やってみて!毎日体重をはかるだけは本当に効果あり!
自分の今現在の体重は何kgかをご存知ですか?
最近、自分の体重を計ったのはいつですか?
しばらく体重計に乗っていないと現在の体重を知るのは恐怖だし、ちょっと食べ過ぎてしまったなと思ったときも、体重計に乗るのは勇気が要るものですね。
理想の体重があると余計に現在の自分のリアルな体重を知ってショックを受けたくなくて、どんどん体重計から縁遠い生活になってしまいがち。 しかし、それはダイエットしたい方にとってはNGなのです。
実は、毎日体重計に乗って体重を計るだけで、ダイエットに非常に役立つことがわかっているんですよ。
なぜ体重計に毎日乗るとダイエットに良いの
体重を計るだけで痩せるなんて魔法のようですね。 厳しい食事制限や運動をしなくても痩せることができるなら、今すぐ体重計に乗らなくちゃ!と思った方はちょっと待ってください!
体重計ダイエットといっても、当然、体重計に乗るだけでみるみる勝手に体重が落ちる!ということはもちろんあり得ません。
それなのに体重計ダイエットでなぜ減量ができるのか?
その秘密は、体重計に乗って自分の体重を毎日図るということで、自分の体重が常に頭の中にあるということにあります。 これが、ダイエットに非常に重要かつ有効なのです。
例えば、目の前にケーキがあるとします。 以前は体重増加が気になりながらも「美味しそう」という気持ちを優先させてしまうことが多かった人も、体重を計るようになれば、食べた結果の体重増加に敏感になります。
それは、「これを食べると太ってしまうかも?」という『漠然とした不安』ではなく、「これを食べると明日体重計に乗った時に増えているかもしれない」という『具体的な不安』に変わるためです。
甘いものを食べることで太ってしまうかもしれないけれど、実際の数値として目の前に表示されなければ、「まぁいいか」と食べてしまっていた人も、はっきりと翌日の体重計に食べた結果を表示され突きつけられたら?
「やっぱり食べるんじゃなかった」「我慢するべきだった」と食べたことを後悔することに。
すると、次第に意識的に、体重が増えそうな要因を減らしはじめるのです。
その結果、ストレスを感じた時に食べていたチョコレートやポテトチップスなどカロリーの高いものを、美容や健康も考えてドライフルーツやバナナに変えるようになります。
また、夜遅くの晩酌や残業した後の食事も、和食中心のあっさり低カロリーのものに変えるなど、少しずつ食生活が変わっていきます。
また、便秘の方は、体重を軽くするために便秘改善に以前よりも真剣に取り組むようになりますし、運動不足の方は出勤前にウォーキングをしたり、エレベーターやエスカレーターの利用を控えるなど、少しずつ運動する習慣を取り入れるなど生活習慣も変わって行きます。
このように、自分の体重の現実の数値を常に意識しておくことで、食生活・生活習慣ともに改善されていくのです。
また、体重が前日より少なくなればより理想体重に近づけようと努力するようになり、前日よりも増えていれば前日の食生活や生活を見直し改善しようと、常に高いモチベーションを持ち続けることができます。
その結果、特に意識的に置き換えダイエットやハードな運動をしたわけではないのに体重が落ちていく。それが、毎日体重計を計ることがダイエットにつながる理由なのです。
本当に体重計ダイエットは効果があるの?
2015年のアメリカの研究グループによると、毎日体重を計っていた人たちのほうが、体重を計る頻度が少なかった人たちと比較して体重の減少が大きかったという結果が出たと発表されています。
その理由として、毎日体重を計ることで積極的に体重を減らすための行動をするようになるためと報告されています。 (米国デューク大学を含む研究グループ「米国栄養食事療法学会の機関誌ジャーナル・オブ・ジ・アカデミー・オブ・ニュートリション&ダイエティティクス」4月)
また、2014年にはフィンランドの研究グループによる同様の研究結果がオンライン科学誌のプロスワン(PLoS One)誌に掲載されています。
このように、毎日体重計に乗って体重を計ることで得られるダイエット効果は科学的にも実証されているのです。
毎日体重計を計るダイエットのポイント
ルールを決めて計るのがコツ
「とりあえず毎日体重を計ればよい」と気が向いたときに体重計に乗るのも決して悪くはありません。
ただ、そうなると「計り忘れ」があったり、そのまま体重計に乗らなくなる危険性が。 また、体重は同じ人でも一日の中で増減しています。
そのため、朝起きた直後、一日で最初にトイレに行った後など、なるべくできるだけ同じ時間やタイミングで計る方が比較しやすくなります。
変化はわかりやすいほうが良い
また計りっぱなしよりも、計った体重をメモに書き残したりして、より自分が意識しやすいようにすることもポイント。
たとえ少しでも前日よりも体重が減っていればモチベーションも高く持ち続けることができますし、逆にもし前日よりも増えてしまったとしても、「次は一駅歩いてみようか」「あの食事内容がいけなかったのかも」と反省し、次に活かすことができます。
最近では、計った体重を入力すれば、数値の記録だけでなく増減をグラフで表してくれるアプリなども多数リリースされているので、それらを利用するのも効果的です。
体重計はどんなものがオススメ?
利用する体重計は、昔ながらのアナログタイプなものでも良いのですが、できれば細かい数字までわかるデジタルタイプの体重計のほうがオススメです。
また、最近の体重計は、体重だけでなく脂肪率・内臓脂肪レベル・皮下脂肪率・基礎代謝・骨格筋率・BMI・体年齢などを瞬時に計って表示してくれるため、自分の体の組成の変化などもチェックできます。
体重の増減だけでは、脂肪が減ったのか、筋肉量が減ったのかはわかりません。もちろん脂肪が減れば健康的なダイエットといえますが、筋肉量が減っていれば、基礎代謝量が減り、太りやすい体になっている恐れがあります。
このように、体重とともに筋肉量や脂肪量の変化を見れば、健康的に痩せているのかそうでないのかの違いも一目瞭然。
脂肪を減らすことができていれば、生活習慣病をはじめとした様々な病気の予防にもつながりますし、健康的に痩せることを意識しながら無理なダイエットに走るのを防ぐことができます。
しかし、そんな細かいことを気にするのは苦手という方は、ざっくりとアナログの体重計で気長にのんびりストレスを感じることなく計ることが、ダイエット成功につながるでしょう。
毎日体重計を計るダイエットの注意点
女性は体重が増えやすい時期がある
女性の場合、生理前後で数値が変動することも。 それは、生理前には女性ホルモンの一つの黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が優位になるためです。
黄体ホルモンは、妊娠や出産に備えて、体に水分を溜めこみやすくする働きがあるので、いつもどおりの生活をしていてもむくみやすくなったり、腸の水分が吸収されて便秘がちになるなど、体重が増えやすくなってしまいます。
当然のことながら、自分では女性ホルモンの動きをコントロールすることは不可能です。
自分の不摂生や食事内容に問題がないのに体重が増えてしまっても、「この時期の体重増加は仕方がない」「わたしのせいではなく女性ホルモンのせい」と割り切るようにしましょう。
生理前の体重が増加しやすい時期、普段どおりの生活をしていたのに体重が増えたとしても、ストレスを感じないようにしてくださいね。
また、前日よりも体重を減らそうと無理なダイエットをしてしまわないように注意してください。
体重は急には減らない
体重計ダイエットは、毎日体重を計ることで、少しずつ自分の意識が変わり、食生活や生活習慣が改善され、体重が少しずつ減少していくのが特徴のダイエットです。
食事制限やハードな運動などを基本的に行わないので、急激に体重が減ることはないことをまず念頭において、焦らずに行うようにしましょう。 つまり、すぐに痩せたい!今すぐ体重を落としたい!という方向けのダイエットではありません。
短期で効果を得たい方は別のダイエット方法を採るようにしましょう。
まとめ
毎日、体重計を計るだけで痩せるなんて嘘みたい!と思っていた方も、上記のご説明で痩せるメカニズムがわかっていただけたでしょうか。
体重計ダイエットは、健康的に無理なく体重を落としたい方向けの長期スパンで考えて行うダイエットなので、リバウンドもなく、健康を損なうこともないおすすめのダイエットです。
体に負担を掛けることなく自然に痩せたい!という方は、ぜひお試しください。