顔が脂っぽくなるのは、皮脂が過剰分泌しやすいオイリー肌(脂性肌)だけとは限りません。

実は乾燥肌が原因で、顔の皮脂が増えることもあるのです!

本記事の肌質チェック法で、自分の顔がべたついている本当の理由を知り、正しいスキンケア方法を学んでみませんか。

顔が乾燥しているのに脂っぽくなる2つの肌質

顔が乾燥しているのに脂っぽくなる肌質として、2タイプ挙げられます。

それは顔に乾燥している部位と脂っぽい部位が両方ある「混合肌」と、乾燥が原因で脂っぽくなっている「脂性乾燥肌」の2つです。

近年、脂性乾燥肌は「インナードライ肌」とも呼ばれています。

インナードライ肌とは

肌内部の水分量を保つのに必要なのは、

  • 体内の保湿成分(細胞間脂質)
  • 潤いを保持する細胞(天然保湿因子)
  • 潤いが蒸発するのを防ぐための皮脂

の3つです。

インナードライ肌とは、この3つのうち皮脂だけが必要以上に多い状態のことで、肌の内側は乾燥しているのに、顔の表面だけ皮脂でテカテカしています。

皮脂の量が異常に増えた理由は、体が「肌が乾燥しているのは、皮脂が足りなくて水分が蒸発してしまったからだ!」と誤判断し、皮脂の分泌量を強引に増やし過ぎたためです。

そのためインナードライ肌の見た目は、皮脂が常に過剰分泌しているオイリー肌とよく似ています。

でもどんなにオイリー肌と似ていても、インナードライ肌の実態は、肌の内側の水分が不足した乾燥肌です。

よってインナードライ肌による顔のテカリを改善するには、乾燥肌用のスキンケアを行うのが良いでしょう。

混合肌とは

顔の部位によって、肌質が異なる肌のことを混合肌と言います。

最も多い混合肌のタイプは、皮脂が出やすいTゾーン(おでこ・鼻・顎をT字につないだ領域)は脂っぽいけれど、逆に皮脂が出にくいUゾーン(耳より下のフェイスライン)は乾燥している、というタイプです。

しかし、早々に「じゃあTゾーンだけ、とにかく皮脂を落とせば良いんだ」と決めつけてはいけません。

Tゾーンがインナードライ肌になっていた場合、皮脂を落としても症状は改善しないからです。

顔が脂っぽくなっている人は、スキンケアの前に自分はオイリー肌になのかインナードライ肌なのかを確かめる必要性があります。

続いて、自分の顔が脂っぽい原因を見極める「肌質チェック方法」をご紹介していきます。

あなたの肌はどっち?肌質チェック方法

インナードライ肌とオイリー肌は、外見上は何の違いもないので、見た目だけでは判別できません。

そこでおすすめしたいのが、下の肌質チェック方法です。

手順に従って、顔の脂っぽい部位、あるいは顔全体の肌質を確かめてみましょう。

この肌質チェックは20分程度で終わる上、洗顔グッズ以外何もいらないのですぐに試すことができますよ。

  1. 洗顔後に顔を拭いたら、化粧水もクリームも何も付けない状態で、15分程度放置してください。

    洗顔後、顔にすぐ皮脂が出てきたらオイリー肌、洗顔直後は顔が突っ張ったけれど、時間の経過とともにじんわりと皮脂がにじんできたらインナードライ肌です。

    インナードライ肌は、顔の油分量を無理に増やしている状態です。

  2. そのためオイリー肌のように、洗顔で皮脂を落とした直後から、再び皮脂を大量に分泌することはできません。

    最後に注意事項として、肌質チェックをした後はすぐに化粧水や乳液・クリームなどで肌をケアしてあげてください。

  3. 洗顔したそのままの状態で顔を放置していると、乾燥し、肌にダメージがかかってしまいます。

    また肌質チェックを1回試しても自分の肌質がよく分からなかった、という場合は、何度も繰り返しテストするより、皮膚科に行って診断を受けてみるのがおすすめです。

【肌質別】肌のテカリを改善するスキンケア

たとえ肌が乾燥していても、顔は脂っぽくなり得ることはお分かりいただけましたでしょうか。

インナードライ肌なのにオイリー肌用の対策をしていたら、顔のテカリは改善するどころか、逆に肌トラブルが悪化するので注意が必要です。

そこで、肌質ごとのスキンケア方法についてご説明いたします。

肌質チェックの結果を見て、自分の肌に合ったスキンケア方法を選んでくださいね。

インナードライ肌で顔がテカテカしていた場合

インナードライ肌の原因は肌の水分不足なので、普通の乾燥肌と同じく、保湿ケアが大切です。

肌の内側からしっかり潤えば、皮脂の分泌量は適切な量になり、顔のテカテカも治まるでしょう。

肌の乾燥に良い保湿ケアのやり方については、下のページの「乾燥肌のスキンケアのポイント」の章にてくわしくご紹介しております。ぜひ参考にしてみてください。

Tゾーンがオイリー肌だった混合肌さんの場合

  • 洗顔

    脂を落としたいからといって、1日に何度も顔を洗っていると肌が乾燥し、インナードライ肌になる恐れがあります。

    洗顔は、朝晩1回ずつに留めるのが良いでしょう。

    また混合肌さんの場合、Tゾーンはオイリー肌だけれどUゾーンは乾燥肌、という方が一般的です。

    オイリー肌と乾燥肌が混合している場合、下のポイントに気をつけて洗顔を行うのがおすすめです。

  • 朝起きたとき、洗顔料をつけるのは脂っぽい箇所だけ

    顔の洗顔で洗顔料をつけるのは、脂っぽくなっているところのみにしてください。

    乾燥しているところにまで洗顔料をつけると、皮脂が落ちすぎてしまって症状が悪化してしまいます。

    1. 顔の部位で洗顔時間を変える

      顔に残った皮脂汚れは、時間の経過とともにサビついて、肌にダメージを与えてしまいます。

      そのため、顔の皮脂汚れを洗顔料でしっかり落とすことはとても大切です。

      ただし顔に乾燥しているところがある場合、そこだけ洗顔時間を短くするようにしましょう。

      洗顔時間が短いと、洗顔料を顔につけている時間が減るため、肌の乾燥を悪化させずに済みます。

  • 洗顔後

    インナードライ肌になるのを防ぐため、洗顔後は必ず化粧水で肌に潤いを与えるようにしましょう。

    顔に化粧水を付けた後は、乳液やクリームで保湿を行ってください。

    ただしオイリー肌の箇所は、天然のクリームである皮脂がたっぷりあるので、乳液・クリームの量は1円玉~10円玉程度で十分です。

    手に乗せた乳液・クリームを少しずつ取り、顔に薄く伸ばしていく感じが良いでしょう。

    逆に乾燥している箇所には、インナードライ肌のスキンケアと同じやり方で保水・保湿を行ってくださいね。

Tゾーンがオイリー肌だった混合肌さんの場合

混合肌の方は、顔の部分に合わせてスキンケア方法を変えないといけません。

しかし顔の部位ごとにスキンケア方法を変えていると、手間もコストもかかって大変ですよね。

手間やコストをカットしたい混合肌さんは、オールインワン化粧品を使ってみるのが良いでしょう。

オールインワン化粧品とは、化粧水や美容液、乳液、クリームなどの効果が1つにまとまったアイテムです。

オールインワンゲルを使えば、買わないといけないスキンケア用品の量をぐっと減らせるため、お得かつ手軽に美しくなれますよ。

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まとめ

顔がテカテカしているからといって、オイリー肌とは限りません。肌の乾燥が原因で、皮脂が過剰分泌することもあります。

顔のテカリを改善するには、本記事でご紹介した肌質チェックで自分の肌のタイプを知り、それに合ったスキンケアを行うことが何より大切でしょう。

また、顔の部位によってスキンケア方法を変えないといけない混合肌さんは、どんな肌質でも使えるオールインワンゲルを使うことで手間やコストをぐっと減らせます。

セルフケアをするときは、ぜひ試してみてくださいね。