第8回『ドバイの旅 中編』
ドバイの旅2日目は、オプショナルツアー「デザートサファリ」へ参加。そのため砂漠へ足をのばしました。
と言っても、街なかから車で45分も走れば、そこはあたり一面、砂漠地帯。放牧されたラクダが自由に歩いています。
ラクダと言う字をご存知ですか?ラクダは漢字では「駱駝」と書き、中国の言葉です。元々はこれで「たくだ」と読んでいたようですが、日本にこの言葉が入ってきてから言葉が訛って「らくだ」と言うようになったようです。「駝」の字には「荷物を背負う」の意味があるのです。
ラクダはアラビア語でジャメル(Jamel)といいます。これはラテン語のカメルス(Camelus)や、英語のキャメル(Camel)の語源(ごげん)になったのだそうです。
ラクダは体の片方の前足と後足を同時に出して歩きます。人間で言うと、右手と右足をいっしょに出しているわけです。ラクダが右、左、右、左と歩く姿はまるで舟をこいでいるようです。そこで、アラブではラクダを「砂漠の舟」と呼ぶそうです。
さらにラクダ豆知識をもう少し。
ラクダのコブの中身は脂肪です。コブだけで50キロぐらいあるそうですが、これはエネルギーのもとであり、10日ぐらいなら何も食べなくても旅を続けることができるようです。そして目にはカールした長いまつ毛が二重に生えています。これは砂やほこりが目に入るのを防ぐためです。耳にも沢山の毛が生えています。これも耳の中に砂やごみが入らないためです。
さて、市内からたった45分走っただけで、そこはもう大自然に恵まれたアラビアンナイトの世界でした。どこまでも広がる壮大な砂漠。その砂漠のデコボコの丘陵地を4WDの車で飛び跳ねながら走る、まるでジェットコースターに乗っているかのような恐怖を味わえる体験レジャーにいざ! チャレンジ! と言っても、もともと物凄い乗り物酔いの激しい私は、通常のスピードではとてもその気持ちの悪さに耐えきれないので、かなりスピードを抑えて走って貰いました。それでも充分恐い。絶叫マシーンがお好きな方には最高の遊びだと思います。(;一_一)
ちなみにこの4WDは、スタート前タイヤの空気を抜いて、タイヤをブヨブヨにして走ります。空気が満タンに入っていると、車が飛び跳ねる衝撃でタイヤが破裂してしまうからです。
さて、その恐怖体験に喉が破れるくらい大声をあげた私が行き着いた先はキャンプ地でした。辺りはもう陽が沈み始め薄暗い中、かがり火がたかれた中、4WD体験を終えた観光客が続々と集まってきました。広い広場のまわりにテントが張られ、下に絨毯が敷かれ長テーブルが無数に置かれています。人々は好きな場所をキープして料理を貰いに行きます。
キャンプ料理らしく、客はお皿を受取り、配膳してくれる列に並んで食料を貰います。
夜風が気持ちのいい夜でした。
赤ワインを貰ってまったりとしていると、隣で日本人のカップルが真っ青な顔をしてゲーゲーやっています。よく見たら、あっちにもこっちにも!だから言わんこっちゃない。あんなに猛スピードで飛んだり跳ねたりする車に何十分も乗っていたら、そりゃ酔うって。(-"-)
デザートサファリというのは、こうしてバーベキューディナーを食べながら、ベリーダンスのショーを見たり、お酒を飲んだり、水パイプを体験したり、1週間ぐらいで消えるタトゥーを入れてもらったり、ラクダに乗ったり・・・と、さまざまな現地の風習、文化を楽しめるアトラクションです。全部で5000円ぐらいのオプショナルだったと記憶しています。
結構高くて恐い~(>_<>
ヘナでペイント
パイプを吸ってみる。果物の様な香りだけど、煙い。
ダンサー囲んで、みんなノリノリ!
ちなみにドバイはイスラム教なので戒律で豚肉とアルコールは禁止されています。ですから、私たち外国人がドバイでお酒を飲むことが出来る場所は、このキャンプ場とホテルのレストラン、あとは自分で持ち込んだお酒をホテルの部屋で飲むぐらいです。この情報をあらかじめ聞いていた私は日本から350ミリリットル入りの缶ビールを段ボール1ケース持ち込みました。「何もあんた、そこまでせんでも、ホテルの冷蔵庫には外国人客用にうっているでしょ?」とお思いでしょう。確かに用意されています。しかし値段を聞いて驚くなかれ! 缶ビール1本1000円もするのです。もちろん今は為替の関係でもう少し安いかとは思いますが、缶ビール1本1000円なんて、勿体なくて豪快に飲めないじゃないですか。たまの休み、旅行に行った先では朝の目覚めの一杯のビールから楽しみたいじゃないですか。と言うわけでアルコール持参で行ったのでした。
さて、楽しいデザートサファリもお開きの時間となり、まるでお祭りの帰り道と同じように人々は少し名残惜しい寂しさを背にキャンプ地をあとにしたのでした。
さて、ドバイでは日本と違うなと感じる事が多々あったのですが、その中の幾つかをご紹介しましょう。ドバイのレストランは基本的にすべて予約制です。ドレスコードはスマートカジュアルで、男性は襟付きのシャツ、女性はジーンズ、サンダル履きはNG。
ふらっと立ち寄って入れるのはショッピングセンターのフードコートかファミリーレストランぐらいです。ですから、食事も計画的にレストランの予約を入れておかないと、折角ドバイまで行って、全部フードコートだったという事になってしまいます。素晴らしいホテルがいくつもあるので、現地に着いたらガイドさんにレストランの予約をお願いすることをお勧めします。
ところでドバイにはラーメンがないのでしょうかね?ショッピングセンターの中の食堂でメニューを決める時、メニューに書いてある英語がわからず、唯一読めたプレーンヌードルの字を見て、「ああ~普通のラーメンか」と思って頼んだのですが、出てきてビックリ!\(◎o◎)/!
皿に茹でた麺だけがのって出てきたのです。まさにプレーンヌードル!どうりで注文の時にウエイトレスさんが「ソース?ソース?」ソースはいらないのか?と聞いてきたはずです。それをハンバーガーショップの「ポテトはいかがですか?」と同じだと思った私は「ノープロブレム」とピシャっと言ってしまった手前、今さらソースは頼めない。仕方ないから茹でた麺だけを食べる事となりました。こんなところで意地を張らなくてもいいのに、何なんでしょう。旅の恥はかき捨てが出来ないのです。結局あとでわかったには、ドバイのラーメンはスパゲティーのように麺の上からソースを掛けて食べるのが普通のようです。ドバイは日本語が全く通じません。言葉が通じないとわからない事が多すぎて困ります。(-_-メ)
そして、それが災いして、とんでもないトラブルが襲ってきたのです!!
◆ミニ情報◆
海外旅行に行き、その国の空港に降り立つと、独特な匂いを感じるものです。韓国でしたらどことなくキムチのような香りがしすると言いますし、日本は外国人の人に言わせるとお醤油の匂いとも、生魚の匂いとも言います。ドバイでは...? どんな匂いを感じたかと言いますと、私には銀杏(ぎんなん)の匂いが感じられました。そして人々は日本人と比べてはるかに体臭が強く、ドバイに着いて何日かは慣れない体臭に酔ってしまって、車など遮断された空間は修行のようでした。ところが不思議なもので、日本に帰る頃にはその匂いにもすっかり慣れてしまい、むしろ魅力を感じる匂いにさえ思えたからわからないものです。よく体臭は性的アピールの要因になると言いますが、まさに恋しい気持ちにさせると実感しました。(*^_^*)
追記:タビコラに出てくる情報的な内容は、すべて旅行当時の状況ですので、現時点と違いがある場合があると思われます。あらかじめ、ご了承ください。
旅行ガイドとして捉えて頂くより、読みもの、コラムとして受け止めていただけますと幸いです。神野三枝
ゆめのか小僧:2011年11月 7日 12:21
今回も、コメントさせていただきます。イスラムの教えもあり、豚やアルコールが禁止されてますが、一定ポイントや場所では、観光客のために許されているなんて言うのも観光立国としての鏡ですね^^繁華街と古代の風景に彩られた、ドバイ!やっぱり、海外のホテルや観光地に行くには、多少の英語ができた方がいいのですね。英語が公の場所であれが、通じますから。三枝さんのレストランでの失敗を反面教師にしていきますね^^;
けいちゃん:2011年11月 9日 21:11
前回の白い砂浜、エメラルドグリーンの海とはうって変わった景色ですね!
でもデザートとキャメルの褐色の美しさも、何とも言えない異国の風情を感じさせます。。。
プレーンヌードルのやる気のない姿には何の食欲も湧いてこない(笑)
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