CO2削減のニッチなエコ布団干しバー《ホセ》

春の桜の開花から一転、真冬並みの寒さが続いた4月でしたが、ようやく5月のゴールデンウイークから連日の晴天で春をとおり越して汗ばむような夏日の陽気になってきました。

こんな陽気の休日は家族とのショッピングや行楽を楽しんだり、くたくたになるまでスポーツをしたり。そして一日の終わりの就寝時には太陽の匂いをいっぱい吸い込んだ、ほかほかパンのようにふっくらした布団で寝るのはすこぶる気持ちいいですよね。

そこで、この陽気な季節を最大限活用でき、日常の家事が楽になるシンプルモダンなエクステリア建材、布団干しバー《ホセ》をご紹介いたします。


布団干しバー ホセ


「えっ、何でサンワカンパニーが布団干しつくってんの?(笑)」そんな方もいらっしゃるかもしれません。


布団干しバー《ホセ》 設置イメージ:3階建住宅


その前に、布団干しそのものについて考え、説明していきますね。


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■「布団干しの目的について」

布団干しの最大の目的は、ズバリ「乾燥させること」です。乾燥させることで、以下の効果があります。(1)弾力性がアップする(ほかほかになる)、(2)臭いがなくなる(くさくない) (3)ダニなどの殺菌効果がある(衛生的) などの利点があります。

特に布団には夜間睡眠中に人間から排出される汗のために水分がかなりたまります。発汗量を数値で表すと個体差によりますが「約200cc」です。これって、およそ牛乳瓶1本分の汗が布団に流れている計算になります、そう考えると結構な量ですね。新陳代謝のいい人はさらに大きくなります。

これを放置したずぼらな万年床の場合は、最悪、木のフローリングならばカビや変色、畳ならイグサが腐ったりカビが生えたりと、万年床の下には知らぬ間にとんでもない事が起こっている場合があります。

■「正しい布団の干し方について」

では「正しい布団の干し方について」です。布団の天日干しは特に湿気のたまりやすい肌に触れる面を重点的に行います。但し途中で裏返して両面を1時間づつ天日干しすれば完璧です。また殺菌を行う上でも月に2回ぐらいは天日干しをしましょう。

■「布団たたきには注意」

最近は布団乾燥機が多く出回り、また住環境が変化したこともあり、古き良き「昭和レトロ」な日本の風情である「布団たたき」の音をあまり聞かなくなりました。しかし布団の中綿を傷めるそうなのであまりお勧めできません。

〔布団の生地別 取り扱い〕
・綿布団:湿気がたまりやすい。夏は午前中2時間程度を目処に天日干し(長すぎると綿を傷める)。布団はあまりたたきすぎない。
・羽毛布団:風通しの良い日陰に、ときどき干す。普段は、窓を開けて風通しを良くしておくだけで十分乾燥する。羽毛布団は絶対にたたかない!。干す時間は、綿布団と同じ。


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■布団干しバー《ホセ》

前段が長くなりましたが、「えっ、何でサンワカンパニーが布団干しつくってんの?」の回答です。(笑)

サンワカンパニーは「ありそうでなかった製品を日々探求し、デザイン性の高い製品を手ごろな価格で提供すること」をポリシーにしています。その数ある製品群の中でも特にニッチなものが布団干しバー《ホセ》です。

「布団干し」を従来の観点から考えると、物干しカテゴリーの延長で「見せたくない」ダサイものと思われるかもしれません。ただ、布団干しと言えども安易な妥協はいたしません。「見られても美しい」「使って便利」「地味だけどかっこいい」などなど、目の肥えたお客様を満足させるものづくりを追求いたしました。

■開発の背景:家事導線の単純化・スペースの有効利用

《ホセ》は建築家の石丸信明氏とのコラボレーションで生まれました。石丸氏の設計活動の中でお施主様である奥様から寄せられた強い要望が開発背景になっています。

■重労働な毎日の作業

主婦にとっての毎日の布団干しはかなり苦になります。大きくて持ちにくい布団を寝室や子供部屋からベランダに面した部屋まで運びますが、これが結構な重労働です。ましてやそれが毎日となると苦痛になります。掛け布団や敷き布団など枚数が増えると何回も部屋を往復することになり、また廊下や部屋を通過するときには、ドアノブに引っかけたり、立てかけている物を倒したりと危険も伴います。

■ベランダスペースの有効利用

ベランダの腰壁に布団をかけるとベランダガーデンやコンテナガーデンなど楽しむ余地がありません。残念ながら布団干しの為に有効なスペースが失われているのが現状です。また住宅専業である大手ハウスメーカーのプランニングなどは、バルコニーを外観デザインの主としながら(住宅販売訴求上)使い勝手の面では意外とこんなところには目を向けられていません。


【ホセを活用することで、ベランダの有効スペースが生まれる】


こうした奥様の日々の苦労と要望をプランニングの段階から解決する手段として、石丸氏の設計活動のなかから考察し生まれたのが、このニッチなアイデア製品です。

では、どう解決したか?答えは単純明快でした。


■「ベランダに布団を干さない」「布団のある部屋で干す」がコンセプト

通常、一般の住宅ではベランダのない部屋は腰高の引違いサッシがついています。そこから布団を干せばいいのです。サンワカンパニーは石丸氏と共に量産化できる製品開発をスタートさせました。一般住宅に対して最も汎用性が高く、生産性が高いコストダウン可能な「サイズ設定」「省施工性」「デザイン性」を追求しました。そして、外壁面に簡単に固定できるエクステリア建材、布団干しバー《ホセ》が誕生しました。

ブラケットの設置寸法(幅)は、在来木造のモジュールにピッタリはまる一間サイズ(1820mm)で設定。また在来工法以外でも十分な下地精度でRC面などにも設置が可能です。(RC面=別途アンカーボルト必要)

これで、今まで通風や採光にしか使えなかった開口(腰高引違サッシ)が機能サッシに生まれ変わります。これで毎日の布団干しの苦痛から解放されますね。


【腰高引違サッシと組み合わせた設置イメージ】


■直線的なステンレスパイプがオブジェのように家をシャープに見せる

住宅デザインから見ると、窓レイアウトとうまく組み合わすことでサッシ廻りがすっきりし、まるで窓廻りのアクセント部材のように外観デザインが引き立ちます。シンプルモダンな住宅の場合は、さらにヘアラインのバーパイプがアクセントとなり住宅デザインをきりりと引き締めてくれます。


【シンプルモダンな住宅イメージ】


■耐食性の優れたステンレスをすべてハンドメイドで量産

布団干しバー《ホセ》の材料は、エクステリア建材によく使用されるアルミ製ではありません。十分な強度とデザイン性を追求するため、贅沢にステンレス材を使用しています。ステンレスは「SUS304」といわれる耐食性(錆びにくい)・靭性(粘り強い)に優れた鋼材です。また、生産においては加工技術の優れた職人さんによりすべて一品一品ハンドメイドで製造されています。そのため強度が優れたシャープな製品が出来上がりました。


壁付ブラケット部のディテール


■見直されている日干しの効果・CO2削減のエコ運動の一環

欧米では寝具や洗濯物を人目に触れるところに晒すことは貧困の象徴と考えられていましたが、昨今の地球温暖化問題など環境に対するライフスタイルの変化に伴い、「乾燥機の使用が当り前」だった欧米でもCO2削減のエコ運動の一環として日干しが広がりつつあります。やはり布団の湿気やダニの駆除は自然の恵み太陽光を浴びた日干しが効果的です。サンワカンパニーでは、ネーミングも爽やかな地中海の光と風を意識してスペイン風にしました。(干す=ホセ=JOSE)


■ホセ(JOSE)つながりのプチ情報~「布団干し」しながら聞きたい1枚

Jose Carreras(ホセ・カレーラス)「地中海の情熱」

スペインのカタルーニャ州バルセロナ生まれ。世界三大テノールの一人される歌手。情熱的な歌唱がカレーラスの最大の武器、特に中音域の声や母なる海のようにゆったりとした広がりを持った歌い回しが素晴らしい。陽気に包まれた地中海の太陽をイメージしつつ、ホセ・カレーラスの歌声に包まれて、「布団干し」も楽しくなりそう(笑)

この布団干しバー《ホセ》限りなくシンプルなフォルムだけに、建築デザインに上手く取り込んで活かすも殺すも、設計デザイナーの腕次第です。開発者がびっくりするようなステキな住宅デザインの活用例を楽しみにお待ちしております。

これからの陽気な季節にピッタリの布団干しバー《ホセ》を活用し、ふかふかの太陽の匂いを一杯吸い込んだ布団で、皆さんも気持ちいい眠りを楽しんでください。



【布団干しバー ホセ 3階建プラン設置イメージ】









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