熱はないのに寒気や悪寒で震える悪寒戦慄!その原因と予防法
寒い環境で「ブルブル」と身体が震えて寒気を感じることがありますが、これは寒さから身体を守るための作用で特に病気ではありません。
むしろ体温の低下という命にかかわる危険を教えてくれる重要なサインなのです。しかし、悪寒の一つ「悪寒戦慄」は体温に変化がなくても起こる症状が含まれています。
熱はないのに寒気がしたりブルッと悪寒で震えたりという場合、どのようなことが原因になっているのか、そしてその予防法をご紹介します。
「ブルブル」はなぜ起きる?人間の体温と震えの仕組み
子供の頃、理科の授業で「恒温動物」と「変温動物」を習ったと思います。恒温動物とは周囲の状況に影響されずに、一定の体温を保つ動物で「哺乳類」や「鳥類」などがこれに該当します。
反対に変温動物とは周りの状況に影響されますから、気温が下がれば体温も下がる動物になります。
哺乳類である人間は恒温動物であり、一定の体温を常に保つことで正常な機能が働きますが、何らかの原因で体温が下がった場合、最悪では死亡してしまうことも考えられるのです。
恒温動物にとって体温の低下は命の危険に繋がる危険なサインです。そこで人間には大切な体温の低下を知らせる一つの作用として、「寒気」「悪寒」などの感覚が備わっているのです。
このように、人間の身体は様々な作用によって大切な体温を維持しています。
「ブルブル」は体温を上げる作用
冬の寒い日に家から外に出て「ブルブル」と震えることはよくあることです。皆さんも経験したことがあるでしょう。いわゆる「寒気」ですが、これは病気のサインではなく、急激に低下した体温を上げるために出る生理現象です。
つまり、低温状態の外気にさらされていては体温が低下してしまうので、小刻みに筋肉を動かして体温を作っていたのです。
この動作は無意識下で行われ、特に意識して行うことはありません。「心臓が動く」「呼吸をする」などと同じく「体温を維持する」ことも自律神経の作用であり、意識する必要もなく行われています。
急に寒い環境に出てブルブルと震えて、「風邪かなぁ?」と思ってしまう人もいますが、これは体温を守る生理現象であり、病気を心配することはなさそうです。
寒く感じるのは体温が高くなっているから
快適な環境において身体が震えて寒気を感じることがあります。これは病気のサインと考えてもよいのですが、その原因には色々なものが考えられます。
日本人の平均的な体温は36℃~37℃ですが、発熱により体温が37℃以上になると寒気を感じることが多いようです。
寒い場所とは違い、暖かい環境で寒気を感じる場合は、体温が下がっているのではなく、反対に上がっていることが多かったのです。
体温が上がるのは体の免疫システムが働いている証拠
それでは体温が上がって寒気を感じる原因を考えてみましょう。まず考えられるのは「細菌」「ウイルス」などの異物が、体内へ侵入し感染症を発症させてしまうことです。
風邪やインフルエンザ感染症などが代表的な病気ですね。人間には外敵(細菌、ウイルス)と戦うために、免疫システムが備わっています。
免疫システムは外敵をやっつけるために、白血球を使用して攻撃を始めるのですが、その時に白血球から発熱物質が大量に放出されます。そして発熱物質が脳に届くことにより、体温が上昇していたのです。
つまり、体内に入り込んだ外敵を攻撃する白血球が、体温を上昇させる原因だったのですね。
実は細菌やウイルスは熱に弱い性質を持っており、高温状態では活動が阻害されることが多いようです。また、白血球も体温が低い状態よりも高い状態の方が活発に活動し、免疫力も向上します。
人間の身体は体温が低いよりも高い方が、外敵と戦う力が強くなると言えるのです。インフルエンザで高熱が出る理由として、ウイルスを弱らせることがありますが、解熱剤を利用することでウイルスを助ける可能性もありますので注意が必要です。
異物の進入による発熱は、免疫システムが戦っている証拠であることを理解しましょう。
体温が上昇しているのに寒気を感じるメカニズム
風邪を引いて体温が上昇したら、寒気を感じることについて「おかしい?」と感じたことはありませんか?当たり前のように感じていることでも、よく考えてみたら矛盾と言ってよいかもしれません。
だって、発熱しているのに寒く感じるのです。やっぱり変ではないでしょうか?
寒い環境にいれば寒いし、サウナなど暑い場所にいれば暑いのが当たり前ですよね。しかし、体温に限ってはこの常識が通用しないようです。
実は寒気を感じるのは脳であり、脳が寒いと感じなければ寒気は出ません。先ほど説明した白血球から放出される発熱物質には、体温の上昇を働きかける以外にもう一つ働きがあります。
それが脳のセンサーを変更して「身体が寒い」と認識させてしまう作用です。例えば36.5℃が平熱の人であれば、脳はこの体温を維持するように作用します。
しかし、白血球からの発熱物質を受け取るとこの平熱を脳が上げてしまうのです。40℃に変更してしまうと、実際の体温が38℃でも2℃低いために身体が冷えていると感じてしまいます。
この脳の作用は寒く感じさせることで、身体をより温かくさせて外敵を排除しやすくするためと考えられており、自分の免疫力を助ける手段の一つです。
寒気とはある意味で脳が作り出す幻覚なのかもしれません。
寒気の初期に現れる悪寒とは?
「悪寒」と言う言葉を聞いたことがあると思いますが、悪寒とはどのような症状を言うのでしょうか?
悪寒は発熱の初期症状である場合が多い
「うーゾクゾクするっ」などと感じる場合がありますが、多くは風邪の引き始めに現れる現象です。つまり、体内に入り込んだ細菌やウイルスに対して、免疫システムが宣戦布告を行った状態と言う訳です。
免疫が異物を見つけると白血球を増加させて攻撃を指令しますが、この時に発熱の初期段階として感じるのが「ゾクゾク」であり、それが悪寒です。
このように悪寒は発熱の初期段階に見られることが多く、悪寒の後には高熱を発症することが多いようです。しかし、悪寒の原因はこれだけではありません。
悪寒を感じる原因
それでは悪寒を感じる原因について考えてみましょう。多くは感染症などが原因の発熱ですが、中には重症化する病気も含まれているので注意が必要です。
悪寒を単なる一症状と見るか、重大な病気のサインと見るかは状況によりますが、甘く考えると重大な問題に発展する可能性があります。発熱と関係している悪寒の原因について紹介します。
悪寒から発熱へと進行したケースでは以下の症状が考えられますので、覚えておくとよいでしょう。
- 流行性の細菌やウイルスによる感染症
- 怪我や火傷による細菌感染
- ガンなどの悪性腫瘍による発熱
- 食中毒などによる発熱
- 急性腎炎、急性膵炎などの炎症による発熱
- アレルギー症状による発熱
- 尿管結石、胆管結石などが原因の炎症
- その他
悪寒の全てが発熱と関連している訳ではない
「何か寒い感じがする」「ゾクゾクして寒い」と感じて、さっそく体温計で計ると36.4℃でした。「えー平熱だ」と体温計を疑ってしまうのですが、結局原因は解りません。
また、悪寒を感じて病院に行ったのですが、熱もなく帰らされることもありますよね。
実は悪寒の中には発熱と関係していないものがあるのです。その中の一つが「悪寒戦慄(おかんせんりつ)」と呼ばれる症状です。いったいどのような病気なのでしょうか?
「悪寒戦慄」とは?発熱を伴う場合は至急病院へ
皆さんは「悪寒戦慄」と言う病気を聞いたことがありますか?「戦慄」とは「恐ろしさによって身体が震えおののく」ことで、どちらかと言えばホラーやミステリー用語として使用されています。
あるテーマパークでは「戦慄病棟」なんてお化け屋敷もありますよね。私的には聞いただけで怖いイメージを持ってしまいますが、皆さんはいかがでしょうか?
そしてこのような言葉が病名で使用されていたなんて驚きなのですが、どのような症状の病気なのでしょうか?
悪寒戦慄には大きく分けて2種類ある
悪寒戦慄とはその名の通り「突然の寒気によって身体も震えが止まらなくなる」症状のことを言います。悪寒とは発熱の初期にゾクゾクする寒気を感じるものですが、悪寒戦慄はそれに加えてブルブルと震えも生じるのが特徴です。
身体が震える原因は骨格筋の収縮であり、筋肉を動かすことで発熱を得ようとするのです。寒い室外で身体が震えるのと同じく、悪寒によって自然に筋肉の収縮を起こしていたのです。
悪寒によって発症する悪寒戦慄には大きく分けて2つの種類があります。
- 初期の高熱を伴う震えによる悪寒戦慄
- 発熱が伴わないにも関わらず震えが出る悪寒戦慄
高熱と共に発症する悪寒戦慄は急性の病気が多い
初期の発熱が引き金になる悪寒戦慄の場合、直ぐに38℃以上の高熱が発症することが多いようです。また初期症状で高熱が出た場合でも、悪寒戦慄を発症することもあります。
特に突然の高熱による悪寒戦慄では、意識が混濁したり身体が痙攣したりすることもあり、早急の治療が必要です。
高熱による悪寒戦慄の原因として多く考えられるのが「急性の病気」です。例えば「急性膵炎」「急性腎盂腎炎」「急性胆管炎」など、臓器の炎症が原因の病気では、急激な発熱を伴います。
またインフルエンザや新型ウイルスによる急性感染症でも、同じように高熱を伴う悪寒戦慄が見られます。
このタイプの悪寒戦慄では急激に症状が悪化する病気が原因である可能性が高く、様子を見ていると取り返しのつかない事態になるかもしれません。
特に臓器の炎症が原因のケースでは、早期に治療を行わないことで、臓器が深刻なダメージを受けてしまうことがあります。
悪寒戦慄で高熱を発症している場合は、「風邪かな?」などと甘く考えないで直ぐに病院で治療を受けるようにしましょう。
発熱を伴わない悪寒戦慄の原因は?
発熱を伴う悪寒戦慄では、明らかに病気としての原因が隠れています。しかし、悪寒戦慄には悪寒を感じても、実際には発熱を伴わないタイプのものもあります。
原因はいったい何なのでしょうか?
血液の流れが阻害されることで発症する悪寒戦慄
人間の身体には血管や毛細血管が張り巡らされています。この血管に血液が流れることで、各細胞は酸素や栄養を得ることができ、エネルギーを生成することができます。
発熱も同様で細胞に栄養が届かないと、発熱することはできません。つまり、身体がどんどんと冷えていく状態になるのです。
普段運動など身体を動かすことが少ない人の中には、筋肉が硬く凝り固まっている人がいます。このような状態では毛細血管が細くなってしまい、血液の流れが悪くなっています。
そして血行不良からの「冷え性」となり、最終的には悪寒戦慄を発症してしまうのです。
自律神経の乱れで悪寒戦慄が発症する
皆さんは呼吸をする時に意識をしていますか?「吸って~、吐いてっ…」いちいち呼吸する度に意識していては、一日中疲れてしまいますよね。また、寝ている時に呼吸を意識できるはずはありません。
このように無意識下で一定の作用をコントロールしているのが「自律神経」です。自律神経の働きの一部を紹介しましょう。
- 心臓をコントロールする
- 呼吸により酸素を得る
- 血圧を一定に保つ
- 体温を維持する
- 胃酸を分泌させる
- その他たくさん
このような作用は意識してもできませんよね。「胃酸よ出ろ!」と思ったから「ピュッピュッ」と出たらビックリしてしまいます。
自律神経には活動期に優位にある「交感神経」と、リラックス期に優位にある「副交感神経」があり、交互にスイッチして作用しています。昼間に活動している時は交感神経、夜に寛いでいる時には副交感神経が身体を制御していたのです。
そしてこの自律神経が乱れることが悪寒戦慄を引き起こす原因になっています。
自律神経の乱れが体温を低下させる
つまり、寒いと血管を収縮させて体温を逃がさないようにし、熱いと血管を膨張させて熱を逃がします。
この作用によって体温はコントロールされるのですが、自律神経が乱れることでこの制御に乱れがでます。つまり、寒いのに血管を膨張させたままで、体温が低下してしまうのです。
また自律神経の乱れから、身体が冷えていないにも関わらず、脳が寒いと感じてしまうこともあるようです。
今まで原因不明とされていた悪寒戦慄の中には、自律神経の乱れによるものが多いと考えられており、自律神経を整えることが対策として重要です。
更年期障害による悪寒戦慄の発症
自律神経の乱れが生じる原因の中でも「更年期障害」は、最も注目される症状と言えます。更年期障害とは「女性が閉経によって生じるホルモンバランスの乱れにより発症する身体的、精神的な障害」であり、自律神経失調症の一つとされています。
女性ホルモンの減少はホルモンバランスを乱すこととなり、「身体のほてり」「大量の汗」などの症状を引き起こすのです。
またホルモンバランスの乱れは自律神経そのものを狂わせる原因にもなることから、血行不良による体温低下を起こしたり、震えたりする悪寒戦慄を発症させます。
「なんとなく寒い」「寒気が続く」などと病院に行っても、発熱もなく炎症が見られないケースでは原因不明で帰されることは珍しくはありません。しかし、今まで原因不明とされていた病気の中にも、更年期障害による自律神経失調症が隠されていたのかもしれません。
閉経前後の悪寒戦慄は更年期障害による自律神経失調症を疑うようにして下さい。
近年では男性にも更年期障害が発症することが話題になっています。
発熱のない悪寒戦慄を予防するには
発熱を伴う悪寒戦慄の対処は、その原因になる病気を治療するしか方法はありません。しかし、自律神経の乱れによる悪寒戦慄では、日常生活に少しの注意を行うだけで予防が可能です。
中でも予防にとって最も重要なのが「体温を低下させない」ことです。
冷たい飲み物は極力避けるようにする
身体を冷やさないことで最も重要なのは、身体を冷やすものを体内に入れないことです。特に飲み物は胃に流れ込むことで、体内から身体を直接冷やしてしまいます。
内臓の冷えは自律神経を乱す原因になります。夏でも冷たい飲み物は避けて、温かい飲み物や最低でも常温の飲み物を飲むようにしましょう。
夏場の「冷やし中華と冷たい麦茶」などのセットは危険ですよ。
「陽性の食べ物」を選んで食べるようにする
普段何気なく食べている食品の中に、身体を冷やすものと温めるものがあるのをご存知でしたか?これは漢方の考え方で「陰性食べもの」「陽性食べもの」と呼ばれています。
簡単に説明しますと、寒い地方で栽培されているものには陽性が多く、熱い地方で栽培されているものには陰性が多いと考えられています。
- ニンジン
- ゴボウ
- カボチャ
- じねんじょ
- 魚類
- 肉類
- その他
- ナス
- トマト
- バナナ
- パイナップル
- 精製糖
- わさび
- その他
例えば精製された砂糖は陰性の食べ物で身体を冷やしてしまいますが、甜菜と言うダイコンで作られる「てんさい糖」は身体を冷やしません。
基本的に陽性の食べ物を選んで食べるようにすることで、身体を温め自律神経の乱れを予防するのです。
適度な運動で筋肉をほぐし冷えを解消させる
現代社会では運動不足の人を大勢見かけますが、これも悪寒戦慄を招くきっかけになります。
特に女性では運動不足による筋力低下も多いことから、身体が冷えやすい体質になっています。また、運動不足が原因の血行不良も身体を冷やすと言えるでしょう。
そこで定期的な運動をオススメします。負荷の高い運動などは必要なく、ウォーキングなどの簡単な運動で十分です。
例えば通勤の帰りに一駅前で下りて、そこから歩くだけでも効果はあると思います。また寝る前のストレッチやラジオ体操レベルでもよいでしょう。
硬くなった筋肉をほぐし、低下した筋力をアップさせて下さい。
入浴は身体を温めるのに最も効率的
最近、入浴をシャワーで済ませる人が多いそうです。しかし、シャワーは身体を冷やし、自律神経を乱す原因になります。
入浴はしっかりとお湯に浸かり身体の芯まで温めるようにしましょう。半身浴が流行っていますが、長時間の入浴は身体を冷やしてしまう可能性もあることから、悪寒戦慄対策としてはオススメできる入浴法ではありません。
基本的な入浴法としては41℃程度のお湯に10分から15分浸かり、身体を十分に温めます。入浴後は身体を拭いて自然に冷めるのを待ちます。水分補給でも冷たい飲み物は控えて、最低でも常温のものを飲むようにしましょう。
中途半端な入浴はかえって身体を冷やす原因になることを覚えておきましょう。
ストレスを適度に発散させる生活を心掛ける
更年期障害を発症すると「イライラ」「ヒステリー」などを起こしがちですが、精神的なストレスは自律神経を乱す原因になります。
特に対人関係のストレスで頭に血が上ったり、「カッ」と怒ってしまったりすることがありますが、このような時には血管が急激に収縮している可能性があります。
血圧は上昇し心拍も高くなることで、自律神経にも影響を与えてしまうのです。
もし、精神的なストレスを感じたらストレッチをしたり、ちょっと散歩に出かけたりするのも良い方法です。また怒りの感情を持った場合には、血管の収縮から体温が低下する可能性があります。
現代社会はストレス社会であり、様々なところにストレスは隠れています。「満員電車」「会社の人間関係」「騒音」など数え切れないストレスが溢れています。
このような社会ストレスをまともに受けていては自律神経を乱す原因になってしまいます。ストレスを発散させる方法を少しだけ紹介します。
- 自然の中のハイキングやトレッキング
- 仲の良い友人とのカラオケ(一人カラオケも効果的)
- 自宅を離れて旅に出る
- 神社仏閣、パワースポット巡り
- 趣味に没頭する
- その他
ラフな服装を意識してお腹を締め付けない
身体を締め付けることは血流を阻害して、血行不良の原因になります。服装はあくまでルーズなものを選び、身体を締め付けないように注意して下さい。
特にお腹には血液が集まっており、お腹を締め付けることで身体を冷やす原因になります。
「矯正下着」「きつめのストッキング」などはお腹を締め付けて血行を阻害させますので、使用は控えた方が賢明です。
腹式呼吸によって自律神経を整える
呼吸は乱れた自律神経を整えるのに最も効果の高い方法と考えられています。特に腹式呼吸は高まった交感神経を鎮める作用があり、副交感神経へとスイッチすることを促します。
ゆっくりとお腹を膨らましながら空気を吸って、吐くときはお腹をへこませます。これを5分程度繰り返しながら行うのです。
腹式呼吸で鎮まった自律神経は血管を膨張させて血流を改善させ、身体を温めてくれるでしょう。ヨガでは腹式呼吸によって、自律神経を整える呼吸法を学ぶことができます。
悪寒戦慄を発症したらヨガで自律神経を鍛えるのもオススメの方法です。
悪寒戦慄の原因をしっかり見極めることが大切
悪寒戦慄には発熱性のものと非発熱性のものがあります。まずは自分の悪寒がどのタイプになるのかを見極めることが重要であり、高熱を伴う場合には早急に病院に行くことが大切です。
また発熱を伴わないタイプの場合には、風邪などと勝手な判断をして薬を服用することは危険な行為です。安易な判断を行わないで、しっかりと自分の状況を観察するようにしましょう。
特に女性のケースでは以下の状況では注意が必要です。
- 悪寒戦慄の症状が出る
- 発熱はない
- 内科で診察を行ったが風邪と診断される
- 薬を服用したが数日経過しても改善されない
- 40歳~50歳近辺の年齢である
このような状況では更年期障害による自律神経失調症の可能性が高いので、内科ではなく産婦人科を受診するようにして下さい。