ヘアカラーで黒染めしたものの、その色が落ちなくて困ることって学生や若い頃は一度は経験しますよね。
どこか単純に考えてしまいがちな黒染めは、落とすことが難しいこともあるのでそれなりの準備が必要になってしまいます。
今回はその黒染めを少しでも色落ちさせる方法をいくつか解説していきます。
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黒染めを明るくするのは難しい
ここで言っておきたいことは、黒染めを落とす方法を解説してはいきますが、程度によってはほぼ不可能なこともあるのでどの方法が最適かはそれぞれです。
黒染めを明るくするということはトーンを明るくすることで目的の色に近づけることができるという考え方です。
ちなみに、美容室でのへアカラーと市販のヘアカラーを比べると市販カラーの方が落ちにくい傾向があります。(誰でも結果を出せるように何かと強い処方がされている。)
基準として4トーン(ほぼ黒)以下はハイリスクな施術でも色が必ず残ってしまいます。失敗を防ぐためにも黒く染める場合は必ず担当の美容師に相談しましょう。
きっと次に色を明るくするのはいつ頃か考えて、最小限の色素量にセーブしてくれるはずです。
ヘアカラーでは落ちない理由
ヘアカラーは髪の黒い色を担当しているメラニン色素を分解して外に出し、その空いたスペースに色素を定着させる仕組み。
そのため、メラニン色素ではない黒い色は分解することができないのです。つまり染料は分解できません。黒染めを落とすイメージとしては漂白している感じに近くなります。
そしてその色素を分解するには脱染剤を用いるしかありません。ヘアカラーではメラニン色素が脱色するだけなのでダメージするだけ徒労に終わり、効率の悪さや危険をともないます。
少しだけ明るくしたいのか?それとも大幅に明るくしたいのかで選択肢が違いますので、もしも自分で施術する際には参考にしてください。
黒染め(ヘアカラー)を落とす方法
どの方法も完全に色を落とすことはできませんが、程度によっては気にならないところまでは黒染めの色を抜くことができると思います。
もちろん、黒ければ黒いほど落ちません。逆に明るめのブラウンを少しだけ明るくすることは比較的簡単。
ブリーチを使用して色を抜く
一番ハイリスクですが、この中では最も脱染に対して効果的。真っ黒以外はこれでほぼ脱色できます。
かなり明るいトーンまで地毛が明るくなるなどの理由で、もう一度染め直すことも考えなくてはなりません。
しかし2~3回も施術すると髪が切れてしまう恐れがあるのでほどほどにする必要があり、もし黒染め状態から金髪にしたい場合はおとなしくサロンへ行きましょう。
ブリーチシャンプーを使用する
ブリーチ剤+オキシドール+シャンプーを混ぜて薬品の効力を引き出しつつ、ブリーチの効果をマイルドにする手法です。シャンプーと混ぜることで髪全体に素早く馴染ませることができるので便利。※刺激臭が強いので注意。
これは美容室でも公には認められていない施術方法ですが、今でも用いられる方法です。美容師に相談するのが一番安全。
市販の黒染め落としを使用する
こちらは一般に市販されている脱染剤。黒染めをしっかり落とせるわりに比較的ダメージは少ない方です。
1剤と2剤を混ぜて髪の毛に塗布するのですが、なるべく頭皮にはつけないようにしましょう。常温で20~30分放置して洗い流します。
最近になってデザインと価格が少し変わってしまったようです。
無理やりブリーチで黒染めを落とすよりも髪に対する負担は確実に軽減できます。
ホーユー ティントコントローラー
ティントコントローラー(脱染剤)は染料に対して効果を発揮する薬剤。こちらもブリーチほどのリスクはなく比較的安全に使用できるので、ダメージがある自覚のある人は試すべき脱染剤。
個人的にはこの脱線剤が一番オススメです。
これもそれなりのダメージがありますが、プロ仕様だけあってコントロールしやすい利点があります。
どちらもドラッグストアなどで購入することはできないので、手に入れたい場合は通販か仲の良い美容師に頼むべき薬品。インターネットでは簡単に買うことができますがヘアカラー用のオキシが必要になります。(2%のオキシを4倍で希釈して使用します)
プロ用なので、必要なクシ、カップ、マドラー、ハケなど全部自分で用意しなくてはなりません。
リンゴ酢でも落ちるらしい(実験しました)
リンゴ酢でもなぜか多少の色を落とすことができるようです。ダメージに対するリスクはほぼありませんが色落ちへの期待もあまりできません。
やり方は洗面桶に水を張り、リンゴ酢を入れます。濃度が濃い方が効果も高くなりそうですが刺激も強いし臭いもキツくなるので覚悟が必要。そこに髪を浸して時間をおきます。
ダメージはさほどありませんが、酸性に傾いた髪の毛は固くなるので仕上がりにパサパサ感が残るかもしれませんし、お酢の臭いが残るかもしれませんのであまりオススメできることではありません。(私はお酢が苦手です)
カラーが落ちるシャンプー
このブログでは石鹸シャンプーはオススメしていませんが、石鹸シャンプーは微アルカリ性であることと洗浄力が強いことで一番色落ちする種類のシャンプーと言えます。
ただし、クエン酸などの酸リンス的な後処理を施さないと逆に髪を傷めてしまう結果にも繋がるので注意が必要かもしれません。
シャンプー後、しっかり水洗すれば問題ないと思いますが石鹸シャンプーでパサつきがひどい人は酸リンスも欠かさないようにしましょう。
とは言いつつ、プロの意見としては本当にクエン酸をすすめるつもりはありません。
サロン専売のカラー用トリートメントはphを整えてくれるものもあるので、石鹸シャンプーの後処理にはこちらの方がオススメ。
ホーユーのカラーケアシリーズはナチュリーがノンシリコン。写真のスタイリッシュはシリコン配合ですが丁度良い感じ。
ちなみに石鹸シャンプーはシンプルなほど効果は高く、界面活性剤が石鹸メインであることがポイントです。
ヘアカラーで落とす
普通のヘアカラーをしてもほとんど染料を落とすことはできません。
染料は落ちなくても地毛の色を明るくすることで少しトーンアップすることができます。
金髪から一気に黒くしたようなたくさんの染料が詰まった髪には全く意味をなしませんが、明るめの髪を少しトーンダウンしたような中間のトーンの髪には有効な手段です。
この場合は、目的の明るさよりもやや明るめなヘアカラーを使用するのがコツです。
ただし、伸びてきた根元の色は通常通り明るくなるので黒染めしてある部分との境目ができやすく、こまめなチェックが必要です。
パーマをかける
パーマをかけても多少の色落ちが期待できます。
キューティクルが開いたり、薬液が髪に浸透したりするときにヘアカラーの色を外に押し出すようです。また、色ムラのある髪の毛はパーマのように凹凸があるヘアスタイルの方がムラが目立ちにくいので、そういう場合はオススメです。
毎日のトリートメントでしっかり時間をおく
目には見えづらい効果ですが、毎日のトリートメントでしっかり時間をおくことも黒染めの色落ちを促進させます。
目に見えづらいほどしか色は抜けませんが、毎日着実に落ちていきます。
時間をおいてしっかりキューティクルを開き、トリートメントの成分が少しずつヘアカラーを押し出していきます。時間をおいて流す前に髪の毛を軽く握りこんで押し出すように圧迫しましょう。
また、美容室で施術するトリートメントでも多少の色落ちを確認できます。その場合は加温すると効果的なので担当者に説明すると良いかもしれません。
まとめ
どの方法にしても、黒染めを無理に落とそうとすると色ムラになりやすくおすすめできるものではありません。
また、トーンが暗いほど完全には落とすことが難しく赤味が残りやすいので黒染めからハイトーンへの移行も諦めざるをえないでしょう。アッシュの発色はキレイに出ませんし、色味を選択できるかは程度によります。
このように望む色を発色させることはリスクを伴うので、ダメージがなくキレイな髪を保ちたい人にとっては結局、何もしないことが一番髪に良い選択なのです。
時間の経過とともに染料が少しづつ落ちてくるので、流れに任せることも検討してみてください。少し我慢すれば自然と色も抜ける分、リスクも減るので必要性がなければ無理はしないようにするのがベスト。
ここに染料の落とし方を解説しましたが、黒染め落としは美容師でも難しい施術であるため必ず美容室へ行きましょう。