ニキビ跡で赤みが残る3つの原因と消す方法
ニキビが治ればニキビとの戦いが終わったわけではありません。ニキビとの戦いが終わった人にはニキビ跡との戦いが始まります。コチラも非常に時間のかかる戦いです。
今回はニキビ跡の中でも『赤み』に絞って原因や対策法についてお伝えしていきたいと思います。
ニキビ跡『赤み』
ニキビがいつまでも治らないと思っていたら肌が赤く変色していた。せっかくニキビが治ったと思っていたのに、なんか赤く跡が残っている…
などなど、ようやくニキビとの戦いが終わったと思っていても、赤みとして跡が残ってしまうケースは非常に多いです。ニキビ跡とは厳密に言うと、
✔赤み
✔色素沈着
✔凹凸肌
の3つに分けることができるのですが、この中でも1番ニキビ後の後遺症として残ってしまいやすいのがこの『赤み』です。しかし赤みは跡となって残りやすい分、1番治りやすいニキビ跡でもあります。
適切なケアをしてあげれば比較的治りやすいものなので、ここでしっかり赤みについて勉強して治療していきましょう!
ニキビ跡に赤みが残ってしまったーー!というのはよく聞く話ですが、実は一口に『赤み』といっても、次のように3種類に分類することができます。
①肌の炎症による赤み
②毛細血管のうっ血による赤み
③色素沈着による赤み
①肌の炎症による赤み
まずは一番よくあるパターン『肌の炎症による赤み』です。まずは簡単にニキビのできるメカニズムを復習すると、ニキビは肌が硬くなったり、厚くなったりして毛穴が詰まると発生します。
そして出口の詰まった毛穴の中では皮脂が分泌され続けます。ここに皮脂が大好物なアクネ菌がやってきて、毒を放出し始めます。その毒に免疫機能が反応して、炎症が起きます。
つまり炎症というのはアクネ菌VS免疫機能によって引き起こされます。しかし戦いが終わりニキビが治ったとしても、炎症だけが引かないケースがあります。
そうすると炎症を原因とする赤みが肌に残ってしまいます。
しかし炎症から引き起こされる赤みは通常2ヶ月〜6ヶ月もすれば炎症がしだいに引いていき、治っていく場合がほとんどです。
②毛細血管の拡張・うっ血による赤み
2つ目は『毛細血管の拡張・うっ血による赤み』です。これも先ほどと同じようにアクネ菌VS免疫機能によって引き起こされます。
まず『毛細血管の拡張』ですが、皮膚は炎症によってダメージを受けると、ダメージを受けた部分を修復するため集中的に毛細血管が作られます。
そうして新たに作られた毛細血管が皮膚表面に映って見えると赤みがかったように見えます。
次に『毛細血管のうっ血』ですが、肌には蜘蛛の巣のように毛細血管が張り巡らされています。しかしアクネ菌と免疫機能の戦いによって血管が傷ついてしまう場合があります。
こうして傷ついた血管はそこだけ血液の流れが悪くってしまい滞ってしまいます。その滞りが皮膚から透けて見えて、皮膚が赤く変色したように見えるのです。
こちらも肌の炎症と同じく基本的には2ヶ月〜6ヶ月もすれば治っていきます。
③色素沈着による赤み
最後は『色素沈着による赤み』です。3つの中では1番やっかいで治りにくいものです。
厳密に言うと肌の炎症や毛細血管のうっ血による赤みと、色素沈着による赤みは別物なんですが、なかなか見分けることが難しいので、同じように『赤み』で分類しました。
出典:http://urx.nu/cPKj
日々肌を作り続ける肌生産工場『基底層』には『メラノサイト』というものが存在しています。メラノサイトは肌を刺激物から守る門番のような役割をしています。
例えば、紫外線を浴びたら肌には活性酸素が発生します。活性酸素とはシミやしわのもととなるお肌の敵なのですが、活性酸素から肌を守るためにメラノサイトはメラニンを作り出します。
そしてメラニンは活性酸素と戦い、活性酸素を吸収してしまいます。活性酸素を吸収したメラニンは赤黒く変色します。
紫外線→活性酸素発生→メラノサイトがメラニンを生成→メラニンが活性酸素を吸収→赤黒く変色
同じようにニキビによってアクネ菌が毛穴で増えると、活性酸素が発生します。すると活性酸素から肌を守るためにメラニンが発生し、活性酸素を吸収したメラニンは赤黒く変色してしまうのです。
アクネ菌→活性酸素発生→メラノサイトがメラニンを生成→メラニンが活性酸素を吸収→赤黒く変色
赤みを治す方法
①肌の炎症による赤み②毛細血管の拡張・うっ血による赤み③色素沈着による赤み、それぞれに治りやすさの違いはありますが、治し方は基本的にはどれも同じです。
出典:http://urx.nu/cPKj
肌の炎症も血管の拡張やうっ血、色素沈着、どれも表皮のどこかで起きています。つまりターンオーバーを促進してあげて、次々と新しい皮膚が生まれてくるようなお肌の環境づくりをしてあげれば、炎症やうっ血、色素沈着はしだいに消えていきます。
しかしターンオーバーが乱れていたり、いつまでも古い角質が残っているようなお肌だと、赤みもなかなか消えて行きません。
歳を取るとシミができてしまいますよね?あれも紫外線による色素沈着によるものなんですが、なんで歳を取るとなかなか治らないかというと、肌の生産が遅れたり、働かなくなってターンオーバーが正常に機能しなくなってしまうからなんですね。
つまり本来はターンオーバーさえしっかり機能していれば、ニキビの色素沈着であろうと、シミであろうと治るものなんです。
ターンオーバーを促進させる
ターンオーバーを促進させる方法は主に3つあります。どれも皮膚科医など専門家もすすめている方法です。
①生活習慣を整える
②ビタミンC誘導体
③ピーリング
①生活習慣を整える
まず何の面白みもない教科書的な答えですが、『生活習慣を整える』ことが第一歩です^^; 食事、睡眠、便秘、ストレスなどなど、様々な要因が複雑に絡まり合い、ターンオーバーの乱れとなって症状に現れます。
脂っこいものをバカ食いした次の日、徹夜が続いた日、学校や仕事で嫌なことが立て続けに起こった時、考えて見ればこんな時っていつも、お肌の調子はあまり良くないですよね?
これは単純にニキビという形に現れていなくても、なんとなく肌の調子が悪い、肌が乾燥するなどするはずです。これらの多くはターンオーバーの乱れによって発生します。
ただ….生活習慣を見直すっていっっちばん難しいですよね^^; 口で言うほど容易くないことは重々承知です。ただ、自分のお肌のために跡を残したくないのであればやるしかないんですよね。
ここをできる範囲内でも改めないと、次に紹介するビタミンC誘導体やピーリングを行っても、次々とニキビやニキビ跡の種を植え付けていくことになってしまうので、治ってはまたできるのイタチごっこになってしまいます。
②ビタミンC誘導体
次はニキビ跡に良いとされている色んな成分の中でも特にオススメの『ビタミンC誘導体』です。ビタミンC誘導体は色んな皮膚の専門家が必ずと言っていいほどオススメに挙げる成分でニキビのためのスーパー成分です。
ビタミンC誘導体にはターンオーバーを促進させるのはもちろんのこと、次のような効果も期待できます。
✔メラニン色素を抑制する
✔ニキビの炎症を抑える
✔過剰な皮脂を抑制する
とにかくニキビやニキビ跡に悩んでいる人にはとても効果的な成分だということです。またニキビだけはなくこんな効果もあり、お肌には本当いいことづくめです。
✔肌の土台となるコラーゲンを増やす
✔抗酸化作用によるアンチエイジング効果
✔シミ・くすみ予防
✔美白効果
とにかく迷ったらビタミンC誘導体入りの化粧水や美容液を買うようにしましょう!
③ピーリング
最後に紹介するのは『ピーリング』です。ピーリングとは酸の力を使って、肌表面の角質を柔らかくし、古い角質を取り除く効果があります。
つまりダイレクトにターンオーバーを促進して上げる方法なので、効果はとてもあらわれやすいです。
ピーリングと聞くと『肌を剥がす』というイメージがあって、怖いと思われる方もいるかもしれませんが、美容皮膚科などではニキビ跡に対する治療法でピーリングは王道で一般的な治療法です。
もちろん注意しなければいけない点もあるのですが、ピーリングは、ピーリング自体が危険な行為なのではなく、『やり方』の問題なので、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ニキビ跡の赤みには次の3種類があって
①肌の炎症による赤み
②毛細血管のうっ血による赤み
③色素沈着による赤み
赤みを治していくには『ターンオーバー』を促進してあげることが重要でしたね。そしてそのターンオーバーを促進するのには次の3つの方法があります。
①生活習慣を整える
②ビタミンC誘導体
③ピーリング
ぜひ試してみてください(^^)