女性の薄毛は、遺伝によるか否かが分かりにくいと言われてきました。それでも、近年では研究が進み、遺伝によって女性が薄毛になることは確かにある、というのが通説になってきています。
男性ほど顕著ではないにしろ、遺伝は間違いなく女性の薄毛の要因の一つと考えられるようです。
女性の薄毛が遺伝の影響を受けているかどうか、なかなか分からなかったのはなぜでしょう?それは、女性が薄毛遺伝子を受け継いでも、男性ほどはっきりとは薄毛が表れないからなのです。
遺伝による薄毛が女性に表れるには、いくつかの条件があります。どんな条件があるか、説明していきますね。
①父親と母親の両方から薄毛遺伝子を受け継いでしまうこと
薄毛遺伝子の受け継ぎ方には、4通りあります。父親と母親のどちらからも受け継がない、父親からのみ受け継ぐ、母親からのみ受け継ぐ、そして、父親と母親の両方から受け継ぐ、という場合です。
女性は、薄毛遺伝子を両方から受け継いだ時に限り、実際に薄毛が表れると言われます。
ちなみに男性では、両方からはもちろん、どちらか一方から受け継いだだけでも薄毛が表れます。男性の薄毛の方が、遺伝の影響を受けやすいということが、よく分かりますね。
②男性ホルモンの働きが強く出てしまうこと
薄毛遺伝子を受け継いだだけでは、薄毛にはなりません。実際に薄毛になる時には、「薄毛の引き金」となる要因が存在します。
最も大きな引き金となるのは、男性ホルモンです。一見、女性には関係なさそうですが、男性ホルモンは女性の体内でも分泌されています。
この男性ホルモンが強く働いてしまうと、いわゆる男性型脱毛が起こり、薄毛になってしまいます。そうなった時に初めて、「遺伝のせいで薄毛になった」と言うことになるのです。
③食生活などの習慣を受け継いでしまうこと
「薄毛が遺伝した」と言われるのは、家族の誰かが薄毛で自分も薄毛に、という場合ですよね。この時、遺伝子の遺伝とは別に、習慣や嗜好なども週間として受け継いでいます。
一緒に生活している家族ですから、例えば食事や睡眠の時間、食べ物の好き嫌い、運動の頻度、喫煙や飲酒の有無などを、知らず知らずのうちに受け継いでいるものです。それが頭皮や髪に良くない習慣であれば、「薄毛の引き金」となって、薄毛を招いてしまうと言われています。
親が好きなものは食卓に上る機会が多く、こどももそれだけ口にするので、好きになりやすいんですよね。
遺伝による薄毛、と聞くと、逃れようがないような気がしてしまうかも知れません。でも、遺伝子と一緒に「薄毛の引き金」となる要因がなければ、薄毛になる可能性は低くなります。
女性は男性よりも薄毛対策の効果が出やすいと言われています。しっかりと対策を行えば、薄毛は怖くありません!
どのような対策方法があるか、詳しく見ていきましょう。
⑴ストレスの解消
薄毛遺伝子を受け継いでいなかったとしても、過度のストレスは薄毛のきっかけになり得ます。ストレスから薄毛が引き起こされるメカニズムは、まだはっきりと解明されてはいません。それでも、薄毛に影響を与えていることは確かなようです。
薄毛遺伝子があれば、ますます強力な「引き金」となってしまいます。生活している以上、避けては通れないのがストレスですが、上手に解消するように心掛けましょう。一日のうち少しでいいので、夢中になれることに没頭したり、好きな音楽を聴いたり、自分なりに楽しめる時間を持てるといいですね。
笑顔になれる時間が、毎日あることが理想ですね!
⑵生活習慣の改善
自分の生活を見直して、頭皮や髪に良くないことをしていないか、ちょっと考えてみてください。喫煙や飲酒はもちろんですが、睡眠が十分でなかったり、食生活が乱れていたり、あまり体を動かしていなかったりしませんか?そんな習慣が、「引き金」になってしまう可能性があります。
思い当たることがあれば、改善するように心掛けてみましょう。たくさん思い当たることがある人は、できることから少しずつでもいいのです。まず今月はなるべく階段を使おう、来月は更に揚げ物を食べる量を減らそう、というように、何か区切りをつけて具体的な目標を立ててみると、実行しやすいかも知れませんよ。
⑶適切な頭皮・髪のケア
洗髪時に力を入れて擦ったり、熱すぎるお湯を使ったりしていませんか?外出時には、帽子や日傘などでの紫外線対策を怠っていませんか?このようなことが積もり積もると、頭皮や髪が傷んで、「引き金」となってしまいます。
特に女性は、髪を結う時に引っ張り過ぎたりして、頭皮や髪に負荷をかけることも多いようです。ちょっとしたことを見直すだけで、頭皮や髪を守ることができますよ。
必要だと感じたら、育毛シャンプーや育毛剤での一歩進んだケアもおすすめです。
女性でも、遺伝による薄毛があり得る、ということは、先に述べた通りです。でも薄毛の原因は遺伝だけではありません。むしろ、遺伝とは関係ない原因の方が、女性の薄毛を招いてしまうことが多いかも知れません。
遺伝以外にどのような原因があるのか、代表的なものをいくつかご紹介します。しっかりチェックしてみてくださいね。
原因1:加齢
髪は、発毛から成長期、休止期を経て、自然に抜けると同時にまた新しく発毛します。この髪のサイクルに影響を及ぼすのが、加齢です。
女性の場合は、髪そのものが細くなり、ひとつの毛穴から発毛する本数が減る、という変化が、緩やかに進むのが特徴です。その結果、髪が全体的に薄くなってきたわ、という状態になるのです。
ちなみに男性の場合は、髪が成長しなくなり、いわゆる産毛のまま抜けていってしまいます。そのため、女性に比べて短い期間で、「薄毛」と言うより「禿げた」状態になりやすいと言われています。
原因2:生活習慣
頭皮や髪に良くない生活習慣は、前述の通り遺伝による薄毛の「引き金」ともなります。でも、たとえ薄毛遺伝子を受け継いでいなかったとしても、乱れた生活習慣はそれだけで十分に薄毛の原因となり得る、ということも、覚えておいてください。
女性は、家族のために時間を使うことも多く、自分の用事もこなそうと思うと大変ですよね。つい睡眠時間を削ってしまったり、簡単な食事で済ませてしまったり、ということが、いつの間にか習慣になっていませんか?
意識してみないと、良くない習慣には気付きにくいものです。時々、ちょっと立ち止まって、考えると良いかも知れません。
周りだけではなく、自分を意識してみてください!
原因3:ホルモンバランスの変化
女性の身体は、毎月の月経、妊娠や出産、そして閉経と、男性にはない大きな変化を起こします。その度に、体内で分泌されるホルモンの種類やバランスも、大きく変化します。
例えば出産後や閉経後に抜け毛が増えて…なんて話を、耳にしたことはありませんか?これは、その時のホルモンバランスの変化が、薄毛を引き起こしてしまうためなのです。
特に、女性ホルモンの分泌が減ったりバランスが変化したりすると、薄毛になりやすいようです。
お医者さんに相談するのも一つの手段です。
東京ビューティークリニックでは、発毛治療を行っています。 これは自由診療で、費用はおおよそ月額7000円からです。
診療申し込み方法ですが、予約診療が可能です。 また、無料カウンセリングを行っているので、まずは相談してみるのがいいかもしれません。
女性であっても、薄毛の遺伝は残念ながら起こってしまいます。でも、女性は男性に比べて、遺伝による薄毛が表れにくいこともまた事実です。しかも、薄毛遺伝子を受け継いでしまったとしても、ポイントを押さえてしっかり対策を行えば、薄毛を表れにくくすることができますし、更には改善することも期待できます。
私の薄毛は遺伝のせいでは…と思い当たる人も、ぜひこの記事を参考に、対策しましょう!
もしかしたら、遺伝のせいかも知れません。