【ニキビ、皮膚科の選び方】いくらかかるの?費用と効果。

皮膚科でのニキビ治療の費用や料金・初診料や、皮膚科の選び方や簡単にニキビ治療に力を入れている皮膚科の見つけ方などがわかります。

2016-10-09更新

 

 

 

1.皮膚科でかかるニキビ治療の費用

皮膚科のニキビ治療は何種類もある。

実は、皮膚科にはニキビ治療が何種類もあり、治療の種類によって費用と効果が異なります。

「皮膚科は保険診療」がメイン、「美容皮膚科は自費診療」がメインとなっています。
しかし、最近では皮膚科も自費診療・自由診療を行うことが多くなってきており、境界線は曖昧になってきています。

保険診療では、できる治療が保険適応のみに限られていますが、ニキビ専門皮膚科の自費診療では、世界標準治療から最先端の治療まで受けることができます。

 

保険診療ではいくらかかるの?費用について


保険診療

<皮膚科にて>(※薬代は含まれません)
初診料2820円 + 処方せん料680円 + 処置料など(面皰圧出など処置内容で異なります)
⇒処置料の3割が自己負担の場合:1000~2000円程度。(処置内容により2000円を超えることもあります)
(※診療報酬の改定により料金が前後しますので、目安としてお考えください。)

 

<院外薬局にて>(※おもに薬代)
薬の種類や量で料金にばらつきがありますが、3割の自己負担で1000~3000円程度のことが多いです。

 

●保険診療トータル●
1回2000~5000円程度(治療内容により5000円を超えることもあります)

 

自費診療ではいくらかかるの?費用について


自費診療・自由診療

1回5000~50000円(治療内容により50000円を超えることもあります)

<治療例>
ケミカルピーリング1回:5,000-10,000円
IPL(光治療)1回(フォトフェイシャル・フォトシルクプラスなど):10,000-40,000円
光線力学療法1回:30,000-60,000円
ホルモン療法1ヶ月:8,000-15,000円(別途採血代が必要なことも)
イソトレチノイン1ヶ月:15,000-60,000円(別途採血代が必要なことも)

 

2.効果: 保険(皮膚科)VS自費(美容皮膚科)


自費診療・自由診療の方が保険診療よりも効果が高いです。
保険診療は薬の処方が中心ですが、自費診療では保険に縛られない効果の高い治療が可能になっています。

 

 


世界標準の治療は自費診療・自由診療じゃないと、できないことも

例えば、アメリカやヨーロッパで標準治療として取り入れらている、「ホルモン療法」や「イソトレチノイン内服」などは、保険診療では行うことができません。

 

 


一人あたりにかけられる時間が、「美容皮膚科>皮膚科」

一人あたりにかけられる時間にも大きな違いがあります。
保険診療の皮膚科では、1時間に6人以上患者さんを見ているクリニックが多いです。
準備や移動・カルテ記載などの時間を考えると、一人あたりの患者さんの診察にかけられる時間は5分程度しかありません。

患者さんの生活状況やスキンケアなどを事細かに聞いていたら、それだけで、5分どころか10分以上経過しています。
そうすると他の患者さんが待ちに待ってしまいます。
そのため、保険診療ではきめ細かい診察がしにくい仕組みなっています。

反対に、多くの美容皮膚科は予約制で1時間あたりの予約数を制限しているため、一人の患者さんに長い時間をかけることが可能になっています。

 

 


軽いニキビなら治療効果に差は少ない!

ニキビが1~2個程度であれば、「保険診療」と「自費診療・自由診療」で治療効果に大きな差は出ないでしょう。

 


皮膚科と美容皮膚科ではそもそもの目標が違う

美容皮膚科はニキビを治すだけではなく、最終的に「美肌」にするのを目標とするクリニックが多いです。

保険診療の皮膚科は、「疾患を治す」ことだけに注力するよう、保険制度で決められています。
なので保険診療では、病気がない人に、ただ美肌を目指すだけの治療をすることは禁止されています。
そういった意味でも効果に大きな違いがあります。

 


皮膚科と美容皮膚科は使い分けが重要

できるだけ費用を抑えて、ニキビを最低限減らすことが目的の場合は、圧倒的に保険診療がおすすめです。
費用よりも、治療効果や美肌ケアを重視する場合は、美容皮膚科がおすすめになります。
費用も効果も気になる人は、皮膚科も美容皮膚科も試してみてはいかがでしょうか?

 

2-1.保険診療でできる治療

外用薬

 

内服薬

●サプリメント:シナール、ピドキサールなど

 

処置

●面皰圧出

●クリアタッチ

 

 

2-2.自費診療・自由診療でできる治療

 

●ドクターコスメやクリニックコスメ(ノブなど)

自費診療で、保険診療の項目も全てすることができますが、保険は適用されないので高くなります。
また毛穴のケアも可能です。

 

3.そもそもニキビで皮膚科に行ってもいいの?

実は、Yesであり、Noでもあります。

皮膚科でニキビを治療することは一般的になってきましたので、多くの皮膚科ではYesです。
ニキビ治療の力を入れている皮膚科では、恥ずかしがらずに治すべき病気であり、積極的に治療をしにきて欲しいと考えています。

しかし、一昔前は、ニキビで皮膚科に行くと、「そんなニキビ程度でくるんじゃない。生活が乱れているからだ」と怒る皮膚科医がいたのも事実です。
そんなイメージがあるため、ニキビで皮膚科に通いづらいと感じている人も多いでしょう。
そのような昔気質な皮膚科にニキビ治療で行くと、粗雑な扱いを受けることがありますので、そういった意味ではNoでもあります。

 

ちなみにニキビ治療を行っている皮膚科は下のページを参考にしてみてください。

 

 

6.簡単に【ニキビに力を入れている皮膚科】を見わける方法

では、どうやってニキビ治療に力を入れているかどうかを見極めれば良いのでしょうか?

方法はいたって簡単です。

ホームページでニキビ診療について2ページ以上あれば、力をいれているクリニックで間違いないでしょう。
ホームページを作る際、1ページはニキビ関連のページを作るのは一般的になってきています。
そのため、2ページ以上ページをニキビ診療に割いていれば、そこの院長はニキビに少なからず思い入れがあるということです。

ただし大手の総合美容クリニックチェーンは注意が必要です。
ニキビ関連のページを多数用意していますが、医師による個人差が大きいからです。
必ずしもすべての医師がニキビ診療に詳しいわけではないので、行ってみないと得意なのか不得意なのかが分かりません。

ホームページを見て、ニキビ治療に力を入れているかどうかを必ずチェックをするようにしましょう。

 

7.ニキビの世界標準治療と保険の皮膚科治療


日本の保険診療のニキビ治療

軽症のニキビであれば、アメリカ、ヨーロッパと同等の治療ができます。
中等症から重症の場合、アメリカやヨーロッパの治療の一部しかできないのが、日本の保険診療の現状になっています。
次の項で、ヨーロッパとアメリカのガイドラインを見ていきましょう。

 

尋常性痤瘡治療ガイドライン 2016 – 公益社団法人日本皮膚科学会

 

ヨーロッパのニキビ治療

重症度の定義が異なるため、各国のガイドラインを統一で比較できません。

 

2012年ヨーロッパ、エビデンスに基づくニキビ治療ガイドライン

 

 


アメリカのニキビ治療

アメリカのガイドラインでは、軽症でベピオゲルや外用レチノイド(ディフェリンゲルなど)、外用抗菌薬(ダラシンTゲルなど)などを使用します。
中等症ではそれらの外用薬に加えて内服抗菌薬を使用することがあります。

 

2016年ニキビをマネージメントするための治療ガイドライン

 

 

8.妊娠中&授乳中のニキビ治療について

妊娠中のニキビ治療について

ベピオゲル→絶対ダメではない。
治療上有益性が危険性を上回ると判断されれば使って良い。→妊婦に使用した際のデータがないため、影響がわからないが、影響は低いと考えられている。わからない以上、安易に使わないほうがよいという製薬会社のスタンス。

ダラシンTゲル→使用しないことが望ましい。
妊婦に使用したデータがないため。

 

 


授乳中のニキビ治療について

ベピオゲル→授乳中は使わない。使うなら授乳しない

 

 

9.まとめ&おすすめ皮膚科


同じ皮膚科でもニキビ治療は、美容皮膚科や皮膚科でかなり違いがあります。
あなたにあったクリニックを見つけましょう。

 

 

 

10.皮膚科のニキビ治療をもっと知りたい方へ


10-1.ニキビの治療期間

軽いニキビであれば、治療期間は1ヶ月程度で済み、その後は維持治療(処方された薬での治療)で経過をみることが多いです。

重症ニキビであれば、治療期間は3ヶ月~半年かけて、良い状態に持ち込み、その後、維持治療が行われることが多いです。

 


 

東京大学医学部を卒業し、東大病院初期研修を修了し、大手美容皮膚科銀座院の院長として診療を行っている。
日本一美容のレベルが高い街銀座では、通常のニキビ治療ではお客様に満足してもらえず、オリジナルのニキビ治療を開発。
効果を最大限にしながら、副作用を最小限を目指すオリジナル治療を日々実践している。
ニキビ治療以外の美容医療も目の肥えた銀座のお客様に、日々、提供している。