代表の立花が思う、今年及び今後の重要点を書き出していきます。参考に!
1 皮膚検査の中で、遅延型アレルギーを検査するものには、
「パッチテスト」「ツベルクリンン反応」
がありますが、
即時型アレルギーを検査するものには、
「プリックテスト」や「皮内テスト」
などがあります。
前回「皮内テスト」について出題されました。「即時型アレルギー=アナフィラキシー反応誘発」という簡単な問題でした。
・なお、皮内テストのアレルギー判定は「15分後!」に行う!
・一方、ツベルクリン反応の判定は「48時間後!」に行う!
2 前歯部開咬と臼歯部開咬
国家試験の口腔外科の範囲では、しばしば『開咬』についての原因を問われるものがあります。その際、「前歯部開咬」と「臼歯部開咬」とで、原因が変わってくることに注意が必要です。臼歯部開咬とは「前歯のみが接触し、臼歯部が離開している」ことです。
前歯部の開咬
➡ 「関節リウマチ」「変形性顎関節症」「下顎頭の吸収」「前歯接触型スプリント長期使用」など
臼歯部の開咬
➡ 「顎関節症の円板後方転位」「下顎前方整位型スプリント長期使用」など
せっかくなので、次の問題を解いてください。
問 臼歯部開咬の原因となるのはどれか。2つ選べ。(過去問)
A 変形性顎関節症
B リウマチ性顎関節炎
C 非復位性関節円板後方転位
D 前歯接触型スプリントの常時使用
E 下顎前方整位型スプリントの常時使用
正解は、「非復位性関節円板後方転位」と「下顎前方整位型スプリント長期使用」となります。解答:C,E
107回にはこんな問題がでました。
問 両側下顎頭の著しい吸収によって生じるのはどれか。1つ選べ。
A 前歯部開咬
B 下顎近心咬合
C 前歯部反対咬合
D 下顎空隙歯列弓
E 下顎狭窄歯列弓
解答
:A 下顎頭が後方偏位し、「前歯部の開咬」が生じます。
3 ターンオーバー
108回にて「味細胞のターンオーバーが10日」と最も短いことが出題された。
なお、その他の知識として・・・
・人の細胞は「60兆個」くらいある。
・赤血球は120日でターンオーバーする!
・骨細胞は3か月~半年でターンオーバーする!
永久細胞、安定細胞、不安定細胞
・「心筋細胞」「神経細胞」などはターンオーバーしない。
➡これ以上増殖しない=永久細胞!と呼ぶ。
・「肝細胞」「血管内皮細胞」「唾液腺」「線維芽細胞」などは刺激を受けると増殖する。
➡普段は増殖しないが、増殖能はある=安定細胞
・「血球細胞」「皮膚の細胞」「毛髪」「骨髄の細胞」などは恒常的に増殖する。
➡常に増殖する=不安定細胞
4 行動変容法
行動変容法
系統的脱感作法 | Tell Show Do法 恐怖の対象を徐々に、段階的に上げていく |
モデリング法 | モデルの行動を観察させる 3歳未満でも大丈夫! |
タイムアウト法 | その現場から引き離し静かなところへ一人で放置させ考えさせる。 |
トークンエコノミー法 | 上手く出来たら、お金の代わりのトークンを与える |
レスポンスコスト法 | 上手くできなかったら、トークンを取り下げる |
・この中で、トークンエコノミー法とタイムアウト法、レスポンスコスト法は「オペラント条件付け法」に属します。
・この中で2歳児にも行えるのものは「モデリング法」です。
なお、抑制法では「HOM法」は3歳以降であるのに対し、抑制具(レストレーナー)を用いる抑制法は「2歳児」でもOK!
5 笑気吸入について
笑気吸入も上記の「小児への対応」で用いますが、重要なポイントは、
『鎮静』と『全身麻酔』とでは、濃度が異なるという点!
・鎮静では「20~30%」と低濃度!
・全身麻酔では「50%」と半分も!
★このような違いが『不正解の選択肢』の中に今後も含まれてきます。
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