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『まりさの人気にぱるぱるしてついカッとなって書いた。それと、いくさんは俺の姉』
「スイッチオン」
ういいいん、という音をたてて天井が降りる。
その様子はモニターでしっかりと観察できる。
天井が降りるという事は、その下に何かいた場合それは潰されてしまうわけで。
「ゆああああああああああ!!こないでねっ!てんじょうさんはこっちにこないでねえええええええええ!!」
「れいみゅはちゅよいよ!!れいみゅおきょるよ!ぷきゅううう!!」
「だせええええええええ!!でいぶざまをごごがらだぜえええええええええ!!」
「おにいいさああああああああんん!!はやぐむがえにぎでえええええええええ!!ありずじにだぐないいいいいいいいいいい!!」
「ゆんやああああああああああああ!!もうおうぢがえるううううううううう!!」
そこに居たのはまりさ以外のゆっくりばかりだった。
モニターの向こうでは天井が下まで降りきろうとしていた。
モニターや計量器の数値でそれがわかる。
やがて天井は特に何かに引っかかる事もなく、しっかりとその役目を終えたようだ。
さらに強く床を圧迫し、数分後自動的に天井が上がる。
ボタボタボタと、天井にこびりついていた黒い餡子や皮やクリーム、飛び出た目玉やお飾りが床に降り注ぐ。
天井が上がりきると、床がスライドし餡子の残骸を他の部屋へと運んでいった。
「よし。今日の処理分は終わりだ」
ボタンを操作していた男は椅子から立ち上がった。
時計を見ると既に午後の三時。
これから機器の点検と整備があるが定時にはあがれそうだ。
「おつかれしたー」
タイムカードを押して男は退社した。
ここは保健所。
捨てゆっくりや迷惑な野良ゆっくりを処分する場所だ。
男は保健所の正門を通り、大通りを歩く。
「おでがいじばず!れいぶはがりがへだでごばんざんをとれないんでず!!でいぶじゃおぢびぢゃんをゆっぐりざぜであげらればぜん!!!ぜめでおぢびぢゃんをがいゆっぐりにじでぐだざいいいいい!!!!」
家への帰路を歩いていると、道の片隅で声を上げるゆっくりがいた。
薄汚い身体とボロボロの髪の毛とリボンをしたゆっくりれいむだ。
道を行く人々はそんなれいむの言葉など歯牙にもかけず通り過ぎる。
「おでがいじばずううううう!!ばりざがいなぐなっでたいへんなんでずうううううう!!だずげでぐだざいいいいい!!」
その傍らには、僅かに黒ずんでいる赤ゆっくりれいむがいる。
誰がどう見たって死んでいる。
親であるれいむは気づいていないのだろうか?
「ゆうううう!!おぢびぢゃんもおでがいじで!!おがあざんどいっじょにいうんだよおおおおお!!ほらあああ!!」
何も言わない赤れいむに親れいむはすーりすーりをする。
その拍子に赤れいむの身体が崩れ、目玉が転がった。
「ゆ!!いいよ!!ぞのぢょうじだよ!!にんげんざん!!みでぐだざい!!!おぢびじゃんのしんじゅのようなおめめでず!!ごんながわいいおぢびぢゃんでごべんねえええええええええ!!」
赤れいむの目玉はどろりとしていた。
どうやらあの親れいむはとっくに狂っていたようだ。
「うるさいなー。保健所は何やってんだか」
自分の職場について一人愚痴った。
近道の公園を通るとそこは酷く汚れていた。
「うわあ……」
この公園は野良ゆっくりが多く生息していた。
駆除しても駆除しても、街からあぶれたゆっくり達が住み着き、いつしか近隣の人々も諦めていた。
そのゆっくり達が頭から大量の茎を生やして、真っ黒に黒ずんで大量死していた。
「なんなんだこれ……?」
男が首をひねったときだった。
「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ゆんやああああああ!!」
ゆっくりの声がした。
声のした方向を見ると、体液を撒き散らすゆっくりありすがゆっくりちぇんとすっきりしているところだった。
「やめでよおおおおおお!!ぢぇんもうずっぎりじだぐないいいいいいいいい!!」
「ゆんほおおおお!!ぢゃんはつんでれねえええええええええ!いいわああああああ!!もっどとかいはなあいをあげるわあああああああああ!!」
「ゆああああああああ!!わがらないよおおおおおおおお!?」
「ずっきりいいいいい!!」
「わがらああああああああ!?」
ちぇんを押し倒し身体をくねらせるありす。
どうやられいぱー化しているらしい。
この公園の惨状はあのれいぱーの仕業のようだ。
「ゆああああああああ!!まりざああああああああ!!まりざああああああああ!!やっばりまりざのまむまむはざいごうよおおおおおおおおお!!」
「ゆううううう!!ぢがうよおおおお!!ちぇんはまりざじゃないいい!!わがれよおおおおおお!!」
「まりざああああああああああああ!!」
「ゆにゃああああああああああ!!」
ちぇんもそこらに転がっている黒ずんだゆっくりの仲間入りをした。
れいぱー化したありすはちぇんを犯し終わったところで力尽き、しなしなになって死んだ。
その髪の毛の中から、黒い紙切れの破片がハラリと落ちた。
「あーあ。こりゃ保健所に電話しないとな」
男は携帯電話で保健所に連絡をいれ、たまたま同僚が出たので、公園で起きていた事を面白おかしく話しその場を立ち去った(なお後日判明した事だが、このれいぱーによって公園のゆっくりは全滅したそうである)。
「お父さん~ゆっくり飼おうよ~」
「ん~?ゆっくり?」
「さっきからずっとこうなのよ。お友達にゆっくりのカタログを貰ってきちゃって」
家で男がくつろいでいると、小学生の一人娘が一冊の雑誌を手に男に言い寄ってきた。
そのカタログの表紙には『特集!飼いゆっくりの種類!お手ごろから高級なゆっくり全てを網羅してます』と書かれていた。
「お父さんはいつもゆっくりをたくさん見てるんでしょう?いい子が居たら一匹貰ってきてよ~」
「いやいや。大体は野良だって。野良なんて駄目だぞ」
「わかってるよ。野良なんて汚いしやだ。この子みたいなのがいい!!」
と、娘が開いたページには金色のバッチをつけたゆっくりさなえが載っていた。
「どれどれ……って、30万!?希少種じゃないかこれ!?こんな高いのは駄目だぞ!」
「ええええええええ。だってまりさがいないからって思ってこの子にしたのに~」
「まりさとかって……あんな危険なのはもっと駄目だ。せめてこっちの基本種ゆっくりに……」
「やだやだやだあああああああ!!まりさかさなえがいいい!!」
「全くもう……ずっとこうなんですよ……」
「ふう……まりさ種か……もういないだろ……」
カタログにはまりさ種が一匹も載っていない。
まりさ種。
もはや人々が目にすることのないゆっくり。
何故そんなことになったのか数年前に遡る……。
突然人類の前に姿を現した謎のナマモノ『ゆっくり』。
その知能の低さと、脆弱さ、それでいて人類以外で唯一意思を交わせる(相当な躾が必要だが)のが注目され、ペットや動物園などで瞬く間に人気となった。
同時に中身がお菓子ということや、繁殖が容易という事もあり、食用としてもあっという間に普及していった。
野生のゆっくりは人間を恐れ山に籠り、ペットだったゆっくりが捨てられ街で野良として棲み付き、ゆっくり達は人間の生活の一部になった。
ゆっくりは脆弱で死にやすい。
人間はゆっくりを取るに足らないものとしてみていた。
―――だが、事件が起きた。
「ゆっ!!ドスが来たからには人間の好きにはさせないよっ!!ドスはゆっくりを開放するよっ!!」
「どすがいればあんっしんだねっ!れいむのすーぱーゆっくりたいむはじまるよっ!!」
「どすがいればひゃくにんりきなんだぜっ!!にんげんなんていちげきでころせるのぜ!!」
「とかいはなどすねっ!!いなかもののにんげんなんてこわくないわ!」
「もっとゆっくりできるんだねー!!わかるよーー!!」
「むきゅ!もりのけんじゃであるぱちぇとどすのちからがあればにんげんをしはいすることもできるわ!!」
「にんげんをたおしてゆっくりぷれいすをつくるみょん!!」
「「「「「「ゆっゆっおーーー!!」」」」」」
ゆっくりまりさの変異体であるドスまりさが、ゆっくりを率いて人間の村を襲ったのだ。
その大きさとゆっくり達の多さに驚いた人間たちはとりあえず村を撤退しようとした。
が。
「どす!にんげんがにげるのぜっ!」
「ゆん!逃がさないよ!!人間は全部ゆっくりの奴隷にするよ!!ドススパーク!!」
住民へのドススパークの発射。
逃げ遅れた住民が巻き込まれ、瀕死の重傷を負う事態となった。
「ゆゆゆゆゆゆ!!にんげんなんてどすがいればいちころなのぜえええええ!!」
「つよくってごめんねー!!」
「ゆゆ~ん!ドスの強さがわかったよね!!だったらさっさとしないで奴隷になってね!!でないとまたドススパークで『どうするんだ?でか糞饅頭?』……ゆ?」
調子こいていたドスとゆっくり達は、いつの間にかその場にいた黒服サングラスの男一人によってバラバラに解体された(なお、その黒服はいつの間にかいなくなっていたが、ある村人が「……まさかこんなにも早くドスが現われるとはな」と男が呟いていたのを聞いている)。
後日、政府より緊急会見が開かれた。
「えー。このたび発生しました『巨大ゆっくりによる襲撃事件』の詳細をご報告いたします。ゆっくりの巨大化の事象は我々は既に把握しておりました。ごく一部ですが、ゆっくりまりさの巨大化、つまりドス化が起こるのです。そしてこれは現在市場に出回っているゆっくりまりさ全てにいえます。環境や状態などはあまり影響いたしません。ドス化は完全なイレギュラーであり、突然変異です。そしてドスは周りのゆっくりに多大な影響を及ぼします。それは先の村で起こった事件が良い例でしょう。ゆっくり達は増長し、ドス自身も人間より強いと思い、人間に牙をむくようになります。知能も高くなり、あのような熱線を放ちます。中にはステルス機能や、特殊な電磁波を飛ばす個体もいるようです。我々はこのような事態に備え特殊な訓練を受けた人間を育成してきました。今後はドスを確認しましたらすぐさま保健所にご連絡ください。こちらで適切な対応をいたします」
政府の発表に対して批判や苦情もあったが、それよりも人々の中には、ある恐れが生まれた。
ゆっくりまりさのドス化に対してである。
突然巨大化し、人を襲うようになる。
自分たちの身近にいるゆっくりにそんな危険性が。
自分のゆっくりにそんな凶暴な一面が。
ゆっくりは本当に安全なのか?
近所にいるゆっくりは大丈夫?
まりさ種がドス化する?
まりさ種がいるとゆっくりが増長する?
……まりさ種は危険?
人間は自身に危害を加えるものを徹底的に排除する。
「やべろおおおおおおおおおお!!まりざざまをばなぜええええええええ!!」
「このへやはゆっぐりでぎないんだぜえええええええええええ!!だぜええええ!!だじでぐだざいいいいいいいいいいい!!」
「まりちゃちゃまをどうしゅるきなんだじぇ!?いまならゆるしちぇあげるのじぇ!!」
「ぷくーするよっ!!ぷくー!!」
「ゆううううううう!!どぼじでまりざがごんなめにいいいいいいいい!!」
「なんでええええええええええええ!!がいゆっぐりになればゆっぐりでぎるのにいいいいいいいい!!」
「ゆああああああああああああ!!てんじょうざん!!!ごっちごないでえええええええええ!!」
「どぼじでてんじょうざんがくるのおおおおおお!!おうぢがえるうううううう!!」
「ゆぎぎぎぃぃぃ!!づぶれるううううううううううううう!!」
ペット。
野良。
区別なくゆっくりまりさが大量に処分されるようになった。
危険な芽はそうなる前に摘み取るもの。
人間の目に届く範囲内からゆっくりまりさは消えていった。
だが後に政府から再び発表がある。
『野生で暮らすまりさの方がドス化する可能性が高い』
「あああああああああ!!れいむのおぢびぢゃんがあああああああああ!!どぼじでええええええええ!!!」
「むきゅうう!!やめてにんげんさん!!わたしたちはゆっくりくらしてただけよおおおお!!」
「だずげでおざああああああああああああ!!」
「わがらないよおおおおおおおお!!」
「まりざああああああああ!!まりざあああああああああ!!」
人間の手による山狩り。
「うー!まりさ!ゆっくりしね!!」
「まりさをゆっくりたべるんだどお」
「うわああああああああ!!ふらんとれみりゃだああああああああ!!」
調教されたゆっくりふらんとれみりゃによるまりさ狩り。
「ここまでくればあんぜんなのぜ?」
「ゆ!れいむありがとうだよっ!ゆっくりしていってね!」
「ゆふふ。そうだよ。……ゆ!にんげんさん!いまだよっ!!」
「ゆゆっ?ゆえっ!?どぼじでにんげんざんがいるのおおおおおおおおお!!」
「ゆふう。にんげんさん!やくそくどおりまりさをたくっさんつれてきたよっ!あまあまをちょうだいねっ!たくっさんでいいよっ!!」
「「「「「ど、どいうごどなのおおおおおおおお!?」」」」」
ゆっくり同士の裏切り。
瞬く間にまりさ種は減って行った。
そして今では極稀にまりさ種の生き残りを見るくらいである。
勿論それもすぐさま処分されるが。
こうして人々は安心を得た。
同時にゆっくりは恐怖を得た。
人間の本気を垣間見たからだ。
人間に手を出すとあらゆる手段を使って殺しにかかってくるという認識がゆっくりの間で広がったのだ。
野生ゆっくりは人間を避け、野良も人間から姿を隠すようになった。
だが、ゆっくり達の受難は終わらなかった。
「ゆぅ……だれか……れいむとゆっくりしてね……」
森の中を一匹で跳ねるれいむ。
通りかかるゆっくりに声をかけてはそっぽを向かれている。
「れいむはなんのやくにたつの?かりもへただし、おうたがうまいだけじゃいきていけないよ。わかれよー」
「れいむはとかいはじゃないわ」
「れいむ?あなたはあたまがいいのかしら?ゆっくりしているだけじゃだれもみむきしないわよ」
「れいむみたいなゆっくりとじゃいっしょにゆっくりできないみょん!」
「どぼじでえええええ……れいむはゆっぐりじだいだけなのにいいいいいい……」
いわゆる、行かず後家である。
ゆっくりの番といえば真っ先に連想されるのが『れいむとまりさ』である。
たとえれいむが役立たずでも、何も出来ないごくつぶしであったとしても、何故かまりさ種はれいむ種と番になる傾向が高いのだ。
そしてれいむ種はそんなまりさ種を利用し、自分はたいした苦労もせずに子育てを完了させ、再び同じことを繰り返す。
だがまりさ種がいなくなった今では、そんなれいむ種と番になるゆっくりがいなくなってしまったのだ。
「ゆっぐりじでえええええええ!!だれかれいむどゆっぐりじでよおおおおおおお!!」
そしてれいむ種は激減し、やがてその姿を見ることは少なくなっていった。
「んほおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ゆんやああああああああ!!れいぱーだああああああああああ!!」
森の中の群れがれいぱーありすに襲われていた。
「あ、ありずうううううううう!!どぼじでええええええ!!どぼじでええええええ!!」
「ぎゅううう!!もどにもどっでええええ!!いずものありずにいいいいいい!!」
「ゆうううう!!だめだみょんんんんん!!ゆんみょおおおおおおんん!!」
そのれいぱーは元々その群れにいたありすだった。
だが番のまりさが人間に殺されてしまってからは塞ぎがちになり、おうちからも出てこなくなった。
その子供であり、必死に隠し通した子まりさがご飯を周りから恵んでもらっているという状態が続いていたが……。
「ゆんやあああああ!!おかあさんもとにもどってえええええ!!」
「まりさああああああああ!!もうどこにもいかせないわああああああああ!!ありすとひとつになるのよおおおおおおおおおお!!」
「ゆぎゃああああああああ!!」
おうちの中から聞えた子まりさの悲鳴。
それが途絶えた後、出てきたのはれいぱーと化したありすだった。
ありす種もまりさ種と番になる傾向が高い。
だがありす種はもっと深い部分でまりさ種に依存する。
それはれいむ種のような狩りや子育てといった身体的なものではなく、『ありす』という存在そのもの、精神的なものが関係している。
そしてそれを失ったありす種の多くが、まりさ種を求めれいぱーとなったのだ。
「まりさああああああああああああ!!ばでぃざあああああああああああああ!!あでぃざああああああああああああああ!!」
このれいぱーは自分のいた群れのほかに、三つの群れを壊滅させ死んだ。
その間ひたすらまりさまりさと叫んでいたのだった。
結果ありす種は群れからも追い出されることが多くなり、その姿を見ることが少なくなっていった。
「むきゅう……このままじゃまずいわ……」
「おさーごはんさんがぜんぜんたりないんだねー」
「どうするみょん……こまったみょん……」
ここはいるのはいたって普通の群れ。
穴倉の中で、群れ単位でも越冬中である。
だが長であるぱちゅりーは危機に瀕していた。
越冬中にも関わらず群れを維持する為の食料が全然足りないのだ。
元々食糧不足が懸念されたので群れ単位での越冬を計画したのに、それでも足りないのだ。
原因は―――完全な人員不足である。
ゆっくりの中でも高い運動神経を持ち、帽子に多くの食料を詰め込め、お水を渡って餌場を探したり、木の枝で野生動物を追っ払う事もでき、キノコなどの知識のも詳しい……まりさ種の不在。
それが最も大きいところとなっていた。
「むきゅう……どうしてこんなことに……」
「わからないよ……」
「みょん……」
しかし何よりも足りないもの……それは『活気』である。
まりさ種は群れを活性化し、群れを大きくする大きな要素となっているのだ。
それが悪い方向に転がり全滅する事もあるが、ゆっくりすることが命題であるゆっくりにとって、行動力の面ですぐれたまりさ種は群れを維持する上で必要不可欠な存在なのだ。
だがもはやまりさはいない。
考えるばかりで行動を起こさない彼らはにできるのは過去を思うことぐらいである。
「むきゅう……こんなときまりさがいてくれたなら……」
長ぱちゅりーは、群れのれいむの裏切りによって殺されたまりさを想う。
「ゆぅ……ありすもいないよー……」
ちぇんは、れいぱー化し、やむなくせいっさいしたありすを思う。
「みょん……れいむ……はどうでもいいみょん……」
みょんは頭の中からあの顔をかき消した。
結局、群れの大人達が『さあ、おたべなさい』をして群れにいた子供たちは生き残った。
だが大自然は脆弱な子ゆっくり達がで生きていけるほど優しいのだろうか……?
「ゆっくりしていってくださいね!」
「うわー!さなえだー!!ゆっくりしていってねっ!」
「全くもう……甘いんだから」
「いやはやはや……」
結局、男は娘にゆっくりさなえを買ってやった。
金バッチ持ちの希少種。
他にも保証書やグッズなども込みで総額35万なり。
「しばらくはお酒もタバコもだめだな~」
男は溜め息交じりで呟く。
「お父さんありがとう!」
「あなたがおとうさんですか。ふつつかものですがよろしくおねがいしますね」
「まあいいか」
そんな思いも娘とさなえの笑顔を見て吹っ飛んだ。
人間はゆっくり衰退して行くゆっくり達など気にもせず今日を過ごす。
だがゆっくりが絶滅する事はないだろう。
ゆっくりは人間にとって大切なパートナー。
ペットして、食料として、虐待用として、HENTAI用として―――人類にとって大切なものなのだから。
危険なまりさ以外は。
感想掲示板に『絶対あき』(仮)ってあるんですが、これって『絶対的虐待意思』から取っていただいたんですかね?
だとしたら……
あでぃがどおございばずううううううううううううううううううう!!(じゃんぴんぐ土下座)
というわけで『絶対あき』と名乗らせていただきます。
よろしくお願いします。
ご感想やご意見がございましたら感想掲示板までお願いいたします。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274852787/l50
公餡の方に特別出演していただきました。
作者の方にお礼申し上げます。
公餡の設定がすごく自分好みです。いずれ公餡vsゆっくりの虐殺無双でも書いてみようかしらw
過去の作品はデータを消去してしまって確認とれず……orz
判る範囲内で……
anko 433 ゆっくり親子 とクズ人間 ~Another~
anko 496 あるドスのゆっくり
anko 530 絶対的虐待意思
anko 650 絶対的虐待意思 0
anko 684 ドス以外いらん
anko 733 あるドスの最後
anko 745 絶対的虐待意思 ~せめてゆっくりらしく~
anko 815 おかねさんとゆっくり
anko 901 原材料
anko 935 底辺ゆっくり
anko1438 どぼじでごんな”ごどずるの”おおおぉぉ
anko1449 ゆっくりの境界線
anko1469 ゆっくりの崩壊