垢すりは男のエステなのである・・・・夜のソウル

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    旅行時期 2008/12/31 - 2009/12/03 (2009/01/07投稿

    とにかく寒い年末と年始はソウルに滞在していたのだ!−10度とは凄過ぎる!
    妻のショッピングに付き合い、私が楽しめる事は食べる事と散策
    ぐらいだったのだが・・・・・・・

    (写真と文章の内容は関係ありません)

    写真 15枚

    • まあ本当に寒いんだ!
      特に夜は!南方志向の私には普通の人の10倍寒さがきついのです。

      (東大門)

    • 普段エステやショッピングなんて旅先であまり見向きもしない私が韓国サウナや垢すりで本気で暖まりたいと思ってしまうんだから・・・・

      (茶山橋のイルミネーション)

    • ポケットに手を突っ込み、背中を丸め妻のBBクリーム
      とかいう代物を探すのに付き合い。店に入っても男の私をかまってくれる店員もいないし相方は夢中だし!
      ものの3分で店を出て一人ネオンの街を眺めるのであった・・・・

      (明洞)

    • ヨン様がいたから一人で写真を撮ったけど何だか少し恥ずかしくなり頬が少し赤くなるのを感じながらその場を去ったり・・・


      (明洞のヨン様)

    • 回りを見渡すと光のイルミネーション!


      (夜の貨幣金融博物館あたり)

    • まあそんな待ち時間で夜の街を散策していたんですが
      至る所に・・・

      (明洞)

    • 垢すりやらサウナの文字が!

      (明洞)

    • 私の興味は断然そっちの方向に・・・・


      (明洞)

    • うーん!行こうよ垢すり!入ろうよサウナ!
      私が行ったのはイテウォンにあるクラウンサウナ!
      (次の日に行きました)

      (明洞)

    • 自動ドアの扉を入って行くと流暢な日本語のおばさんが出迎えてくれるのだ!パーテーションでいくつか区切られてる待合室に通されるのだがそこで説明を受けることになる。
      基本コースでいいとこちらが言うのにマシンガンのようにオプションの説明をしてくるのだ。
      その中で唯一説明をしていないオプションメニューがあったのだ。私はそれを目に付けていた!「こ、これは・・・」写真には女性が横になり背中にプラスチックのカップの様な物をのせ「あー気持ちいいです。とろけちゃいますう」といったような表情で目を細め口元をにやつかせてこちらに微笑んでるではないか!
      そんな事はどうでもいい。
      これは私が小学生の時新日本プロレスに熱中してた頃
      アントニオ猪木や藤波辰巳が背中に丸い直径10センチ程の痣の様なものを背中一面に付けていた記憶が甦ったのだ!

      「間違いない!!」直感とはこの事だ。アントキの猪木の痣はこのオプションだ!
      その名もカッピング。

      「これやります」即答だった。妻も非難する間もなく私が決断したので驚いた事だろう。猪木に近づける・・それだけで私は満足だった!

      (昌徳宮路のヒョンソンジュエリーセンター)

    • 「男の人はこちらに降りてください」
      半ば満足していた私にそのおばさんは地下に降りていくよう指示した。
      満足げに階段を下りていく自分はまるでリングに向かう男のように写ったであろう!

      階段を降りると一人の男が待っていた!身長は160センチくらいだろうか・・・少し小太りの重戦車のような体格の男だが顔はマルコメ君のようなおにぎりのうような童顔の男だった。

      「じぇんぶぬいでくだしゃい」
      「え!!」
      「じぇんぶ!じぇんぶ!」
      全部脱いでという事か?

      脱ぐけどあまり見つめないで!!

      (鐘路3街あたりのイルミネーション)

    • 「こちらでしゅ!」
      真っ裸で無防備な私に男が案内してくれた。
      「いろいろなシャウナとニンジンブロでしゅ。30分くらいゆっくりしてくだしゃい!」

      そう言って男は去っていった!まるで戦いの前のレスラーの控え室だ。何か私はこれからとてつもないバトルが始まる予感がした。

      スチームサウナや汗蒸幕、黄土サウナ、人参風呂と戦いの前に体をほぐすには十分な設備だ!

      40分くらいだろうか?「4番しゃんあかすりでしゅ」
      「4番てこの手首に付けてる番号のことか?」
      私は自分の手首につけている番号を確認した。
      そして声のほうを振り返ったのであった・・・・・・

      あのマルコメ君が上半身裸でまるでバカボンに出てくるストライプのトランクスタイプのデカパンを胸のすぐ下までズリ上げて不敵な笑みを浮かべ立っているではないか!
      私は一瞬たじろいだ。

      「す、すごい」そして「つ、つよい」

      赤コーナー!!デカパン!!

      (鐘路近くの70sradioからの風景)

    • 「ここにあおむけになってくだしゃい」
      何ィィ!薄い短いタオルしか私は持っていないではないか!そんな姿を奴にさらすのか?
      私はそのタオルを横向きにかぶせた。奴の一瞬の隙をついたのだ!
      その瞬間だ!
      そのタオルを奴はつまみ上げるように取ったのだ!
      「反則ではないか!」私は思った。
      そしてそう思った矢先に奴は縦向きにタオルを私のポジションに置きなおしたのだ。

      「やるな」

      しかし形勢は不利になった。なにしろ縦置きなのだから!ちょっとした状況でカウント3もしくはギブアップになってしまう。しかしギブアップだけはしたくは
      なかった。「戦えるとこまで戦おう!戦って負けても悔いはない」

      そこからは防戦一方だった。仰向けうつ伏せ 右横向き 左横向き 必死だった!タオルを守るだけで精一杯だった。そんな自分が不甲斐無かった。

      きゅうりパックを顔に塗られた時は敗戦を覚悟した。
      そして最後にサービスの塩マッサージで完全にノックアウトされた!

      もうどうでも良かった・・・・

      なんだか晴れ晴れしかった。身も心も清々しかった!

      負けだよ!デカパン!俺はマルコメ君に負けたんだ!

      (70sradioのブラックルシアン)

    • 「つぎカッピングでしゅ」
      えー!まだやるのか??
      そうかこの戦いは俺が望んだんだ!幼き頃の思いを取り返すために!

      裸で更衣室に戻ると丁寧に体を拭いてくれた!

      もう俺はタオルは要らなかった。堂々としていた。
      まるで仁王様や不動明王のように
      拭いてくれ俺の汗を・・・・

      「次のリングはどこだ」

      ロビーを横切り廊下にでると左側に赤い怪しい部屋があった。そこにベットがいくつか置いてあり、最後の決戦にはふさわしい場所だった。

      「うつ伏せになってくだしゃい」
      「ふっ!うつ伏せだろわかってるぜ」
      「その技はすでに見切ってるんだよ」

      カタカタ!持ってきたな!箱のなかにはあのカッピングが
      入っていた。
      そしてそれを俺の背中に一つ乗せた。
      ギギギィとネジで閉めていく!「痛い」と声に出しそうになったが余裕の表情を浮かべて「大丈夫」といったら更にきつく閉めたのだ。それを約10個俺は耐えた!
      耐えて耐えて耐え抜いたのだ!

    • 意識が遠のく中、二人の男の声がした。
      韓国語でいくつかしゃべった後、「凄く健康よ!」
      と日本語で話しかけてきたのだ。
      「普通の人はカッピングすると痣が黒くなるね!これは不健康!あなたは黒くなっていないから健康ね。めずらしいね」
      そしてマルコメ君もやってきて俺の肩をポンポンとたたいたのだ!
      健闘を讃え合っているかのようだった!
      従業員全員が俺の背中を見ている!
      そしてマルコメ君が私を鏡の前に連れて行って背中を見ろと言ったのだ。

      そこには幼き小学校時代

      リングを暴れまくっていた憧れのレスラー達と同じ痣
      がクッキリと背中一面に在ったのであった!



      終わり

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