アゴやこめかみなど、フェイスラインに沿ってできるニキビは、治ったと思ったらまたできたりして厄介なことが多いですよね。どうして繰り返しやすいのか、その原因や対策についてまとめました。
フェイスラインのニキビは大人ニキビの特徴!?
アゴからフェイスラインにできるニキビは、男性は思春期ニキビ、女性は大人ニキビができやすい部分です。
これは男性ホルモンの影響を受けやすいためです。特に大人ニキビは、乾燥が原因であるため、洗顔のしすぎなどによって必要な皮脂まで落としてしまうと、ますます悪化する可能性があります。
しかもアゴからフェイスラインにかけてのUゾーンは、元々ターンオーバーが遅い部分でもあります。だからしっかりとケアしないとニキビ跡が残りやすいため、注意が必要です。
こめかみニキビ・顎ニキビの原因とは?
繰り返して治りにくい、こめかみやあごのニキビが出来てしまう原因とはなんなのでしょうか?
ホルモンバランスの影響
アゴやフェイスラインのニキビはホルモンバランスの乱れによって起こることがあります。ホルモンバランスの乱れは、睡眠不足やストレス、偏った食生活などが原因で起こります。
例えば、睡眠不足になると、本来バランスよく作用する交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。
そして緊張を司る交感神経の方が優位に働くようになり、これが男性ホルモンを刺激します。そうすると皮脂が過剰に分泌され、ニキビができやすくなります。
また、ストレスも体を緊張状態にさせます。そうすると血液の流れが悪くなるので、体は血流をよくしようと、抗ストレスホルモンを分泌します。
ところがそれには皮脂腺を刺激する働きもあるので、皮脂の過剰分泌を起こす原因になります。
スキンケア不足
スキンケアが不十分な場合もニキビはできやすくなります。
特にアゴやフェイスラインは、意識しないとついつい洗顔が不十分になったり、すすぎ残しをしたりと、ケアがおろそかになりやすいです。
そういったことから古い角質がたまり、毛穴詰まりを引き起こすうとニキビができやすくなります。
洗顔後のスキンケアでも、この部分は頬に比べると意識が薄くなりがちです。水分不足から肌が乾燥すると、バリア機能が弱まります。肌は何とかしてそれを補おうとするので、過剰な皮脂分泌を起こし、ニキビの原因になります。
また、紫外線対策をする人は多いと思いますが、アゴからフェイスラインまでしっかり日焼け止めを塗る人は意外と少ないのではないでしょうか。
紫外線も肌トラブルの原因です。頬や鼻だけでなく、全体くまなく対策するようにしましょう。
刺激を与える行動
アゴやフェイスラインは日常生活の中で、手などが触れやすい場所です。それもニキビを招く原因となっています。
無意識に触ったり、携帯電話があたったりすることで、肌に知らず知らず肌に刺激を与えています。特に頬杖をつく人は要注意です。
そうした刺激が加わると肌は毛穴詰まりを起こしたり、防御反応を起こして角質層が厚くなります。するとニキビができるだけでなく、悪化の原因にもなります。
また、こめかみ部分はシャンプー、コンディショナーのすすぎ残しが起こりやすく、これは洗顔料と同じく毛穴詰まりの原因となります。
さらに、髪の毛を洗うときのお湯の温度が熱すぎたり、ドライヤーの温風が直接あたったりすることも肌にダメージを与え、皮脂分泌を増やすきっかけになります。
男女で違う!?ニキビの原因とは?
実は、男女によってもあごニキビが出来る原因は異なっていたのです。その原因についてみていきましょう。
男性は髭剃りによってニキビが出来る
男性の場合、アゴからフェイスラインにかけて髭が生えるため、髭剃りを使ってお手入れをしますよね。しかし、それが肌へ刺激となり、毛穴周辺の過角化を起こします。過角化によって角質が厚くなることで、ニキビのできやすい肌を作ってしまうのです。
また、カミソリの刃を何度も同じところにあてたり、刃に対して逆方向に動かす、強くあてるなどの行為は角質をはがし肌のバリア機能を弱めます。
バリア機能が弱まると、刺激にも弱くなり、雑菌の侵入しやすい状態になります。さらに髭剃りのあと、保湿をきちんと行わないでいると、それもニキビができやすくなる原因となります。
女性は生理前のホルモンバランスの乱れ
女性は生理周期によりホルモンバランスが変化するので、それに合わせて肌のバランスも崩れやすいです。
女性の月経は卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が交互に作用することで成り立っています。
このうち性周期後半に増える黄体ホルモンが、皮脂分泌を増やしたり肌の水分量を低下させる働きを持つため、ニキビを招いたり悪化させたりする影響があります。
さらに黄体ホルモンは男性ホルモンに似た仕組みを持っているため、アゴやフェイスラインに出来やすい傾向があります。
また、黄体ホルモンからストレスを招き、ニキビを増やす場合もあります
。例えば「月経前症候群(PMS)」と言われる頭痛やイライラ、手足のむくみなどの症状も、ストレスの原因です。前述しましたが、ストレスは男性ホルモンの分泌を促進するので、それによってニキビができやすい状態になります。
フェイスラインのニキビ対策とは?
フェイスラインにニキビが出来てしまったときは、どのように対処していけばよいのでしょうか?
男女別のケア方法についてもみていきましょう。
基本は正しいスキンケア
何よりも大切なことはクレンジングや洗顔、そしてスキンケアを正しい方法でしっかりと行うことです。特に、洗顔の際はすすぎ残しがないよう注意してください。
ただし大人ニキビの場合は、皮脂をとりすぎても肌トラブルの元となり、ニキビができやすくなります。それを防ぐために保湿成分の入った洗顔料を使うのも有効です。
女性の場合はホルモンバランスが影響するため、時期によってはいつもの化粧品が肌に合わなくなるときがあります。そのため「毎日同じ化粧品を使う」と決めつけずに肌の状態に合わせてケアを行うことが大切です。
また、もしニキビができたときは触らないように心がけましょう。手で触らないだけでなく、髪の毛や衣服の摩擦が起こらないように注意しましょう。そして、スキンケアの際もニキビをつぶさないように気を付けてください。
男性は正しい髭剃りとアフターケアを!
男性の場合はニキビ予防のため、髭剃りのときにひと手間をかけましょう。剃る前は、温かいタオルで髭を柔らかい状態にしてから、シェービングフォームをつけて剃るようにしてください。これが肌への負担を減らすことにつながります。
一番効果的なのは、そもそもダメージを与えないようにするためにエステなどで脱毛をするという方法です。
そうすれば過角化が治まり、毛穴詰まりがしづらくなるので、ニキビ予防にも有効です。また、時間の節約にもなり、見た目も若返るという効果もあります。
女性は食事からホルモンバランスを整えて
ニキビを治すためには、体の内側からのケアも大切です。そのために行いたいのが、睡眠不足の解消とともに、食事バランスを整えることです。
特に豚肉、レバー、イワシ、納豆、キノコ類に含まれるビタミンB群は、ニキビの原因となる皮脂分泌を抑える効果があるため、積極的に摂りたい栄養素の一つです。
また、マグロ、牛レバー、卵、大豆、バナナなどに含まれるビタミンB6には新陳代謝を促進する効果があります。こちらも同じくたっぷりと摂るよう心がけましょう。
女性の場合は、女性ホルモンを整える効果がある大豆イソフラボンやビタミンEが効果的です。
大豆イソフラボンは女性ホルモンの一つ、卵胞ホルモン(エストロゲン)に似た働きを持ち、精神を落ち着かせたり、肌を滑らかにする作用があります。ビタミンEの場合はナッツ類に豊富に含まれます。
反対に避けたいのは皮脂腺を刺激する、糖分や動物性脂肪、高GI食品、刺激物です。摂りすぎて皮脂の過剰分泌を招かないよう注意しましょう。
まとめ
こめかみやアゴなどのフェイスラインにできるニキビは男性ホルモンが関係しています。その上で男性は髭剃りの仕方、女性の場合はホルモンバランスも大きく影響していると言えます。
一度できるとなかなか治らず、無意識に触ることも多いため悪化しやすいのが厄介な部分です。予防するためには、普段のスキンケアを正しい方法できちんと行い、食事バランスなど体の内側からのケアも心がけることが大切です。
この記事を書いたユーザー
- rina
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