とにかく反応を起こさせないことが大切だ」と、そのような化粧品やケア方法だけに偏ったケア方法が一般的です。 しかしこれでは、肌が育ち度を上げないので根本的な解決に近づくことがありません。 敏感肌から脱出できないのです。 この段階にあるサッポーの解決法は、炎症反応対策と、肌が育つケアの両立を図る方策となります。 二つの対策バランスを肌と会話しながら、次第に「肌が育つケア」だけに重心を移していくのです。 従って、一直線に改善傾向が進むわけではなく、前進後退を繰り返しながら、少しずつ前進していく方法になります。 ゆっくりですが、肌の育ち度アップと共に、肌の過敏な反応が着実に減少していきます。 一定レベルに達すると、後退現象(炎症反応)はなくなり、肌の育ちにも加速度がついてきます。 この段階の肌改善が難しいのは、不安や迷いが生じることです。 炎症反応が起きると、判断が難しく、不安がつのるためです。 肌が育つケアの理解と強い信念が必要になる状態の肌です。 |