煮洗いの仕方 ~白物衣類の気になる黄ばみ・黒ずみを落とす~

こんにちは~
三人の子育てママ cocoon です。

以前から気になって気になって仕方がなかったのですが…
それは子どもの幼稚園の制服の白ポロシャツの全体的な「黒ずみ汚れ」と「袖口の汚れ」…
洗濯をするときに一緒に入れるタイプの衣料用漂白剤や汚れている部分に直接スプレーするタイプの衣料用漂白剤など、いろいろ使用してみたのですが…

なかなか落とせないんですよね…

新品のようにとは言わないまでも、この全体的にくすんだ感じを何とかしたいと思い、またもやネットで検索検索…
そこで目に留まったのが「煮洗い」でした。

そこで今回は、初めての「煮洗い」体験をご紹介したいと思います。


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準備するもの


①ステンレス鍋やホーロー鍋(アルミ鍋ではないもの)
②粉石鹸
③粉末タイプの酸素系漂白剤(塩素系漂白剤ではない)
④菜箸やトングなど


「煮洗い」する前の白ポロシャツです。

袖部分を拡大しました。かなり汚い…



手順①


お鍋にお水を入れて、火にかけます。
衣類が浸かるぐらいが目安です。
次の手順で投入する洗剤の量の目安にするため、お鍋に入れるお水の量は測っておきます。

手順②


お鍋のお水が温まってきたら、「粉石鹸」を投入し溶かします。
次に「粉末タイプの酸素系漂白剤」を投入し溶かします。
火は弱火にします。
お湯は絶対に沸騰させないでください!!
グラグラの状態で洗剤を投入するとお鍋の中の洗剤入りの熱湯が泡立ち吹きこぼれる恐れがあります。

投入する洗剤の量は、「粉石鹸」は水1リットルに対し小さじ2程度、「粉末タイプの酸素系漂白剤」は水1リットルに対し小さじ1程度です。

※今回は「粉石鹸」を使用せずに「液体の洗濯用合成洗剤」を使用しました。
後記の「煮洗い」作業の注意点で詳しく書いていますが、「煮洗い」に「合成洗剤」はNGです。
失敗しちゃいました…(泣)

手順③


お鍋に「煮洗い」したい衣類を入れます。

手順④


弱火のまま10分ほど煮ます。
汚れの程度によって煮る時間を加減します。
汚れがそれほどひどくない場合や傷みやすそうな生地の場合は5分ほどにとどめ、ガンコな汚れの場合は20分ほど煮ます。

手順⑤


火を止め、お鍋の中の衣類を菜箸やトングなどで取り出します。
くれぐれも火傷にはご注意ください。

手順⑥


少し冷ましたところで、軽くお水で手洗いをします。
汚れが落ち切れていない部分はつまんでゴシゴシ洗います。
(このつまんでゴシゴシで結構汚れが落ちます。)

手順⑦


洗濯機ですすぎと脱水をします。
ここで柔軟剤などを使うと仕上がりもふんわりとなります。
そして、お洗濯物を干して完了です。
お洗濯物はお日様の下で干すと紫外線による殺菌効果も期待できるので、できるだけ天日干しします。


「煮洗い」した後に乾燥させた白ポロシャツです。

袖部分を拡大しました。少し汚れが残っているかな…



「煮洗い」作業の注意点


① 洗濯物が「煮洗い」に適している生地かどうかをよく確認すること。

「煮洗い」には、「綿」や「麻」素材の丈夫な生地が適しています。
デリケートな素材の生地やお洒落着などは「煮洗い」には向いていません。
色落ちしてしまったり、アイロンでものばせないようなしわがついてしまったりします。

また、「煮洗い」の際には、白い生地のものと濃い色の生地のものとは一緒に洗わないようにご注意ください。

今回の「煮洗い」体験でお洗濯した白ポロシャツは「綿60% ポリエステル40%」の生地でした。
柔軟剤を入れて仕上げたのですが、乾燥後、いつものお洗濯ではつかないしわが残ってしましました…
その後も何回か通常のお洗濯をしましたが、しわが残ったままです。
多少なりとも、生地を傷めてしまったようです…
なので「煮洗い」をするのは「綿100%」「麻100%」のものなど丈夫な素材の生地に限られるのかなと実感しています…
それでもこの白さを取り戻せるのであれば、洗剤の量や煮る時間などを調整して、またこの白ポロシャツで「煮洗い」に挑戦してみたいなと思います。


② 使用するお鍋の材質をよく確認すること。
なぜ「ステンレス鍋」や「ホーロー鍋」はよくて「アルミ鍋」はダメなのか…

それは、アルミ鍋の材質の「アルミニウム」が「アルカリ」に弱く、アルカリ性のもの(粉末タイプの酸素系漂白剤)に入れたまま熱を加えたり長時間そのままにしておいたりすると、お鍋が黒く変色したり、お鍋に白い粉(水酸化アルミニウム)が吹いたりすることがあるからなんです。
これが「アルミニウムの腐食」になります。
この腐食が進むとお鍋が壊れてしまったり、お鍋に穴が開いてしまったりするんです。

また、多層構造のアルミ鍋(アルマイト加工やフッ素樹脂加工など)は腐食しにくくなっているので「煮洗い」に使用することは可能です。
ただし、加工された部分に傷などがあると、その傷から腐食が起きる可能性があるので注意が必要です。


③ 使用する洗剤の成分をよく確認すること。
今回の「煮洗い」体験後に知ったことがあるのですが…
私は今回の「煮洗い」体験でしてはいけないことをしていたようなんです…
それが今回使用した洗濯洗剤に関することなんです…
「煮洗い」で使用するよう薦められていた「粉石鹸」ではなく「液体の洗濯用合成洗剤」を使用していました…
実はこのことが今回の「煮洗い」の仕上がりに大きな差を生んでいたようなんです…
「煮洗い」で洗濯洗剤を使用するのは、ただ単純に「洗濯物の汚れを落とすため」と考えていたので、わざわざ「粉石鹸」を買わなくても普段の洗濯で使用している「合成洗剤」でも大丈夫だろうと思い、「粉石鹸」ではなく「合成洗剤」を使用して今回の「煮洗い」体験をしました。

しかし「合成洗剤」の液体の成分を確認したところ…
「弱酸性」…
「酸性」のものを使用していたんです。
これが「煮洗い」の効果を十分に得られなかった大きな要因だったんです…

「煮洗い」に使用する衣料用漂白剤に関しても、「粉末」タイプの酸素系漂白剤を使用するように言われているのは、その成分に違いがあるからなんです。
「粉末」タイプの酸素系漂白剤は「アルカリ性」、「液体」タイプの酸素系漂白剤は「酸性」。

衣類についた「油汚れ」「皮脂汚れ」「タンパク質汚れ(人の垢や飲食物の食べこぼし、血液など…)」などの洗浄に必要なのは「アルカリ」です。
例えば、「酸性の合成洗剤」と「アルカリ性の酸素系漂白剤」を使用した場合、「酸性」と「アルカリ性」がお互いの力を打ち消し合い中和してしまうため、思うような洗浄力を得られない可能性があるんです。

そのことに気付かなかった私は、「弱酸性の液体の洗濯用合成洗剤」と「アルカリ性の粉末の酸素系漂白剤」を使用してしまい、「煮洗い」の効果を十分に得られなかった可能性があります…

それが原因で、白ポロシャツの袖の汚れ落ちに少しガッカリしてしまったのかもしれません…
勉強不足でした…

「煮洗い」には「アルカリ性である粉石鹸」「アルカリ性である粉末の酸素系漂白剤」を使用することが、その効果を十分に受けられるベストな組み合わせになります。


④ お鍋のお湯は絶対に沸騰させないこと。
「煮洗い」の手順②でご紹介しましたが、お鍋のお湯をグラグラと沸騰させた状態で洗剤を投入しますと…
恐ろしいことが起こります…
それはお鍋の中の洗剤入りの熱湯が泡立ち、大量に吹きこぼれます…

実体験です…

慌てて火を消しましたが、吹きこぼれは収まりませんでした…
コンロ周辺がお湯びたし…
手や足に吹きこぼれた熱湯がかからなくて、本当に良かったです…
危なかった~
くれぐれもご注意ください!!


⑤ ワッペンや名前シールなどが剥がれてしまう恐れがあること。

これも実体験なのですが…
今回の「煮洗い」体験でご紹介した「煮洗い」前後の写真でもお分かりになるかと思うのですが…
白ポロシャツの襟についていた園章の赤く丸いワッペンが剥がれてしまいました…
これは熱によるものだと思われます。
アイロン接着など熱で接着された「ワッペン」や「名前シール」などは「煮洗い」の加熱の影響を受けて、剥がれてしまう可能性があるので、注意が必要です。

今回は、布用の接着剤を使用してワッペンを貼り直し、元通りにしました。



今回初めての「煮洗い」体験でしたが、手順(使用した洗濯洗剤)に誤りがあり、「買った時のような白さ」や「袖の汚れ落ちがスッキリ」という感じにはいきませんでした…
それでも、通常のお洗濯では取り切れなかった汚れが今回の「煮洗い」で落ち、一皮むけたような白さになったのは事実です。
次回は、必ず「粉石鹸」で試してみたいと思います。
そしてその結果も、このブログで必ず報告させていただきたいと思います。
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