生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_洗浄剤組成物
出願番号:2004102905
年次:2005
IPC分類:7,A61K7/075,A61K7/00,A61K7/50


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山本 淑之 JP 2005289823 公開特許公報(A) 20051020 2004102905 20040331 洗浄剤組成物 コグニスジャパン株式会社 503102630 浅村 皓 100066692 浅村 肇 100072040 長沼 暉夫 100088926 池田 幸弘 100102897 山本 淑之 7A61K7/075A61K7/00A61K7/50 JPA61K7/075A61K7/00 CA61K7/50 8 OL 12 4C083 4C083AB051 4C083AB332 4C083AC391 4C083AC392 4C083AC422 4C083AC661 4C083AC662 4C083AC711 4C083AC712 4C083AC782 4C083AC791 4C083AC792 4C083AD132 4C083AD282 4C083BB05 4C083BB07 4C083CC23 4C083CC38 4C083EE10 4C083EE12 4C083EE28 4C083EE29 本発明は、身体および毛髪に対してマイルドですべり性なめらかさなどの使用感に優れ、泡立ちや洗浄性およびすすぎ性に優れた洗浄剤組成物に関するものである。 ボディシャンプーや洗顔料は皮膚に対する作用がマイルドでかつ十分な洗浄力も必要である。毛髪用洗浄剤に関しても近年はマイルドな作用が求められるようになっている。その目的で、N−アシル−L−グルタミン酸塩やスルホコハク酸モノアルキル塩、アシルメチルタウリン塩、アシルイセチオン酸塩、アシルメチルアラニン塩等が用いられている。N−アシル−L−グルタミン酸塩とスルホコハク酸モノアルキル塩を溶液状で用いた洗浄剤(特許文献1、特許文献2、特許文献3)や、N−アシル酸性アミノ酸塩を主剤にしたクーリム状洗浄剤(特許文献4、特許文献5、特許文献6)が報告されている。しかし、アシル酸性アミノ酸塩を主体にした洗浄剤はコストの面で改良が望まれるだけでなく、近年の嗜好の変化により使用感においても改良が望まれている。 N−アシル−L−グルタミン酸塩とスルホコハク酸モノアルキルエステル塩を併用してクーム状に調整する方法があるが、粘度が増大し容器からの押し出しに問題が生じてしまう。また、N−アシル−L−グルタミン酸塩およびスルホコハク酸モノアルキルエステル塩およびアシルメチルアラニンまたはベタイン型の活性剤を併用したクリーム状の洗浄剤もあるが常温での保存安定性は向上されているが低温での保存安定性において十分満足のいくものではなかった。特開昭 62-109897 号公報特開平 1-287017 号公報特開平 3-153798 号公報特開昭 62-4796 号公報特開昭 62-297398 号公報特開平 6-192064 号公報 本発明は皮膚洗浄剤および毛髪洗浄剤としてふさわしい起泡性と洗浄性を有しすすぎ性に優れなおかつマイルド性および嗜好に即した使用感を有し幅広い温度で粘度変化の少ない洗浄剤組成物を提供することを目的とする。 本発明によれば、下記(a)成分、(b)成分および(c)成分から選ばれる1種以上と、(d)成分、(e)成分および(f)成分からなることを特徴とする洗浄剤組成物が提供される: (a)スルホコハク酸型アニオン性界面活性剤; (b)N-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤; (c)ベタイン型両性界面活性剤; (d)脂肪酸グリコールエステルの分散液; (e)コンディショニング成分; (f)水。 スルホコハク酸型アニオン性界面活性剤、N−アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤およびベタイン型両性界面活性剤から選ばれる1種以上と、脂肪酸グリコールエステルの分散液、コンディショニング成分および水からなる洗浄剤組成物は、起泡性、すすぎ性に優れ、皮膚および毛髪に対してマイルドでなおかつ嗜好に即した使用感に優れ、幅広い温度で粘度安定性に優れている。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明で用いられる(a)成分のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤としては、一般式(I)または(II)(式中、R1は、R2(CH2CH2O)mまたはR3CONH(CH2CH2O)m(R2は炭素数 8〜22 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、R3は炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、mは 0〜20 の整数を表す)を示し、M1およびM2はそれぞれ水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよびアルカノールアミンから選ばれる水溶性塩を形成する陽イオンを示す)で表されるスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤が好ましい。 R2の炭素数 8〜22 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、あるいはR3の炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基としては、例えば、ヘプタニル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、2−エチルドデシル、2−ヘキシルドデシル、2−オクチルデシル、テトラデシル、ノナデシル、ドコシル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、テトラデセニル、ドコセニルなどが挙げられる。M1およびM2としては、水素原子;リチウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属;カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属;アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノールアミンなどが挙げられる。一般式 (I)または (II)のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤は、R2またはR3が各種のアルキル基またはアルケニル基、mが各種の整数である2種以上の複数のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤の混合物であってもよい。一般式 (I)または (II)のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤はの具体例としては、例えば、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレンオレイルアミド二ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウロイルエタノールアミド二ナトリウムなどが好ましく挙げられる。 本発明で用いる(b)成分のN−アシル酸性アミノ酸型アニオン界面活性剤としては、一般式(III)(式中、R4は炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、M3およびM4はそれぞれ水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよびアルカノールアミンから選ばれる水溶性塩を形成する陽イオンを示す)で表されるN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤が好ましい。このN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤はグルタミン酸から誘導されるものである。 R4の炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、M3およびM4のアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミンとしては、一般式(I)および(II)のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤の場合に例示したものと同様のものが挙げられる。一般式 (III)のN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤は、R4が各種のアルキル基またはアルケニル基である2種以上の複数のN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤の混合物であってもよい。即ち、R4COのアシル基は、例えばヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸などから誘導される各種のアシル基であるN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤の混合物であってもよい。一般式 (III)のN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤の具体例としては、例えば、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン、N-ミリストイル-L-グルタミン酸カリウムなどが好ましく挙げられる。 本発明で用いる(c)成分のベタイン型両性界面活性剤としては、一般式(IV)(式中、R5は炭素数 8〜20 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基あるいはR6CONH(CH2)p(R6は炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、pは 1〜4 の整数を表す)を示し、nは 1〜4 の整数を示す)で表されるベタイン型両性界面活性剤が好ましい。 R5の炭素数 8〜20 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、R6の炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基としては、一般式(I)および(II)のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤の場合に例示したものと同様のものが挙げられる。一般式 (IV)のベタイン型両性界面活性剤は、R6が各種のアルキル基またはアルケニル基である2種以上の複数のベタイン型両性界面活性剤の混合物であってもよい。即ち、R6COのアシル基は、例えばヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸などから誘導される各種のアシル基であるベタイン型両性オン性界面活性剤の混合物であってもよい。一般式 (IV)のベタイン型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸ベタインなどが好ましく挙げられる。 本発明で用いる(d)成分の脂肪酸グリコールエステルの分散液中の脂肪酸グリコールエステルとしては、一般式(V)(式中、R7は直鎖もしくは分岐鎖の炭素数が 10〜24 のアルキル基またはアルケニル基を示し、R8は水素原子あるいは直鎖もしくは分岐鎖の炭素数が 10〜24 のアルキル基またはアルケニル基を示し、Aは−C2H4−または−C3H6−を示し、qは 1〜10 の整数を示す)で表される脂肪酸グリコールエステルが好ましい。 R7およびR8の炭素数が 10〜24 のアルキル基またはアルケニル基としては、一般式(I)および(II)のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤の場合に例示したものと同様のものが挙げられる。一般式 (V)の脂肪酸グリコールエステルは、R7およびR8が各種のアルキル基またはアルケニル基である2種以上の複数の脂肪酸グリコールエステルの混合物であってもよい。一般式 (V)の脂肪酸グリコールエステルの具体例としては、例えば、モノステアリン酸エチレングリコール、モノパルミチン酸エチレングリコール、モノイソステアリン酸エチレングリコール、ジパルミチン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコールなどの脂肪酸モノエチレングリコール;モノテアリン酸ジエチレングリコール、モノパルミチン酸ジエチレングリコール、モノイソステアリン酸ジエチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコールなどの脂肪酸ジエチレングリコール;モノステアリン酸トリエチレングリコール、モノパルミチン酸トリエチレングリコール、モノイソステアリン酸トリエチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコールなどの脂肪酸トリエチレングリコールなどが挙げられる。これらのなかでも、モノステアリン酸エチレングリコール、ジパルミチン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコールなどが好ましく挙げられる。 脂肪酸グリコールエステルの分散液は、脂肪酸グリコールエステルを分散剤と一緒に水に加えることによって調製される。分散剤としては、通常使用される分散剤を使用することができ、例えば、脂肪酸石鹸、アルキル硫酸塩型アニオン性界面活性剤、アルキルエーテル硫酸塩型アニオン性界面活性剤、オレフィンスルホン酸塩型アニオン性界面活性剤などのアニオン性界面活性剤;スルホベタイン型両性界面活性剤などの両性界面活性剤;ポリエチレングリコール型ノニオン性界面活性剤、多価アルコール型ノニオン性界面活性剤などのノニオン性型界面活性剤等が挙げられる。また、分散剤としては、上記した(a)成分のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤、(b)成分のN-アシル酸性アミノ酸型アニオン界面活性剤、(c)成分のベタイン型両性界面活性剤を用いることもできる。分散剤として、これらの(a)成分、(b)成分および(c)成分から選ばれる1種以上を用いると得られる洗浄剤組成物のマイルド性が向上する。分散液中の脂肪酸グリコールエステルの平均粒子径は 5μm以下が好ましく、分散液中に 10〜40 重量%配合されていることが好ましい。5μmより大きいと、得られる洗浄剤組成物はパール状となり皮膚および毛髪へのマイルド性が低下する。配合量が 10 重量%より少ないと分散液を洗浄剤組成物に配合した効果が少なく、また経済性も悪くなる。40 重量%を超えた場合は製造した分散液の粘度が上昇し取り扱いが難しくなる。 本発明で用いる(e)成分のコンディショニング成分としては、化粧品一般に用いられる成分を使用することができる。例えば、カチオン化ポリマー、シリコンおよびシリコン誘導体、カチオン界面活性剤、油脂、エステル油等が挙げられる。 本発明の洗浄剤組成物においては、(a)成分、(b)成分および(c)成分から選ばれる1種以上の合計量が 1〜20 重量%、(d)成分が 1〜20 重量%、(e)成分が 0.01〜1 重量%であることが好ましい。(a)成分、(b)成分および(c)成分から選ばれる1種以上の合計量が 1 重量%より少ないと洗浄剤組成物の洗浄性に問題が生じ、20 重量%を超えるとマイルド性が低下する。(d)成分が 1 重量%より少ないと低刺激性の向上がみられず、10 重量%を超えて配合すると泡立ち、洗浄性に問題が生じる。(e)成分も 0.01 重量%より少ないとコンディショニング効果が得られず 1 重量%を超えて配合すると使用感に問題が生じる。 本発明の洗浄剤組成物は、通常の方法により調製することができる。例えば、(a)成分のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤、(b)成分のN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤および(c)成分のベタイン型両性界面活性剤から選ばれる1種以上を水と混合して加熱溶解し、次いで(e)成分のコンディショニング成分を混合分散して冷却後、(d)成分の脂肪酸グリコールエステルの分散液を添加して、本発明の洗浄剤組成物を調製することができる。 本発明の洗浄剤組成物には、上記した成分の他に、所望に応じて、通常の洗浄剤に慣用されている添加成分を、基本的な性能をそこなわない範囲の量で含有させることができる。このような添加成分としては、例えば、アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェートなどの脂肪酸石鹸;ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレングリコールなどの脂肪酸エステル;エチレングリコール、プロピレングリコールなどの保湿剤;メチルセルロース、カルボキシビニルポリマーなどの粘度調整剤;トリクロサン、トリクロロカルバンなどの殺菌剤、メチルパラベン、ブチルパラベンなどの防腐剤;パール剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤などが挙げられる。 以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではない。実施例1〜4および比較例1〜2 シャンプーの調製およびその官能試験 洗浄剤組成物の調製は、表1に示すように、(a)成分のスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤(ポリオキシエチレン(1)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム)、(b)成分のN−アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤(N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム)および(c)成分のベタイン型両性界面活性剤(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン)から選ばれる1種以上を水と混合して加熱溶解し、次いで(e)成分のコンディショニング成分(塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース)を混合分散して冷却後、(d)成分の脂肪酸グリコールエステル(平均粒子径1μm のジステアリン酸エチレングリコール)の分散液を添加して、本発明の洗浄剤組成物(シャンプー)を調製した。 表1に示した組成で得られる、実施例1〜4および比較例1〜2のシャンプーの官能試験を行なって評価した。 評価項目は、洗浄時の泡の量、泡の質、すすぎ時の櫛通り性、ドライ後の感触、整髪性で行い、以下に示す評価基準で、それぞれパネラー10人で最も回答が多かったものを評価結果とした。得られた結果を表2に示した。評価基準 泡立ち易さ ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い 洗浄性 ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い すすぎ時の櫛通り性 ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い ドライ後の感触 ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い 整髪性 ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い 表2に示した結果から分かるように、実施例1〜4のシャンプーは、すすぎ時の櫛通り性、ドライ後の感触、及び整髪性を向上させた。実施例5〜9および比較例3〜7 ボディソープの調製およびその官能試験 表3に示すように、(e)成分のコンディショニング成分として親油型モノオレイン酸グリセリンを用いる以外は、上記した実施例1〜4と同様にして、ボディーソープを調製した。 表3に示した組成で得られる、実施例5〜8および比較例3〜4のボディソープーの官能試験を行なって評価した。 評価項目は、泡立ち易さ、洗浄性、すすぎ性、乾燥後の皮膚の滑らかさ、乾燥後のドライ感、及び連続使用による刺激性で行い、以下に示す評価基準で、それぞれパネラー10人で最も回答が多かったものを評価結果とした。得られた結果を表4に示した。評価基準 泡立ち易さ ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い 洗浄性 ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い すすぎ性 ◎:良い、○:やや良い、△:普通、×:悪い 乾燥後の皮膚の滑らかさ ◎:滑らか、○:やや滑らか、△:普通、×:滑らかでない 乾燥後のドライ感 ◎:ドライ感を感じない、○:ごく僅か感じる、△:少し感じる、×:ドライ感を感じる 連続使用による刺激性 ◎:刺激性を感じない、○:ごく僅か感じる、△:少し感じる、×:刺激性を感じる 表4に示した結果から分かるように、実施例5〜8のボディソープは、すすぎ性、及び乾燥後の皮膚の滑らかさを向上させ、乾燥後のドライ感、及び連続使用による刺激性を低減させた。 本発明によれば、スルホコハク酸型アニオン界面活性剤、N−アシル酸性アミノ酸型アニオン界面活性剤およびベタイン型両性界面活性剤から選ばれる1種以上と脂肪酸グリコールエステルの分散液、コンディショニング成分および水からなる洗浄剤組成物は、起泡性、すすぎ性に優れ、皮膚及び毛髪に対してマイルドでなおかつ嗜好に即した使用感に優れ、幅広い温度で粘度安定性に優れており、ボディーシャンプーや洗顔剤、毛髪用洗浄剤として、極めて好ましいものである。 下記(a)成分、(b)成分および(c)成分から選ばれる1種以上と、(d)成分、(e)成分および(f)成分からなることを特徴とする洗浄剤組成物: (a)スルホコハク酸型アニオン性界面活性剤; (b)N-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤; (c)ベタイン型両性界面活性剤; (d)脂肪酸グリコールエステルの分散液; (e)コンディショニング成分; (f)水。 (a)成分が、一般式(I)または(II)(式中、R1は、R2(CH2CH2O)mまたはR3CONH(CH2CH2O)m(R2は炭素数 8〜22 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、R3は炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、mは 0〜20 の整数を表す)を示し、M1およびM2はそれぞれ水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよびアルカノールアミンから選ばれる水溶性塩を形成する陽イオンを示す)で表されるスルホコハク酸型アニオン性界面活性剤である請求項1の洗浄剤組成物。 (b)成分が、一般式(III)(式中、R4は炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示し、M3およびM4はそれぞれ水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよびアルカノールアミンから選ばれる水溶性塩を形成する陽イオンを示す)で表されるN-アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤である請求項1または2の洗浄剤組成物。 (c)成分が、一般式(IV)(式中、R5は炭素数 8〜20 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基あるいはR6CONH(CH2)p(R6は炭素数 7〜21 の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、pは 1〜4 の整数を表す)を示し、nは 1〜4 の整数を示す)で表されるベタイン型両性界面活性剤である請求項1から3のいずれかの洗浄剤組成物。 (d)成分が、一般式(V)(式中、R7は直鎖もしくは分岐鎖の炭素数が 10〜24 のアルキル基またはアルケニル基を示し、R8は水素原子あるいは直鎖もしくは分岐鎖の炭素数が 10〜24 のアルキル基またはアルケニル基を示し、Aは−C2H4−または−C3H6−を示し、qは 1〜10 の整数を示す)で表される脂肪酸グリコールエステルの分散液である請求項1から4のいずれかの洗浄剤組成物。 脂肪酸グリコールエステルの平均粒子径が 5μm 以下であり、分散液中に脂肪酸グリコールエステルが 10〜40 重量%配合されている請求項5の洗浄剤組成物。 洗浄剤組成物において、(a)成分、(b)成分および(c)成分から選ばれる1種以上の合計量が 1〜20 重量%、(d)成分が 1〜20 重量%、(e)成分が 0.01〜1 重量%含有されている請求項1から6に記載の洗浄剤組成物。 (e)成分が、カチオン化高分子、シリコーンおよびシリコーン誘導体から選ばれる1種以上のコンディショニング成分である請求項1から7のいずれかの洗浄剤組成物。 【課題】起泡性、すすぎ性になどの種々の点において優れた洗浄剤組成物を提供することを課題とする。【解決手段】スルホコハク酸型アニオン界面活性剤、N−アシル酸性アミノ酸型アニオン性界面活性剤およびベタイン型両性界面活性剤から選ばれる1種以上と脂肪酸グリコールエステルの分散液、コンディショニング成分および水からなる洗浄剤組成物は、起泡性、すすぎ性に優れ、皮膚及び毛髪に対してマイルドでなおかつ嗜好に即した使用感に優れ、幅広い温度で粘度安定性に優れている。【選択図】なし