MDクリニックダイエット
ダイエット目的の処方薬として個人輸入されていることが疑われる「ホスピタルダイエット」などと称される製品については、下記のとおり医薬品成分が検出されており、複数の都道府県から健康被害の事例が公表されております。
健康被害が発生するおそれがあるため、このような製品を入手して服用しないで下さい。また、服用により体調異常が現れた場合には、直ちに服用を中止し、医療機関へ受診するとともに、最寄りの保健所にお申し出下さい。
当該品は、購入希望者がインターネットのホームページ等を利用して、身長、体重等を知らせ、海外の病院が処方したものを購入するダイエット薬とされており、主に個人輸入により入手されてます。なお、これらの製品には向精神薬が含有されている場合があり、そのような製品についてはインターネット等により注文する個人輸入であっても、麻薬及び向精神薬取締法で禁じられております。
(平成23年7月7日 東京都発表)
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称される製品
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 赤色と白色のカプセル(P15の印字)(シブトラミン、フルオキセチンが検出されたもの)
(2) 赤色の錠剤(プロプラノロールが検出されたもの)
(3) 青色と水色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(4) ピンク色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(5) 緑色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(6) 橙色の錠剤(CHINTAの刻印)(ビサコジル、ジオクチルスルホサクシネートが検出されたもの)
(平成23年6月15日 埼玉県発表)
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称して販売されているもの
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 白色の錠剤 (フロセミドが検出されたもの)
(2) 濃青色と透明のカプセル(シブトラミンとフルオキセチンが検出されたもの)
(3) 桃色の錠剤(不検出)
(4) 薄緑色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(5) 濃緑色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(6) 薄緑色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(7) 肌色の錠剤(ビサコジルとジオクチルスルホサクシネートが検出されたもの)
(平成22年12月13日 藤沢市発表)
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称して販売されているもの
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 白色と赤色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(2) 緑色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(3) 濃桃色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(4) 薄橙色の錠剤(アルファベット刻印)(DSS(ジオクチルスルホサクシネート)が検出されたもの)
(5) 薄桃色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(6) 青色と水色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
健康被害(疑い):動悸、嘔吐、息切れ、歩行困難、食欲不振、意識障害、薬剤性甲状腺機能低下症1例
(平成21年10月23日 東京都発表)
製品名: 不明(「MDクリニックダイエット」と称して販売されているもの)
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 青色と透明のカプセル(シブトラミン、フルオキセチンが検出されたもの)
(2) 白色の錠剤(フロセミドが検出されたもの)
(3) ピンク色の錠剤(甲状腺末が検出されたもの)
(4) クリーム色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(5) 青色と薄い青色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(6) ベージュ色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(7) 桃色の錠剤(クロルフェニラミンが検出されたもの)
(平成21年10月 東京大学法医学教室)
製品名:ホスピタルダイエット
形状: 錠剤7種
(1)緑色の錠剤(クロルフェニラミン)
(2)薄茶色の錠剤(ビサコジル)
(3)緑色のカプセル(シブトラミン)
(4)ピンク色の錠剤(甲状腺ホルモン)
(5)青色と白色のカプセル(シブトラミン)
(6)青色の錠剤(アスコルビン酸)
(7)水色の錠剤(ヒドロクロロチアジド)
健康被害(疑い): 偽性バーター症候群による不整脈又は呼吸器麻痺(死亡) 1例
偽性バーター症候群の初期症状:下痢、嘔吐、脱水症状、手足のだるさ、しびれ等
(平成21年9月16日前橋市発表)
製品名: MDクリニックダイエット
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 水色の錠剤
(2) 緑色と灰色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(3) 水色と白色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(4) ピンク色の錠剤
(5) 薄オレンジ色の錠剤
(6) 緑色の錠剤
健康被害(疑い): 食欲不振、吐き気、めまい、頻脈、発汗等 1例
(平成18年6月1日宮城県発表)
製品名: ヤンヒーダイエット
形状: 錠剤及びカプセル(詳細な外観、成分等は不明)
健康被害(疑い): 甲状腺機能亢進症、手のふるえ、焦燥感 1例
(平成17年9月21日及び10月6日目黒区発表)
製品名: ヤンヒーホスピタルダイエット
形状: 錠剤及びカプセル
(1) 水色と白色のカプセル(シブトラミンが検出されたもの)
(2) 水色の錠剤(ヒドロクロロチアジドが検出されたもの)
(3) 黄褐色の錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)
(4) 白色の錠剤(ビサコジルが検出されたもの)
(5) 黄色と茶色のカプセル(フルオキセチンが検出されたもの)
(6) 薄茶色の錠剤(甲状腺ホルモンが検出されたもの)
健康被害(疑い): 甲状腺機能障害、動悸、胸痛、口渇等 1例
ジアゼパム(第3種向精神薬)
ジアゼパム(第3種向精神薬)
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:神経症における不安・緊張・抑うつ、うつ病における不安・緊張等)
作用:馴化、鎮静作用、抗痙攣作用等
副作用:薬物依存、刺激興奮、錯乱 等
フェノバルビタール(第3種向精神薬)
フェノバルビタール(第3種向精神薬)
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:不眠症、不安緊張状態の鎮静、てんかんのけいれん発作等)
作用:催眠・鎮静作用、抗けいれん作用等
副作用:皮膚障害、肝機能障害、腎障害、眠気、眩暈、頭痛、食欲不振 等
(連用により薬物依存を生じることがある。)
フェンテルミン(第3種向精神薬)
フェンテルミン(第3種向精神薬)
・ 海外では医薬品としての承認があります(国内は未承認)。
(適応:肥満症の治療)
作用:食欲抑制作用
副作用:薬物依存 等
マジンドール(第3種向精神薬)
マジンドール(第3種向精神薬)
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:食事療法及び運動療法の効果が不十分な高度肥満症における食事療法
及び運動療法の補助)
作用:食欲抑制作用等
副作用:薬物依存、口渇、便秘 等
アスコルビン酸
アスコルビン酸
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:ビタミンC欠乏症の予防及び治療等)
作用:抗酸化作用等
副作用:悪心・嘔吐、下痢 等
アセトアミノフェン
アセトアミノフェン
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:頭痛、耳痛、症候性神経痛等)
作用:解熱鎮痛作用
副作用:ショック、チアノーゼ 等
シブトラミン
シブトラミン
・ 海外では医薬品としての承認があります(国内は未承認)。
(適応:肥満症の治療)
作用:中枢性食欲抑制作用
副作用:血圧上昇、心拍数増加、頭痛、口渇、便秘、鼻炎 等
ビサコジル
ビサコジル
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:便秘症等)
作用:大腸のぜん動運動促進作用等
副作用:過敏症状、腹部不快感 等
ヒドロクロロチアジド
ヒドロクロロチアジド
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:高血圧、心性浮腫等)
作用:降圧作用、利尿作用
副作用:食欲不振、悪心・嘔吐、腹部不快感、脱力感、低カリウム血症 等
マレイン酸クロルフェニラミン
マレイン酸クロルフェニラミン
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒等)
作用:抗ヒスタミン作用
副作用:過敏症、眠気 等
甲状腺ホルモン(甲状腺末)
甲状腺ホルモン(甲状腺末)
・ 乾燥甲状腺として、国内では医薬品としての承認があります。
(適応:甲状腺機能低下症、クレチン病、甲状腺腫等)
作用:甲状腺ホルモン作用
副作用:狭心症、ショック、うっ血性心不全 等
フルオキセチン
フルオキセチン
・ 海外では医薬品としての承認があります。
(適応:うつ病、うつ症状)
作用:抗うつ作用 等
副作用:倦怠感、頭痛、めまい、腹痛、口渇、食欲不振、睡眠障害 等
ジオクチルスルホサクシネート
ジオクチルスルホサクシネート
・ 国内では類似の成分について、医薬品として承認があります。
(適応:便秘症等)
作用:浸潤性下剤(軟化剤)
副作用:腹痛、下痢 等
プロプラノロール
プロプラノロール
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:高血圧、狭心症、不整脈)
作用:降圧作用 等
副作用:徐脈、めまい、ふらつき、手足の冷え 等
フロセミド
フロセミド
・ 国内では医薬品としての承認があります。
(適応:高血圧、心性浮腫等)
作用:利尿作用、降圧作用
副作用:ショック、食欲不振、悪心・嘔吐、めまい、低カリウム血症 等
MDクリニックダイエット