冬は乾燥の季節。
特に冷え込みが厳しくなる11月、12月からは、
肌のカサつきが酷くなり、悩む人も多いと思います。
夏の紫外線も肌に悪いですが、冬の乾燥はその上を行きます。
どうにか対策しないと、30代でもシワやたるみのご老人肌まっしぐらです。
そこで今回は、私が実際に肌荒れを治した、
お金をかけず簡単に出来る12月の乾燥対策を5つ紹介します。
冬の乾燥と肌荒れのメカニズム
対策の前に、まず冬場の乾燥について簡単に解説します。
今後のためにも、肌荒れを生む原因を知っておくと役に立ちますよ。
なぜ冬は乾燥するか① シベリア高気圧
冬は、「シベリア気団」という冷たい高気圧が、大陸から日本にやってきます。
この気団は、日本海側に雪を降らせながら、太平洋側に移動するのですが、
すでに雨や雪を降らせて水分を放出しているので、とても乾燥しています。
東京・大阪・名古屋などの大都市圏はことごとく太平洋側にありますから、
日本の大半の人がこの気団の乾燥をモロに受けるという事になります。
化粧品のCMで冬の肌荒れを盛んに訴えかける理由の一つは、
この気団の影響が大きいんですね。
なぜ冬は乾燥するか② 暖房の排気熱
空気は暖めると乾燥します。
私は湿度計を部屋に置いているのでよくわかるのですが、
冬場はストーブを付けると15~25%も湿度が下がります。
ちなみに、サハラ砂漠の湿度は20~25%だそうです。
仮に55%ある湿度の部屋を、暖房で20%下げると35%になるわけで……
湿潤気候のはずの日本が、ポチッと気楽にストーブのスイッチを入れただけで、
砂漠に近いくらい乾燥してしまう事になります。
元々冬の大気は乾燥しているのに、この暖房の熱により、
更に乾燥が進むという悪循環が完成しているわけです。
あたたかいストーブですが、肌荒れを生み出す困ったちゃんでもある事は
くれぐれも忘れないようにしましょう。
乾燥が肌荒れを産む理由
こうした乾燥で水分が少なくなると、肌には様々な悪影響が出ます。
特に深刻なのは、本来肌が持っているバリア機能が低下してしまう事。
バリアとは、摩擦や紫外線から肌を守ってくれる鎧のような物。
これが無くなると、デリケートな肌は、雑菌・摩擦・紫外線などの攻撃によって
あっという間にボロボロにされてしまうようになります。
また、乾燥とは関係ありませんが、
12月の寒気は、肌の血行や新陳代謝を悪くします。
そうなると肌のターンオーバーが遅れて、荒れた時の治癒も遅くなってしまうのです。
クリスマスや年末の行事が目白押しで浮かれがちな12月ですが、
このように肌に悪い影響も目白押しなお祭り状態です。
冷え込み前の秋以上に、しっかり対策する必要が出てくるわけですね。
12月の乾燥を乗り切るつの対策
ここからは、私が実際にニキビを治した時に行った対策を紹介します。
お金もかけず簡単に試せるので、是非実践してみて下さいね!
1:顔や体を洗い過ぎない
肌は、水や洗剤に触れすぎると皮脂が奪われやすくなります。
適切な脂分は肌の潤いを保つのに必要であり、
不足すると水分が蒸発しやすくなり、乾燥を招く結果に繋がるのです。
清潔にするのはニキビ対策に必須ですが、
だからといって過剰に洗い過ぎるのはやめましょう。
体はタオルを使わず、手のひらで優しく洗うだけでも問題ないと言われています。
タオルを使っても、ゴシゴシこすらず肌を滑らせるように洗いましょう。
ボディソープや石鹸も、油を落とすので付けすぎないように。
顔を洗うのは朝、夜の2回だけにし、ぬるま湯で長くても2分以内に抑える事。
夜はともかく、朝は洗顔料を付けないのが一番肌に良いとされています。
世の中には、夜もぬるま湯だけでピッカピカの肌の人も居ますね。
そこら辺の匙加減は人それぞれなので、自分の肌質に合わせて決めましょう。
2:毎日お風呂に入る
お風呂が肌に良い理由は下記の通りです。
・体が温まる事で、血行が良くなり新陳代謝が上がる。(乾燥予防になる)
・体が温まると毛穴が開き、汚れや老廃物などを排出できる。(デトックス)
・汗をかくと、肌を外部刺激や病原体から守ってくれる皮膚常在菌が増える。
・リラックス効果でストレスを軽減できる。
特に、体が冷えやすい12月~2月の冬場は効果が大きいです。
40代半ばなのに、化け物のように(褒め言葉)若々しく肌が綺麗な及川光博さんは、
美容の秘訣として「長風呂で代謝を上げること」と答えています。
(実際、1日30分以上は毎日入っているそうです)
なお、入浴の際の注意点として、お湯を熱くしすぎない事があります。
熱いお湯は肌への刺激が強すぎるため、かゆみの原因となり、
さらに脂分を急速に奪うため、乾燥肌の原因にもなってしまいます。
お湯の温度は(38~40℃)ほどに抑えるようにしましょう。
3:栄養をバランス良く摂る
たんぱく質やビタミンは、肌の潤いを保ち乾燥を防ぐ役割を持っています。
面倒くさがらず、肉・魚・野菜・果物を満遍なく食べるようにしましょう。
太るのが嫌な人は、炭水化物や糖分を少し抑え目にすると
カロリーのバランスを保ちやすくなります。
食材の管理が面倒くさい人は、豆類とサラダを多めに食べるようにだけ心がければ、
ダイエットになり、ビタミンとたんぱく質もバランス良く摂れるでしょう。
また、不足しがちなカルシウムや亜鉛などはサプリメントで補うのもオススメです。
カルシウム・ビタミン・亜鉛がバランス良く含まれており、
値段も1000円もしないお手ごろ価格です。
肌も健康もすこぶる好調なので、効果は出ていると思って飲み続けています!
4:コマメに水分補給をする
冬は汗をかきにくいため、夏に比べると水分の補給を忘れがちですが、
これも肌の乾燥に繋がります。
体内の水分は、例え運動して汗をかかなくても1日に1500ml以上は必要です。
だからといって冷水を飲みすぎると体が冷えて乾燥を生むので、
なるべく温かい飲み物などで水分を摂るようにしましょう。
なお、カフェインを含む飲み物は代謝を悪くするので、飲みすぎは避けるべきです。
含有量の多いコーヒーは特に注意が必要ですね。
紅茶もカフェイン量はコーヒーの1/3~半分程度ですが、気を付けましょう。
味にこだわりが無ければぬるま湯をゴクゴク飲むのでも良いですし、
それじゃあまりにもと言うなら、ハーブティーや緑茶、煎茶、生姜茶などの
ノンカフェインのお茶で水分補給するよう心掛けましょう。
5:部屋を加湿する
美容にはとにかく、化粧品による保湿ばかりが注目されがちですが、
水分量を上げるのは肌だけでは不十分です。
私達の周りの空気が乾燥していては、いつまで経っても肌は潤いません。
特に、冬は空気が乾燥するために肌が乾燥するのですから、
その対策はしっかりしなくてはいけません。
最初に述べたように、部屋の湿度は、
ストーブ・エアコンのスイッチを入れるとみるみる下がります。
気になる方は、安いので湿度計を試しに置いてみるといいでしょう。
冬場は部屋を暖める時、必ず一緒に加湿器を使う事をオススメします。
私は家族に「同じタオルを使いたくない」と言われたほど汚いニキビ顔でしたが、
加湿器を置いてからは拍子抜けする程あっさり治りました。
化粧品や皮膚科に頼って何万円も散財した事が馬鹿らしくなるほどで、
部屋を潤わせる事は大事なんだなぁと痛感したんですよね……
パソコンの放熱でも湿度はゴッソリ下がるので、
冬にパソコン+エアコンの乾燥コンボで部屋にこもりがちな人は、
絶対必須です。私はそれが原因でニキビ面だったのでよくわかります。
詳しくはこちらの記事にまとめましたので、気になる方は参考にどうぞ。
加湿器、私は皮膚科の治療費より安い、3000円ほどで買えたので
経済的にもオススメですよ。
まとめ:12月は体を温めて部屋の潤いを上げる
経験談ですが……
私は、冬はお風呂でしっかり体温を上げて、
乾き切った部屋を加湿する事が一番のニキビ対策になりました。
食事や洗顔も大事ではあるのですが、それ以上に、
やはり寒さと乾きを何とかするのが一番の季節対策だと思うんです……
12月以降は本当に寒くて肌がピリピリしますからね。
特に、寒さが酷くてエアコンやストーブに頼りっぱなしな北国の人は要注意です。
逆に言えば、寒さと乾きさえ何とかしてしまえば、
夏より紫外線の弱い冬場は、むしろ肌に優しいはずです。
適切なケアで乗り切って、5年後、10年後の美肌に繋げていきましょう!