指のささくれの原因は?間違ったケアで化膿や感染症の恐れも
Date:2016.03.10
指先のささくれは一見大したことのないように感じますが、服に引っかけてしまったり水にしみてしまったりして、結構やっかいなものです。
また、“おしゃれは指先から”と言われるように、指先は意外と人に見られている部分でもあります。
しかし、いつの間にかできてしまっている“ささくれ”。ささくれが出来る原因と正しいケアを知って、キレイな指先を目指しましょう。
あなたの指先は大丈夫?ささくれ(さかむけ)の症状とは
ささくれとは、爪のまわりの皮膚が乾燥して角質がめくれ上がってしまっている状態です。地域によっては「さかむけ」と呼ぶこともあります。
爪の周囲の皮膚は、繊維の断面が露出した状態な上に指先に向けて繊維が平行に並んでいるため、めくれやすい部分です。
皮膚は、外からの刺激を防ぎ体内の水分などを蒸発させないようにする役割を持っています。
しかしその機能が上手く働かなくなってくると、めくれやすい指先から影響が出てきます。
手には汗腺はありますが毛穴はなく皮脂があまり出ないので、一度乾燥すると自力で潤いを取り戻すことがなかなかできません。
手の乾燥と栄養不足でささくれに!ささくれになる原因
指にささくれのできる最大の原因は“乾燥”です。指先が乾燥するのは空気の乾燥のせいだけではありません。
指にささくれができる原因
- 手肌の乾燥
- 水仕事、洗剤、ネイルケア
- 栄養不足
- ビタミン不足による皮膚の潤いや脂分の不足
- 指先への刺激
- 紙・お札などをよくさわる、パソコン作業
水仕事の多い主婦や美容師、パソコン作業や書類を扱うことの多い事務職員など、手をよく使う人は指先が乾燥しやすく、ささくれが出来やすいです。
また、ネイルケアでの甘皮除去やネイルをとる際に使うネイルリムーバーにも要注意です。甘皮を除去する際に健康な皮膚まで傷付けてしまったり、リムーバーが爪以外に触れることで指先の油分や水分まで取り去ってしまいます。
過剰な甘皮除去はしないようにしたり、ネイルリムーバーを爪以外の皮膚につかないように気を付け、ネイルケア後はしっかりと保湿しましょう。
ささくれは悪化する!ささくれを悪化させない処理方法
ささくれはほっておくと、服や物に引っかかって深く指先を傷つけてしまったり、傷口にばい菌が入って化膿することがあります。
ささくれが悪化すると下記のような症状が出ることもあります。
- ひょうそ(化膿性爪囲炎)
- 幹部が赤くはれ上がって激しい痛みを感じる、膿ができることもある
ささくれの傷から黄色ブドウ球菌が入り込むことで起こりやすい病気です。
- カンジダ性爪周辺炎
- 爪の周囲が腫れて赤くなる、爪が白くなる
カンジダという菌に感染することで発症します。水を使った家事をする人に多い感染症です。
ささくれが気になるからといって無理に引っ張ってちぎろうとしてはいけません。ささくれは根元から切るのが正解です。
- 放置→服などに引っかけて悪化させる
- 引っ張る・ちぎる→健康な皮膚まで傷つける、露出した傷からばい菌が入って化膿する
正しい処理方法
- ネイルニッパーや眉カット用の小さなハサミで根元からカットする
- 傷になっている場合は軟膏などを塗って絆創膏で保護する
ささくれを切るには、眉カット用の小さなハサミのように細かな作業ができるものが向いています。
爪切りや普通のハサミでもいいですが、大きなものだと幹部が見え辛く、ささくれを根元から綺麗にカットできません。
爪切りや普通のハサミだと、ささくれの根元が少し残ってしまったり、健康な皮膚を傷付けてしまう可能性が高いので、できればネイルニッパーや小さなハサミを使ってください。
水仕事や何か作業をする場合は、防水性の高い絆創膏や液体絆創膏がおすすめです。
液体絆創膏は透明な液体で、患部に塗って乾かすと膜ができて水やばい菌の侵入を防いでくれます。液体絆創膏は傷に塗る際にしみますが、乾燥すればしみなくなります。
液体絆創膏で有名な製品のリンクを張っておきますので、詳しくはこちらを見て下さい。
液体絆創膏は普通の絆創膏と違って、水が浸入したりはがれることがないので水仕事もスポーツも気兼ねなくすることが出来ます。
ささくれはできないのが一番!ささくれを予防する方法
出来てしまったささくれは仕方ありませんが、できればささくれなどできないキレイな指先でいたいですよね。しかし指先への刺激を避けたいからといって、家事や仕事をしないわけにはいきません。
予防方法
- 保湿
- 血行をよくする
- 栄養補給(タンパク質・ビタミン・ミネラル)
- 睡眠
ささくれの予防は手肌のケアにもつながります。ささくれを予防してきれいな手肌を手に入れましょう。
ハンドクリームは塗り直しが肝心!手の保湿の仕方
保湿といっても、ただハンドクリームを塗るだけでは荒れがちな指先には足りないかもしれません。ハンドクリームの塗り方にはポイントがあります。
- 乾燥しやすい指先から塗る
- 塗り忘れがちなところにきちんと塗る(指の間・手の側面・手首)
- 1日に5~6回以上塗る
- 手を洗うたびに塗り直す
荒れのひどい時や水などの刺激を避けるために、手袋を使うのも効果的です。
ハンドクリームを塗った上から手袋をはめることで外部からの刺激を遮り、ハンドクリームの塗り直しの手間も省けます。
下記のように手袋を活用すると保湿効果が高まります。
- 水仕事をする際にはゴム手袋をする
- 夜寝るときには綿の手袋をして寝る
手の保湿にはハンドクリームですが、荒れた手にとってはハンドクリームに含まれている成分が刺激になることがあります。
市販のハンドクリームでもキュレルやロコベースなど、医薬品では使えない成分が入った良質なものがあり、おすすめです。
市販のハンドクリームでも、自分の手に合うものなら好きな香りのや使い心地のいいものを使うことでリラックス効果も得られます。
ハンドマッサージで血行促進!ハンドマッサージのやり方
せっかくとった栄養も血行が悪ければ指先まで届きません。血行をよくするためにはハンドマッサージがおすすめです。yuskinのサイトに載っていたハンドマッサージのやり方をご紹介します。
- 手の甲にクリームをたっぷり取ります。(約2cm)
- 両手の甲を重ね合わせて、少しづつ広げます。
- 手のひらを使ってしっかりとすりこむようになじませます。(親指側から小指側へ)
- 指の一本一本に、丁寧にぬりのばします。(親指から順に)
- 爪の周りを押しながらマッサージ。
- 指の間は、特に乾燥しやすいので必ずケアを。
- 親指と人差し指の間を、気持ちの良い強さで押します。
- 手袋をはめて終了。
yuskinのサイトでは、寝る前に行うハンドマッサージとして紹介されているので、最後は手袋をはめるようになっていますが、普段日中にハンドクリームを塗る際にハンドマッサージをしてもかまいません。
肌の保湿は体内から!肌には欠かせない栄養を摂取する
肌を作り健康な状態を維持するには、バランスのとれた食事が不可欠です。
ささくれのできにくい肌作りには
- タンパク質
- 肌を作る原料
- ビタミン
- 肌の状態を正常に保つ、傷を治す
- ミネラル
- 皮膚の健康を保つ
の摂取が必要です。
あえて言うのなら、肉類・魚貝類・緑黄色野菜・果物・乳製品・海藻類をバランスよく摂取することを頭に置いて、足りていないと思うものを積極的に摂るようにして下さい。
睡眠不足は血行不良のもと!きれいな肌には十分な睡眠が必要
睡眠不足になると、血の巡りが悪くなり指先にまで栄養が行かなくなってしまいます。
睡眠中には
- 肌の生成
- 肌の修復
が行われるのですが、睡眠が不足するとその機能が十分に行われなくなってしまい、ささくれが出来やすく治りにくくなります。
睡眠不足は心身ともに不健康にしてしまいます。心まで不健康になってしまうと、指のささくれを気にすることすらできなくなってしまいます。
睡眠は心と体の健康には欠かせないものなので、出来るだけ決まった時間に十分な睡眠をとるようにして下さい。
寝る時間があまり取れない場合でも、リラックス状態を作るなどして睡眠の質を上げるようにして下さい。
指先の荒れは身体の不調のサイン!指先だけでなく体もケアして
指先、特に爪の周りはもともと荒れやすい部分ではありますが、心身ともに健康であれば荒れにくいものです。
ささくれは身体の不調を知らせてくれるサインでもありあす。ささくれが出来たときは、指先だからと軽視せずに自分を労わってください。
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