タニグチが販売しているリフトアップキットのラインナップをまとめました。
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コイルスプリングは1,2,3インチごとに1種類の設定。(過去にスポーツコイルという製品もありましたが現在廃番)
ショックは1インチアップ用は1インチ専用の8段調整タイプのみ。
2インチ、3インチ用は共通で、減衰力調整機能有り、無しの2種類です。
キットに含まれる部品をリフトアップ量ごとにまとめると以下のようになります。
<1インチアップキット>
"CB2.5set"と"スペシャルset"があります。
どちらのキットもキャスターブッシュ2.5がセットになっているので、1インチアップですがしっかりキャスター角を補正できます。
キャスターブッシュ2.5の補正角は約2度50分です。JB23の場合、10mmリフトアップするごとに約1度キャスター角が立ってきますので、1インチアップにジャストの補正量です。
"スペシャルset"はフロントラテラルロッドとリヤラテラルダウンブラケットが付きます。
リヤラテラルダウンブラケットは、リフトアップによって角度が付いてしまうラテラルロッドを、フレーム側の固定部を下げることで補正するパーツです。
タニグチのダウンブラケットは、下げるだけでは無く、フレーム側のラテラルロッド固定部を車両後方に40mmオフセットさせる設計になっています。
後方にオフセットする目的は、ラテラルロッドとショックアブソーバのクリアランスを拡大することで、径の大きいショックを装着した時にラテラルロッドと干渉することを防ぐためと思われます。
個人的には、フレーム側を下げるとロールが増えるのと、ロール軸がフロント上がりになるというデメリットがあるので、リヤの補正をするならホーシング側を上げた方がいいと思ってます。
<2インチアップキット>
含まれる補正パーツ違いで、"TYPE I"と"TYPE II"があります。
"TYPE I"は、リヤラテラル角度の補正パーツ無し。全長調整式のリヤラテラルがセットになっているので、リヤアクスルの右側へのズレは、ラテラルロッドの長さ調整で補正します。
"TYPE II"は、リヤラテラル角度をアップブラケットで補正する代わりに、ラテラルロッドは純正を使用します。
アップブラケットの補正量は約40mmとのことなので、2インチアップ(50.8mmアップ)で純正ラテラルロッドだと計算上は微妙に右にアクスルがズレますね。
"TYPE II"には、スタビライザ延長ブロックもセットに含んでいます。
キャスター角の補正は、どちらのTYPEも、キャスタードリームによる補正または、リーディングアームダウンブラケットによる補正を選択できます。
キャスタードリームの補正量はタニグチの商品説明から読み取ると5度のようですので、10mmリフトアップで約1度補正が必要になるという計算から行くと、2インチアップ(50.8mm)であれば純正同等のキャスター角になりそうです。
一方、リーディングアームダウンブラケットは、リーディングアームのフレーム側固定部を50mm下げる設計とのことですので、こちらも2インチアップにぴったりです。
ちなみにスプリングのバネレート等は、どこを見ても書かれていませんでした。
<3インチリフトアップキット>
2インチアップ同様、含まれる補正パーツ違いで"TYPE I"と"TYPE II"があります。
"TYPE I"は、"CDset"と、"BKset"に加えて2インチアップキットには無い"スペシャルset"と"PFTset"が用意されています。
"スペシャルset"では、"CDset"の内容に加えて、リヤラテラルアップブラケットと、キャスターブッシュ2.5がセットに含まれます。
"スペシャルset"のキャスター角補正は、キャスタードリームとキャスターブッシュ2.5を併用します。
アクスル前側にキャスタードリームを使用し、アクスル後ろ側にキャスターブッシュ2.5を使用することで、3インチアップした時のキャスター角が
程よくなるとのことです。
キャスタードリームの補正量が5度で、キャスターブッシュ2.5の補正量が2.5度なので、計7.5度。10mmリフトアップごとに約1度補正が必要になるということを考えると、3インチ(76.2mm)アップで純正同等のキャスター角になるってことのようですね。
他ショップの3インチアップキットは、キャスタードリームだけを使用するキットが多いですが、キャスタードリームだけでは補正量が足りてません。
補正に関しては別の記事でアップ予定です。
"PFTset"では、バンプストッパと、フロント補正セットをセットに含んでいます。
フロント補正部品をキット含んでいるのはタニグチだけです。
"TYPE II"は、全長調整式のリヤラテラルロッドが無い代わりに、リアラテラルアップブラケットと、リアラテラルダウンブラケットが両方付きます。アップとダウンブラケットの合計で約76mm補正されるので、ラテラル角は純正同等になりそうですね。
リアラテラルは純正を使用します。ブラケットで補正されるので不要ということでしょう。
以上がタニグチのリフトアップキットのまとめになります。
タニグチのパーツはジムニーユーザーの中では、高性能・高品質という評価で定番商品となっています。
補正パーツが充実しており、予算に合わせて選択できるラインナップになっているという感じです。