女性ホルモンが減少すると体と心にどのような影響がでるのでしょうか。さまざま表れるその症状は 女性ホルモンからのSOSかも!?
どんな影響がでるのか、さらに 注意しなければならないことは?など 女性ホルモンと体の影響について詳しく解説しています。
また 生理周期による体の変化やベストな過ごし方など女性ホルモンを上手に利用したダイエット時期など必見です♪
女性ホルモンは2種類 それぞれの役割
エストロゲン
女性の魅力を輝かせ、妊娠へとつなげる役割があります。
・代謝をUPさせる
・骨や血管を強化する
・胸を膨らませる
・肌の潤いを保つ
・髪のツヤをUPさせる
・卵胞を育てる
プロゲステロン
受精卵を保ち、妊娠を維持する役割があります。
・眠気を促進させる
・食欲増進
・腸の働きを抑制する
・皮脂の分泌を活性化させる
・水分や栄養素を体内にため込む
・体温をあげ、妊娠を維持する
女性ホルモンの影響は○○の変化ですぐにわかる!
女性ホルモンが影響で すぐに気づくカラダの変化とは
肌と髪 が一番 気づきやすいといわれています。
潤いホルモンとして知られているエストロゲンは ターンオーバーやコラーゲン、肌の新陳代謝などをつかさどる女性ホルモンです。
エストロゲンが不足すると 肌が乾燥します。肌が乾燥することで たるみやシワなどの悩みの原因になります。 さらに メラニン色素の影響でシミもできやすくなります。
この女性ホルモンの『エストロゲン』が減少すると 逆に『プロゲステロン』の分泌が増えます。
プロゲステロンが増えるということは、皮脂の分泌も増えるということなので フェイスラインといった部分にニキビが増えやすくなります。
髪の影響もすぐ感じることができます。
髪が抜けやすくなる、髪のツヤがなくなってくるなどの変化が表れます。
また 爪に縦筋が入ったなど、爪トラブルも増えやすくなります。
女性ホルモンが原因で現れる症状とは
以下のような不調が見られるときには、女性ホルモンからSOSが出されているサインかも。
◆ 肌や髪の変化
- 髪がパサパサで手クシがひっかかる
- 抜け毛が多い
- 爪がよく割れる
- シミが一気に増えた
- 肌がカサカサして化粧ノリが悪い
- フェイスラインのニキビができて治らない
◆ 身体の変化
- 食べることが楽しくて体重が増えてしまった
- 体脂肪率が明確にUPした
- 体重が変わらないのに、スカートがキツイ
- 足がパンパンになるほど、むくむ
- 2~3年で5kg 以上太ってしまった
- 下っ腹のポッコリお腹が定番になった
エストロゲンが減ると太りやすい!?
むくみや体型の変化に気づいた方は、もしかしたらエストロゲンが減る時期なのかもしれません。
エストロゲンが減ると、太りやすい体質になっています。エストロゲンには脂質の代謝を促進させる働きがあります。
アラサー世代になると、生きていくうえで必要最低限必要とされているエネルギーである基礎代謝が低下していきます。
この頃に、女性ホルモンの乱れで起こるエストロゲンの低下が重なることで、体重と脂肪が急激に増加する場合もあります。ほかにも、内臓脂肪がつきやすくなる時期でもあるため、注意が必要です。
エストロゲンが減少するということは、プロゲステロンの分泌が増えるということ。
プロゲステロンは、水分や皮下脂肪をためやすくする性質があります。
プロゲステロンが増えると むくみや脂肪の増加がかさなり、全体的に太りやすい時期となるのです。
また、食欲が増し過ぎて暴走しやすい時期でもあります。
口寂しいときでも、ずっと甘いものを食べていると太ってしまうため要注意です。
女性ホルモンが原因 自律神経の影響
◆ 体調の変化
- 疲れやだるさがいつも以上に感じる
- いつも便秘気味である
- 朝、ぱっちりと目が覚めない
- 急に頭が痛くなる
- 足が冷えて靴下の重ね履きが日常化している
- 目の渇きがあり、ゴロゴロした感じになる
自律神経系統は、血行や体温調整などの体の機能を担っています。
女性ホルモン系統は、脳内のおなじところにコントロールタワーがあるため、片方の動きが落ち込んでしまうと、片側もそれにつられて機能が低下してしまう性質があります。
女性ホルモンの乱れは、自律神経がつかさどっている血流や腸の動きなどにも不具合を出しやすくなります。
冷えや不眠、便秘など、女性の悩みに多いトラブルが次々と出てくるのです。
また、免疫力が落ちることで体全体のエネルギーが落ちます。よって、だるさや疲れが抜けないといった原因にもつながるのです。
ほかにも、エストロゲンは涙の分泌にも関係があります。ドライアイの原因にもなりかねません。
自律神経が与える心の不調
◆ 心の変化
- 不眠、寝つきが悪い
- いつもボーッとしている
- やる気がでない
- わけもなく気分が落ちる
- 人の名前が出てこない
- ちょっとしたことですぐカッとなる
- 集中力が落ちた
心のトラブルにもつながる女性ホルモンの変動。体だけでなく、心にも深い影響を与えるのです。
女性ホルモンと関係が深い自律神経は、副交感神経と交感神経から成り立っています。
- 交感神経はやる気を出してくれる働きを
- 副交感神経にはリラックスできる働きを
このように自律神経はそれぞれの働きを持つという 対照的な作用をもたらします。
女性ホルモンが原因!?自律神経のバランスが乱れる
自律神経の副交感神経と交感神経は、交互に作用をもたらしていますが、女性ホルモンの乱れによってこの切り替えが上手に働かない場合があります。
そうなると、精神面にも影響を与える可能性が。
やる気を出すべきところでやる気スイッチが入らなかったり、妙に怒りっぽくなっていたり。ほかにも、深く眠れないといった不調も出やすくなるのです。
また、エストロゲンには記憶力を保つ働きもあります。
更年期障害に物忘れの悩みを訴えている人が多いですが、こういった物忘れがひどくなったときには エストロゲンが低下している可能性が考えられます。
生理の周期を上手に利用♪ラクしてキレイに!
女性ホルモンの分泌量は約28日を一つの区切りとして、日々変化しています。このサイクルは月経周期と呼ばれるもので、大まかに4つの時期に分類できます。
女性の心身は、この月経周期に大きく左右されてしまうもの。
ひと月の間に絶好調な時期もあれば、ボーッと過ごしてしまう時期もあるでしょう。
そんなときは、女性ホルモンが関わっている場合もあります。
毎月 約28日を周期としてサイクルし続けているわけですから、その周期を上手にうまく過ごす工夫をしてみましょう。
◆ 生理前の1週間
子宮の内膜をフカフカに保つといった作用があるプロゲステロンの分泌がピークを迎える時期です。
妊娠に向けた準備が着々とできあがっています。
また、その一方で排出を鈍らせる作用が強まり、便秘やむくみなどに悩まさせる方も多くなる時期でもあります。
イライラや眠気に困ったり、PMSと呼ばれる月経前症候群が起きやすかったりといった悩みも。
この時期は、無理をせずストレスをためないことが大切です。
◆ 排卵後1週間
卵胞が十分に成長し、卵巣から卵子が排出させる排卵が起こる時期です。母ホルモンとも呼ばれるプロゲステロンが増加する時期。
排卵前後の3日間は、最も妊娠しやすい時期といわれています。その時期は 体が妊娠する準備を始めるため、のんびりとした状態になります。
便秘やむくみといった変化が起こる場合もあるため 注意が必要です。
◆ 生理中
妊娠しなかった場合、子宮内で受精卵のために準備されていたフカフカの子宮内膜が経血と一緒に体外へ排出されます。
これが生理で、冷えや痛みなどの対策が必要な時期です。
また 経血を排出させるこのときは、リンパや血行の流れを促進させる効果も。デトックスをするには最適な時期といえるでしょう。
生理後半にはエストロゲンの分泌も始まります。次第に女性としての魅力を増す時期へと突入します。
◆ 生理後1週間
次回の排卵にむけ、エストロゲンの分泌がドンドン増えていく時期です。
妊娠の機会を増やすべく、女性としての魅力UPとなる時期でもあります。体調が良好になり、気分もポジティブになれます。
肌の潤いが増し、瑞々しいオーラを感じられるといったメリットも。
特に、運動を取り入れたダイエットを行うならピッタリな時期です。代謝が上がるため
効率よくダイエットできますよ。
生理周期で大きく変わる。女性の心身状態
これまでに挙げてきた エストロゲンとプロゲステロン。これらは常に同量が分泌されているわけではありません。
生理の後は、エストロゲンの分泌が一気にあがります。その後、排卵を終えると 徐々にプロゲステロンの分泌が優位になってきます。
月経周期が決まっているということは、ある程度のルールがしっかりとしているという意味。
上手に女性ホルモンのリズムや周期を理解し、肌トラブルといった不調を効率よく治しましょう。
生理の周期を上手に利用すれば、もっと楽ちん&キレイになれるはずです。