陰毛を脱毛するとすそわきが(陰部のわきが)の臭いが軽減されます。
反対に、陰毛が未処理のままだとデリケートゾーンが不衛生になりやすく、陰部が蒸れる原因にもなります。陰部が蒸れやすく不衛生であると、悪臭を生み出す菌が増殖していくため、陰部の臭いが悪化してしまいます。
このような状況を回避するには、デリケートゾーンをキレイに脱毛する必要があります。
脱毛サロンや美容外科で脱毛を受けるには費用や時間がかかります。しかし、VIOラインをしっかり脱毛していると臭いだけでなく衛生面でも効果を発揮するため、脱毛にかけた時間や費用を考えてもマイナスにはなりません。
デリケートゾーンの脱毛は、衛生面や臭い対策として、おすすめの方法です。
また、海外では女性のデリケートゾーンの脱毛は当たり前になっています。脱毛をおこなっていない女性のほうが圧倒的に少なく、アンダーヘアの脱毛は身だしなみの1つになっています。
脱毛で「すそわきが」が治るわけではありません。しかし、すそわきがの臭いを軽減させるのにアンダーヘアの脱毛は確実に役立ちます。
すそわきがに悩んでいるのであれば、アンダーヘアの脱毛はおすすめです。
脱毛とすそわきがの臭いの関係性
すそわきがの臭いは、アンダーヘアを脱毛することで軽減させられます。脱毛によって臭いが抑えられる理由は、以下の3つです。
デリケートゾーンが蒸れにくくなる
デリケートゾーンの皮膚には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という、汗を分泌している汗腺があります。この2つの汗腺から排出された汗は、下着に吸収され蒸発します。
しかし、デリケートゾーンに陰毛があると、汗腺から分泌される汗が陰毛にとどまってしまうため、汗が蒸発されずに、陰部の湿度が高くなり蒸れた状態になります。
この蒸れた環境は、皮膚の表面に生息する雑菌の増殖を助けることになります。その結果、悪臭を生み出す菌(悪玉菌)も増殖してしまい、すそわきがの臭いを強くする原因になります。
陰毛がなければ、汗腺から排出された汗がとどまることなく下着に吸収されて蒸発するので、陰部が蒸れにくくなります。そのため、雑菌の繁殖を防ぐことができるので、臭いの増加防止につながります。
デリケートゾーンを清潔に保てる
デリケートゾーンには、汗以外にもオリモノや経血、尿などの分泌物が排出されます。このような分泌物は不衛生なものであるため、こまめに除去して陰部を清潔に保たなければなりません。
しかし、陰毛があるとトイレで分泌物をキレイにふきとることができません。陰毛にさえぎられて除去されずに残った分泌物はやがて悪臭を放ちます。この悪臭がすそわきがの臭いと重なって、さらなる悪臭を生み出すことになるのです。
アンダーヘアがキレイに脱毛されている人は、陰部を清潔に保つことができます。陰部が清潔に保たれていれば、余計な悪臭を生み出さずに済むので、すそわきがの臭いを増加させることがありません。
脱毛時の刺激によってアポクリン汗腺の働きが弱まる
陰部の皮膚に分布される2つの汗腺「エクリン腺」と「アポクリン腺」のうち、すそわきがの臭いの原因となる汗腺は「アポクリン汗腺」です。
陰部のアポクリン汗腺の数が遺伝により生まれつき多い人は、すそわきがの臭いを発する可能性がある「すそわきが体質」だと言えます。
さらに、アポクリン腺は、思春期を迎える頃に成長をとげて大きくなり、活発に活動するようになります。すそわきが体質の人の中でアポクリン腺が大きく成長し活発に活動している人は、すそわきがの臭いを陰部から発するようになります。
そこで、脱毛をおこなうと、施術時の刺激によりアポクリン腺の活動が低下したり、アポクリン腺が固まったりすることがあります。それにより、今まですそわきがの臭いを放っていたアポクリン腺の活動が抑えられたことにより、すそわきがの臭いが軽減することがあります。
脱毛は、あくまで臭いが軽減される1つの要因にすぎません。脱毛は臭いを増加させない環境を作る役割を果たします。
臭いをしっかりと抑えたいのであれば、デリケートゾーン専用のデオドラントクリームを使用するなどの「セルフケア」が重要になります。
脱毛方法の種類
ビキニラインの脱毛の種類は3種類あります。選ぶ脱毛方法によって金額や施術内容が異なりますので、自分の希望にあった脱毛方法を選びましょう。
医療レーザー
医師免許を持った医師の管理のもとおこなえる脱毛方法です。医師免許がなければおこなえない脱毛方法なので、医療レーザー脱毛を希望する場合は、病院やクリニックなどの医療機関で施術をうけます。
エステサロンでは扱えないほどの強いレーザーを照射して、毛根や毛包(毛根を守る組織)を熱によって破壊する脱毛方法になります。
脱毛方法の中で、もっとも効果が高いとされるのが医療レーザー脱毛ですが、それと同時に強い痛みを感じる脱毛方法でもあります。
ただし、希望すれば麻酔を使用することも可能です。
| 費用 | 約10万円 |
|---|---|
| 回数 | 8回〜12回 |
光脱毛
エステサロンで受けることができる脱毛方法です。
黒い色素(メラニン色素)に反応する光を照射して、毛根にダメージをあたえて毛を生えなくさせる脱毛方法です。
医師免許を持たないエステサロンでおこなえる脱毛方法のため、医療レーザーよりも弱い光しか扱えません。したがって、脱毛効果を実感するまでに医療レーザーよりも回数を重ねる必要があります。
ただし、他の脱毛方法と比べて、もっとも痛みが少なく施術できるのが光脱毛になります。
| 費用 | 約3万〜5万円 |
|---|---|
| 回数 | 12回〜18回 |
ニードル脱毛
エステサロンで受けることができる脱毛方法です。
細い針を毛穴から挿入して、熱により毛根を破壊する脱毛方法です。毛根1つ1つを確実に焼き尽くしていくので、医療レーザーや光脱毛とは違って「永久脱毛」が可能です。
ただし、陰毛1本1本を除去していくので、広範囲を一気に施術できる「医療レーザー」や「光脱毛」とは比べものにならないほど、何度もサロンに通わなければなりません。
また、針を毛穴に挿入して熱を送る施術方法なので、激しい痛みを受けることになります。VIOラインすべての毛を除去しようとすると、回数も費用も増えてしまいます。
| 費用 | 約30万〜50万円 |
|---|---|
| 回数 | 陰毛がなくなるまで |
VIOラインの脱毛は「痛み」を覚悟しなければなりません。比較的痛みが少ない「医療レーザー」や「光脱毛」でも抜けきれなかった陰毛を、「ニードル脱毛」で除去する方法が、ハイジニーナ(陰毛をすべて脱毛した状態)へのおすすめ脱毛プランです。
VIOラインとは?
VIOラインとは、デリケートゾーンに生える陰毛の範囲のことを言います。デリケートゾーンの脱毛の際は、Vライン・Iライン・Oラインから、どこの部位を脱毛するか選択することができます。
- Vライン(ショーツに隠れる三角ラインの陰毛)
- Iライン(性器まわりの陰毛)
- Oライン(肛門周まわりの陰毛)
VIOラインすべてを脱毛したほうが、衛生的にも良く、すそわきがの臭い対策にも効果があります。ただし、日本人男性の好みとしては、Vラインがまったく残っていないより、キレイに整えられているほうが受け入れられやすいです。
男性の意見や、銭湯や温泉などに行くのに周りの目が気になる人は、Vラインは多少残してIラインとOラインは脱毛するといいでしょう。
デリケートゾーンの脱毛に関するQ&A
- すそわきがの手術などによる傷があると脱毛できない?
- 傷跡やアザがある部分は脱毛できません。
医療レーザーや光脱毛で使われる光は、黒いメラニン色素に反応します。色素が濃い部分に照射すると反応しすぎてしまい、熱によって火傷を引き起こす危険性があります。
したがって、アザや傷跡がある部分には光による脱毛をおこなうことができません。手術も脱毛も考えている人は脱毛してから手術を受けた方がいいでしょう。
ただし、手術は高額な費用が必要でリスクも高いです。脱毛とデリケートゾーン専用石けんやデオドラントクリームによるセルフケアでも充分「臭い対策」として効果があるので、そちらをおすすめします。
- 光脱毛をするとすそわきがの臭いが強くなるってホント?
- 光脱毛によってすそわきがの匂いが増加することはありません。
すそわきがの臭いの原因は、アポクリン腺からの汗や臭いです。
光脱毛の刺激によって、アポクリン腺の働きが弱まることはあっても強まることはありません。したがって、光脱毛による刺激ですそわきがの臭いが増すことはありません。
ただし、脱毛したことで汗をとどめていた毛がなくなるため、今までより汗が出やすくなったと感じることがあります。その汗によって臭いが気になることはあり得ます。
しかし、脱毛をしてしまえば「デオドラントクリーム」を肌に直接塗りやすくなります。ムダ毛がなくなった肌に制汗作用のある成分もふくまれている「デオドラントクリーム」を使用することで、汗も抑えられるので臭いも気にならなくなります。