美容家 深澤亜希さんに聞いた! “夏の保湿” が肌の老化を救う理由とは?
汗や皮脂が多く出る夏の時期は、保湿ケアがおざなりになりがち。実は夏のケアで、今後の肌の状態に大きな差が出てくるのです。A-Beauty世代には欠かすことができない”保湿” 。夏にはどんな保湿ケアがぴったりなのか、美容家の深澤亜希さんに教えてもらいました。
夏こそ保湿が大切だった
「肌をきれいにするためには、1にも2にも“保湿” が大切です。冬は肌も乾燥しがちで保湿をしっかり行う人も多いと思いますが、実は夏もとても大切なのです。それは、冬に比べて夏の方が紫外線量が強いということが関係しています。すでにご存知かもしれませんが、肌老化の原因の8割は紫外線と言われているほど、紫外線の肌に対するダメージは大きいのです。そのため、紫外線の量がピークとなる夏にこそ、保湿ケアをしっかり行うことが重要になってきます。
さらに保湿をすることで、肌のバリア機能があがってトラブルに負けない肌を作ることもできます。”潤っている肌はシミができにくい” というデータがあるくらい、保湿は大切なのです。例えば具合が悪い状態でステーキを食べても、うまく消化吸収されないですよね。それと同じように、肌も土台がしっかりしていないと、いくらそこへ美白効果が高い化粧品を投入したところで、効果を存分に発揮することができないのです。身体を健康に保つように、肌の状態を美しく健康に保つためには、まず肌のベースが整っていることが何よりも大切。夏は紫外線が強いからと美白に力を入れる前に、土台となる肌の保湿をしっかり行ってあげることが重要です」
化粧水だけでは、保湿効果を期待するのは難しい……
保湿のためには、化粧水よりも美容液が大切
「保湿ケアに一番力を入れてほしいのは『美容液』。美容液はスキンケアラインでも、値段が張るものが多いですが、その分美容成分が濃縮されており、お肌にしっかり浸透するように設計されているため、保湿効果も高くなっていきます。
乾燥が気になる40代の肌には、美容液だけでは足りない場合があるので、その時には乳液やクリームなど油分が多いアイテムを後からつけてあげるのがおすすめ。どうしても、オイルベースのスキンケアが苦手という方は、水分が多いジェルを使うのがいいと思います。
例えば、乾燥しているタオルと濡れているタオルに美容液を垂らした場合、濡れているタオルの方が美容液はよく浸透しますよね。これと一緒で、化粧水をのせてから美容液をのせた方が肌への浸透力は高くなります。そのため化粧水は、保湿のためではなくブースターのような感覚と捉えて、日々のケアに使ってあげるのがベスト」
深澤さん愛用の保湿ケアアイテム
優秀なコスメが多いスイス。そんなスイス発のブランド、ZOE of Switzerlandから登場している『セラム』は美容成分として、リンゴ幹細胞由来成分を配合した、エイジングケア美容液。2,800円と、お値段も手頃なので普段のケアにもぴったりです。
スキンケアよりも見直しが必要 「クレンジング・洗顔」はやりすぎ注意
“ツーインワン” のクレンジングを使おう
「洗いすぎやこすりすぎは、肌の負担になってしまうので、メイクを落とす時には”ツーインワン” のクレンジングがおすすめです。洗顔とクレンジングを同時に行ってくれるツーインワンタイプのものを使うことで、こすりすぎや洗いすぎによる乾燥など、お肌への負担が軽減されるのが魅力です。そしてメイクを落とす時には熱いお湯ではなく、ぬるま湯を使って、こすらずに短時間で優しくクレンジングをしてあげることを意識してみてください。
目元の乾燥が気になる時は、マスカラやアイライナーなどは、お湯で落ちるタイプに変えるのもおすすめです。私自身も、お湯で落ちるタイプに変えたら、シワが目立たなくなってきました。肌の乾燥が気になる方は、この機会にクレンジングを見直してみましょう」
深澤さんがおすすめするクレンジング
発売日 2015/08/27 (2015/10/29追加発売)
オーガニック洗浄成分配合で、肌への負担が少ない、Sinn Purete'(シン ピュルテ) の『ピュアクレンジング クリア』。洗い上がりがしっとりしていて、保湿力も高いです。
Riche
パーフェクショネールクレンジングフォーム
本体価格 50ml・1,900円 / 150ml・4,280円(編集部調べ)
肌が不安定な時にも、優しくメイクを落とすことができるTSUDA SETSUKOの『T'sクレンジングウォッシュジェル』。こちらもツーインワンで、お肌にとても優しい優れものです。
夏の保湿ケアにプラスするなら「シートマスク」がおすすめ
発売日 2015/02/25
純国産で作られている、クオリティファーストの『オールインワンシートマスク ホワイト』。防腐剤が不使用なので、肌にも安心して使うことができます。コスパ的にも◎。
美肌を作るためには、やりすぎはNG
「保湿をするとなると、あれもこれもしなければと思いがちですが、スキンケアはやりすぎるとかえって負担になることも。そのため、保湿ケアを行う時にも、最小限で最大限の効果を発揮するものを選んでケアしていくのが一番です。その方がコストも抑えられ、時短にもなり、お肌への負担も最小限で◎です。
スキンケアの場合、保湿は美容液と乳液かクリーム、もしくはジェルというツーステップを基本として、それでも乾燥するときには、シートマスクなどのスペシャルアイテムをプラスするといいでしょう。
そして、潤うお肌になるライフスタイルで、保湿ケアと同じくらい重要なのが睡眠です。しっかり睡眠をとることで、次の日のお肌の水分量が違うというデータもあります。潤いのあるお肌になるには、自分にあったアイテムでの保湿ケアと、お肌に負担をかけない洗顔・クレンジング。そして規則正しい生活を送ることで、いつまでも美しい肌を保ち続けることができます」
お話しを伺ったのは・・・
深澤亜希さん / 美容家・ビューティースキンスペシャリスト
一般社団法人 日本コスメティック協会認定 スキンケアマイスター
一般社団法人 日本コスメティック協会認定 コスメマイスター
1977年生まれ。幼少期をタイで過ごし、高校はアメリカへ留学。現在は、書籍の執筆、女性誌やWEB、TV、広告やトークイベントへの出演、化粧品会社や、商品開発のアドバイザー、またアジアでも書籍を出版、イベント出演、など幅広く活躍。
女性は自分に合った正しい美容法を行えば、誰でも必ずキレイになれる、をモットーに発信される様々なビューティメソッドや独自の美容法、またメッセージは、キレイになって気持ちまで前向きになると女性から絶大な支持を得ている。また、白く輝く美白肌の持ち主で、その肌の美しさは美容業界や有名クリニックの院長が絶賛するほど。著書には、発売から10週連続Amazon美容・スキンケア部門で1位を獲得し、台湾でも翻訳出版された「白ツヤたまご肌のつくりかた シミのできない魔法の美白ルール40」(三空出版)や、「7日間で恋もキレイも手に入る! 魔法の美人プログラム」(大和書房)などがある。
取材・文 齋藤舞
発売日 2015/10/20