わたしたちのお肌の水分量は、20才ぐらいから急激に減少してゆきます。
いわゆる、老化現象ですね。
20代前半の頃は、お肌にあまり老化の症状が表れないので、スキンケアを徹底する人は多くないようですが、
わたしたちはお肌の老化が進む環境で生活しているので、知らないうちにたくさんのダメージを受けています。
なかでも、紫外線は女性の大敵!
お肌の水分不足が老化を進める
お肌には外部からの刺激を守るために、バリア機能が備わっています。
でも、紫外線を浴び続けていると、次第にバリア機能が弱まって、お肌の皮脂や水分がどんどん減ってゆき、さまざまな肌トラブルを招きます。
まずは、気が付いたらうっすらできているシミについてお話ししましょう。
紫外線はがんを引き起こすほどの有害物質ですから、お肌はからだに入り込まないように、メラニン色素を作り出します。
その結果、シミができてしまうワケです。
お肌に栄養や水分が行き届いていて、細胞が正常な状態だったら、肌細胞は一定の周期で生まれ変わりますから、シミは角質と一緒になってはがれ落ちてゆきます。
この細胞の生まれ変わりを、ターンオーバーといいます。
ところが、お肌が水分不足の状態にあると、古い角質がはがれ落ちずにとどまってしまうので、シミもそのまま残って濃くなったり、新たなシミができてしまったりするんです。
また、紫外線によって、お肌のハリをキープするコラーゲンやヒアルロン酸といった成分が失われてゆくので、顔がたるんだ状態になりますし、キメもなくなってゆきます。
女性のみなさんは、普段から化粧水で水分補給をしていると思いますが、肌の外側からだけでは不十分です。
肌の約75%は水分で構成されていますから、こまめな水分補給でうるおいをキープすることを心がけましょう。
間違ったスキンケアが水分を奪っている?
スキンケアの基本は、1に保湿、2に保湿!
スキンケアで一番大切なのは、言うまでもなく保湿です。
どんなに高級で効果のあるコスメを使っていても、保湿がしっかりとできていなければ、肌トラブルが発生して、お肌はどんどん老化してゆく一方です。
ここでちょっと、わたしたちがやってしまいがちな、間違った保湿について解説しますね。
自分のスキンケアと比べてみてください。
化粧水の後、すぐに美容液を使わず放置する
お肌に塗った水分はすべて内部に浸透してゆくように見えますが、実は、すぐに乾燥が始まっているんです!
しかも、乾燥するときは、もともとお肌にあった水分まで奪ってゆくんです!
乾燥を防ぐには、油分である美容液を使うことが絶対に必要です。
ですから、化粧水を塗ったら、すぐに美容液でフタをするイメージでスキンケアを行ないましょう!
洗浄力の強い洗顔料を使っている
洗顔をするときは、どうしても皮脂をしっかり落として、さっぱりした肌にしようという意識がはたらきがちです。
でも、皮脂はお肌にとって、水分と同じぐらい重要な存在なんです。
皮脂は水分の蒸発を防ぐだけでなく、紫外線のダメージからお肌を守ってくれますし、細菌などの繁殖を抑える役割も持っています。
この大事なガード役を洗顔で落としてしまったら、お肌は多くのダメージを受けて、ボロボロになってしまいます。
洗顔後にお肌がつっぱって、30分ぐらいしたら再び皮脂が出始める。
もしくは、お肌がカサカサになって、粉をふいたような状態になる。
こんな状態が続いていたら、皮脂の落としすぎを疑ってみてください。
洗顔料を見直す必要があるかもしれませんよ。
お肌は思ったより打たれ弱い?
指ではなく泡で洗顔する
お肌は、わたしたちが想像する以上に外部からの刺激に弱い、とてもデリケートなつくりになっています。
ちょっと強く顔をこすっただけでも、その刺激で水分が失われることがありますし、紫外線を浴びたときと同じように、シミができちゃうなんてことも・・・。
一番キケンなのは、指で強い刺激を与えながら洗顔することです。
洗顔時は、ただでさえお肌の水分が失われているのに、指の強い刺激が加わったら、それがさらに進んでしまい、乾燥肌一直線です。
洗顔料の種類にもよりますが、基本的には洗顔料をしっかりと泡立てて、指がなるべくお肌に触れないように、泡で汚れや皮脂をこすり落とすイメージで手を動かしてゆきましょう。
水分量が少ない目や口の周りなどは、泡を乗せるだけでも十分に汚れが落ちますよ。
また、すすぎが終わった後、タオルで顔を拭くときにも注意が必要です。
タオルでこするのではなく、肌をポン、ポンと軽くたたく感じで水分を吸収してください!
洗顔の回数が多い
1日中、外に出ていたら、ホコリや花粉、化学物質などがお肌に付着するので、汚れはしっかり落とさなくてはいけませんが、わたしのように子育てが忙しいと、お肌はそんなに汚れていません。
こうしたことを踏まえて、洗顔の回数や時間なども考えなくてはいけません。
洗顔は朝と夜の2回が基本。
外に出た時間に合わせて、洗顔の時間も短くしたり、ちょっと長めにしたりしてください。
夜はしっかり汚れと余分な皮脂を落とす洗顔をしなくてはいけませんが、起床後は軽い洗顔で十分です。
乾燥が気になる人でしたら、朝はぬるま湯でサッと流すだけでもOKです。
生活習慣の見直しも必要
スキンケアの注意点は、まだまだあるのですが、続きはまた別のページですることにします。
今度は、生活習慣のなかにある乾燥肌の原因について、知識を身に付けてゆきましょう!
最初は、入浴方法です。
お肌のうるおい成分であるセラミドは、熱いお湯に入ると体外に排出されていまい、乾燥肌を招いてしまいます。
冬の寒い日なんかは、熱いお風呂に入ってからだの芯から温まりたいと思う人も多いかと思いますが、美容のためにもこうした入浴は避けてくださいね。
ちなみに、高い温度のお湯よりも、38~40度ぐらいの少しぬるいお湯に入ったほうが、からだは芯から温まりますし、からだもリラックスできるんですよ。
熱いお湯は、意外と体力を奪われて、入浴後にからだもお肌も疲れた状態になっちゃうんです。
入浴後は素早く保湿して、美容液で乾燥を防ぐのはもちろんのこと、水分補給もしっかり行なって、からだの外側と内側、両方から潤しましょう!
正しい入浴をすれば、深い睡眠も得られるというメリットがあります。
お肌の修復、生まれ変わりは、睡眠に入ってから最初の3時間に行なわれますが、このタイミングで良質な睡眠が得られれば、アンチエイジングにかなり効果的です。
また、睡眠が規則正しければ、冒頭にお話ししたお肌のターンオーバーの乱れを防ぐことができますし、水分保持力をキープできます。
みなさんもお分かりの通り、睡眠不足はすぐ肌荒れにつながります。
目に見えないお肌の水分不足も深刻です。
忙しい方でも、寝る前はからだを温めることを心がけて、心身ともにリラックスするように工夫してみてくださいね!
乾燥した空気が水分を奪う
秋、冬は、いやな乾燥シーズンですが、夏もエアコンが効いている場所にいると、お肌の水分はどんどん奪われてゆきます。
デスクワークで1年中乾燥したオフィスにいる人や、家でエアコンをつけた環境で過ごすことが多い人は、こまめに水を飲む習慣をつけるとともに、
加湿器を使ったり、エアコンの温度を調整(高すぎず、低すぎず)したりして、乾燥を最低限にしましょう。
いつも以上に、保湿ケアをするのも、絶対に忘れないでくださいね。
肌の乾燥を感じているからといって、保湿液や水をお肌にスプレーするのは、絶対に避けてくださいね!
通常のスキンケアと同じく、お肌の水分を奪ってしまうので、必ず美容液とセットで保湿しましょう!