目のまわりが黒ずんでいると、疲れてみえたり、老けてみられてしまいます。
メガネやコンシーラーを使って隠したりして、自信を持って素肌で過ごすことができません。
対処法として、コンシーラーを使うことで、目クマを悪化させてしまう可能性もあります。
根本的な改善を目指しましょう!
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1.目クマの種類と原因とは?
目クマの肌状態とは
- 目の下が黒ずんでいる
- 上まぶたや目のまわりが黒ずんでいる
- 透明感がなく、くすんでいる
- 皮膚が痩せて、薄くなっている
目元の肌(皮膚)とは
目のまわりの粘膜は厚さ0.6ミリ程度で、他の顔の皮膚に比べてわずか1/3の厚さしかありません 。
まぶたの皮膚は、非常に薄く、皮脂腺も少ないため、乾燥しやすい部位です。
乾燥によりかゆみを引き起こし、こするなどの摩擦が加わることで色素沈着してしまいます。
4つの目のクマの種類と原因
- 【青クマ(紫クマ)】血行不良によるクマ
- 【赤クマ(影クマ)】脂肪の突出によるクマ
- 【黒クマ(影クマ)】凹み・くぼみによるクマ
- 【茶クマ】色素沈着によるクマ
(1)青クマ(紫クマ):血行不良によるクマの原因
- 血行不良により、血液の黒ずみ
- 皮下脂肪が薄く、血管や筋肉(眼輪筋)が透けて見える
青クマの要因
- 睡眠不足
- 目の疲労
- 体調不良
- ストレス・疲れ
- 冷え
- 肩こり
- 偏食・栄養不足
- 運動不足
- 筋力低下
- ホルモンバランスの乱れ など
青クマは、血管が透けてグレーっぽく見えるクマが目の下にできている状態です。
青クマができる方は、肩こり、冷え性、むくみなどの血行不良による他の症状も多くみられます。
健康な血液の状態は、酸素や栄養素が十分に行き渡り、肌表面(表皮)の状態も良好ですが、血行不良は、酸素や栄養素が十分に行き渡らず、二酸化炭素や老廃物の回収も悪い状態です。
表皮の保湿機能やバリア機能なども低下するため、乾燥やかゆみが発生し、こすることで茶クマの原因にもなります。
(2)赤クマ:脂肪の突出によるクマの原因
- 眼輪筋の圧迫
- 眼窩(がんか)脂肪の突出
赤クマの要因
- 加齢
- 肌の老化
加齢により、目の下の眼窩脂肪(がんかしぼう)を支えている靱帯が弱り、眼球が下がり、脂肪が押されて、ふくらむことで、その下にへこみ(黒クマ)ができます。
(3)黒クマ:凹み・くぼみによるクマの原因
- 下まぶたの皮膚や眼輪筋などの緩み
- 頬の皮膚のたるみ
黒クマの要因
- 生まれつき
- 加齢(ヒアルロン酸・コラーゲン・脂肪などの減少)
- 肌の老化
黒クマは、目の下の凹みやくぼみが影になって黒く見える状態です。
(4)茶クマ:色素沈着によるクマの原因
- メラニン色素の沈着
- ターンオーバー(角化)の乱れ
茶クマの要因
- 紫外線
- ストレス
- 目元の摩擦(乾燥、かゆみ、花粉症、眠いときなどにこする)
- アイメイクの落とし残し
- 炎症
目の下や上まぶたに茶色くシミのようになっている状態です。
メラニン色素の過剰と滞留
肌(皮膚)は外側から、『表皮』、『真皮』、『皮下組織』の層になっています。
表皮は、『角層(かくそう)・角質層(かくしつそう)』、『顆粒層(かりゅうそう)』、『有棘層(ゆうきょくそう)』、『基底層(きていそう)』の4層構造となっています。
紫外線を肌や目から浴びると、表皮細胞の核を守るための防御機能が働き、基底層にあるメラノサイト(色素細胞)が、メラニンを生成します。
メラニンが多量に生成されることで、色素沈着となり、目の下や上まぶたの茶クマとなります。
紫外線や慢性的な摩擦、炎症による『メラニンの過剰生成』と、肌の老化や代謝機能の低下などターンオーバーの乱れによる『メラニンの滞留』により、色素沈着(茶クマ)やシミとしてあらわれます。
目のクマの根本原因は同じ
肌(皮膚)の代謝が落ち、再生力が低下した結果、皮膚が薄くなり血液が透けて見えたり、シミや色素沈着が改善せず『クマ』になって見える のです。
2.目クマの対策法とは?
代謝を上げ再生力を高める
目のまわりの血行不良を改善するためには、マッサージやツボ押し、ホットタオルなどで温める方法があります。
しかし、肌の内部の血行を改善するのは難しく、肌の再生力が高まらないのです。
肌は、『経皮吸収機能』により、表皮や毛穴を通して、外界から薬剤などを吸収する働きがあります。
美白作用のあるビタミンC誘導体配合のスキンケアコスメや、クリニックでの処方ではハイドロキノン、トレチノインなどの成分や薬剤を塗る方法もありますが、身体の中から体質を改善することが、根本からの悩みの解消につながります。
血行不良を改善する
肌の内部の血行不良を改善するためには、血流を良くすること、血管や血液の質を高めることが大切です。
運動で筋肉を動かすことで、血流を良くしたり、冷えの改善、良質な睡眠ができ、成長ホルモンの分泌により、代謝を高める効果があります。
また、炭酸入浴剤を使って入浴し身体を温めたり、筋トレで筋肉量を増やすことも血行不良の改善に役立ちます。
血行不良を改善するビタミンEの摂取や、血流をよくする漢方薬も有効です。
筋肉がないため血行不良になりやすい頭皮をマッサージするように洗うことも、顔や頭皮の血流を促進させます。
喫煙や、食事による過剰な塩分、糖分、脂質などの偏食を控え、血流の悪化を予防しましょう。
疲労、睡眠不足、ストレスも血行不良を招くため、十分な休息や同じ体勢を続けない趣味でストレスの発散をします。
デスクワークなどによる脳疲労の場合は、運動により身体に疲労を与えることで睡眠の質が高くなり、脳疲労の改善になります。
クマ・くすみを改善するツボとは
風池(ふうち):頭のツボ
- ツボの位置:耳の後ろにあるとがった骨と、後頭部にある2本の太い筋肉のくぼみの中間で髪の生え際のところにある
- 親指で10秒ずつ、5回指圧する
瞳子リョウ(どうじりょう):顔のツボ
- ツボの位置:目尻から親指の幅1/2本分ほど外側のくぼみの真ん中にある
- 中指で10秒ずつ、5回指圧する
曲池(きょくち):腕のツボ
- ツボの位置:ひじを曲げたときにできる横じわの端にある
- 親指で10秒ずつ、5回指圧する
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3.美容医療を受ける際の注意点とは?
美容医療の中でも、クマの改善は十分な治療効果が出ず、多くの医師を悩ませている疾患です。
青クマ・黒クマ・赤クマ・茶クマの治療
【PRP治療で、肌の再生力を高める】
起こる可能性があるデメリット
- クマ改善の効果がない
- 内出血の跡が残る
赤クマ(影クマ)の治療
【下瞼脱脂法 (下まぶたの脂肪除去)をする】
起こる可能性があるデメリット
- 効果を感じられず、ふくらみが残る
- 一時的に改善しても、再発する
- 脂肪を多く取り過ぎ、窪んでしまう
黒クマ(影クマ)の治療
【FGF治療をして、目の下をふっくらさせる】
起こる可能性があるデメリット
- 膨らみ具合の調整が難しいため、膨らみが大きい
- 膨らみ具合の調整が難しいため、左右のバランスが悪い
4.目クマを改善する栄養素とは?
美肌をつくる栄養素
【肌細胞の主成分】
- タンパク質
- 魚・肉・大豆製品・卵・乳製品など
【タンパク質の分解、再合成に必要】
- ビタミンB群(B1・B2・B6)
- 大豆製品、緑黄色野菜、穀類、魚(まぐろ・かつおなど)、肉、レバー、バナナ、卵、乳製品など
【目の疲れを改善する】
- ビタミンA
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- うなぎ、レバー(豚・牛)、バナナ、人参など
【メラニンをつくらせない・薄くする】
- ビタミンC
- 野菜、果物、いも類、抹茶など
【血液循環を良くする・血管を丈夫にする】
- ビタミンE
- ビタミンC
- ビタミンP(ヘスペリジン・ルチン)
- アーモンド・野菜・柑橘類・そばなど
【貧血の予防と改善】
- 鉄
- ビタミンC
- レバー(豚・鶏)・野菜・ひじきなど
【ターンオーバーを整える】
- ビタミンA
- β-カロテン
- うなぎ・かぼちゃ・にんじんなど
5.コンシーラーは茶クマ(色素沈着)を悪化させる?
コンシーラーの種類
- リキッドタイプ
- クリームタイプ
- スティックタイプ
- ペンシルタイプ
コンシーラーの容器はペンシルや筆ペン、スティックタイプや、チューブ状、パレットタイプなど様々です。
クマを隠すために、コンシーラーを毎日塗ることで摩擦が起き、メラニンの生成を促してしまいます。
塗る時には肌への負担を減らし、摩擦をさけ、色を置くようにして使用しましょう。
色の選び方は、『自分の肌より少し暗めの色』を選ぶことで、色が浮かずに隠すことができます。
コンシーラーは一時的にクマを隠すことに最適ですが、生活習慣や体質改善によって根本的な解消を意識して過ごしましょう。
6.まとめ
目元の皮膚はとても薄く、デリケートな部分です。
クマには青クマ、赤クマ、黒クマ、茶クマの4種類があります。
肌の代謝を促し、再生力を高めることが改善につながります。
血行不良の改善、バランスの良い食生活、良質な睡眠など、栄養をしっかりと届けて老廃物を回収することでターンオーバーを正常化させましょう。
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