鼻のまわりにある黒い角栓。何やら白くて、ケバケバしたものまであります。
そんな角栓は、どうやって取るのが正しいのでしょうか。
いろいろな情報が氾濫していて、何が正しいのかわからなくなってしまいますよね。そもそも角栓は取っても大丈夫なのか。そこから考えてみたいと思います。
まずは角栓ができる原因からご紹介していきましょう。
正しい角質ケアは、意外な方法かもしれません。
そもそも角栓ができるのって何が原因?
そもそも角栓ができるのは、何が原因なのでしょうか。
ターンオーバーが乱れている
ターンオーバーが乱れるということは。ホルモンバランスが崩れていることを意味します。ホルモンバランスが崩れているということは、生活習慣が乱れているということになります。つまり毛穴の角栓を取る方法は、直接的なスキンケアより生活習慣が大切だったとも考えられるわけです。
皮脂の分泌が多くなっている
角栓ができる原因は、何らかの理由で皮脂の分泌が多くなっているからです。皮脂の分泌が多くなる原因は、脂っこい食事、睡眠不足、ストレスがたまっているなど、生活習慣が大きく関係してきます。喫煙も皮脂の分泌を増やします。
皮脂が出る理由の1つは、肌の乾燥を補おうとしている証拠。つまり肌が乾燥していると皮脂でベトベトになるのです。そしてもう1つは、皮脂を多く摂りすぎていること。これは食生活を改めれば改善できますね。
正しい洗顔ができていない
正しい洗顔ができていない場合も、角栓ができる原因になります。正しい洗顔ができていない理由は、2つに分かれます。1つは、しっかりと皮脂汚れを落としきれていないことです。そしてもう1つは、皮脂を取りすぎて乾燥しているからです。
肌の乾燥がさらなる皮脂分泌をうながして、どんどん肌状態が悪化していくという悪循環にハマっているのかもしれません。正しい洗顔をするには、自分に合った洗顔料を使うこと。そして洗顔の仕方はやさしくが基本ですよ。
洗顔後のスキンケアが不十分
せっかく洗顔をしっかりできても、洗顔後のスキンケアが不十分な場合もあります。洗顔でスッキリと余計な角質が取りのぞけたなら、次にすることは「保湿」以外にありません。保湿こそ、次の角栓を予防する救世主なのです。
では、できてしまった角栓をケアするために、あなたが一度はやったことがある方法は正しいのでしょうか? 本当はやってはいけない角栓ケアをご紹介しましょう。
角栓ケアでやってはいけないこと
角栓ケアで、もっともやってはいけないことは何だかわかりますか?
やってはいけなことは、角栓を取ることなんです!
「えっ? それじゃ角栓ケアできないじゃん」と思うでしょうが、無理やり取ってはいけないのが鉄則なんです。その理由もあわせて、これからご紹介します。
黒いブツブツも白いケバケバも無理やり取っちゃダメ!
角栓ケアでついやってしまいがちなのが、無理やり取ることではないですか。角栓を取る方法は、ネットなどでさまざまな情報があふれています。でも角栓を取ると、悪いことしか起こりません。
角栓を引っこ抜いた毛穴は開きっぱなしになるし、余計多くの皮脂が分泌されて、さらに大きな角栓をつくり上げる。これじゃ、何のために角栓取ったのかわからなくなっちゃいますよね。
だからわかりやすく言うと、角栓は取っちゃダメなんです。角栓ができる前に、適度に角質ケアすることが大切です。できちゃった角栓は、ターンオーバーで除去していくしかないでしょう。
角栓を取りっぱなしは絶対にNG!
どうしても我慢できなくて角栓を取ってしまった場合、取りっぱなしは絶対にNGですよ。だって、開いた毛穴には何でも入り放題なんですから。皮脂、ホコリ、汗、タンパク質など、何でもたまり放題です。
だから毛穴がつまらないように、保湿することが重要です。角栓を取ってしまった毛穴には、ぽっかりと穴が開いているはずです。その穴をセラミドなどの保湿化粧品で埋めましょう。角栓を取った後の毛穴は、保湿成分を受け入れ態勢が100%なんです。今保湿しなくて、いつするの?という状態なのです。
肌を傷つけちゃ絶対にダメ!
角栓を取る方法として、綿棒でこするという小ワザがあります。確かにきれいに取れるんです。白いケバケバの角栓ならたいていは。でも黒いブツブツは取れないし、肌をこするのはいかがなものかという結論です。
以前ワタシの記事でもご紹介しましたが、身を持って肌をこすると良くないと実感しております。
じゃぁ、どうすれば角栓を取れるの~? ということで、正しい角栓ケアの方法をご紹介しましょう。
本当に正しい角栓ケア
では、どんな角栓ケアをすることが正しいのでしょうか。
スクラブ洗顔を使うと角栓が悪化する
角栓ケアをしようとすると、どうしてもゴシゴシこすり落としたくなりますよね。
「とにかく全部取ってしまえー!」という気持ちになるのは、よ~くわかります。でも取りすぎると確実に「また出てきます」。つまり意味がないということ。
とくにスクラブ洗顔のように肌を傷つける洗顔料は、絶対につかってはいけません。一時的に「スッキリした気分になるだけ」です。次の瞬間には、怒涛のように皮脂があふれ出てきますよ。もちろんその皮脂はまた毛穴につまり、更なる大きな角栓をつくり上げていくのです。
ピーリングは角栓には効果なし
家庭用のピーリングは、おもに毛穴につまった皮脂汚れをディープクレンジングする作用があります。つまりニキビ予防には、効果が期待できるということ。
家庭用のピーリングは、ケミカルピーリングとはちがいます。肌を溶かすほどの作用はありませんので、角栓を取ることはできません。
タンパク質を除去する酵素洗顔はおすすめ
洗濯用洗剤のCMで聞いたことがある「酵素」。タンパク質を分解する酵素配合などというキャッチフレーズを聞いたことがありませんか?
角栓の正体は、皮脂でも汚れでもないそうです。じつはタンパク質なんだとか。ならばタンパク質を分解できる「酵素配合の洗顔料」をつかって洗顔すれば良いでしょう。
ただし洗浄力が強すぎるので、やり過ぎると必要な角質まで取りのぞいてしまいます。だいたい週1回くらいがベストな使用頻度と言えそうです。
角質はもともと肌を守ってくれる役割がありますので、取りすぎるのは良くないんですよ。もともと悪者ではないのです。
ターンオーバーで自然と角栓は取れていく
無理やり角栓を取るのは絶対にNGでしたよね。でも何とかして角栓ケアをしたいと思うはず。いちばん有効で手っ取り早い方法は、ターンオーバーを正常にすることなんです。
「何をそんな悠長なことを」と思うかもしれませんが、角栓は日々排出されているのです。ではなぜまた詰まってしまうのでしょうか。それはターンオーバーが正常でないからなのです。
生活習慣・ホルモンバランス・精神的ストレスなどをうまくコントロールできていれば、ターンオーバーは乱れることはありません。ターンオーバーが乱れているということは、このどれかが悪い状態になっているということ。それを改善しなければ、本当の角栓ケアはできないのです。
肌にいくら働きかけても、体の内面の根本的な原因を改善しなければ、何の意味もありませんよ。そしてターンオーバーのサイクルが正常に戻れば、自然とクリアな肌にみちびいてくれるのです。
皮脂が多くても保湿ケアをおろそかにしたらダメ
皮脂の分泌が多いと、どうしても保湿ケアをおろそかにしがちではありませんか?肌がベトベトするのがイヤだから、化粧水をチャチャっとつけて終了という人もいるはずです。でもそれでは充分な保湿ケアができず、皮脂を余計に増やすことになるのです。
皮脂が増えるということは、もちろん角栓ができやすい状態ということです。そう考えると、保湿ケアがいかに重要かお分かり頂けるでしょう。
効果的な保湿成分は、セラミド配合のものが良いですね。他にもいろいろありますが、セラミドなら身近な化粧品にも含まれているものがたくさんあるはずです。そしてもう1つ効果的な成分は、ビタミンC誘導体です。この2つの成分が含まれていれば、クリアな肌にみちびいてくれることでしょう。
究極の角栓ケアは何もしないこと
角栓ケアで良いこととダメなことをご紹介しました。本当に効果のある角栓ケアが、あなたの肌をクリアにみちびいてくれることでしょう。
角栓を取る方法はいろいろありますが、けっきょく取ってはいけないのです。では何をすれば良いのか。それは何もしないことが一番と言えるかもしれません。厳密には何もしないわけではありませんが、余計なことをしないということですね。
正しい角質ケアで、あなたの大切な肌をきれいに保っていきましょうね。