バオバブオイルとは?巨木の抜群の保湿力を持った効果・効能
アロマサロン RosaNahema 大野 亜希 先生
「キレイの先生」編集部です。
エステサロンの先生方への取材で、キャリアオイル(植物油)についても、大分詳しくなったつもりでした。
ただ、今回のテーマである「バオバブオイル」は、初めて知ったキャリアオイルでした。
私も、まだまだ勉強不足です。
バオバブオイルとは、どんなキャリアオイルなのでしょうか?
そして、どのような効果・効能が期待できるのでしょうか?
大野 先生に教えていただきました。
目次
本日のキレイの先生
アロマサロン RosaNahema
大野 亜希 先生
「キレイの先生」編集部
バオバブオイルとは
大野 先生、よろしくお願いします。
今回のテーマは、「バオバブオイル」です。
私は、今回の取材で、「バオバブオイル」というキャリアオイルがあることを、初めて知りました。
バオバブオイルは、セラピストさんの間では、よく知られたオイルなのですか?
セラピストさんの間でも、「名前は知っているけど、その特徴についてはあまりよく知らない」という方が多いように感じます。
アロマのテキストや書籍でも、バオバブオイルについて紹介している文献は少ないです。
ただ、アロマショップの「生活の木」などでも、バオバブオイルが取り扱われるようになり、だんだんと知られるようになってきていると思います。
バオバブオイルは、「バオバブ」という植物から抽出されるオイルなのですよね?
はい、そうです。
バオバブは、どんな植物なのですか?
学名は、「Adansonia digitate」といい、アオイ目パンヤ科バオバブ属の植物です。
アフリカのサバンナ地域に広く分布していて、直径が10mを超える巨木になります。
10mですか!? それは、大きな樹ですね…。
はい、「地球上でもっとも大きな木」ともいわれています。
バオバブは、シルエットが特徴的で、木の根っこがそのまま植えられたような形をしています。
根っこが空に向かって生えているようにも見えるため、「さかさまの木」や「アップサイドダウンツリー」と呼ばれることもあります。
現地では、葉・実が食用として、樹皮が薬用や民芸品として活用されてきました。
また、精霊の宿る木として、信仰されてきたといいます。
バオバブには、年輪がないため樹齢は分かりませんが、1,000歳以上のものもあるようです。
ちなみに、バオバブの樹は、サン・テグジュペリの『星の王子様』にも登場します。
そうでしたっけ…。私も『星の王子様』は読みましたが、忘れてしまっています。
バオバブは、『星の王子様』では、どのように出ているのですか?
そのまま放置しておくと、巨木で星を破壊してしまうので、みつかり次第、抜かれてしまうことになってしまいます。
バオバブの樹は、それだけの巨木ということですね。
ただ、実際のバオバブの樹木は、先程お話したように、食用などに活用されて親しまれてきた樹です。
バオバブオイルは、バオバブの樹のどこから抽出されるのですか?
バオバブの実の種を圧搾して、採油されます。
バオバブオイルの効果・効能
栄養
バオバブオイルには、どのような栄養が含まれているのですか?
主な成分は、「オレイン酸」、「リノール酸」、「パルミチン酸」、「リノレン酸」、「ステアリン酸」などです。
皮脂(ひし)に含まれている成分が多いのですね。
肌なじみも良さそうです。
はい、肌なじみが良く、テクスチャーも比較的さらっとしています。
べたつきも、あまり気にならないと思います。
皮脂について
皮脂は、毛穴から分泌されている油分です。皮膚の水分が蒸発しないように防いだりする働きがあります。バオバブオイルの肌なじみの良さは、お肌にある成分が多く含まれていることも、関係していると思います。
バオバブオイルには、他にどんな成分が含まれていますか?
「ビタミンA」、「ビタミンC」、「ビタミンD」、「ビタミンE」、「ビタミンF」などです。
ビタミンCは、オレンジの6倍、含まれているといいます。
バオバブオイルの栄養
大野 先生には、それぞれの栄養で期待できる効果・効能を、メモにまとめていただいていたので、紹介させていただきます。
・オレイン酸
保湿力が高い、乾燥肌に良い、老化を防ぐ、など
・リノール酸
美白、肌の活性化、など
・パルミチン酸
老化を防ぐ、肌の抗酸化、など
・リノレン酸
肌になじみやすい、肌を柔軟にする
・ステアリン酸
肌の抗酸化
・ビタミンA
肌の活性化、肌の抗酸化、ハリのあるお肌にする、など
(バオバブオイルには、ビタミンAを安定させる「パルミチン酸」が含まれるので、相乗効果が期待できる)
・ビタミンC
シミ・しわ・くすみなどに良い、など
・ビタミンD
肌の免疫機能の活性化、肌のバリア機能を高める、肌荒れの予防、など
・ビタミンE
紫外線からの肌ダメージの抑制、肌の抗酸化、など
・ビタミンF
肌の活性化、など
効果・効能
バオバブオイルは、どのような効果・効能が期待できますか?
いちばんは、抜群の保湿力です。
バオバブの樹木は、乾燥した地域でも、水分をしっかり蓄えて、巨木に育ちます。
それだけ、保水力が優れているのです。
その効果を、お肌も受けることができます。
そのため、乾燥肌の人にはとてもおすすめで、お肌にハリが出ます。
保湿力の高い「ホホバオイル」
下の記事でも紹介していますが、例えば、ホホバオイルも、乾燥した地帯で育つ植物の実から抽出され、保湿力の高いキャリアオイルです。バオバブオイルの保湿力も、乾燥した地帯の樹木ならではの効果・効能といえそうですね。
バオバブオイルは、抗酸化作用もあるため、美容効果が高いです。
そのため、バオバブオイルは、ストレスによる肌荒れや、小じわ、アトピーなどにも良いです。
抗酸化とは
下の記事でも紹介していますが、「老化」と呼ばれる現象は、細胞の酸化が原因のひとつです。酸化とは、細胞が錆び付いてしまうようなイメージで、それによって細胞の機能は低下してしまいます。それを抑える作用を、「抗酸化」といい、アンチエイジングにもなります。
バオバブオイルは、他にも、髪のパサつきなどに良く、手荒れや爪のケアにも使えます。
バオバブオイルの使い方
バオバブオイルは、ホームケアでは、どのように使うことができますか?
バオバブオイルは、手頃なオイルというわけではないので、大量にバシャバシャ使うよりも、少しずつ使うのが良いと思います。
バオバブオイルを単体で乳液の代わりにすることもできますが、例えば、いつもの乳液に混ぜて使うこともできます。
化粧水でお肌をうるおした後に、乳液にバオバブオイルを足して、保湿します。
乳液にバオバブオイルを加えるときは、どのくらいの量が良いですか?
一滴くらいで良いと思います。
オイルは温度が上がるとお肌への浸透力が上がるので、スキンケアでも、まずは手になじませて温めてから、顔を押さえるようにして付けると良いです。
また、バオバブオイルを、手作り化粧品の材料に使用することもできます。
ボディでは、ボディオイルになります。
髪の毛には、シャンプーやトリートメントに混ぜたり、手に付けたオイルを毛先になじませたりすると、髪のコーディングになり、ダメージを防ぐことができます。
他にも、手荒れが気になる人は、ハンドクリームにバオバブオイルを混ぜたりするのも良いでしょう。
まとめ
バオバブは、アフリカのサバンナ地域に生息している巨木です。
暑い乾燥地帯で、それだけの大きさで生きることができるのは、水分を蓄える力が高いためです。
その実から抽出されるバオバブオイルは、とても保湿力が高いです。
ビタミンなどの栄養も豊富で、美容効果も高そうです。
ただ、ホホバオイルなどと比べると入手も難しく、価格的にもお手頃ともいえないようです。
大野 先生のおっしゃるように、バオバブオイルは、バシャバシャ使うというよりも、ちょっとずつ使うのに向いていそうです。
今回、大野 先生に話をお聞きし、私はバオバブオイルのことを初めて知ることができました。
新しい出会いのあった取材は楽しかったです。
今回取材した大野 亜希 先生に「キレイの先生 バラに満ちるオールインワン」をお試しいただきました!
天然のローズウォーターを使っていて、ほとんどが美容の有効成分であるということで、贅沢な化粧水ジェルです。ホホバオイル、マカダミアナッツ、ローズウォーターの良さは十分に知っているので、これが一緒になっていて素晴です。ローズウォーターは、精油(ローズオットー)よりも、バラらしい香りがするので、それを存分にスキンケアタイムに感じられる幸せ感がたまりません。水分と油分が含まれたオールインワンの美容液なのでお手入れに時間をかけるのが惜しいほど忙しいとき、急いでいるときにはとても便利です。
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※個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
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