子育てほっと情報

先日、向が丘の子育てサロン「スマイリングキッズ」で、ママたちのおしゃべり会におじゃましてきました。そこで盛り上がったのが「オーガニックな子育て」について。子どもにいいものを選んで使いたいけど、何がいいかしら、どこで手に入るかしら、情報が知りたい!って話がありました。そこでナチュラルレシピのお料理教室「table悠」の高瀬美佐子さんに、いろいろ紹介してもらいました。
2013年3月号 オーガニック


高瀬美佐子


管理栄養士。子どもは9歳と7歳。平針南の自宅で、未就園の親子対象の「ナチュラルレシピのお料理教室table悠」を開いている。月2~3回、定員5組の少人数制。アレルギー対応。
次回は3/8(金)と3/11(月)10時半~12時。要予約。参加費(材料費込)1600円/組。
申し込み:minmisa-a-takase@jasmine.ocn.ne.jp
http://www.geocities.jp/tableyuutenpaku/


きっかけはやっぱり、子ども


 管理栄養士として病院で働いていたり、料理が大好きなこともあり、食には興味がありました。それでも子どもが産まれる前までは「オーガニックって安心できそうだし、それでおいしい物が簡単に安く手に入れば、買おうかな」という程度の生活でした。


 妊娠・出産を機に子どもに安心・安全なものを用意してあげたい、という気持ちが芽生えてきました。子どもの離乳食を始めてみると、口の周りの湿疹が広がってしまったので、これは大変だと熱心に安心・安全な食材や生活スタイルを求め始めました。でも、情報も少なく勉強不足で…。「有機」って書いてある方がいいのかなとか、湿疹のお薬にはステロイドはよくないのかなとか、漠然とした知識しかありませんでした。第一子という事もあり「私がいい加減に選択してしまったら誰も責任をとってくれない…」なんて、今思えばかなり神経質になっていました。


 それでも、食べ物や環境のことを勉強しながら、もっと納得のいく安心な方法があるのではないか、といろいろ探していました。子どもには喘息症状が出たり、年長になった頃に湿疹が急にひどくなったりしたので、その度に、いろいろ勉強したり、周りの人に聞いてベターな方法を選んできました。漢方の先生に「ご飯と味噌汁が主体の献立で生活してください」と言われて、日本食に徹底したら、湿疹が驚く程改善したので、そこを基本にして、安心・安全な食品を買うようになりました。安心・安全なものを意識して買おうとしていると、情報も入ってくるようになるし、そういうママ友もできて、さらにいろんな情報が入ってきて、お店にも一緒に行ったり。オーガニック=高いというイメージがありますが、ママ友とお取り寄せしたり、生産者から直接購入したり、いろいろな方法で「この素材でこの値段なら納得!!」というものが手に入るようになりました。


食材の選び方


 日本食を主体にすると、お米を食べる回数が多くなり、自然に和風のおかずが増えますよね。私の使っている食材を紹介します。これらの食材は、教室でも使っていますが、「うちの子、こんなもの、今まで食べなかったのに…」とママが驚くようなものを、お子さんがぱくぱく食べていることがよくあります。「これは子どもが喜ぶ、いい食品なんだな」と実感しています。


 
 契約栽培の減農薬米を自宅の精米機で5分搗きにして使っています。玄米もいいのですが、うちは、体質的に合わなくて…。お米屋さんでその場で精米してもらえるところもありますよね。7分搗き米や胚芽米なら家族も食べやすくて、ビタミン・ミネラルも補えて栄養面で安心です。雑穀入りのご飯もよく炊きました。赤米や黒米も米1合に対して大さじ1程度混ぜて炊くと、ご飯がお赤飯みたいな色になって、うちの子は喜びました。


調味料 
 日本食には味噌や醤油を多く使います。そこをちょっとこだわると、身体に良いばかりか、おどろくほど風味が豊かになります。醤油や味噌は基本、大豆・麦・麹・塩でつくりますよね、そういう原材料がシンプルで、熟成期間の長いものだと少量で素材の味を引き出してくれます。また、煮物にはお砂糖のかわりにみりんを使っています。みりんの原材料はもち米、麹、焼酎。それを長期間熟成させた純米本みりんは豊かな風味と優しい甘さになっておすすめです。どれも少々高価ですが、使う価値があると思いますよ。


野菜
 知多半島産の有機野菜の宅配を頼んでいます。定額なので、野菜の高騰も気にしないでおいしい野菜を食べられます。皮も安心して食べられるので、料理によっては丸ごと使ったり。大根の皮はきんぴらや味噌汁に入れています。里芋の皮だって、揚げるとおいしいんですよ!お料理教室でも大好評でした。また、産直市や朝市にも行きます。天白は遠くに行かなくてもいろいろありますものね。近くで採れた旬のものが手に入ります。お店の人がいろんな食べ方を教えてくれたり、いろんなお話ができるのもいいですね。


パン
 お米主体に…と言われても、パンは子どもに食べさせやすいし、子どもも好きなので、「ま、いいか」と与える時もあります。パンを買うなら小麦本来の味を感じるもので、砂糖の入ってないものを選んでいます。全粒粉やライ麦などの入っているものを選ぶとビタミン・ミネラルも補えます。手ごねで作ることもあります。有機小麦も通販で手に入りやすくなりました。昔は酵母も自分で作っていたのですが、突然全滅してしまって…。その後は有機穀物で作ったドライイーストタイプの天然酵母を購入して使っています。全粒粉を混ぜて塩と水だけで作るので、焼きたてを切ると、フワッと小麦のいい香りがします。ただ、市販品みたいにフワフワではないので、子どもには「フワフワのパンが食べたい!」と言われた事がありましたが(笑。


おやつ
 手作りできる時は、バターや砂糖を使わないクッキーやケーキ、白玉団子などを作ります。おやつって、子どもにとっては「4回目の食事」になるので、残りご飯でおにぎりにするとか、甘栗とか干しいもとかドライフルーツやナッツ類などを与えます。軽くあぶった焼き海苔もお勧めです、ビタミン、ミネラルが豊富なんですよ。こういう乾物は手に入りやすくて、手軽です。


子どもの肌にふれるもの


 子どもの湿疹ができた頃から食品だけでなく、洗剤やボディシャンプー、シャンプーもこだわるようにしています。基本的に石鹸由来のものを使っています。今はほんとうにたくさんの種類が販売されてますし、こだわりの原料とか使ってあって高価なものもあります。値段と使い心地の折り合いのつく商品を、お店の人やお友達などにいろいろ聞いて、試してみて、今使っているものに落ち着きました。
 

 洗濯洗剤は、使い始めた頃は汚れ落ちが悪いのかな?と気になりましたが、使うポイントを押さえると、全くそんな事はありません。衣類の肌触りもいいし、子どもがなめても安心です。私の手もよく荒れて、家事の時にはしみて痛かったのですが、石鹸系の洗剤類にしたらすっかり治って、肌に優しいんだな、と実感しました。

 お掃除にも、石鹸由来のものや重曹やクエン酸を使っています。重曹はケーキをふくらますのに使うものなので、子どもがいても使えるし、ふき取るのに神経質にならなくてもいいし、キッチンの油汚れも簡単にとってくれます。トイレの便器にも寝る前にパラパラ、洗面ボウルにもパラパラ。朝、軽くこすって流せば、きれいになります。


 子どものために…と試行錯誤してきた事ですが、自分も気持ちよくないと続かないので、ラクに続けられる方法を周りのママ友とかと楽しんでしていけたらいいですね。


タカセさん、お気に入りのお店


● あいのう(井口)
植田と原の間の植原橋を天白川沿いに平針方面へ。倉庫のような店構えですが、中はこだわりがいっぱい。 http://www.ainou-c.co.jp/


● トライバルアーツ(原)
松坂屋ストアを平針方面へちょっといったところ。不思議な外観のお店だけど、野菜たっぷりの料理が楽しめるカフェです。http://tribal-arts.net/
子連れOKヨガ教室もあります。第4火曜日10:30~12:00、1000円、要予約。
次回は3/26(火)、申し込み:ヨーガヤード山田 090-4467-5576


● ヘルシーメート(焼山)
焼山交差点、焼山郵便局の向い側。品揃えがすごく多いです。http://www.healthymate.jp/


● ゾンネガルテン(名東・一社)
一社駅を南へ。野菜の濃い味を楽しめます。http://www.sonnegarten.com


● ポランの広場(名東・一社)
ゾンネのそば。旬の野菜がたっぷりのランチが楽しめます。石窯で焼く天然酵母パンもgood!
http://polannohiroba.com


● 旬楽膳(日進・竹の山)
普通のスーパーとは一味違う。併設のカフェは広々として気持ちがいいです。ランチには野菜主体のお惣菜のビュッフェ付き。
http://www.syun-rakuzen.com


● ポカラポット(日進・竹の山)
子連れママご用達の大人気店!小さい子は「てづかみビュッフェ」、大きい子は「自分でつくるピザ」が人気。http://www.pokharas.com/


● レストランにんじん(緑・大高)
大高イオン北側、南医療生協病院の中にあるレストラン。有機野菜の宅配にんじんクラブがやってます。http://www.ninjinclub.co.jp/restaurant/index.html


●平針南コミセンの朝市(土曜8時半頃~)、農業センター、天白農協の直売所(石薬師交差点)は、地場の旬の野菜が揃います。