ダイエットにはどれが効く? 低糖質パン、低GI米、玄米パウダーでウマー!
インターネットで購入できるダイエット食品を試して2週間。リアル店舗で探すのと違い、ダイエット食品の選択肢が一気に広がり、商品を選ぶのが楽しい。さらに今回購入した2件の商品は主食としても満足度が高く、体重もなんとか微減へとつながった。
インターネットで購入できるダイエット食品を片っぱしから試してみる本連載「身体を張って検証しました」。先週試したこんにゃく麺、低カロリーのカレー&ご飯と同じく、今週も主食になりそうなダイエット食品をネット上で購入した。それが低糖質パンと低GI米。ダイエットをしていても「パンとご飯が食べられる」これほどうれしいことはない。もっともこの手の食品は、味に癖があって高価というイメージがある。
だが今回購入した2商品はなかなかおいしい。さらに前回試すことができなった玄米パウダーも駆使し、なんとか体重は微減に。続ければ苦しくないダイエットができるかも?
ちょっとお高めだが、毎食でも飽きのこないダイエット主食
今回購入したダイエット食品はたったの2品。「低糖質クロワッサン」と「低GIへるしごはん」のみ。ただしそれぞれ主食なので、10個入り、3キロと大量だ。さらに前回一度も利用することがなかった玄米の粉末「玄米ブラウン」も加え、1週間試すことにした。
具体的な商品名と価格、カロリーは以下の通り。なおAmazonで購入し、発送~到着までに1日~4日かかっている。
| メーカー | 商品名 | 価格(税込) | カロリー(内容すべて) |
|---|---|---|---|
| リブレフラワー | 玄米生活ブラウン 500グラム | 1242円 | 1950kcal |
| リボン食品 | 低糖工房 低糖質クロワッサン 10個入り | 1850円 | 1463kcal |
| サラヤ株式会社 | 低GIへるしごはん 生米タイプ3キロ | 3199円 | 3200kcal |
| 合計 | 3種類 | 6291円 | 6613kcal |
「低GIへるしごはん」のカロリーは炊いた場合のもの。単純に3品の合計金額とカロリーを求めると3種類6291円/6613kcalとなる。
ただ、「玄米生活ブラウン」と「低GIへるしごはん」は量が多いため、1週間ですべてを使い切ることはできない。
3品を1週間1日1食これらを試す場合、玄米生活ブラウンが「1食大さじ1杯15グラム」として1杯約38円/58.5kcal、「低GIへるしごはん」を茶碗1杯200グラムとして約213円/213kcalとなる。
一方「低糖質クロワッサン」はパン1個185円/146.3kcalだが、後述するように、筆者の場合1食に5個程度は食べられるので、1週間に7食したとすれば、1食あたり925円/731.5kcal。これはかなり高価。
普通のご飯、パン、調味料と比べるとやはり高くなりそう。ただ「低GIへるしごはん」はこの価格でいつもどおりの量を食べてやせられる、と考えればお得か。
「玄米生活ブラウン」もサプリのように「食事とは別に摂取する」商品と考えれば安いもの。
「低糖質クロワッサン」は一度に食べるパンの数を減らす、あるいは冷凍ができるので、ご飯を炊くヒマがないときに、たまに食べるようにすれば安く済ませることができる。
いつもの食事に混ぜる、いつもの主食を替えるだけ
それぞれの商品を詳しく紹介していくと、「玄米生活ブラウン」は「高熱焙煎」されたという、玄米の粉末(全粒粉)。国産玄米が原材料だが、匂い、粉の感じは大豆原料の「きな粉」に近い。
パッケージの説明によると、非常に細かい粉末のため、お湯や牛乳に溶くだけでも飲むことができ、ヨーグルトやスープ、シチューに入れる、パン、クッキー作りにもよいという。離乳食、高齢者の介護食にも勧められている。
低糖質クロワッサンは、1個あたりの大きさはやや小さめ。その名の通り、1個(35g)あたりの糖質は1.3グラムとうたっている。原材料を見ると、糖の吸収を遅くするという「難消化性デキストリン」が含まれ、栄養成分を見ると食物繊維が100グラム中14.2グラム含まれるなど、一般的なパン=「炭水化物(糖質)の固まり」とは明らかに違うようだ。
低GIへるしごはんは、その名の通り「GI(食後血糖値)」を抑える米。米もパンと並び炭水化物(糖質)だが、この商品は「大麦」も混ぜて「雑穀米」としている。正直、麦を混ぜるだけならこの商品だけでなくとも……と思ったのだが、中身を見ると、大麦も米のような形をしており、炊くと「ご飯だけ」のように見える。食感も麦飯にありがちな「ポロポロ崩れる」感じが抑えめ。
普段この企画では1日1食をダイエット食品に替えるのだが、これらは主食なので、1日2食程度は食べることができた。
満足できる味 クロワッサンは普通のパンよりおいしい!
それでは肝心の味はどうなのか? まずは「玄米ブラウン」だが、そのまま食べた場合、たいしておいしくはない。お湯で溶いても、牛乳に入れても、香ばしさが加わるだけ、という印象。苦いわけではないものの、ダマになりやすく、溶けにくいので、どうしても粉っぽい。
そこでラーメンや玉子焼きにも入れてみたが、スープの色が汚くなるものの、味にはあまり影響がなく、これでダイエットや健康につながるのなら、続けてもいいかな、という感じ。入れ過ぎると、たとえばスープの味がマイルドになるものの、粉っぽさも増すので、ほどほどに。
「低糖質クロワッサン」は、普通のパンと比べても筆者は大変好き。普通のクロワッサンのようなサク、フワ、という感じはないが、しっとり、もっちりした感じ。だがそれが良いのだ。甘さはなく、ほんのわずかに塩っけがあるかな、という印象。そのままいくつも食べたくなるので困ってしまう……。筆者は1食5個食べられる。
「低GIへるしごはん」は、大麦を使っているため、白米のみのご飯よりも炊きあがりはパラパラとしているが、筆者が作っている麦飯よりはまとまっている。炊きたて直後は匂いがあるものの、すぐに気にならなくなり、毎日食べられる。
パッケージに「おいしい炊き方」が掲載されており、「研がずに軽く洗い、水を切る」「1時間水に漬ける」とある。正直、面倒くさいので3パターンを試してみた。
- パッケージのとおり
- 一晩水に漬けてから
- 水に漬けることなくすぐに炊く
このうち、筆者の舌では1と3の違いはよくわからず。というわけでほとんど水に漬けるのをやめてしまった。「2」の一晩水に漬けた場合は、食感は当然柔らかくなる。だがそれでもパラパラと粒が離れる感じはあり、ベタつかない。筆者としては「2」のパターンもおいしい。
0.6キロ減という微妙な結果も、長続きしそうな手応えアリ
これまでの食事のダイエットと比べ、まったく無理をしている感じがしない。ダイエットのストレスが皆無という1週間である。ただ運動をしていないため、なかなかその効果は実感しにくい。
タニタの体重計「インナースキャン50 BC-313」でチェックをすると、体重は1週間で0.6キロ減となり、わずかだが減っている。劇的に減ったほうがうれしいけれども、「現実的」に「長続きするダイエット」と考えた場合、今回の方法は有力だと思う。
以下、体重以外の項目も含めた1週間の変化。
- 体重/83.10キロ→82.5キロ
- BMI/29.3→29.1
- 体脂肪率/25.0%→24.9%(いずれも軽肥満)
- 筋肉量/59.10キロ→58.75キロ(いずれも多い)
- 内臓脂肪/13.0レベル→13.0レベル(やや過剰)
- 基礎代謝/1日1778kcal→1767kcal(いずれも標準)
- 体内年齢/37歳→37歳(変わらず)
相変わらず実年齢(32歳)より老けている体内年齢をはじめ、良い数字はないものの、これが2週間、1カ月と続けば、数字が激的に変わるのではないか、という手応えはある。
が、本企画は1週間で違うダイエットに切り替わってしまうのだ。しかも次回はよりにもよって「縄跳びダイエット」。無理のない食事のダイエットから、絶対長続きしなさそうな運動のダイエットへ……だが、そろそろ劇的な数字の変化が見たい。短期間で変われるのか、引き続き人柱として試したい。
Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.